ULTRAMAN~the other universal story~ 作:アンギラスの息子
ジョーニアス「なあ。いくつか質問していいか?」
なんだい?
ジョーニアス「この小説書き始めたのいつ頃だ?」
一週間以上前かな?
ジョーニアス「ピクシブでオリトラマン書き始めたのいつ頃だ?」
…一週間くらい前かな。
ジョーニアス「最後に一つ…この一週間ど っ ち 書 い て た ?」
というわけでオリトラマン、ウルトラマンソリッドがピクシブにて連載開始!よんでn(プラニウム光線を食らった)
残機99→98
ミクラス「なあなあ、アイドルっていうのやろー!」
それは突然やってきた。カプセル怪獣達は時折こうして集まって話し合う。その中でもセブンのカプセル怪獣の一人、ミクラスの発言から全てが始まった。
UF-0「そもそもアイドル?ってなに?」
UF-0が首をかしげる。宇宙を一人旅してきた彼女からすれば聞き覚えの無い単語だ。そもそも人間になること自体、ノルバーグを吸収した事で得た能力だ。そういうものに疎いのは当然だろう。
セブンガー「アイドルとは偶像、崇拝の対象などの意味を持った単語で…」
ロン「いや、そっちじゃ無いと思うぞ。」
彼女の疑問にややズレた返答をするセブンの怪獣ボール、セブンガーとレオの侍女であるロン。さらにミクラスと同じカプセル怪獣であるアギラとウィンダム、ゼアスのカプセル怪獣であるミラクロンも反応する。
ウィンダム「アイドルというのは歌手、日本ではエンターテイナーのことです。」
アギラ「そもそもなんでアイドルをやろうと?」
ミラクロン「というか誰が歌を作って誰が衣装作って…」
ミクラス「えっと…気合と根性で!」
ロン「…ハァ…」
ミクラスの精神論発言に常識人のロンは呆れ、ため息をつく。彼女の胃も穴が開きそうだ。
UF-0「服だったらわたし作れるよ?」
全員「えっ」
UF-0まさかの特技。彼女曰く、グレートの私服に穴が開いてるのを見つけて裁縫をはじめて以来、上達していき、今では服を作れる程になったとか。
ミクラス「じゃあ後は歌だな!」
ミラクロン「やることは確定なのね…」
アギラ「ごめんね…」
ミラクロン「いやいや、アギラのせいじゃないでしょう。」
ロン「やるんだったらさっさと始めようぜ!」
カプセル怪獣達七人によるアイドル活動がここに始まった!
衣装作りはUF-0を中心にセブンガーとミラクロンが作り始めた。問題は歌の方だった。具体的には…
ミクラス「これにしよー!」(もも○ロの曲)
ウィンダム「ジャ○ラックに怒られるのでやめてください!」
とミクラスが他人の曲を持ってきたり、
アギラ「作詞はできた…」
ロン「…曲は?」
作詞できても作曲できなかったり。ただただ時間が過ぎていった。そして…
UF-0「服できたよー!」
ミラクロン「セーラー服モチーフ…王道だけど、十分な出来じゃないかな?」
セブンガー「力作です。」
衣装が完成した。セーラー服を元に少しづつ装飾を追加、一人一人の衣装のリボンと襟の色が違うという王道衣装だ。
ロン「作曲完了ー!」
ロンとウィンダムの努力によって作曲完了。こうして後は踊りを身につけるだけとなった。 だが、再び問題が発生した。
ウィンダム「セブンガー…もっと感情を込めて歌えませんか?」
ロン「ミクラス! 周りに合わせて歌えぇ!」
歌うことに関して疎い故にバラバラになっているのだ。どうしようかと(きちんと許可はとってある)部屋で考えていた時だった。部屋の扉が開かれ、誰かが入ってきた。その人物とは――
グレート「手詰まりって所?」
セブン「よっ。頑張ってるか?」
ジャック「差し入れ持ってきましたよ。」
ゼアス「といってもサンドイッチですけどね。」
ウィンダム「ご主人様!ジャックさん!」
UF-0「お姉ちゃん!」
ミラクロン「ゼアス!?なんでここに…?」
セブン、ジャック、グレート、ゼアスの四人だった。彼らは行動し始めた時から気づいていたようだ。そろそろ猫の手も借りたい状況ではと思って来たそうだ。
ジャック「歌でしたら私とグレートさんは得意ですから教えれると思います。」
セブン「ダンスはよくわからんが…なんとかするさ。」
グレート「とりあえずは行動しましょう。出来るって言ったならやり遂げないと。」
ゼアス「がんばりましょう!」
ゼアスも両手を握って可愛らしくカプセル怪獣達を応援する。実際可愛い。だが男だ。それからは特訓の日々だった。ダンスについては振り付けをゼアスが頑張った。ジャックとグレートが歌の指導をし、セブンは初ライブの場所を探した。そして――
セブン「日程、場所共に決まったぞ!」
全員「おおっ!」
ウィンダム「ということはラストスパートをかけなければ、ですね。」
ロン「っし!ここまで練習した成果を見せてやる!」
セブンガー「これまでの練習量から成功する可能性は十分にあります。このまま一気に決めましょう。」
全員やる気満々だ。
最後の微調整やリハーサルを繰り返し、ついに本番の時が来た。だが、アギラやUF-0の様子が少しおかしい。
ミクラス「アギラ?UF-0?どうしたんだ?」
アギラ「ミクラス…少し緊張して…」
UF-0「ふ、震えが止まらない…」
リハーサルでいくら成功しても大勢の客の前で歌うのはさすがに緊張するものだ。周りがなんとかフォローを入れる。
ミラクロン「ほら、お客さんを野菜と思えって言うじゃない?」
ウィンダム「できたら苦労しませんよ…深呼吸をして落ち着くのはどうでしょう?」
セブンガー「人の胸を揉む方法もあるそうで…」
全員「どこで仕入れたその情報。」
全くフォローできてない。だが、緊張はほぐれたようだ。
アギラ「はぁ…なんだか、いつも通りだね。」
UF-0「でも緊張がなくなったよ。」
ロン「そうそう、いつも通りでいいんだよ。」
ミラクロン「そっちの方が安心するしね。」
グレート「もう時間よ。行ける?」
全員「もちろん!」
そう言ってカプセル怪獣によるアイドルグループ『カプセルガールズ』の初ライブが幕を開ける!
ちなみにライブ終了後すぐにファンクラブができたらしい。会員no.1はスコットだとか…
アイドル…できてたよね。(残機21)
ジョーニアス「んで…セブンガー、ロンは三途リバーさんのキャラなんだよな?」
はい。使用許可ありがとうございます!
ジョーニアス「ところでだ。ミンティオスはでなかったな?」
いや…彼(?)こっちの世界にいるかわかんなかったし、入れたら情報過多で死んじゃう…
次回は間が開くと思いますが、本編を書いていく予定です。では次回またお会いしましょう。
ジョーニアス「またな!」