戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第409話 九頭竜山の決戦 騎士竜戦隊の幕

レッド「はっ!!」

 

インプス『チキチキ~……』

 

レッドのリュウソウケンの一閃がインプスを斬り倒していく。

 

タンクジョウ「リュウソウレッド!!」

 

レッド「うお!?」

 

インプスを斬り倒したレッドの真上からタンクジョウが斬りかかったがレッドはバク転して回避する。

 

タンクジョウ「2度の怨みを晴らしてくれる!!」

 

2度も倒されたことがあるタンクジョウはレッドに向かって怨みを晴らさんと向かっていく。

 

レッド「何度来たって倒してやる、ツヨソウル!!」

 

《リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!剣・ボーン!》

 

ツヨソウルをリュウソウケンの束にセットしてレバーを4回引いてガブガブアクションする。

 

《強つよそう!》

 

ツヨソウルを纏い、レッドはタンクジョウを迎え撃つ。

 

タンクジョウ「おらっ!」

 

ルークレイモアによる重たい一撃を繰り出すがレッドはリュウソウケンで受け止めた。

 

レッド「はっ、せやぁっ!!」

 

《オラオラー!!》

 

タンクジョウのルークレイモアの重い一撃を受け止めたレッドはツヨソウルで強化されたパワーで押し返した。

 

レッド「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

《オラオラー!!》

 

ルークレイモアを押し返したレッドが横一閃の一撃を繰り出す。

 

タンクジョウ「忘れたか、貴様らの技はアルカ・ノイズの力を加えた俺たちには通じ……」

 

そう言っているタンクジョウだがレッドのリュウソウケンの刃がすり抜けず、タンクジョウの体を捉え、斬りつけた。

 

タンクジョウ「ぬっ、ぐがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

レッドの横一閃をルークレイモアで受け止めようとしたタンクジョウだが受け止めきれず、ルークレイモアを破壊され、吹き飛ばされた。

 

タンクジョウ「ば、バカなぁ!?」

 

斬られたタンクジョウは驚く。

 

タンクジョウ「いったい…なぜ!?」

 

レッド「これがゴジラザウルスの力だ!」

 

タンクジョウの問いにレッドは言う。

 

正確には本来の世界で響共々、神殺しの異名を有するガウの力(キョウリュウジャーでいえばブレイブ)を宿している血を全員のリュウソウケンとモサチェンジャーに1滴ずつ、計6滴流して力を与えられているのだ。

 

タンクジョウ「ふざけやがって!!」

 

武器を破壊されたタンクジョウは目からビーム、手から衝撃波を発生させて攻撃する。

 

レッド「うおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーー!!」

 

タンクジョウの攻撃をレッドは走りながら回避する。

 

走り、回避しながらレッドはツヨソウルを抜くとメラメラソウルを装填した。

 

《強!リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!メラメラー!》

 

強リュウソウアーマーを装着してタンクジョウに向かって行く。

 

タンクジョウ「ならば!」

 

強リュウソウアーマーを装着したレッドを見てタンクジョウはビームと衝撃波攻撃を止めて腰部に手を回すと2個の黄色い玉を出して投げた。

 

投げられた玉はタンクジョウの背中に入った。

 

タンクジョウ「喰らえ!!」

 

背中に玉が入ると中央の大砲から強烈な砲撃―必殺技の『キャスリングランダー』を発射した。

 

キャスリングランダーがレッドがいる辺りに着弾、大爆発が起きた。

 

タンクジョウ「吹き飛んだか?」

 

レッド「うおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーー!!」

 

タンクジョウ「!?」

 

キャスリングランダーの爆発からレッドが抜け出て来たのを見てタンクジョウは驚き、怯んだ。

 

キャスリングランダーの爆発からレッドは抜け出て来てリュウソウケンを2回ガブガブさせ、待機音声が鳴っている途中でさらに4回ガブガブさせるとそのアクション合わせて音声が流れた。

 

《超、超、超、超!いい感じ!》

 

そう音声が流れた。

 

レッド「バーニングディーノフラッシュ!!」

 

《剣・ボボボボーン!》

 

2回目の音声と共にレッドは強リュウソウアーマー状態で放たれる『バーニングディーノスラッシュ』を繰り出した。

 

タンクジョウ「ぐおがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

バーニングディーノフラッシュを喰らい、タンクジョウは叫び声を上げる。

 

タンクジョウ「ま、まさか…3度も…負ける…とは…な………」

 

