戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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特別篇 9月13日は響の日&全員集合!!

未来「響、お誕生日…」

 

「「「「「「「「「「「おめでとう!/ございます!/デース!/がうがう~!」」」」」」」」」」」

 

クラッカーの音ともにみんなで祝いの言葉を言う。

 

響「未来、師匠、みんな…ありがとう!」

 

未来「良かったね、夏休みの課題が誕生日前には終わらせられて」

 

響「あははは…なんとかね」

 

弦十郎「だが次からはちゃんと計画的にするんだぞ?」

 

響「は、はい…」

 

弦十郎に言われてしょげる響。

 

クリス「そー言えば今回は作者がなんかサプライズを用意してるって聞いたけど…なんなんだ?」

 

クリスがそう聞いた時だった。

 

ダイゴ「よう、響!祝いに来たぜ!」

 

響「だ、ダイゴさん!?」

 

いきなり現れた青年―かつて響たちがギャラルホルンで向かった世界を守る強き竜の者たち『獣電戦隊 キョウリュウジャー』の一人である『牙の勇者 キョウリュウレッド』にして『キング』と呼ばれている『桐生 ダイゴ』の登場に驚く。

 

?「俺たちもいるぜ」

 

声の方を見るとダイゴ以外にも8人の人物と鳥人間がいた。

 

響「イアンさんに、ノッさんさん、ソウジさん、アミィさん、空蝉丸さん、ラミレスさん、鉄砕さん、弥生さん、トリンさんも!?」

 

ダイゴと同じくキョウリュウジャーのメンバー『弾丸の勇者 キョウリュウブラック』こと『イアン・ヨークランド』、『鎧の勇者 キョウリュウブルー』で『ノッさん』と呼ばれている『有働 ノブハル』、『斬撃の勇者 キョウリュウグリーン』こと『立風館 ソウジ』、『角の勇者 キョウリュウピンク』こと『アミィ・結月』、『雷鳴の勇者 キョウリュウゴールド』で『ウッチー』と呼ばれている『空蝉丸』、『鋼の勇者 キョウリュウシアン』でかつてのキョウリュウジャーこと『スピリットレンジャー』の一人『ラミレス』、ラミレスと同じくスピリットレンジャーの一人にして『激突の勇者 キョウリュウグレー』こと『鉄砕』、『海の勇者 キョウリュウバイオレット』こと『弥生・ウルシェード』、そして獣電戦隊の創設者にして『閃光の勇者 キョウリュウシルバー』こと『トリン』がいることにさらに驚く。

 

ノッさん「なに、ノッさんさんって!?」

 

クリス「なんでアンタらがここにいるんだよ!?」

 

翼「ギャラルホルンのアラートはなっていないハズだが…」

 

ダイゴ「あー、それはな何か神とかいう人が俺たちの世界に来てな」

 

アミィ「今日は響ちゃんの誕生日だからみんなで祝ってほしいって言われて気がついたらここにいたの」

 

響「へ?みんな?」

 

イアン「あぁ。みんなでな」

 

?「ギャアアァァァァオォォォォン!!」

 

マリア「なに!?」

 

いきなり聞こえた獣の声に驚く。

 

クリス「ま、まさか…」

 

何かを察したのか響、クリス、翼、ガウの4人は外に向かった。

 

 

 

外に出るとそこには赤いティラノサウルス、黒いパラサウロロフス、青いステゴサウルス、緑色のヴェロキラプトル、ピンクのトリケラトプス、金色のプテラノドン、水色のアンキロサウルス、灰色のパキケラファサウルス、紫色のプレシオサウルス、銀色のブラキオサウルス、そして紺色のスピノサウルスの計11体の恐竜たちがいた。

 

ガウ「がうがう~♪」

 

恐竜たちを見て嬉しそうにガウは駆け寄るが響たちはやっぱりみたいな表情をしていた。

 

切歌「デデデ!?恐竜がいっぱいいるデース!!」

 

調「生きてる恐竜…初めて見た…」

 

藤尭「どこから湧いて出たんだ!?」

 

あとから来たマリアたちは恐竜たちを見て驚く。

 

ダイゴ「大丈夫だ。コイツらは俺たちの仲間だ」

 

