メタルギアの世界に一匹の蝙蝠がINしました   作:チェリオ

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 あけましておめでとうございます。
 今年も皆様に楽しんで頂ければ幸いです。


第09話 『ゲームに登場するヘリはだいたい落ちるものって決まってるんですね…』

 コブラ部隊のザ・ペインを倒したスネークはそのまま洞窟を抜け、身を潜ませながら川を進み、ポニゾヴィエ西部へと辿り着いた。

 水中から頭を覗かせながら双眼鏡で先の桟橋を探る。桟橋には小船が三隻ほど乗り付けられており、見張りの兵士が三名ほど見受けられる。が、一人は桟橋、一人は離れた倉庫らしき入り口、一人は中間を行ったり来たり…。

 

 足をゆっくりと動かし上半身をなるべく水中でも安定するように心がけ、Mk22を桟橋を警戒している兵士を狙い構える。

 短く息を吐き、揺れに合わせて、トリガーを引く。

 

 くぐもった発射音は兵士の耳に届く事は無く、脳天を麻酔銃で撃たれた兵士はその場に倒れる。

 上手く当てれた事に安堵しつつ、水音を立てないように平泳ぎで桟橋に向かう。桟橋まで到着すると上がる事無く、桟橋の板を軽く叩いて桟橋の下へと姿を隠して耳を澄ます。

 

 「ん?どうした?」

 

 中間を行き来していた兵士が声を上げてゆっくりと近付いてくる。

 ギィ…ギィ…と古びた桟橋を踏み締める音が徐々に近付いて頭上を通過する。すっと姿を現して背後から同じように撃つ。

 倒れた二人が寝ている事を確認して桟橋へと上がる。倉庫前の兵士は気付いている様子は無く、その場から撃って素早く眠らす。

 濡れた服を乾かしたいところだがやるべきことは多くある。

 まず眠らせた三人の手足を動けないように、口には猿轡代わりに布を咥えさせて喋れないように縛る。抵抗できなくしたら次は桟橋に停留されていた小船に乗せて放置。

 次は付近の使えそうなものの回収。

 桟橋周辺や小船を捜索し、監視が付いていた倉庫内を調べるとかなりの弾薬が貯蔵された武器庫であった。

 だけれどM1911A1自動拳銃やMk22麻酔銃の弾薬はまだ良いとしてAK-47アサルトライフルにM37ショットガンの弾薬は持っていても仕方がない。バットが居ればAK-47の弾薬は欲したかも知れないが現状一緒に居ない以上は置いて行くしかない。

 他にはグレネードにスタングレネード、自燐手榴弾などもあり、これらは持って行くとしよう。

 

 箱に収められた銃器を取り出したスネークは渋い顔をする。

 SVD狙撃銃…最新鋭の自動狙撃銃だがこれはすでに持っている。同じスナイパーライフルを二つ持っていても仕方がない。サブマシンガンやピストルを二丁撃ちする者はいても狙撃銃を二丁撃ちする者はいない。それをやってしまえば狙撃の一番の目的があったものではないからな。

 大きくため息をつきながら箱に仕舞う。するとその下に置かれていた物に目が移った。

 

 TNT。

 トリニトロトルエンを使用した遠隔で爆発させられる爆発物。

 これは使えると判断して早速武器庫に配置する。近くで爆発させれば自身に被害が出る可能性もあるし、爆発を聞きつけて敵兵が集まり戦闘になれば勝てるかどうか分からない。ここにどれほどの規模の兵士がつめているか分からない以上は軽率な行動は控えた方が良いだろう。

 遠隔なら離れた地点、もしくは何かあった際に爆破すれば敵の注意をそちらに引けるし、武器弾薬の低下は敵兵の攻撃力の低下に繋がる。

 

 ―――勿体無い気はするが…。

 

 すぐに見付からないように設置したスネークは再び水の中へと飛び込んで水路を進む。

 水路上には敵兵は配置されておらず、スムーズに西部から南部へと進む事ができた。南部ではひとり乗りの乗り物に乗った兵士が警戒していた。

 西部に辿りつく前にも目にしたが、下方に取り付けられたブースターで浮遊する乗り物などアメリカですら見たことが無いのだが、あれは一体何なのだろうか?

