戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第379.5話 バトラVS帰化した怪獣

エジプト・ギザの砂漠にバトラは出現していた。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

エジプト・ギザの砂漠にはエジプトが誇る三大ピラミッドがあり、バトラはすでにそれらを破壊してスフィンクスの前でエジプト軍と交戦していたが僅か30分で軍を瓦解させ、撤退している残存軍を追撃していた。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

プリズム光線Aを発射して撤退する残存軍にさらに打撃を与える。

 

容赦の無いバトラの攻撃に残存軍は蜘蛛の子散らすが如く逃げていく。

 

その時だ、逃げる残存とバトラの間の砂が吹き上がり、バトラを牽制する。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

吹き上がった砂の地面から出現したのはクワガタのような巨大な2本の顎を持った怪獣―かつて隕石と共に宇宙から飛来したがゴジラに敗れて地球怪獣として帰化したアリジゴクの怪獣『磁力怪獣 アントラー』が出現した。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

出現したアントラーにバトラは咆哮を上げる。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

バトラの咆哮にアントラーは怖じけずに向かって行く。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

プリズム光線Bを放つ。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

バトラのプリズム光線Bをアントラーは7色の光線―『磁力光線』を発射してプリズム光線Bを弾いた。

 

バトラ「!?」

 

プリズム光線Bを弾いたアントラーの磁力光線に驚く。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

プリズム光線Bを弾かれてバトラは突進する。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

突進してきたバトラにアントラーは向かって行く。

 

昆虫型の怪獣2体が砂漠でぶつかり合う。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

ぶつかり合うバトラはアントラーの腹部にプリズム光線Aを発射するがアントラーの硬い甲殻の体には効かなかった。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

バトラを大顎で挟んだアントラーはブンブン振り回して投げ飛ばした。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

投げ飛ばされながらもバトラはほとんどダメージを受けていないのかムクリと起き上がってプリズム光線A・Bを発射する。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

直ぐにアントラーは磁力光線を発射してプリズム光線A・Bを弾く。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

アントラーが磁力光線を放ち終わって直ぐにバトラは飛びかかった。

 

咄嗟に避けるアントラーだったが右側の顎をバトラの角により破壊されてしまった。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

アントラーの顎を破壊したバトラはプリズム光線Aを発射する。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

プリズム光線Aを喰らい、倒れるアントラー。

 

磁力光線で防げば良いのだが、アントラーの磁力光線は2本の大顎から発射する、片方でも折られたりすれば発射出来ないのだ。

 

アントラー「ギャアァァァァァァァァァァゴオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

だがアントラーもバトラと同等の硬い甲殻があり、それによりダメージはほぼ受けていない。

 

持久戦に持ち込み、他の怪獣たちが援軍に来るまで持ちこたえようと考えたアントラーは立ち上がった瞬間だった。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

立ち上がったアントラーにバトラは突進して角を突き刺した。

 

プリズム光線も寄せ付けないハズのアントラーの体を貫くバトラの角。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

バトラは突き刺した角からプリズム光線を直接アントラーの体内に発射した。

 

アントラー「ギャ、ギャアァァァァゴオォォォォォォォ…………」

 

体内にプリズム光線を直接体内に発射されてアントラーは断末魔のような声を上げると仰向けに倒れてしまった。

 

バトラ「ギャウオォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 

邪魔者だったアントラーを倒したバトラは雄たけびを上げると砂漠の砂を巻き上げ、地面を潜り消えていったのだった。


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