ゲス提督のいる泊地   作:罪袋伝吉

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 白鳥万智子中佐、死亡確認!

 ゲシュちゃん、知らんところで惚れられる!

 睦月ちゃん、空気。

 という変な回です。


【昔話】黒い亡霊と薄倖の乙女⑧

 白鳥万智子という名の肥え太るだけ太った豚をクレーンに吊し終わり土方歳子は、タバコに火を付けてふぅーっと一息ついた。

 

 パワーアシスト機能がついている装甲服を着ていてもあれだけの体重を吊し上げるのは非常に疲れたが、これで多くの艦娘達を救えたという達成感で土方は非常にイイ顔をしていた。

 

 なお、吊されてはいるものの、白鳥万智子はまだキチンと生きている。殺すのは土方の本意ではないし、それでは見せしめにはならないからだ。

 

 と、一人の駆逐艦とおぼしき少女が海から急いで上がって来た。

 

 睦月型の一番艦であろうと土方は推測したが、どうも様子がおかしい。そして、クレーンに吊されている白鳥万智子を見て「きゃああああああっ!!」と叫び声を上げてその場に座り込んだ。

 

 それはそうだろう。

 

 マヨイの群れに遭遇し、その報告をするために基地に戻って来て、基地の中には人気がなく警備任務に就いている艦娘すらもいないのだ。それに建物のあちこちに破壊された跡があり、クレーンから微かに聞こえて、そっちを見たら白鳥万智子が吊されている、という状況に出くわしたならそれは睦月にとってはホラーだろう。

 

「ほいほい、睦月型の睦月ちゃん、怖くないよー怖くないよー?というか、おねーさんが助けにきたんだよ?もうあの豚の命令も聞かなくていいし、ごはんも食べれるようになるよー?」

 

 しかし、睦月はガクガク震えながら頭を抱えて、土方の言葉など聞いていないかのように言った。

 

「マヨイが……マヨイがっ、ふっ、扶桑さんがっ!みんな、いないっ?!扶桑さんが危ないっ!」

 

 土方は『マヨイ』という言葉に眉を顰めるも、取り乱している睦月に手を伸ばして、その頭に触れた。

 

「……落ち着いて。ほら、とりあえず君の誓約を解いたげるから」

 

 土方の手が光、それと共に睦月の周りで何かがパシン!と割れるような音が響いた。

 

「あっ……」

 

「落ち着いた?もう君は大丈夫。話してごらん?何があったの?」

 

「深海棲艦の、それもマヨイの大群が基地に押し寄せて来てます。進行は遅いですけど、今、扶桑さんが残って、闘って、増援を呼んでって言って、私だけ基地にっ……!」

 

「……あちゃあ、なんて事?!ええと、私、ここの基地の子達みんな中島基地に避難させちゃった!!睦月ちゃん、その、マヨイの数はどれぐらいなの?!」

 

「私が見た時には、ものすごい数で、どんどん海から湧いて出てきて、海を埋め尽くすぐらい、たくさん」

 

 土方は腰のポーチから双眼鏡を取り出し、それを海に向けた。

 

「うげっ?!」

 

 水平線から見える黒い線が蠢きながらこちらにゆっくりと進んで来るのが見えた。いや、線ではない。その線は大量の深海棲艦の群れが並んでいる物だった。

 

 見えている数にしても100や200ではない。今までに無い、前代未聞の深海棲艦の大量発生、そして大侵攻だった。

 

 前を進むのはどう見てもかつては艦娘だったとおぼしき者達で駆逐艦、軽巡、重巡、空母、戦艦までもが、迷い出て怨念を放ちながら向かってきている。赤黒いオーラやドス黒い黄色のオーラを放っている、強力な怨念を持つエリート級やフラッグシップ級が大量に混ざっていた。

 

「こ、これはもう、逃げるしかないわ。睦月ちゃん、おいで。私の船で中島基地に向かうわよ!!」

 

「ええっ、でも、扶桑さんがまだっ?!」

 

「辛いけど、あいつ等がこうして来ているという事は、扶桑はもうやられてるって事よ。あなただけでも、さぁ、行くわよ!」

 

 扶桑は足が遅い。自分が足手まといになる事を察し、睦月を逃がすために自分を囮にしてマヨイを引きつけたのだろう。

 

 扶桑型一番艦はどの扶桑であっても献身的で仲間思いで、自己犠牲を厭わない性格をしている事を土方はよく知っていた。

 

(扶桑さん、この子は必ず私が助けるわ)

 

 土方はそう決意して睦月の手を握った。

 

 チラリとクレーンに吊った白鳥万智子の方を見る。

 

「……自業自得だわ。あんたはそこであの子達の怨みを受け止めて地獄に落ちなさい」

 