 疑問を浮かべつつも見付からないように背後を進んで倉庫外部に辿り着く。

 入り江が見えて壁際に寄って双眼鏡で覗き込む。

 

 入り江には兵士に銃を突きつけられているソコロフ。

 そしてある男の姿があった。

 

 軍支給の制服の上からでも鍛えられた肉体に、佐官以上の階級章。短く切り揃えられた髪型に特徴的な顔の古傷…。

 ターゲットとして指定されたヴォルギン大佐であった。

 ヴォルギンは後ろに眼鏡をかけた女性を連れており、さすがにここからの狙撃は断念した。

 大局を見ればたかが一人の犠牲と言う者もいると思うが、スネークはそこまで非情になれなかった。それに今撃たないのは正解だった。

 

 兵士に抵抗するソコロフをヴォルギンが背後に居た女性を甚振ることで止めさせる。次はお前という脅しではなく、どうやら反応から女性はソコロフの関係者っぽい。心配そうに駆け寄ろうとしているのを兵士に押さえつけられている。

 抵抗しなくなったソコロフを兵士が連行しようとした時、クレパスで決闘を挑んできたオセロットが現れたのだ。

 もし狙撃してヴォルギンを倒せたとしてもソコロフに危険が及び、オセロットを含んだ守備隊を相手にすればただでは済まされない。ここはただただ眺めるしかなかった…。

 

 オセロットはソコロフにリボルバーを向け、一発だけ弾丸を装填する。次のもう一丁のリボルバーをホルスターより取り出してジャグリングするように扱い始めた。双眼鏡で人差し指に視点を合わせるとキャッチしたトリガーを引いている。ジャグリングしながらロシアンルーレットのような事をしているのだろう。さすがにこれは見過ごせない。

 そう思ったスネークが動くよりも早く事態は収拾した。

 

 扉から現れたスネークの師であり、大戦の英雄であるザ・ボスが横から割り込んだのだ。

 ジャグリングしていたリボルバーを空中で掴み、水面に向けて発砲。リボルバーを押し付けるようにオセロットに返す。

 

 …多分、分解されているよなぁ。

 

 自身も橋の上で銃を分解された事から、いらん事をしていたオセロットに同様の事が起きている事を感じ取った。

 ソコロフは兵士に連れられ、オセロットは受け取った銃を見つめ首を傾げながらその場を離れる。

 

 ザ・ボスとヴォルギン…

 本当に動かなくてホッとする。対象を云々の前に返り討ちに合いそうだ。

 しかもコブラ部隊のザ・フィアーが狙撃の名人であるジ・エンドが座っている車椅子を押して来た。

 何かを命じられたのか頷き、叫び声を上げながら水面を走って…。

 

 走って!?

 スネークは目撃したザ・フィアーに驚愕した。

 水面を走っていく人間なんている訳がない。一歩踏み出しただけで人間は歩くどころか踏み出した瞬間には沈む。なのに水面を走り、跳んで行ったのだ。

 ザ・ペインもそうだがコブラ部隊は本当に人間なのだろうか?

 まぁ、それは身体から電流を流すヴォルギンもそうなのだが…。

 

 雨が降り出し、その場を離れようとする両者が慌しく駆けつけた兵士により足を止めさせられる。

 どうもこちらを指差している。いや、頭上を指差しているのか?

 差してある方向へと視線を向けるとローターより火を吹かしながら突っ込んでくるヘリコプターの姿が…。

 

 

 

 

 

 

 バットは揺れるヘリの座席にしがみ付きながら祈る。

 ―――墜落だけは勘弁してくれと。

 

 戦争ゲームで相手に撃たれたり、ナイフなどの接近戦で倒されたり、戦った結果負けて死亡する事はある。というかそれがほとんどの戦争ゲームの死因で、事故死の方が珍しいだろう。

 戦った結果ゲームオーバーとなるなら納得もする。けれどヘリが墜落してゲームオーバーなど御免被る。

 

 操縦している兵士――ニコライは操縦桿を握りしめ何とか姿勢を維持させようと踏ん張るが、左右に展開する敵がそうはさせてくれない。

 

 「ニコライさん!まだ行けますか!?」

 「いや、このまま緊急着陸する!掴まっていてくれ!!」

 

 その言葉にヘリを移動手段に選んだ過去の自分に後悔する。

 思いついた時は敵のヘリが来ても自分が撃ち落してやる程度にしか考えてなかったが、まさかあんな兵器があるなんて思いも付かないだろう。

 ヘリの窓より見える敵はSFに出てくるようなひとり乗りの乗り物に乗っている。

 乗り込み口である後方以外を防弾用の鉄板で胸元辺りまで隠し、下方に取り付けられたブースターのみで浮遊し移動している。意外にすばしっこく、硬い為に中々落とせず、攻撃を受け続けて今に至る。

 

 下は広大すぎる森林に川などしかなく、着陸できるような開けた場所がまったくない。

 不安に押し潰されそうになっているバットに追い討ちをかけるようにヘリが大きく揺れた。浮遊していた敵の銃撃がエンジン部に直撃、プロペラの下方などから火を噴き始めた。

 

 「まさか……」

 「落ちるな…」

 

 姿勢を崩して前のめりになり落ちて行く。

 座席にしがみ付いてフロントガラスを見つめるバットには、基地の入り江らしい場所の水辺が近付いてくる様子がはっきりと見える。

 機体は水面を掻き分け、底の砂に擦りつけながら、落下した勢いのままに前に進む。

 擦られ大きく揺らされる機体はそのまま入り江に突っ込んだ。

 

