切歌「張り切っていくデース!!」
マリア「それと活動報告に重大なお知らせがあるから見ときなさい」
エンドルフ「来たか、キョウリュウジャー!」
キョウリュウジャーを見て言うエンドルフ。
レッド「エンドルフ、子供相手に何してやがる!」
エンドルフ「別に。邪魔になるから先に始末しようとしただけだ…ぜ!!」
ガウを蹴り飛ばして言う。
響「ガウくん!」
蹴り飛ばされたガウに駆け寄る響。
ガウ「がうがう~!」
大丈夫と言わんばかりに鳴くガウ。
ブラック「Oh、My!子供相手に容赦無さすぎるだろ!」
エンドルフ「俺はどんなやつにも容赦しないんでな」
エンドルフが指パッチンすると地面が黒み掛かった緑色に光が出ると全身にゾウリムシのような柄を持ち、トンファーを持った怪人―デーボス軍の戦闘員『ゾーリ魔』が数十体現れた。
エンドルフ「行け!!」
ゾーリ魔『ヌルヌル~~!!』
エンドルフの指示で一斉にキョウリュウジャーに向かっていく。
レッド「よし、アミィとノッさんはあの子達を頼む!」
ブルー・ピンク「「分かった!/OK!」」
響「いえ、私たちも戦います!」
ガウ「がうがう!」
ゴールド「何を言っておられる、女子供は下がってお…」
響「でえぇぇぇぇぇぇぇぇい!!」
ゾーリ魔「ヌルヌル~!?」
ゴールドが説得しようとしている隙に響はゾーリ魔の1体を殴り飛ばした。
ガウ「がうがあぁぁぁーーーーー!!」
さらに響に続くようにガウが尻尾を振り回してゾーリ魔を数体、凪ぎ払った。
グリーン「す、凄い…」
ピンク「って言うかあの子たちキョウリュウジャーでもないのにゾーリ魔倒せてるわよ!?」
シルバー「いや…あの子たちからはブレイブに似た力を感じる」
レッド「何か分かんねーけど、戦えるんならいいや!俺たちも行くぜ!!」
響とガウに続くようにキョウリュウジャーもゾーリ魔に向かっていく。
レッド「鉄砕拳・激烈突破!!」
ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』
拳を鉄球のように振り回して打ち放つ『鉄砕拳・激烈突破』を繰り出してゾーリ魔たちを粉砕するレッド。
ブラック「そらっ!!」
ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』
ブラックは格闘戦をしながらさっき変身に使用した銃―『ガブリボルバー』を使い、ゾーリ魔たちを撃ち抜く。
ブルー「ほい!うーん、どっこいしょー!!」
ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』
ブルーは向かってくるゾーリ魔たちを受け止めて怪力で投げ飛ばす。
グリーン「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』
グリーンは鍔が恐竜の頭部を模した形状となっているのが特徴の剣―『ガブリカリバー』でゾーリ魔たちを斬り捨てる。
ピンク「はっ!ワンツー!!」
ゾーリ魔『ヌルヌル~~……』
ピンク「bye!」
ピンクは足技でゾーリ魔を蹴り倒して行く。
ゴールド「せい!」
ゴールドは自身の専用の日本刀型の武器―『ザンダーサンダー』から雷の斬撃を繰り出してゾーリ魔たちを斬り捨てる。
シルバー「トリニティーストレイザー!!」
シルバーもゴールドと同じく専用の両刃剣―『フェザーエッジ』を使い、トライアングル状の斬撃を飛ばし、自らの翼で飛行して一閃を斬りつける―『トリニティストレイザー』を繰り出してゾーリ魔たちを斬り倒した。
エンドルフ「やっぱりゾーリ魔たちじゃ話しになんねーか…カンブリ魔」
カンブリ魔「「とりゃあっ!!」」
三葉虫などの古代生物が合成されたような姿をした怪人―ゾーリ魔の100倍強い……っと自称している『守護騎士 カンブリ魔』が2体現れた。
エンドルフ「あのガキ2匹を殺れ」
カンブリ魔A「分かりましたヌル!」
カンブリ魔B「お任せくださいヌル!」
カンブリ魔2体は専用武器の『鬼カン棒』を振り回して響とガウに向かっていく。
カンブリ魔A「ヌル!」
カンブリ魔Aは響に鬼カン棒で殴りかかった。
だが響は鬼カン棒を拳で砕いた。
カンブリ魔A「なに!?」
砕かれた武器にカンブリ魔Aは驚く。
響「でやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アームドギアのエネルギーを拳に乗せパイルバンカーの要領でカンブリ魔Aに叩き込んだ。
カンブリ魔A「ば、バカな…この…カンブリ魔が…ヌル~……」
アームドギアのエネルギーを叩き込まれたカンブリ魔Aは断末魔を上げて爆散した。
カンブリ魔B「ヌル!!」
鬼カン棒をガウに叩き付けようとするカンブリ魔B。
ガウ「がう!!」
ガウは跳躍してかわすと尻尾をカンブリ魔Bの首に巻き付けた。
ガウ「がうがあぁーーーーー!!」
空中で1回転して尻尾を回してカンブリ魔Bの首をへし折った。