 そして、睦月を連れて土方歳子は自分の高速艇に向かった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 ゲシュペンスト(=玄一郎)は音の速度を遥かに超えて小島基地へと飛んでいた。今までに無いほどのスピードだったがむしろ爽快な気分だった。

 

「おい、ゲシュペンスト!お前こんなに早く飛べたのかよ!!」

 

 物凄い風圧に思わず玄一郎は叫ぶようにゲシュペンストに話してしまう。

 

〔叫ばずとも聞こえている。リミッターを解除しているからな。流石にいつもこれでは機体にガタが来る。それに君への負担も大きい〕

 

「音速軽く超えてんもんなぁ。つか、やたら出っ張りとか抵抗ありそうだがよく保ってんな?」

 

〔グラビティフィールド、つまり反重力場のバリアで抵抗を軽減している。長時間は流石にジェネレーターが保たないがこの距離なら問題無い。ズフィルートクリスタルも発動しているからな〕

 

 ゲシュペンストタイプSに搭載されているズフィルートクリスタルは元々は異星人に鹵獲された際に、異星人達によって埋め込まれたものである。何かの結晶のように思われがちだが、実際は自己増殖・自律型機械細胞であり、機体の自己修復、エネルギー回復など様々な能力を持っている。

 

 後に地球の科学者もこれを参考にしてマシンセルなどを開発したのだが、それもゲシュペンストタイプSが撃破された後の話であり、彼はその存在を知らない。

 

 ゲシュペンストを軽く超えたタイプSだが、このズフィルートクリスタルが加わった事でさらに強化されてしまっている。

 

〔……しかし、まるで正義のスーパーロボットのようだな〕

 

「ああん?つか自分でスーパーロボットって言ってただろが、お前」

 

〔ふふふ、昔は悪のスーパーロボットだったからな。なかなかこれは気分が良いものだ。……さて、玄一郎。お喋りはここまでだ。まもなく目視で敵群が見える。海上には深海棲艦しか居ない。敵の後方群、その数ざっと300〕

 

「どうする?ミサイルとかマシンガンじゃ時間がかかるぜ?〕

 

〔開幕からぶっ放して一気に敵の数を減らそう。メガブラスターキャノンを使え。出力はこちらで調整する〕

 

「オーケー!いくぜっ!!」

 

 ゲシュペンストの胸部装甲が左右に割れる。凶悪な破壊力を持つブラスターの射出口が現れ、そして唸り始める。

 

〔玄一郎、衝撃に備えろ!行くぞ、メガブラスターキャノン!!シュートっ!!〕

 

 ドゴォォォォォォォォーーーーーーーーっ!!

 

 エネルギーの奔流。前に見たメガブラスターキャノンなど比べものにならない、広域放射が海上の辺り一面を覆い尽くす。

 

 あまりの熱量に海が蒸発し、水の分子が分解され、そして水素が爆発してさらに深海棲艦の群れを連鎖するように撃破していく。

 

 地鳴りのように、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ、と海が鳴り、全てが爆発し燃えて塵になっていく。

 

 ブラスターの熱線の放射が終わっても、海上は燃え続けていた。

 

 玄一郎は絶句した。

 

「す、すげぇ……。一撃でこれかよ」

 

〔通常ならば使わせないが、これが最大出力の三分の一、だ〕

 

「嘘だろ?これで三分の一かよ。って、まだ生き残りがいるのかよ?!」

 

 群の外円にいた深海棲艦がこちらに対空砲を撃っても来た。だが、航空機よりも高い高度にいるゲシュペンストには届きはしない。

 

〔ミサイル、マルチロックオン。玄一郎、今回は無限ミサイルだ、とことん撃ちまくれ!」

 

 ゲシュペンストはズフィルートクリスタルを作動させ、ミサイルをいくつも出し、次から次へと撃ち出した。拡散するミサイルが生き残ったマヨイ達に雨のように降り注ぐ。 

 

 全て直撃し、数はどんどん減って言った。

 

〔後はアサルトライフルで殲滅だ。まごついている暇は無い。まだこれで第一陣だからな〕

 

 ゲシュペンストは急降下し、そしてさらに残った重装甲の深海棲艦を撃破すべく、突撃していった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 土方は睦月を高速艇に乗せて、基地の港の反対の砂浜から、島を離脱しようと船のエンジンをかけようと必死になってセルを回していた。

 

 がすん、がすん、と音はするが、なかなか掛からない。

 

 これは、マヨイ、すなわち深海棲艦と化した艦娘達の怨念のせいであった。非科学的に思えるかもしれない。しかし、艦娘達や深海棲艦というものがこの世にある世界では理論としてすでにこの現象は確認され、実証されている。

 