 「いっつつつつ…。無事ですかニコライさん」

 「なん…とかな…」

 

 ふらふらとよろめきながら立ち上がり、操縦席のニコライを気にかける。額より血を流しながらも苦笑いを浮かべてまだ大丈夫だと告げる。

 落ちたヘリや航空機は爆発するイメージがあったので、ニコライに肩を貸して急ぎヘリから離れる。

 「んん…戦争かのぉ…」

 「へっ?」

 

 降りて真っ先に目に入ったのは車椅子に座ったまま寝ているおじいさんだった。

 ヘリが爆発するかも知れないのに放置は出来ない。しかし落ちたときの音で敵兵が集まってくる。悩む間もないことにイラつきながらニコライに視線を向ける。

 

 「怪我をしているところすみませんがお爺さんを」

 「…分かった」

 「もしも聞かれた時は――」

 「君に脅されてという事にすれば良かったんだな?」

 「はい。何とか切り抜けてくださいよ。家族の為にも」

 

 急いでAK-47を取り出そうとしたバットにヴォルギンが襲い掛かる。

 銃などを持たずとも、身体から電気を発して、弾丸を持つだけで発射できる。そもそもヴォルギンは接近戦のほうが得意なのだ。だから弾丸も銃も持たずに背後より殴りかかる。

 

 「鼠が!」

 

 背後からの大声に驚きつつ【CQCモード】を起動させる。

 スローモーションで殴りかかってくる拳を払い、手首を掴み、肘を逆に折るように力を込める。さすがにパワーとガタイの差からへし折る事は出来なかった。けれども関節を決める事には成功した。

 そのまま回して入り江から水面ヘと転がした。

 

 「ぬぉおおおおおお!?」

 

 目を見開いて叫びながら水の中へと落ちていったヴォルギンよりも、お爺さんをニコライが退避させている事を確認して安堵する。

 この時、バットが転がしたのがヴォルギンだと知っていればここでターゲットの排除は完遂していたのに。図らずも好機を逃してしまったのだ。

 

 

 

 ―――恐怖した…。

 バットは実際に戦った経験はない。あるのはゲームでプレイした簡易的な経験かアニメや漫画などで目にしたぐらい。

 だけど分かる。

 鋭い視線を向け、無言で駆けて来るあの女性は強いと。

 

 AK-47よりも取り回し出来るマカロフを抜いて躊躇う事無く撃つ。

 撃たなければ殺されると直感が理解している。強敵やラスボスといった類なのだろう。

 頭に向けて放たれた弾丸をギリギリずらして避けた。何発も撃ち続けるが弾丸が何処を通るのか知っているかのように避ける。ついには眼前まで迫った女性はマカロフの上部を撫でるように触り、顔面に肘うちをしようとしてきた。さすがにCQCモードと呟く暇もなく、咄嗟に防いで直撃だけは防ぐ。しかし威力から後方へと転がされてしまう。

 

 「痛ッ~…このってあれ!?」

 「反応が遅い!」

 

 立ち上がりマカロフを構えるが銃身やらスライドやらが無く、握っていた柄と銃身の下部分しか残っておらず、なにが起こっているのかさっぱり理解できない。

 冷たく叱咤した女性に向けて残骸と化したマカロフを投げ付けて【CQCモード】を起動させる。

 

 いつものように浮かび上がる軌道をなぞって拳を突き出し、蹴り上げ、掴み、絡め、身体を動かして攻撃を行なう。が、女性はそのすべてを捌ききって反撃をしてくる。

 強すぎる…格上なんてレベルじゃない。チートレベルで強過ぎる…。

 

 スローモーションで相手は動いている筈なのにそれでも押し切れない。最後には左手首を掴まれ背中に押し当てられ、関節を決められる。関節と肩の痛みから右手で押さえながら堪える。

 

 「今のはCQCだな?」

 

 女性から問いが来る。

 淡々と告げられた一言だがそこには敵意や殺意は感じられない。むしろ優しさを感じる…。

 

 「えぇ…CQCです」

 

 痛みに耐えながらも答えたバットは瞳だけを動かして何か手は無いかと辺りを探る。

 落としたヴォルギンは水の中から出てきて上がろうとしているし、入り口からは兵士達が集まりつつある。

 逃げ道は無い…。

 

 「見事だった。私とここまでやり合える相手は中々居ない」

 「お褒め下さり光栄ですよ。でも、ここでゲームオーバーですね」

 「それはお前次第だ」

 「ボク次第って―――何事!?」

 

