響「では見てください!」
カルマツイフォンとの戦いから数日後、マリアたちとセレナたちの別れの刻が来ていた。
何故数日後になったかと言うがカルマツイフォンとの戦いの後、直ぐにマリアとガウ、セレナが過労で倒れてしまったのだ。
更に気が付いた時、弦十郎の粋な計らいでマリアとセレナの2人の過ごせる時間を作ったのだ。
響(IF)「これが…並行世界に続くゲート…」
並行世界に続くゲートを見て響(IF)は言う。
切歌(IF)「シンフォギアでしか通れないって言うから私たちも行ってみたいデス!」
切歌「おぉ!それはきっと楽しそうデス!」
調「ダメだよ切ちゃん」
調(IF)「うん。下手したら2度とこっちの世界に帰って来れなくなるよ」
切歌・切歌(IF)「「それは困るデス!!」」
並行世界へ行きたがる切歌(IF)と招く切歌に調と調(IF)は言う。
未来「同じ響でもちょっと違うんだね」
響・響(IF)「「ふえ?どこが?」」
未来「秘密だよ。ね、ガウくん」
ガウ「がう~」
響と響(IF)を見て未来は言ってガウは頷く。
翼「ふむ。なかなかやるな」
翼(IF)「あぁ、そちらもな」
クリス「いや…アンタら同じ先輩だろ?」
クリス(IF)「だよな…」
翼と翼(IF)による絵大会の見ながらクリスとクリス(IF)はツッコミを入れる。
セレナ「もう…お別れだね…」
マリア「そうね…」
セレナ「あの…マリア姉さん…これ」
少しモジモジしながらセレナはマリアに小さな袋を手渡した。
マリア「これは?」
セレナ「開けて見て」
セレナに言われてマリアは袋を開けて中身を出した。
袋から出てきたのは十字架のネックレスだった。
セレナ「こっちのマリア姉さんのために私が作ったの…」
マリア「良いの?私は…」
セレナ「確かに今、私の目の前にいるマリア姉さんはこっちのマリア姉さんじゃない…でも一緒に戦って分かったの。どんなに世界が違ってもマリア姉さんはマリア姉さん、優しくて私の大好きな人」
微笑みながらセレナはマリアに言う。
マリア「そう…でも…これは受け取れないわ」
優しく言うとマリアはネックレスをセレナに返した。
マリア「そのネックレスは貴女がこの世界の私のために作ったものならそれを大切にして。それに人生は長いわ。何があるか分からないものよ」
ネックレスを返されて暗い顔になるセレナにマリアはそう言った。
響「マリアさーん!そろそろ行きますよー!」
ガウ「がうー!」
マリア「えぇ!今から行くわ!じゃあね、セレナ」
セレナ「うん…マリア姉さんも元気でね」
最後にマリアとセレナは互いを優しく抱き締めあった。
そしてマリアはギアを纏い元の世界へ帰って行った。
マリアたちが帰ったあとセレナたちは発令室に戻ってきていた。
弦十郎「丁度良かった、セレナくん。君に会いたいと言う人がいるんだが…」
発令室に入るなり弦十郎はセレナに言う。
セレナ「私に会いたい人が?誰ですか?」
弦十郎「それは会ってみれば分かる。今、応接室で待っているハズだ」
セレナの問いに弦十郎はそう言う。
弦十郎の言葉にセレナは戸惑いながらも発令室を出て応接室へ向かっていく。
セレナ「え?」
応接室に入るとセレナは驚いた。
そこにはボロボロのマントを羽織ってボサボサのピンクの髪をして、セレナと同じ瞳をした女性―死んだと思っていたこの世界のマリアだった。
マリア「せ…セレナ…セレナ!」
セレナ「ま…マリア…姉さん…マリア姉さん!」
互いに涙を流しながら互いに抱き合い再開を確かめていた。
セレナ「何でマリア姉さんが…あの時…ミサイルで…」
マリア「えぇ。私もミサイルで死んだと思ったけど奇跡的に隣の村まで飛ばされていたの…でも怪我が酷い上にリハビリに時間も掛かったから…ごめんなさい…直ぐに来れなくて」
セレナ「ううん!マリア姉さんが生きてくれて…それに私に会いに来てくれたから…私…嬉しいの!」
マリア「セレナ…えぇ、私も貴女に会えて嬉しいわ!」
セレナ(人生は長い…何があるか分からないもの…本当にそうだね…ありがとう…別世界のマリア姉さん…)
別世界のマリアにそう思うセレナだった。
予告編(本編の)
宇宙から最強の怪獣、襲来!!
キングギドラ「リュオォォォォォォォォォォォォン!!」
ヒオ「あれはキングギドラ。1億3000万年前に地球へ飛来し、モスラが倒した宇宙怪獣です!」
響「キングギドラ…」
ヒオ「1億3000万年前は恐竜だった…今はまさか!?」
友里「装者たちの反応が子供たちと消失!!」
弦十郎「なんだとぉ!?」
キングギドラの前に響たち装者は囚われてしまう。
ヒオ「キングギドラを倒すには1つだけ方法があります。私とゴジラが過去へ向かうのです」
囚われた響たちを救うためにゴジラはヒオと共に1億3000万年前の地球へ!!
地球の…子供たちの運命を掛けた戦いにゴジラは勝てるのか!?
ゴジラVSキングギドラ
~キングギドラ襲来!!~