 それは負の思念、すなわち負の霊圧の多い場所では駆動機器やコンピューター、無線その他、電気機器はその影響をうけて正常に作動しなくなるという現象である。

 

 今、この小島基地にはその負の霊圧は極限にまで高まっており、たとえその負の霊圧を避けるための護符や御札などをベタベタと貼ってある『御意見無用丸』であっても、正常作動は難しかった。

 

「睦月ちゃん、お願い、祈ってて!エンジン掛かるようにっ!!」

 

 負の霊圧に対する、艦娘の正の思念を期待して土方は睦月にそう言った。

 

 だが、睦月もいっぱいいっぱいである。

 

 「うーーーん!!」

 

 と手を組んで念じてはいるが、練度の低い出来たばかりの駆逐艦では自分の身に降りかかる負の思念すらも払えない。力んでいるが足りなさすぎた。

 

 土方自身、この吐き気を催すような、絡みつくような重圧に抗い、なんとか身体を動かしている。装甲服のパワーアシストも正常に動作してはおらず、単なる重しのようになっていた。辛うじてその重みに鍛えた筋力で耐えつつなので二重に辛い。

 

 と、その時である。

 

 船の右側面から、どぉぉぉん!!とすざまじい音が聞こえ、物凄い光量の熱線が海へと落ちるのを土方は見た。

 

 それは落雷のように天から降り、そして轟雷よりも早く、そして長い時間発せられ圧倒的な熱量と質量を以て怨念の塊を焼き尽くし、爆散させ、破壊し尽くしていった。

 

「な、何が起こったの?!」

 

 土方は思わず高速艇のコクピットのハッチを開けてその場に立った。装甲服のパワーアシストは先ほどまでの重みが嘘のように軽く働いた。

 

 そして、土方は見た。

 

「な、ななな、何あれっ?!」

 

 雲の上から無数のミサイルが撃たれ、深海棲艦にドカドカと命中していくのを。人類の近代兵器であるミサイルが深海棲艦を撃破していく。

 

 通常ならば有り得ない光景だった。深海棲艦に人類の兵器は通用しない。物理的にどれだけ破壊力が強かろうが、貫通性能が良かろうが、深海棲艦には通用しない。

 

 深海棲艦が海から日本へ侵攻してきた時、旧海上自衛隊はありとあらゆる兵器を使用してそれに対抗してきたが、アサルトライフルの弾も、ロケットランチャーも、艦載の機銃も、ミサイルも、通用しなかった。

 

 人間の兵器は深海棲艦に全くの効果はない。

 

 アメリカが行った核攻撃作戦『プロビデンス作戦』もなんら通用せず、むしろ怨念を荒ぶらさせた深海棲艦の群れをアメリカの湾岸地帯へと呼び寄せて自ら破滅させただけという結果になったのであった。

 

 なのに、この光景はなんなのだ。ミサイルが雨霰と降り注ぎ、深海棲艦が爆発四散していくではないか。

 

「あ、有り得ない」

 

 ミサイルの雨が止み、そして、それは雲の上から降りてきた。ライフルを構えた、黒いロボットが。

 

 ミサイルで討ち漏らした生き残りに向かってロボットはライフルの照準をあわせる。

 

 パラララララララララっ、パラララララララララっ、とライフルは気味の良い、軽い射撃音を奏でる。

 

 弾に当たった深海棲艦が血ともオイルともわからぬ体液を撒き散らして倒れていく。簡単に、易々と撃ち貫かれていく。

 

 砲でも何でもない。ただのアサルトライフルに見えるそれが通用している。

 

 そのアサルトライフルの弾幕をかいくぐった深海棲艦化した島風と思しき駆逐艦が飛びかかる。

 

 あのロボットがやられてしまうのか?!と土方が思ったその時、ロボットは特に慌てるような事もなく、ゴツッ!!と左腕でぶん殴り、空中に吹き飛んだその駆逐艦を蜂の巣にした。

 

「ひ、土方さん!!土方さん!!」

 

 呆然としていた土方の腕を睦月が引っ張った。

 

「逃げないと!!大きな黒いのが!!あれは……っ!!」

 

 はっ!!として睦月が言った方向を見れば、大型のズングリムックリとした筋肉の塊、その上に乗った戦艦棲姫が上陸してきていた。その戦艦棲姫の艤装は傷つき、背中から煙を出してはいたが本体は無傷であった。また、その艤装は腕に黒いフードを被った小さな深海棲艦を抱えていた。

 

 ズシン、ズシンと土方の高速艇へとそれは近づいてきたが、砲を向けはしない。

 

 その戦艦棲姫は「ほう?」と土方を見て何か感心しているように、にやりと笑った。

 

「ムサシサン、オロして?」

 

