戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

171 / 1219
セレナ「さて、今日でもう1頭のゴジラのことがわかります!」

マリア「まぁ、大体の人が正体に気づいてる……の?」

セレナ「さぁ?気づいてないならそれで大丈夫かと」

マリア「そうね。じゃあ、セレナ編を…」

セレナ「どうぞ!」


第138話 もう1頭のゴジラの正体

クリス「持ってけダブルだ!!」

 

ゴジラに向かって大型ミサイル2機を展開し発射する『MEGA DETH FUGA』を繰り出すクリス。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

向かって来るMEGA DETH FUGAにゴジラは放射火炎を放って破壊しつつクリスを攻撃する。

 

セレナ「クリスさん!!」

 

そこへセレナが割って入りバリアを張って放射火炎を防ぐ。

 

セレナ「うっ…」

 

放射火炎を防いで膝を着いた。

 

クリス「大丈夫か!?」

 

セレナ「はい…でも…もう一発射たれたら防げるかどうか…」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

セレナの予測通り、ゴジラは2発目を放とうとしていた。

 

マリア「セレナ!!」

 

ギアを纏ったマリアが現れてバリアを張って放射火炎を防ぐ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

2度も放射火炎を防がれてゴジラは怒りだす。

 

翼「雪音!セレナ!」

 

響「2人とも無事!?」

 

クリス「先輩、響!」

 

翼と響がマリアに続くように来た。

 

セレナ「マリア姉さん…」

 

マリア「大丈夫、セレナ?」

 

セレナ「あ、ありがとうございます…」

 

マリア「そんな他人行儀じゃなくてもいいわ。住む世界が違ってもセレナはセレナなんだから」

 

セレナ「マリア姉さん…」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

マリアとセレナが話しているとゴジラが3発目を放とうとしていた。

 

マリア「ガウ!!」

 

ガウ「がう!」

 

マリアの背中に引っ付いていたガウがマリアからの合図を聞いて降りた。

 

ガウ「がうぅぅぅーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げてゴジラに変身した。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

現れたガウの変身したゴジラにもう1頭のゴジラは3発目を放たずにガウの変身したゴジラに向いた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

互いを互いに威嚇する咆哮を上げる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

同時に放射火炎を発射する。

 

2体のゴジラが放った放射火炎は互いに互いを相殺する。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

放射火炎が相殺されてガウが変身したゴジラは尻尾を振り回してもう1頭のゴジラの顔面を殴った。

 

殴られたゴジラは倒れる。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

倒れたゴジラにガウが変身したゴジラが放射火炎を叩き込んだ。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァオォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

放射火炎を喰らってもう1頭のゴジラは爆煙に包まれた。

 

マリア「やった?」

 

ゴジラ「グルルルル……」

 

爆煙に包まれたゴジラを見て警戒する。

 

その時だった。

 

爆煙を突き破って薄紫色の玉が飛んできた。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

飛んできた薄紫色の玉はゴジラに当たると爆発しダメージを与える。

 

さらに爆発して飛び散った破片から大量のノイズが姿を現した。

 

セレナ「ノイズ!?」

 

クリス「どうなってやがるんだ!?」

 

姿を現したノイズに驚く。

 

マリア「こうなったら…イグナイトで…!?」

 

イグナイトを発動しようとしたマリアだが爆煙から感じる気配に気づいた。

 

調・切歌「「きゎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

5人の後ろから調と切歌が吹き飛ばされてきた。

 

響「調ちゃん、切歌ちゃん!」

 

吹き飛ばされてきた調と切歌に駆け寄る響。

 

調「うぅ…あのノイズ…普通と違う…」

 

切歌「こっちが攻撃しても直ぐに再生しちゃうデス…」

 

調と切歌が飛んできた方とゴジラの前に蛸に似た姿に似たのと巨大なブドウの房に手足が生えたような黒いノイズがいた。

 

マリア「か…カルマノイズ!?」

 

現れた2体のカルマノイズに驚く。

 

ゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

巨大ブドウの房型のカルマノイズの攻撃を喰らっていたゴジラは咆哮を上げて威嚇する。

 

マリア(まずい…私とガウだけなら何とかなるけど…この世界の翼たちじゃ多分勝てない…どうしたら…)

 

どうするか考えていると2体のカルマノイズは姿を消し、同時に現れていた大量のノイズたちも姿を消した。

 

セレナ「消えた?」

 

翼「どうなってるんだ?」

 

ノイズと共に消えたカルマノイズに混乱する翼たち。

 

マリア(カルマノイズだけじゃく普通のノイズまでなぜ?でも何とか…なったわ…)

 

マリアも少し混乱していたが生き残ったことに安堵していた。




切歌「わ、私たち…」

調「全然活躍してない…」

切歌「どうなってるデスか!?」

調「次回こそは活躍したい」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。