戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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第823話 魔進戦隊の力

クリス「アイツら、夢の中にいた!」

 

現れたキラメイジャーを見て、クリスは夢にいたキラメイレッドが現実にいることに驚く。

 

ミュージック邪面「げげぇ!?キラメイジャー!?」

 

キラメイジャー登場にはミュージック邪面も驚いており、さっきまでの余裕は消え失せていた。

 

キラメイイエロー「ようやく見つけたぞ、邪面師!」

 

キラメイブルー「ここからは俺たちが相手だ!」

 

ミュージック邪面に向かってイエローとブルーが言う。

 

ミュージック邪面「ここを邪魔されるわけにはいかん!スタッフ~♪」

 

べチャット『ベチャ!』

 

某芸人風にミュージック邪面が叫ぶと新たなベチャットたちが出現してヌマデを構えた。

 

ミュージック邪面「あとは頼んだ!Fooooooo!」

 

ベチャットたちが現れてミュージック邪面はすぐさま一目散に逃げて行った。

 

キラメイシルバー「待ちやがれ!」

 

キラメイレッド「待って!今はベッチャトを!」

 

逃げて行ったミュージック邪面を追いかけようとしたシルバーをレッドが止めに入って言う。

 

キラメイシルバー「そうだな!」

 

レッドに言われてベチャットに構える。

 

ベチャット『ベチャー!!』

 

構えたキラメイジャーにベチャットは向かって行く。

 

クリス「何かわかんねーが、アタシらも!」

 

ミュージックの邪面がいなくなり、怪音波が消えてクリスたちは立ち上がり、ベチャットたちに向かっていく。

 

べチャット『ベチャー!!』

 

クリス「喰らえ!!」

 

響「どりゃあぁぁぁぁぁっ!!」

 

切歌「デース!!」

 

翼「はあぁぁぁぁぁっ!!」

 

調「やあぁぁぁぁぁっ!!」

 

リル「ガルガアァァァァァァァッ!!」

 

自身に迫り来るベチャットにクリスたちは攻撃する。

 

キラメイピンク「凄い、唄いながら戦ってる!」

 

キラメイグリーン「っていうか、あの男の子尻尾と背びれがあるよ!」

 

唄いながら戦うクリスたちとリルの姿を見てピンクとグリーンは言う。

 

キラメイブルー「どうやらこの世界の戦士のようだが…」

 

べチャット『ベチャ!』

 

別世界から来たのか、ブルーがそう言っているとベチャットたちはクリスたちの攻撃が効いていないのか、ケロリとしていた。

 

響「やっぱり私たちの攻撃が効いてない!」

 

キラメイイエロー「下がってろ!」

 

攻撃が効いてないことに悔しがっているとキラメイジャーが前に出た。

 

キラメイレッド・ブルー・グリーン『キラメイソード!』

 

レッド、ブルー、グリーンは青い剣【キラメイソード】を出してベチャットたちを斬り倒す。

 

キラメイイエロー・ピンク「「キラメイショット!!」」

 

イエローとピンクは青い銃【キラメイショット】を出してトリガーを引き、ベチャットを狙撃する。

 

キラメイシルバー「シャイニーブレーカー!!」

 

の武器である削岩機型アイテム【シャイニーブレーカー】でベチャットを砕き倒した。

 

べチャット『ベチャー…………!!』

 

キラメイジャーの攻撃でものの数分でベチャットたちは全員倒されたのだった。

 

クリス「す、すげえ…」

 

響「私たちが倒せなかったのにあっという間に倒しちゃった…」

 

自分達の攻撃では倒せなかったベチャットたちをあっさり倒したキラメイジャーたちに唖然とする。

 

キラメイレッド「大丈夫ですか?」

 

クリスたちにキラメイレッドが駆け寄って聞いてきた。

 

クリス「お、おう…助かった」

 

心配されて、クリスは言う。

 

石の女性「皆さん!」

 

するとキラメイジャーの後ろから宝石像を思わせる頭部に、睫毛や髭に相当する金属のパーツを配した顔を有している女性がやって来た。

 

切歌「うわっ!?女の人の石像が動いて喋ってるデス!?」

 

女性を見て切歌は驚いて声を上げる。

 

赤い石「おい、マブシーナ姫に向かって失礼なこと言うんじゃねえ!」

 

切歌が驚いていると女性【マブシーナ】の後ろから赤、青、黄、緑、ピンクの石がフワフワ浮かんで現れた。

 

調「今度は喋って浮かんでる石…」

 

喋って浮かぶ石を見て調は唖然とする。

 

翼「ともかく、事情を聴きたいので本部まで来てくれないだろうか」

 

キラメイイエロー「あぁ、そうしてくれると助かる」

 

ややこしくなる前に事情説明せねばと翼とイエローの2人で方針を決めるのだった。


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