カンブリ魔B「ヌルヌル~……」
首をへし折られてカンブリ魔Bも倒れて爆散した。
レッド「うお~!あの二人、スゲー強えーじゃん!」
ブラック「女の子の方は歌いながら戦ってるじゃねーか」
シルバー(うむ…あの二人…特にあの少年から感じられるブレイブに似た感じ…それにあの背鰭と尻尾…どこかで…)
ガウを見てシルバーはそう思っていた。
ゾーリ魔『ヌルヌル~!!』
残ったゾーリ魔たちが集まっていき巨大になっていく。
巨大ゾーリ魔「「ギャアオォォォォォォォォォォォ!!」」
1つになって巨大化してワニのような姿となゾーリ魔―『巨大ゾーリ魔』が2体現れた。
レッド「よし、キョウリュウジンで行くぜ!」
レッドがそう言った時だった。
ガウ「がうぅーーーーーーーーーー!!」
ガウが遠吠えを上げ、体を光らせて巨大化していく。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」
巨大化してゴジラになったガウは雄叫びを上げる。
グリーン「こ、子供が恐竜に!?」
シルバー「あれは…ゴジラザウルス!?」
レッド「知ってるのか、トリン?」
シルバー「あぁ。だが話しは後だ、ガブティラたちを呼ぶぞ!」
レッド、ブルー、ピンクの3人はバックルから変身の時に使った乾電池―『獣電池』を出した。
「「「ブレイブ・イン!!」」」
獣電池にブレイブを籠めてスイッチを押すと中の絵柄が回転してレッドたちはどこかへ投げた。
投げられた獣電池は巨大化してそれぞれの恐竜―『獣電竜』たちのいる場所に行き、中に入った。
ガブティラ「ギャアァァァァオォォォォォン!!」
ステゴッチ「ガアァァァァァオォォォォォン!!」
ドリケラ「グアァァァァァオォォォォン!!」
赤いティラノサウスル―『ガブティラ』、青いステゴサウルス―『ステゴッチ』、ピンクのトリケラトプス―『ドリケラ』の3体が現れた。
響「うわっ、恐竜があんなに!?」
ガブティラたちに驚く響。
ガブティラ「ギャアァァァァァオォォォォン!!」
レッド「え!?」
ガブティラはレッドを見るなり何かを言うとレッドは驚く。
ピンク「キング、ガブティラは何て?」
レッド「いや、合体しないでこのままやりたいって…」
ブラック「なに?どういうことだ?」
シルバー(やはりガブティラたちも覚えていたのか…)
混乱するレッドたちに対して確信を持っているように思うシルバーだった。
カオス「アレはまさかゴジラザウルス!?」
ゴジラの姿を見てカオスは驚く。
ラッキューロ「知ってるんすか、カオス様?」
カオス「奴はかつてトリンと獣電竜たちに協力し、デーボス様を苦戦させた恐竜だ」
アイガロン「えぇ!?」
ドゴルド「獣電竜でもない恐竜でデーボス様を苦戦させていた!?」
キャンデリラ「うっそ~!?」
カオスの台詞を聞いて驚く3戦騎たち。
カオス「これはまずい…エンドルフ、一旦戻れ!」
エンドルフ『何でだ?』
カオス「良いから戻るのだ!!」
巨大ゾーリ魔2体をガブティラたちと共に圧倒するゴジラの姿にカオスは怪訝してエンドルフに言うのだった。
エンドルフ「はいはい、分かりましたよ。じゃあなキョウリュウジャー」
そう言ってエンドルフは消えてしまった。
レッド「あ、なんだったんだ?エンドルフのやつ…」
少し疑問に思いながら呟くレッドだった。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」
放射火炎を巨大ゾーリ魔の1体に叩き込むゴジラ。
巨大ゾーリ魔A「ギャアオォォォォォォォォォォォ……」
ゴジラの放射火炎を受けて巨大ゾーリ魔Aは爆散した。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」
休む間もなくゴジラは尻尾を振り回して巨大ゾーリ魔Bを攻撃した。
ガブティラ「ギャアァァァァァオォォォォン!!」
そこへガブティラの噛み付き攻撃が加えられた。
ステゴッチ「ガアァァァァァオォォォォォン!!」
さらにステゴッチが空中回転して斬撃を飛ばして攻撃を加える。
ドリケラ「グアァァァァァオォォォォン!!」
そしてドリケラの尻尾のドリルが巨大ゾーリ魔Bを貫いた。
巨大ゾーリ魔B「ギャアオォォォォォォォォォォォ……」
体を貫かれた巨大ゾーリ魔Bは仰向けに倒れながら爆散した。
ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァ!!」
ガブティラ「ギャアァァァァァオォォォォン!!」
巨大ゾーリ魔2体を倒してゴジラとガブティラは共に勝利の雄叫びを上げた。
響「やったね、ガウくーん!」
ゴジラに手を振る響。
するとシルバーが近付いてきた。
シルバー「君、すまないが私たちと来てくれないか?聞きたいことがあるのだが」
響「あ、それなら私たちもあります」
シルバーに言われて響も言うのだった。
弦十郎「次回をブレイブにお楽しみに!」