 戦艦棲姫のマッチョな艤装の腕に抱えられたレ級がそういう。素直にマッチョはレ級を下ろしてやり、そのまま待機した。

 

「武蔵?」

 

「いかにも。私が武蔵だ」

 

 土方の問いかけに戦艦棲姫は肯定した。

 

「お前が、ここの艦娘達を避難させたようだな。礼を言う。無駄な血を流さずに済んだ。だが。」

 

 クレーンに吊り下げられている白鳥万智子を一瞥して、鼻をふん!とならし。

 

「あれを吊ったか。いい気味ではあるが気に入らない。それは我等のやることだった」

 

 と言った。

 

「……まさか、あの豚が武蔵まで沈めてたなんて思わなかったわ」

 

 土方は武蔵の発する鬼気に震えつつも何とか言葉を発した。少しでも気を抜けば膝から落ちてしまうのを必死で耐えていた。

 

 だが、武蔵を名乗る戦艦棲姫はそれを否定した。

 

「いや、私は最初からお前らの言うところの『深海棲艦』として顕現した。余程沈められたのが悔しかったのだろうな。とはいえ、私は戦艦武蔵が沈んだ海域で眠っていた。特にやりたい事も無かったのでな。動くのも面倒だったのもあるが」

 

「そ、その武蔵が何故……?」

 

「私のいた海域にコイツが流れて来てな?めーめー、めーめーと泣いてうるさかったからだ。この泣き虫が仲間を助けたい、と抜かすので仕方なくな?」

 

「な、泣き虫じゃないわよ!!」

 

 レ級が顔を真っ赤にして武蔵に反論するが、武蔵のマッチョ艤装がぺし、とその頭を軽く叩いて黙らせる。

 

「ふん、泣きながら私の所まで流されていた癖に何を言う。まぁ、そのような事はどうでもいい。この娘の為に起きてここに来てみれば、怨念の群れ、群れ、群れ。余程に怨みと悔恨が溜まっていたのだろう。故に晴らさせてやる為に連れて来たのだ。そうせねばこの辺りの海は何者も立ち入れぬ怨霊の海となり果て、かのバミューダ海域よりもおどろおどろしい死の海となろうからな」

 

 一人のゲスの死でそれが回避出来るならば安かろう?と武蔵は真面目な顔をして言った。

 

 そしておもむろに武蔵の深海棲艦は、後ろを振り返り、そして今もライフルを撃ちまくりつつ他の深海棲艦を沈めているロボットを見て、ぼそり、と言った。

 

「とはいえ、あんなモノがいるとは予想外だった。船ならば女の性を持つものだが、アレは男そのものだ。ふふ、男に討たれれば女は満足だろうよ」

 

 300を越えていた『マヨイ』達はみるみる数を減らしていた。全て滅されるのも時間の問題だろう。

 

「男、なの?あれは」

 

「そうともアレは『男』だ。ふふふ、あの熱さ……。撃たれて受けて、まだこのようにくすぶっているぞ」

 

 マッチョ艦装の背中がまだくすぶり、煙を上げている。おそらくは空から放たれた熱線を受けたのだろうが、武蔵はいちいちなんかエロい。艦娘の武蔵ならば武人肌であるのに、深海棲艦になるとなんかエロくなるのだろうか。

 

「そんな事より、アレに邪魔される前に私は豚を引き裂いてくるわ。それで解散、だもの」

 

「む?そうだな。お前は行くがいい。贄をお前たちの誰かが引き裂けばお前達の無念は晴らされ、百鬼夜行は終わりだ。終わらせろ『雷』」

 

「……百鬼夜行」

 

「うむ、海の怨霊のな。とはいえふむ、付き合ってもみるものだな。なかなか面白いものも見れた。とはいえ、なかなかに癪ではあるな。一目惚れした『男』が他の女の名前を叫んでいるというのは」

 

 ぎりっ、と戦艦棲姫は歯軋りをしてロボットを見た。

 

「扶桑、か。まだあったことはないが、この戦艦武蔵があの旧型艦に劣らぬ『女』であると、わからせてくれよう。ふふ、ふふふふ。我が身を焼いたのだ。火を付けたのだ。その責任は取ってもらうぞ……」

 

 ごうっ、と戦艦棲姫の身体から、赤く黒い炎のようなオーラが放たれた。

 

 土方を一瞥すると

 

 「早く去れ。ここは灰燼も残さず滅するであろう。この武蔵が本気で戦う戦場だ。生きたければ去れ」

 

 そう静かに言った。

 

 その言葉を飾るかのように、レ級に引き裂かれた白鳥万智子の断末魔の叫びが響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 





 武蔵の深海棲姫登場。

 やたらゲシュちゃんが気に入ったようです。

 なお、最初から深海棲姫な武蔵は少しエロいでふ。

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