 悔しいけれどここでゲームオーバーかと嘆いたバットの耳に大きな爆発音と揺れが伝わる。

 スネークが武器庫に仕掛けたTNTを爆発させたのだがそんな事は知らない。分かったのは一瞬だけでも背後の女性に隙が出来た事。

 関節を決められていない右で肘打ちを繰り出す。簡単に防がれ、逆に後頭部に一撃を受けたが離れることには成功した。

 

 「少年…名前は?」

 「バットです!貴方はなんと言うのですか?」

 「私は――ザ・ボス」

 「ザ・ボス…」

 「なにをしている!お前達!そいつを捕まえろ!!」

 

 ヴォルギンの一言で傍観に回っていた兵士が銃を構える。が、水辺より駆け上がったスネークの銃撃の方が早かった。

 

 「スネークさん!?」

 「だからさんはいらないと言ったろう!それより伏せろ!」

 

 撃ちながらバットに駆け寄るスネークは左手でヘリへとグレネードを放る。そのままバットを捕まえて物陰へと飛び込む。慌てふためく兵士を余所にヘリに近かったザ・ボスは水辺へと向かう。這い上がろうとしていたヴォルギンを蹴って水中に戻してから飛び込む。

 

 グレネードの爆発がヘリの燃料に引火して大爆発を起こした。

 物陰に隠れたスネークとバット。水中に潜って難を逃れたヴォルギンとザ・ボスを除いて周囲に集まっていた敵兵は全員吹き飛ばされた。

 

 「無事で…無事で良かったです」

 「それはこっちの台詞だ。兎に角ここを離れるぞ!」

 「了解です」

 「爆発を聞きつけて敵兵が殺到する。強行突破になるぞ」

 「はい!」

 

 AK-47を取り出したバットは駆ける。

 スネークと共に敵兵を蹴散らしながら先へと進む。

 その姿をザ・ボスが見守るように見つめていた…。

 

 

 

 

 

 

 苛立ちを隠せずにオセロットは壁を殴りつける。

 リボルバーをジャグリングしながらのロシアンルーレット。確かに軽率な行動ではあった。当てる気は無かったとしてももしもソコロフを撃ってしまえばヴォルギンの計画は水泡と帰す。そうすれば自身がどのような目に合うかは想像に容易い。

 ザ・ボスに戦場で運を当てにするなと怒られたのも納得する。

 

 オセロットが苛立っているのはそこではない。

 スネークはお前の獲物ではなくザ・ボスのコブラ部隊の獲物。だから手を出すなと言われた事が腹立たしいのだ。

 一度ならず二度も泥を塗られ、一対一の決闘ではザ・ペインの邪魔のせいで決着を付けられなかったどころか自分の部下を失った。

 奴に自分を認めさせる機会も雪辱を果たす機会も奪われ、挙句には手足だった部下までも奪われて黙って見てろと。そんな納得できない事があって良い筈がない。

 

 「あれは…奴は…スネークは私の獲物だ。誰にも譲らない…それがたとえザ・ボスであっても」

 

 静かに呟いて、深呼吸を繰り返す。

 徐々に落ち着きを取り戻したオセロットはベレー帽を直しつつ笑みを浮かべた。

 次再会した時こそ奴と決着をつけると…。

 

 そう思って一歩踏み出そうとした瞬間、大きく地面が揺れ爆発音が響き渡る。

 警報が鳴り響き兵士達が慌てだす。

 自身も何事かと辺りを見渡す。兵士を捕まえて事情を聞きだすかと思った矢先に二度目の爆発。

 

 「二度も?何があったと言うのだ?」

 

 来た道を戻り、通路に出ようとしたオセロットは近付く銃声に壁際に身を寄せながら通路の様子を窺う。

 

 眼前をバンダナを巻いた男―――スネークが駆けて行った。

 ザ・ボスに止められたがこの好機を逃す気はない。スネークから少し距離を開けて走っていたバットを捕まえる。左手で軽く首を絞めながら右手でリボルバーを抜いて構える。

 

 「スネェエエエク!!」

 「――ッ!?オセロットか!」

 「何たる幸運!もはやこれは宿命!決闘場としては物足りないがここでお前と決着を―――」

 「ちょっと邪魔!」

 「つけるぅうう!?」

 

 鬱陶しそうに声を荒げたバットに足の甲を思いっきり踏みつけられたオセロットは痛みから手を緩める。あまりの痛みに自然に足を押さえようとして前かがみになった所にバットの振り向き様の膝蹴りが顔面に迫る。

 避ける間もなくまともに喰らい仰け反る。さらに止めに下腹部への蹴りが…。

 

 「さぁ、行きますよ!」

 

 悶絶してその場に伏せるオセロットをスネークは哀れんだ眼で見つめたが、バットに引っ張られるまま走り出す。

 オセロットは心に決める。

 スネークとの決着は勿論だがあのバットにも目に物を見せてやる事を。

 下腹部を押さえ、蹲ったまま誓ったのであった…。


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