タンクジョウはそう言ってうつ伏せに倒れると爆散した。

 

 

 

サラマンデス「はっ!!」

 

ネガ電王「うおらっ!!」

 

サラマンデスとネガ電王はグリーンとブラックに光線と斬撃を繰り出した。

 

グリーン「そんな技、当たらないよ!」

 

《リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!剣・ボーン!》

 

《ハヤソウル!!》

 

グリーン「それっ!!」

 

《ビューン!!》

 

グリーンはハヤソウルを纏い、高速で移動して回避する。

 

グリーン「はっ!!」

 

ネガ電王「ぐがっ!?」

 

グリーン「よっ!!」

 

《ビューン!!》

 

高速で移動するグリーンはネガ電王を斬撃で吹き飛ばし、すぐさまあとを追う。

 

サラマンデス「今のは!?」

 

グリーンの動きに付いてこれなかったサラマンデスは驚くが目の前に来た気配を見た。

 

ブラック「貴様の相手は俺だ!」

 

サラマンデスの目の前にいたのはブラックだった。

 

ブラック「行くぞ!」

 

リュウソウケンを構えるブラック。

 

サラマンデス「面白い、この私に1対1で挑むとは命知らずだな。よかろう、後悔させてくれる!!」

 

ブラックがリュウソウケンを構えてサラマンデスはどこからか槍を出して構えた。

 

ネガ電王「ぐっ、この俺を吹き飛ばしやがって…」

 

吹き飛ばされたネガ電王は立ち上がりながら言う。

 

グリーン「だったら今からは直ぐに倒してあげるよ!」

 

ネガ電王の前にグリーンが到着して言う。

 

ネガ電王「ガキが…粋がるなよ!俺はこうみえてかつては悪の組織(仮)の首領だったんだからな!」

 

グリーン「へぇ、それは楽しみだな!!」

 

《ビューン!!》

 

ハヤソウルでグリーンは高速移動を開始する。

 

ネガ電王「は…ぐおっ!!」

 

高速移動するグリーンにネガ電王は付いていけず、連続攻撃を喰らう。

 

グリーン「これで止めだ!」

 

何度も連続攻撃をネガ電王に浴びせてグリーンはグリーンリュウソウルをリュウソウケンに装填、2回ガブガブさせ、待機音声が鳴っている途中にリュウソウケンをさらに4回ガブガブさせるとそのアクションに合わせて音声が流れた。

 

《ソレ、ソレ、ソレ、ソレ!その調子!》

 

ネガ電王「ただで、やられるか!!」

 

fullcharge!

 

グリーンのリュウソウケンの音声を聞いたネガ電王はベルト―『デンオウベルト』に『ライダーパス』をスキャンさせ、エネルギーを剣―『ネガデンガッシャー』にチャージする。

 

グリーン「ディーノスラッシュ!!」

 

《剣・ボーン!》

 

リュウソウジャー共通の必殺技―『ディーノスラッシュ』を繰り出した。

 

ネガ電王「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

同時にネガ電王は『ネガストリームスラッシュ』を繰り出した。

 

が、グリーンはネガストリームスラッシュは掠めるだけで外れてしまいネガ電王にディーノスラッシュが腹部に決まる。

 

ネガ電王「ぐが…くそっ…あ、悪の組織(仮)は…え、永遠に…不滅だぁぁぁぁ………………」

 

ネガ電王はそう叫びながら爆発した。

 

グリーン「いや、てか(仮)ってなに?」

 

ネガ電王の言葉を思い返してグリーンは言うのだった。

 

 

 

ブラック「……………」

 

サラマンデス「……………」

 

互いに睨み合い、隙を伺う。

 

すると枯れ葉が1枚、風に煽られ木から取れて地面に落ちた。

 

ブラック・サラマンデス「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

 

枯れ葉が地面に落ちると同時に動いた。

 

ブラック「はっ!!」

 

サラマンデス「せいっ!!」

 

ブラックとサラマンデスのリュウソウケンと槍がぶつかり合う。

 

サラマンデス「せやっ、でえぇぇぇぇい!!」

 

槍の下部を上に打ち上げでリュウソウケンを弾こうとするがブラックは片手で掴んで防いだ。

 

サラマンデス「なに!?」

 

槍を片手で掴まれてサラマンデスは驚く。

 

ブラック「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

驚いているサラマンデスにブラックはリュウソウケンで斬りつける。

 

サラマンデス「ぐおぉぉぉぉぉぉ……」

 

斬られたサラマンデスは槍から手を離してしまい後退する。

 

