戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

758 / 1219
第572話 B.O.W.vsメガレンジャー

マリア「で、電磁戦隊…」

 

マシュ「メガ…レンジャー?」

 

突然現れた戦士たち―『電磁戦隊 メガレンジャー』に唖然とする。

 

メガレッド「ここは俺たちに任せてもらうぜ!」

 

メガブラック「行くぞ!」

 

一方的にそう言うとメガレンジャーはゾンビ軍団に向かっていく。

 

メガレッド「ドリルセイバー!!」

 

専用武器で刃の部分がドリルになっている剣―メガレッド専用マルチウエポンである『ドリルセイバー』でゾンビたちを両断する。

 

 

 

メガブラック「メガロッド!!」

 

先端が二又になっている武器―メガブラック専用のマルチウエポン『メガロッド』がゾンビたちを数体まとめて薙ぎ倒す。

 

 

 

メガブルー「メガトマホーク!!」

 

メガブルーは自身専用の斧型の武器であるマルチウエポン『メガトマホーク』を出すとブーメランのように投げてゾンビたちの首を跳ね飛ばす。

 

 

 

メガイエロー「メガスリング!!」

 

メガイエローは自身専用のパチンコ型武器であるマルチウエポン『メガスリング』で大気中のエネルギーを凝縮させた光弾を放ち、ゾンビたちの眉間を打ち抜く。

 

 

 

メガピンク「メガキャプチャー!!」

 

メガピンクは自身専用のパラボラアンテナ型武器であるマルチウエポン『メガキャプチャー』から超音波を発射してゾンビたちの体を内部から破壊した

 

破壊されたゾンビたちはドロドロに溶けるかのように崩れ去った。

 

 

 

メガシルバー「シルバーブレイザー・ガンモード!!」

 

メガシルバーは自身専用のマルチウェポンである『シルバーブレイザー』を銃型ガンモードにすると連射でゾンビたちの頭を打ち抜く。

 

メガレンジャーたちの攻撃でゾンビたちの数がドンドン減っていく。

 

ユニタング「これは不味い!ネメシス、レイチェル!奴らを殺せ!!!」

 

ゾンビたちの数を減らされて焦ったユニタングはネメシス-T型とレイチェルウーズに指示を飛ばす。

 

ネメシス-T型「スタアァァァァァァァァァァァァァァァァァアッズ!!!!!!」

 

レイチェルウーズ「ウアアァァァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!!!!」

 

ユニタングの指示を聞いてネメシス-T型とレイチェルウーズの2体はメガレンジャーに向かっていく。

 

メガレッド「怪物くらいに負けるかよ!よっ!!」

 

向かってくる2体にメガレッドはそう言うと跳躍した。

 

メガレッド「セイバースラッシュ!!!!」

 

跳躍したメガレッドは自身の右肩上からドリルセイバーを振り下ろす『セイバースラッシュ』を繰り出し、ネメシス-T型の体に大きな傷を作った。

 

ネメシス-T型「ウガオアァァァァァァァアァアアァアァァァアアアッ!!!!!」

 

斬られたネメシス-T型は再度怯んで後退する。

 

メガレッド「まだまだ!」

 

後退したネメシス-T型にメガレッドは言うとドリルセイバーと右腰のホルスターで携行している銃『メガスナイパー』を合体させた。

 

メガレッド「ドリルスナイパー!」

 

メガスナイパーとドリスセイバーが合体した強力銃『ドリルスナイパー』を向ける。

 

メガレッド「シュートッ!!!」

 

ドリルスナイパーのトリガーを引いてドリルが回転して光弾がネメシス-T型に向かっていき、その胸部に大穴を開けた。

 

ネメシス-T型「ウゴアアァアァァァァァァアアアアアァァァァァァァァァッ!!!!!!!」

 

胸部に大穴を開けられ悲鳴のような声を上げるネメシス-T型。

 

ネメシス-T型「ウオォォ…ス…スタ…スタアァァァァァァァァァァァァァァァァァアッズ!!!!」

 

胸部に大穴を開けられながらもネメシス-T型はメガレッドに襲い掛かる。

 

メガレッド「丈夫過ぎるだろ!?こうなったら!!!」

 

大穴を開けられながらも襲い掛かってくるネメシス-T型のタフさに驚きながらもメガレッドは新たな攻撃を繰り出そうとする。

 

メガレッド「ドリルスナイパーカスタム!!」

 

ドリルスナイパーの先端にダブルトップと呼ばれるユニットを装着し、強化した必殺銃『ドリルスナイパーカスタム』を向けた。

 

メガレッド「シュートッ!!!!」

 

トリガーを引くと先端が3000回転し、竜巻のような強力なビーム『ハイパーメガニックバスター』を撃ち出した。

 

ネメシス-T型「ゴアアァァァァァァァァアアアァァァアァァァァァァアアァァアッ!!!!!!」

 

ドリルスナイパーカスタムのハイパーメガニックバスターを喰らい、ネメシス-T型は上半身の右半分を失った。

 

ネメシス-T型「ウオォォ…ス…スタ…スタアァァァ…アァァァァァァァ…アァァァァァァァアッズ!!!!!」

 

上半身の右側を失いながらもなおネメシス-T型はメガレッドを襲おうと近づく。

 

メガレッド「嘘だろ!?これでも倒れないのかよ!?だったら裏技だ!!」

 

上半身の右側を失いながらも自身に襲い掛かってくるネメシス-T型に恐怖しながらメガレッドは更なる攻撃を繰り出そうとする。

 