藤尭「仲間って…恐竜が!?」

 

ソウジ「はい。みんな俺たちと一緒に戦ってくれているんだ」

 

ノブハル「そうそう」

 

そう話すダイゴたち。

 

この恐竜たちはダイゴたちキョウリュウジャーのパートナーにしてかつてのデーボス軍との戦いに志願し、賢神トリンにより機械の体を与えられブレイブに進化した恐竜で『獣電竜』呼ばれており、赤いティラノサウルスはダイゴのパートナー『ガブティラ』、黒いパラサウロロフスはイアンのパートナー『パラサガン』、青いステゴサウルスはノブハルのパートナー『ステゴッチ』、緑色のヴェロキラプトルはソウジのパートナー『ザクトル』、ピンクのトリケラトプスはアミィのパートナー『ドリケラ』、金色のプテラノドンは空蝉丸のパートナー『プテラゴードン』、水色のアンキロサウルスはラミレスのパートナー『アンキドン』、灰色のパキケラファサウルスは鉄砕のパートナー『ブンパッキ』、紫色のプレシオサウルスは弥生のパートナー『プレズオン』、銀色のブラキオサウルスはトリンのパートナー『ブラギガス』、そして紺色のスピノサウルスはパートナーはまだいないが一番最初の獣電竜『トバスピノ』だ。

 

エルフナイン「機械の体を得た恐竜たち…ですか」

 

ラミレス「その通りデース。今回は響さんのお祝いのために連れてきました~」

 

鉄砕「我々の世界を共に危機から救ってくれた友人を祝わないのは失礼だからな」

 

響「そんな、私たちは当然のことをしただけですから」

 

空蝉丸「そうご謙遜なさらないでくだされ。響殿たちの祈り歌がなければ我々はあの怪獣に勝てなかったでごさる」

 

弥生「そうですよ」

 

そう言う面々。

 

ダイゴ「そーいやぁ…あの神とかいう奴が他にもまだ面子が来るって言ってたな」

 

クリス「まだ来るのかよ!?」

 

ダイゴの一言に驚いているときだった。

 

?「それってアタシのことじゃねーか?」

 

声の方を見るとそこには羽のような形をした赤い髪をした少女がいた。

 

翼「か…かな…かなぶぇ!?」

 

ガウ「がうがう~!!」

 

少女の姿を見て翼は駆け寄って抱き着こうとしたとき、ガウが翼を地面に顔面から叩きつけて少女に抱き着いた。

 

ガウ「がう、がうがう~♪」

 

嬉しそうに尻尾を振るガウ。

 

?「お前…あの時の!へえ~、この世界にもいたんだな(・・・・・・・・・・・)

 

ガウを見て少女はそう言いながら頭を撫でた。

 

響「な、なんで奏さんがここに!?」

 

かつて響の纏うガングニールの前適合者でツヴァイウィングの片割れ『天羽 奏』がいることに驚く。

 

奏は3年前のツヴァイウィングのライブ中に現れたノイズとの戦いで逃げ遅れた響を守るために絶唱を歌い命を落としたのだから。

 

奏「あぁ。アタシはこの世界の奏じゃないからな」

 

マリア「もしかしてIF世界の天羽 奏!?」

 

奏「そうだ」

 

マリアの言葉に奏はそう言った。

 

翼「そうか…あの時の奏であったか…しかしどうやってこの世界に?」

 

クリス「いや、その前にあんたは顔を拭けよ…血まみれだぞ」

 

絶唱でもしたんですかみたいな血まみれの翼になっている翼に言うクリス。

 

奏「そこのキョウリュウジャーと同じさ。アタシの世界にも神って名乗る人が来てな。迷惑かけた響に挨拶を兼ねた祝いでもしてやれって言われちまってな」

 

響「そうなんですか」

 

?「へー、あんたらも俺と同じか」

 

また新たな声に反応して見ると黒い革ジャンを着た男性が花束を持ってこちらに来ていた。

 

緒川「失礼ですがあなたは?」

 

撃「この姿で会うのは初めてだったな。俺は銀河連邦警察の十文字 撃、またの名を宇宙刑事 ギャバンだ」

 

響「えぇ!?」

 

