戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

1187 / 1219
龍を捨てた男こと元五代目近江連合直参二代目郷龍会会長・郷田 龍司によりゾンビを一掃し、鉄の爪・アイアンクローを追い詰めた響たち。

しかしアイアンクローが放ったジェムからノイズ怪獣が出現。

その巨腕が郷田と助けに入った響を襲うのだった。


第879話 感染区域の巨大戦(前編)

ノイズ怪獣の腕が響と郷田にいるところ放たれ、地面を砕き、爆煙が辺りを覆う。

 

クリス「お、おい、大丈夫か!」

 

爆煙に向かってクリスは叫ぶ。

 

響「だ、大丈夫だよ~!」

 

クリスの声に反応して、爆煙から響と郷田が無事な姿を見せた。

 

キラメイイエロー「良かった」

 

キラメイブラック「しかしアイアンクローには逃げられたようだ」

 

2人の無事を確認して安堵するが、その隙にアイアンクローは逃走して姿が見えなかった。

 

キラメイグリーン「でも今はそれより…」

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

腕を砕いた地面から離して【宇宙甲殻分解怪獣 ノイズバザンガ】は咆哮上げて威嚇する。

 

キラメイイエロー「アイツをどうにかしないとな!」

 

威嚇の咆哮を上げるノイズバザンガを見て構えると、1つの影がノイズバザンガに向かって行く。

 

リル「グルルルル!」

 

喉を鳴らしてリルはノイズバザンガに向かって行く。

 

秋山「あ、おい!坊や、危ないぞ!」

 

リルが単身、ノイズバザンガに向かって行くリルを秋山は連れ戻そうとする。

 

切歌「リル君なら大丈夫デス!」

 

連れ戻そうとする秋山を切歌がアームドギアで通せんぼした。

 

秋山「いや、大丈夫ってなにが…?」

 

何も知らない秋山は切歌は首を傾げる。

 

クリス「まあ見てろ」

 

首を傾げる秋山にクリスは笑いながら言う。

 

リル「がうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

雄叫びを上げてリルはミレニアムゴジラへ変身する。

 

秋山「うそぉ!?」

 

真島「ただの子供やあらへんと思っとたが…怪獣になるとはのぉ」

 

リルがミレニアムゴジラに変身した姿を見て秋山は驚愕し、真島も平常を装っていたが内心は驚いていた。

 

レイモンド「あれがKing・of・Monsterの本当の姿…」

 

パーカー「ド迫力だな」

 

レイモンドたちも変身したリルを見て驚いていた。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

お互いに雄叫びを上げて走り出した。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

先端の尖った手甲による突き攻撃をノイズバザンガは繰り出した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズバザンガの突き攻撃を回避してミレニアムゴジラは頭突きを叩き込む。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

しかしノイズバザンガはミレニアムゴジラの頭突きをものともせずに反対側の腕でアッパーを叩き込んだ。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル、ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

アッパーを喰らいながらもミレニアムゴジラは身体を捻り、尻尾攻撃を繰り出した。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミレニアムゴジラの尻尾攻撃をノイズバザンガは受け止めると、尻尾を掴んだ。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル!」

 

尻尾を掴まれたミレニアムゴジラは引き離そうとするが、ノイズバザンガはミレニアムゴジラのパワーですら引き剥がせない力でガッシリと掴んでいた。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

尻尾を引っ張り、ノイズバザンガはミレニアムゴジラを転倒させる。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミレニアムゴジラの背中にノイズバザンガは先端の尖った手甲を突き刺そうとする。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

手甲を突き刺そうとするノイズバザンガにミレニアムゴジラは上半身を捻り、赤い放射火炎を発射した。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

ミレニアムゴジラの不意打ちの放射火炎をノイズバザンガは避ける間もなく諸に受けて、尻尾を離して数メートル吹き飛ばさて倒れた。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル…ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズバザンガを吹き飛ばした隙にミレニアムゴジラは起き上がった。

 

ノイズバザンガ「ガルルルル…ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ミレニアムゴジラが起き上がったのと同時にノイズバザンガは起き上がると、触角が下向きから上向きになった。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ノイズバザンガの角が上向きになったことに気付いていないミレニアムゴジラは放射火炎を発射した。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

放射火炎を回避したノイズバザンガは両腕の手甲にある気門のような穴から無数の蒼白い光弾状の棘を高速射出した。

 

ミレニアムゴジラ「グルルルル!?」

 

放たれた棘をミレニアムゴジラは回避するが、時限信菅のように棘はミレニアムゴジラの至近距離で起爆した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

起爆した棘にミレニアムゴジラは大ダメージを受ける。

 

ノイズバザンガ「ガアァァァァァリャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

大ダメージを受けたミレニアムゴジラにノイズバザンガはさらに棘を発射する。

 

発射された棘はミレニアムゴジラの身体とその周辺に刺さると時間差のように周辺が先に起爆し、動きを阻害した後で身体に刺さっている棘が起爆した。

 

ミレニアムゴジラ「ゴギャアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

起爆した棘によりミレニアムゴジラは爆炎に包まれるのだった。

バイオハザード5篇について!

  • 明日からでもいいからOTE篇と交互に!
  • OTE篇のあとでいいよ!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。