戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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戦兎「みんな!1年間、応援ありがとう!」

響「あの、ここ仮面ライダー出ませんよ?」

戦兎「細かいことは気にしない。それじゃあ実験の延長を始めようか!」


第252話 救援

ライモンのファング衝撃波が弦十郎に迫る。

 

弦十郎「くっ!」

 

回避しようとする弦十郎だったが自身の後ろに藤尭と友里がいる。

 

今、自分が回避すればファング衝撃波が2人に襲い掛かってしまう。

 

大ダメージ受けるのを覚悟で弦十郎はガードに入ったその時だ。

 

?「おりゃあぁぁぁぁっ!!」

 

ファング衝撃波と弦十郎の間に誰かが割って入り、ファング衝撃波を長い何かで四散させた。

 

?「大丈夫か、旦那」

 

弦十郎「その声は!?」

 

ファング衝撃波を四散させた人物の声を聞いて弦十郎は驚いて人物を見た。

 

ファング衝撃波を四散させた人物…それはギアを纏った奏であった。

 

奏「並行世界からわざわざ来たのに誰も迎えに来なかったから様子を見に来たら大ピンチだもんな。正直驚いたよ」

 

アームドギアである槍を構えて奏―『翼が死に、奏が生きている世界』の奏は言う。

 

?「私もいますよ!!」

 

奏が言っていると今度は白銀のギアを纏った少女が新たに現れて短刀型のアームドギアを放った。

 

ブドー「せいやっ!!」

 

投げられた短刀型のアームドギアをブドーが愛刀である『妖刀 ギラザメ』で弾き返した。

 

雷蔵「新手か!」

 

ブドーが弾いた短刀型のアームドギアを見て雷蔵は構える。

 

弾き返された短刀型のアームドギアをキャッチしたのは『セレナとナスターシャ教授が生きている世界』のセレナだった。

 

ライモン「シンフォギアだと!?バカな!シンフォギアはあの小娘が全員ドラゴンにしたハズだろ!?」

 

?「その話、詳しく聞かせてもらえるかしら?」

 

ライモン「!?」

 

口走ったライモンの後頭部アームドギアに似た銃を向ける人物―元パヴァリア光明結社の幹部で、ファウストローブを纏ったサンジェルマンがいた。

 

いや、サンジェルマンだけではない。

 

彼女の後ろには同じく元パヴァリア光明結社の幹部で、ファウストローブを纏っているカリオストロとプレラーティがいた。

 

弦十郎「お前たちは!?」

 

奏やセレナだけでなく現れたカリオストロたちを見て驚く。

 

ライモン「ちぃ、パヴァリアの幹部どもか!」

 

カリオストロ「あら?今はあーしたちパヴァリア光明結社じゃないわよ」

 

プレラーティ「あんな連中と同等に扱われるのはこの上ない侮辱なワケダ」

 

ライモン「けっ、そうだった…な!!」

 

「「「!?」」」

 

ライモンは背中からもう一対の腕―『獅子の四肢』を出してそこからファング衝撃波を放った。

 

サンジェルマン「ちっ!」

 

カリオストロ「おっと!」

 

プレラーティ「くっ!」

 

獅子の四肢には驚いていたがサンジェルマンたちは魔方陣を展開してバリアとしてファング衝撃波を防ぐ。

 

ライモン「一旦外へ出るぞ!」

 

ブドーと雷蔵に言ってライモンはファング衝撃波を屋根に向かって乱発して破壊すると跳躍して外へ逃げる。

 

ブドーと雷蔵もそれに続き外へ逃げる。

 

奏「逃がすか!」

 

セレナ「あ、待ってください!奏さん!」

 

逃げるライモンたちを追って屋根から外へ出る奏と奏を追って屋根から外へ出るセレナ。

 

サンジェルマン「私たちも行くわよ!」

 

外へ出た5人を見てサンジェルマンはカリオストロとプレラーティに言って追いかける。

 

カリオストロとプレラーティもその後を追うのだった。




エボルト「さて、次回は俺様が出るからよく見とけよ?」

作者「んな予定無いわ!」

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