メガレッド「バトルライザー!」

 

右腕に装着されているブレスにある3つのスイッチの内、"03"と書かれたスイッチを押して、再度ドリルスナイパーをネメシス-T型に向けた。

 

メガレッド「喰らえ!ドリルスナイパーカスタムフルパワー!!!」

 

本来は仲間たちが腕を組み上げて作ったジャンプ台を用いて、上空から放つやり方を決め手としているバトルライザーの03モードによるマルチウエポンの合体武器の威力を15倍にも強化した『ドリルスナイパーカスタムフルパワー』を放った。

 

ネメシス-T型「スタアァァァアァァァァァァァ…………………」

 

ドリルスナイパーカスタムフルパワーのビームにネメシス-T型は完全に消滅。

 

最恐のB.O.W.はここに葬られた。

 

メガレッド「よっしゃーっ!!!!!」

 

ネメシス-T型をやっと倒してメガレッドはガッツポーズする。

 

メガピンク「レッドがやったみたい!」

 

メガブラック「よし、俺たちも行くぞ!」

 

『おう!/OK!』

 

メガブラックの言葉にブルー、イエロー、ピンク、シルバーが答える。

 

メガブラック「ロッドスナイパー!」

 

メガブルー「トマホークスナイパー!」

 

メガイエロー「スリングスナイパー!」

 

メガピンク「キャプチャースナイパー!」

 

メガブラック、ブルー、イエロー、ピンクの4人はそれぞれのマルチウエポンをメガスナイパーと合体させた。

 

レイチェルウーズ「もっとぉ、あそんでぇぇぇぇえ!!!!!!」

 

合体武器を作ったメガレンジャーにレイチェルウーズは舌を伸ばして攻撃してきた。

 

シルバー「おっと、俺を忘れるうなじゃないぜ!シルバーブレイザー・ソードモード!」

 

舌を伸ばしてきたレイチェルウーズにシルバーはシルバーブレイザーをソードモードにすると伸ばしてきたしたを紙でも斬るように両断した。

 

レイチェルウーズ「い゛だぃ゛よ゛、い゛だぃ゛よ゛ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

 

効いたのかレイチェルウーズは慌てて舌をしまうが赤血が隙間から流れ出ていた。

 

シルバー「今だ!」

 

4人『シュートッ!!!!』

 

シルバーの合図で4人が一斉にトリガーを引いた。

 

最初に着弾したのはメガブルーのトマホークスナイパーの冷凍弾で、レイチェルウーズを半径2~3Mの範囲にいたゾンビごと凍らせた。

 

次に着弾したのはメガピンクのキャプチャースナイパーの振動波で、レイチェルウーズ以外の周囲の凍ったゾンビたちを一瞬で粉々にした。

 

そして最後にメガブラックとイエローのロッドとスリングスナイパーの光弾で、正確にレイチェルウーズの頭を打ち抜いた。

 

 

それでも生きているのか呻き声が穴から聞こえてくる。

 

メガブルー「ったく丈夫だな。いい加減、しつこい女は嫌われるぜ」

 

呻き声を聞いてメガブルーは言う。

 

メガブラック「そんなこと言ってないで、止め行くぞ!!」

 

メガブルーにそう言ってブラックはロッドスナイパーを分離させる。

 

メガブルーたちもそれぞれのスナイパーとマルチウエポンを分離させた。

 

全てのスナイパーとマルチウエポンが分離すると今度はマルチウエポン同士で合体させた。

 

メガブラック「マルチアッタクライフル!!!!」

 

ロッドが銃身、トマホークが銃座、スリングがグリップ、キャプチャーが銃口こ形成して誕生する合体武器『マルチアタックライフル』を構えた。

 

メガブラック「シュートッ!!!」

 

銃口を凍って動けないレイチェルウーズに向けるとメガブラックを支えるためにブルー、イエロー、ピンクが後ろに回るとトリガーを引いた。

 

放たれた光弾がレイチェルウーズに向かっていく着弾した。

 

レイチェルウーズ「アアァァァァアァァァアァアアアァァァァァァァァッ!!!!!!!」

 

マルチアタックライフルの光弾を喰らってレイチェルウーズは断末魔を上げて爆発、その体は炎により完全に燃え尽きたのだった。

 

ユニタング「ば、馬鹿な!?ア、アタシたちが創り上げた最強の兵器が負けるなんて!!」

 

ネメシス-T型とレイチェルウーズの2体を倒されたのを見てユニタングは驚愕する。

 

メガレッド「あとはお前だけだ!!」

 

ユニタングに向かってメガレンジャーは構える。

 

ユニタング「くっ、失敗して戻ったらどのみち命はない…だったらぁ!!!」

 

ヤケを起こしたのかユニタングは術を出すように印を結ぶ。

 

ユニタング「異次元忍法!次元幽閉!!」

 

印を結び終えるとユニタングは両手から小さな黒い玉を出して床に落とすと周囲の景色が一瞬で変わった。

 

メガブラック「なんだ!?」

 

奏「急に景色が!?」

 

急に景色が資料室の金庫から別の空間に変わって驚く。

 

ユニタング「ここは異次元空間。我ら超獣の祖が誕生した空間。ここを出たくばアタシを倒すんだな!!!!!」

 

そう言ってユニタングは体を黒く光らせると本来の姿へと変わった。

 

ユニタング「ギイィィィガアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

蜘蛛のようなイメージで、胴体は複数の女性の乳房が並んだような模様がついている超獣『くノ一超獣 ユニタング』が雄たけびを上げて出現したのだった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。