戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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番外編 マリア、happybirthday!

8月7日…いまだに暑い日々が続くこの季節、大戸島では……。

 

マリア「夏…青い空、青い海、眩しい太陽…こんな日には水着を着てのんびりしたい気分になる…だというのに!!」

 

聖剣型のアームドギアで蟹型のアルカ・ノイズを両断する。

 

マリア「なんでアルカ・ノイズが襲撃してくるのよ!!!」

 

半ばキレてマリアは叫ぶ。

 

実は8月7日はマリア自身の誕生日で、プレゼントにとみんなが休暇をくれたのだ。

 

ただ、今の時期は海水浴場などは客が多すぎるために半ば諦めていたがガウが大戸島の海辺なら誰もいないからと招待してくれたのだ。

 

が、着いて早々にアルカ・ノイズが現れて戦闘になったのだ。

 

マリア「この、空気の読めない分解雑魚共がぁ!!」

 

せっかくの休みを潰されてマリアはキャラが崩れながらアルカ・ノイズを倒していく。

 

しかしアルカ・ノイズは後からさらに現れる。

 

マリア「しつこいのよ、アナタたちはぁ!!」

 

アームドギアを収納した左腕アーマーを砲身に変形させて放つ砲撃に怒りを込めた『HORIZON†CANNON』を発射した。

 

大戸島の一角が閃光に包まれたのだった。

 

閃光が収まると出現したアルカ・ノイズを全て倒したマリアが立っていた。

 

錬金術師「流石だ、シンフォギアだが今ので貴様の力はうし……」

 

そんなマリアの後方からパヴァリア光明結社のローブを纏った錬金術師が現れて言っているが…。

 

マリア「あ?」

 

錬金術師「ひっ!?」

 

休みを台無しにされたマリアの怒りの眼光が錬金術師を襲い、恐怖させた。

 

マリア「………たな…………」

 

錬金術師「へ?」

 

マリア「よくも、私の大切な休日を邪魔してくれたなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

怒りでキャラが崩れて、髪が逆立って金髪になり、さらに全身から金色のオーラが出ている。

 

錬金術師「はひぃぃぃぃ!?」

 

スー○ーサ○ヤ○みたいに金色になるマリアに錬金術師は戦意を失ってしまい尻餅をついてしまった。

 

マリア「地獄で反省しなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」

 

か○は○○みたいな構えでHORIZON†CANNONを放つマリア。

 

錬金術師「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

マリアのHORIZON†CANNON(構えは○め○め○Ver)により錬金術師は悲鳴が響き渡ったのだった。

 

 

 

数時間後、マリアの様子を見にガウがリルを連れて大戸島にやって来た。

 

ガウ「がうがうー!」

 

リル「かうかうー!」

 

マリアを見つけて駆け寄る2人。

 

マリア「あら、2人とも、よく来たわね」

 

水着姿でパラソルの下でジュースを飲んでいたマリアは2人を歓迎した。

 

リル「かうかうーかうー!」

 

マリアと海で遊びたいのか早速、リルがマリアの手を掴んで海を指差した。

 

マリア「泳ぎたいの?いいよ、泳ぎましょ♪」

 

リルの誘いを承諾してマリアはリルと一緒に海に泳ぎに行った。

 

ガウ「………」

 

仲良く泳ぐ2人を見ながらガウはあることに気づいていた。

 

それは頭だけ砂から出した錬金術師だった。

 

ガウ「がうがうー?」

 

訳:なにがあったの?

 

錬金術師の姿を見てガウは呟くが触らぬ神に祟りなし。

 

すぐにマリアとリルに加わって海を満喫し、マリアの誕生日を祝ったのだった。




マリア「楽しかったわ、海!」

翼「そうか、それはよかった」

響「1時間後にバトラ編ですよー!」

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