サラマンデス「なんだ、この強さは……」

 

ブラック「俺が強いんじゃない…お前が弱いんだ」

 

ブラックはそう言ってサラマンデスの槍を投げ捨てて、ブラックリュウソウルをリュウソウケンに装填、2回ガブガブさせ、待機音声が鳴っている途中にリュウソウケンをさらに4回ガブガブさせるとそのアクションに合わせて音声が流れた。

 

《ソレ、ソレ、ソレ、ソレ!その調子!》

 

ブラック「ディーノスラッシュ!!」

 

《剣・ボーン!》

 

走りながらブラックはディーノスラッシュをサラマンデスに叩き込んだ。

 

サラマンデス「ま、まさか…ゴーゴーファイブ…以外に…敗れる…とは…………!!」

 

サラマンデスはそう言って仰向けになり倒れ、爆散した。

 

 

 

ガチレウス「ふん!!」

 

ガチレウスはブルーとピンクに向けて 両肩に備えた大砲『ガチレイド砲』を発射する。

 

ブルー「カタソウル!」

 

《リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!剣・ボーン!》

 

ツヨソウルをリュウソウケンの束にセットしてレバーを4回引いてガブガブアクションする。

 

《カタソウ!》

 

《ガッチーン!!》

 

カタソウルを纏い、ガチレイド砲を弾く。

 

ガチレイド砲を弾かれながらもガチレウスは砲撃する。

 

ピンク「オモソウル!!」

 

《リュウ!ソウ!そう!そう!この感かんじ!剣・ボーン!》

 

ツヨソウルをリュウソウケンの束にセットしてレバーを4回引いてガブガブアクションする。

 

《オモソウ!》

 

《ドーン!!》

 

鎖付きの鉄球が現れてガチレウスを絡めてさらに重力が襲いかかる。

 

ガチレウス「ぐっ、この程度……」

 

オモソウルの力を無理矢理にでも剥がそうとするガチレウス。

 

ブルー「その前に倒すだけだ!行くぞアスナ!」

 

ピンク「OK、メルト!」

 

ブルーリュウソウルとピンクリュウソウルをそれぞれリュウソウケンに装填、2回ガブガブさせ、待機音声が鳴っている途中にリュウソウケンをさらに4回ガブガブさせるとそのアクションに合わせて音声が流れた。

 

《ソレ、ソレ、ソレ、ソレ!その調子!》

 

「「ディーノスラッシュ!!」」

 

《剣・ボーン!》

 

ガチレウス「ぐがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ブルーとピンクのディーノスラッシュを喰らい、ガチレウスは断末魔を上げて爆発した。

 

 

 

ゴールド「はっ!!」

 

ドルン兵『ドルン~……』

 

ゴールドのモサチェンジャーから放たれる光弾がドルン兵を撃ち抜く。

 

ゴールド「!!」

 

気配に気づいてゴールドは前転する。

 

刹那にゴールドがいた場所が爆発した。

 

ワイズルー「これ以上の邪魔はさせん!!」

 

ステッキを構えてワイズルーはゴールドに向かっていく。

 

ゴールド「ここでいいところを見せて、2人をお嫁さんにする!!」

 

各方面から苦情が来そうな発言をするゴールドはワイズルーに向かって走り出した。

 

ワイズルー「意味わからんわ!!」

 

ゴールドに発言にワイズルーはツッコミながらゴールドに向かって走る。

 

ゴールド「モサブレード!せやっ!!」

 

モササウルスの頭部の形を模している短剣、『モサブレード』を出してワイズルーを切り裂こうとする。

 

ワイズルー「ぬっ、はっ!!」

 

モサブレードの刃をワイズルーはステッキで防ぐ。

 

ゴールド「モサブレイカー!!」

 

一旦、距離を取ってゴールドはモサブレードとモサチェンジャーを合体させた『モサブレイカー』を構えた。

 

ゴールド「ファイナルサンダーショット!!」

 

ビリビリソウルをモサチェンジャー側にセットした状態で放つ必殺技―『ファイナルサンダーショット』を発射した。

 

ワイズルー「くっ、これはヤバい!!」

 

ファイナルサンダーショットを見てワイズルーは自身の真上にトランプのようなのを出して着弾寸前に回避した。

 

対象がいなくなり、ファイナルサンダーショットは何もないところに着弾、爆発した。

 

ゴールド「逃げたか…」

 

ワイズルーに逃げられたゴールドは悔しそうに呟くのだった。


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