銀河連邦警察とは宇宙刑事たちが所属する警察組織で地球から5光年離れた太陽系にある惑星『バード星』に本拠地があるのだ。

 

そして宇宙刑事 ギャバンとは前に空間を切り取り、閉じてしまう巨大アルカ・ノイズの能力で亜空間に響、クリス、翼が閉じ込められたときに現れた『触覚宇宙人 バット星人』と『ダブルモンスター ライノダブラー』の2体に苦戦していたところを助けてくれたメタルヒーローである。

 

響「あなたがギャバンさんだったんですか」

 

撃「あぁ。よろしくな」

 

奏「俺と同じってあんたもか?」

 

撃「そうだ。神とかいうやつが銀河連邦警察本部に現れてな響の誕生日を祝ってほしんだと。で、この花束がその祝い品だ」

 

そう言って撃は響に花束を渡した。

 

響「ありがとうございます!」

 

花束を受け取って言う響。

 

弦十郎「よし、なら改めて…」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「響/さん/くん/ちゃん/立花、お誕生日、おめでとーう/がうがう~!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

響「みんな…本当に、ありがとーう!!」

 

異世界からの訪問者たちを加えた全員から祝杯される響は涙が少し出ていたがすぐに拭って満面の笑みで言うのだった。

 

そんな響たちの姿を遠くから見ている人物たちがいた。

 

響(IF)「やっぱりあっちの私は私と違うのかな?」

 

未来(IF)「そんなことないよ。世界は違っても響は響だよ」

 

響(IF)「未来…ありがとう」

 

未来(IF)「どういたしまして。それと響もお誕生日、おめでとう」

 

響(IF)「うん!」




おまけ

?『勇者たちよ…』

響「ふえ!?な、何!?」

ダイゴ「この声、確か神か?」

神『今回は特別に全員で変身をしてはくれないだろうか?』

クリス「はぁ!?いきなり出てきて何言ってんだよ!?」

翼「まあ良いではないか」

マリア「そうね。今日だけの特別にやりましょう」

切歌「賛成デース!!」

調「うん」

響「ダイゴさんたちはどうですか?」

ダイゴ「俺たちはいいぜ」

奏「アタシもだ」

撃「俺も良いぞ」

響「じゃあ、さっそく…Balwisyall Nescell gungnir tron…」

クリス「Killter Ichaival tron…」

翼「Imyuteus amenohabakiri tron…」

マリア「Seilien coffin airget-lamh tron…」

切歌「Zeios igalima raizen tron…」

調「Various shul shagana tron…」

奏「Croitzal ronzell Gungnir zizzl…」

「「「「「「「「「「キョウリュウチェンジ、ファイア!!」」」」」」」」」」

撃「蒸着!!」

響「撃槍・ガングニール!」

クリス「魔弓・イチイバル!」

翼「絶刀・天羽々斬!」

マリア「銀腕・アガートラーム!」

切歌「獄鎌・イガリマ、デース!」

調「塵鋸・シュルシャガナ!」

奏「撃槍・ガングニール!」

レッド「よっしゃあ!全員まとめて聞いて驚けえぇ!!牙の勇者!キョウリュウレッド!!」

ブラック「弾丸の勇者!キョウリュウブラック・ディノスクランダー!!」

ブルー「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」

グリーン「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」

ピンク「角の勇者!キョウリュウピンク!!」

ゴールド「雷鳴の勇者!キョウリュウゴールド!!」

シアン「鋼の勇者!キョウリュウシアン!!」

グレー「激突の勇者!キョウリュウグレー!!」

バイオレット「海の勇者!キョウリュウバイオレット!!」

シルバー「閃光の勇者!キョウリュウシルバー!!」

「「「「「「「「「「史上最強のブレイブ!!」」」」」」」」」」

レッド「10人揃って!」

「「「「「「「「「「獣電戦隊 キョウリュウジャー!!」」」」」」」」」」

ギャバン「宇宙刑事 ギャバン!!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「我ら、スーパーヒーローズ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」

藤尭「いいのか…これ…」

友里「特別編だからいいのよ」

弦十郎「そうだな」

エルフナイン「そうなんですか?」

神『そうなんだよ』

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