戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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未来「今日も頑張るよ」

調「それではどうぞ」


第227話 開始・妨害

仮面ライダーたちとシンフォギアが協力することになってS.O.N.G.の潜水艦ミサイル発射口に設置されたミサイルの中に響たちはいた。

 

弦十郎『全員、準備はいいか?』

 

マリア「私たちは準備OKよ」

 

高宮「こっちもです」

 

通信しで聞いてきた弦十郎にマリアと高宮が代表して答える。

 

弦十郎『よし、これよりワルプルギスゴーストの住まう居城に突入する有人ミサイルを発射する!』

 

弦十郎たちの作戦はこうであった。

 

エルフナインの調査により穴の中にある城の周りには障壁のようなものはなく、ただ次元の宙を浮いている状態であることが分かった。

 

しかし中は磁気嵐に似た危険な状態であることも分かった。

 

そこで磁気嵐に対抗するためにバリアコーティングした有人ミサイルを打ち上げ、直接城へ突入することになったのだ。

 

有人ミサイルは計3つ。

 

翼・マリア・G4・オーガのガウとリルを救出するチーム。

 

響・未来・アークのワルプルギスゴーストの討伐チーム。

 

切歌・調・クリス・エターナル・コーカサスの救出と討伐チームの殿チームである。

 

藤尭『カウント入ります!3…2…1…発射!!』

 

藤尭の合図と同時にミサイルが打ち上がる。

 

 

 

友里「ミサイル全て打ち上がりに成功!!」

 

藤尭「予定進路に全ミサイル向かっていきます!!」

 

弦十郎「よし。なんとか成功したか」

 

打ち上がったミサイルを映像越しに見て弦十郎は呟く。

 

藤尭「ん?ミサイルに接近する反応を検知!数2!!」

 

弦十郎「なんだと!?」

 

 

 

打ち上がったミサイルに向かう2つの影が穴から飛来した。

 

?「ギャラララララララララララララララララララララ!!」

 

?「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

2つの影は3つのミサイルの内、1つに集中攻撃を加えた。

 

クリス「うおっ!?」

 

加太「なんだ!?」

 

拓真「敵襲か!?」

 

集中攻撃を加えられたのはクリスたちの乗る殿チームであった。

 

集中攻撃を加えられたミサイルは火花を散らしながら墜落した。

 

切歌「お、落ちてるデスよ!?」

 

調「攻撃されて墜落してる!?」

 

ミサイルが墜落しているのを感じて言う。

 

加太「脱出だ!」

 

ハッチを開けて外へ出るクリスたち。

 

クリス「Killter Ichaival tron…」

 

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

 

調「Various shul shagana tron…」

 

外へ出たのと同時にクリス、切歌、調たちはギアの起動詠唱を唄いギアを纏う。

 

加太「来い、カブティックゼクター!!」

 

加太はそう呼ぶとコーカサスオオカブトムシ型のアイテム―カブティックゼクターが現れた。

 

現れたカブティックゼクターは加太の右手首に装着されている腕輪にくっ付くと自動で捻られた。

 

加太「変身ッ!!」

 

HENSIN!

 

CHANGE BEETLE!!

 

カブティックゼクターが捻られると加太は仮面ライダーコーカサスになった。

 

拓真「面倒くせぇな」

 

拓真は懐から白色でEと書かれたUSBに似たアイテム―『エターナルメモリ』とアルファベットのLに似たアイテム―『ロストドライバー』を出した。

 

ETERNAL!

 

出したロストドライバーを腰に装着してエターナルメモリを起動させた。

 

拓真「変身!」

 

ETERNAL!

 

起動させたエターナルメモリロストドライバーを装填させて展開させ、仮面ライダーエターナルになった。

 

それぞれがそれぞれの力を発動させると着地した。

 

全員が脱出して発動させて着地するとミサイルは爆発した。

 

クリス「いったい何だったんだ?」

 

爆発したミサイルを見て呟いていると2つの影がクリスたちの前に着地した。

 

コーカサス「どうやら奴らが犯人みたいだな」

 

着地しち2つの影を見て言う。

 

カッシスワーム「ギャラララララララララララララララララララララ!!」

 

片方はカブトガニに酷似して、左腕が刀、右腕が盾を着けたワーム―『カッシスワーム』。

 

テラー・ドーパント「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

もう片方は頭に巨大なクラウンを持ち、クラウンからはマントが付いているドーパント―『テラー・ドーパント』だった。

 

切歌「デデデ!?」

 

調「何、あの怪物たちは!?」

 

現れたカッシスワームとテラー・ドーパントを見て驚く。

 

エターナル「カッシスワームに、テラー・ドーパント…一筋縄じゃ行かない連中だな。面倒くせぇ」

 

クリス「強いのか?」

 

コーカサス「強いのなんのってどっちも幹部クラス…いや、ボスクラスだよ」

 

クリス「マジかよ…」

 

カッシスワームとテラー・ドーパントの2体の強さを聞いてクリスは恐怖を抱いた。

 

コーカサス「ともかくワルプルギスゴーストたちのことは他のチームに任せて、殺るぞ!!」

 

突入チーム2つに任せてクリスたちはカッシスワームとテラー・ドーパントに構えるのだった。




響「次回をお楽しみに~!」

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