戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

1183 / 1219
合流した響たちと協力し、ツチグモを倒すことに成功するが、そこにカマキリ大酋長率いるアパッチ軍団とファルファレルロが現れる。

激戦を繰り広げる中、キラメイブラックが裏切り、蛇竜一派に寝返っていた。

その凶刃でキラメイレッドを攻撃するのだった。


第875話 裏切りに

キラメイブラック「死ね、キラメイレッド!」

 

キラメイレッドを斬ろうとしたキラメイブラックだったが、その手に向かって水色の斬撃が飛んできた。

 

キラメイブラック「なに!?ぐあ!!」

 

突如飛んできた斬撃に驚いたキラメイブラックは避けることができず、剣を持っていた腕にダメージを受けてキラフルゴーアローを手放した。

 

キラメイイエロー「今のは…」

 

キラメイブラックを攻撃した斬撃が飛んできた方を見ると見たことがある人物が入り口前で武器を構えていた。

 

ガルザ「三文芝居もそこまでだ、鉄の爪・アイアンクロー!」

 

そう言ったのはなんとキラメイブラックことガルザであった。

 

キラメイグリーン「え、ガルザが2人!?」

 

クリス「どうなってんだ!?」

 

現れたもう1人のガルザに驚いてしまう。

 

ファイア「こっちのガルザが本物だぜ!」

 

リル「かうかう!」

 

もう1人のガルザに驚いているとリルとファイアたちが入ってきた。

 

キラメイレッド「ファイア!」

 

響「それにリルくん!」

 

切歌「ってことはあっちが偽物デス!」

 

リルとファイアたちを見て確信を得るとさっきまでいたキラメイブラックに視線を向ける。

 

ニセキラメイブラック「く、こうも早く本物が現れるとは…」

 

自ら偽物と認める発言をするニセキラメイブラックは起き上がった。

 

真島「こいつ!」

 

パーカー「正体を現せ!」

 

ニセキラメイブラック「ふふふ、ふはははははは!」

 

ニセキラメイブラックに向かって真島とパーカーはそれぞれの銃を発砲するが、偽キラメイブラックは高笑いしながら跳躍し、カマキリ大酋長の側に着地した。

 

ニセキラメイブラック「いかにも!私こそ、クライム首領!」

 

鉄の爪「鉄の爪・アイアンクロー!!」

 

変装を解いて、石川五右衛門のような巨大な頭髪、スパンコールのようなギラギラ輝くローブ、蓄えた漆黒のヒゲが特徴的で、名前の通り右手には鋼鉄の爪を装備している男は蛇竜により甦った【犯罪組織 クライム】の首領【鉄の爪・アイアンクロー】は名乗りを上げた。

 

秋山「なんなんスか、あれ!?」

 

鉄の爪の姿を見て秋山は現実離れした変装に驚く。

 

クリス「あいつはアタシらが戦ってる相手だ!」

 

真島「つまりは二階堂の後ろ盾か」

 

クリスが言うと予測していた通り二階堂の後ろ盾となっているのが蛇竜一派であると確信した真島が言う。

 

鉄の爪「貴様らに語ることなど無い。カマキリ大酋長、ヤれ!」

 

カマキリ大酋長「ははっ!行くぞアパッチ軍団、ハンターども!」

 

鉄の爪に指示されたカマキリ大酋長はアパッチ軍団とファルファレルロを率いて向かって行く。

 

ジェシカ「来たわよ!」

 

レイモンド「構えろ!」

 

向かって来る怪人軍団に全員が武器を構え、迎撃体勢をとるのだった。

バイオハザード5篇について!

  • 明日からでもいいからOTE篇と交互に!
  • OTE篇のあとでいいよ!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。