ULTRAMAN~the other universal story~   作:アンギラスの息子

36 / 36
お久し振りです、受験の終わらぬアンギラスの息子です。

ミラクロン「ゼアスがお世話になってます、カプセル怪獣のミラクロンです。」

さすがに間を開けすぎてみんな忘れてるかな…?

ミラクロン「もっと胸を張りなさい。作者がそのようでどうするのですか。」

はい、すいません…では真面目に、今回のストーリーをどうぞ!

ミラクロン「お楽しみください。」


「ロボット?ロボット!?」

グレート、イアン、パワード、UF-0は再び遺跡の中にもどり、これからについて話し合った。といってもUF-0は先程の戦闘の疲れからか、遺跡の奥でピグモンを抱き枕にぐっすり寝ているが。

 

グレート「とは言っても…これが誰の仕業なのかは検討はついてきたって感じだけど。」

 

パワード「ヤプールか、もしくはバルタン…どちらかだと思います。」

 

イアン「だろうな。奴らはお前達とは水と油、混じり合えない存在だからな。」

 

パワード「私たちが陽なら彼らは陰ということですね。」

 

グレートは光の国の戦士ではないが、ヤプールやバルタン星人については多少の知識がある。M78星雲の戦士と彼らの戦いは人間で例えるなら隣町の火事のようなものだ。自然と情報は入ってくる。だが、人間が火を発見してから何万という時を経ても火事は無くならない。いつ自分の元で火事が起きるかわからない以上は用心しなければならないのだ。

 

いや…まだ細胞だったゴーデスを母星に持ち帰り、進化を許した挙げ句の果てに滅亡したグレート達は、自分の母星を自らの科学力で破壊したバルタン星人を非難することはできないのかもしれない。

 

グレート「今日襲ってきたということは、明日また来るかもしれない。今は専守防衛の構えでいきましょう。あっちがボロを出すまで根気比べよ。」

 

イアン「けっ、もどかしいのは嫌いだ。」

 

パワード「ですが、現状では最良だと思います。下手に動いて囲まれたりでもしたら…」

 

イアン「わーってるよんなこと!」

 

グレート「はいはい、そこまで!明日に備えて寝なさい!」

 

イアンはグレートに無理矢理遺跡の奥につれてかれる。パワードも彼女たちについて奥に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな頃、はるか上空の宇宙船の中のリンの部屋…

 

チェルシー「わざわざユーが行かなくてもオートパイロットで十分だと思いますケド?」

 

リン「たぶん無理。あいつら、予想以上に強い。それに…」

 

チェルシー「それに?」

 

リン「私は生身だと弱い。」

 

チェルシー「ま、シル(初代)に手も足もでないような種族ですし無理でショーネ。」

 

チェルシーがリン達…つまりダダのことをバカにする。おとなしめのリンとてさすがに腹が立つ。だが、事実でもある以上反論できない。だが罵倒はできる。

 

リン「協和も考えずに好き勝手やろうとして逆恨みするよりマシ。」

 

チェルシー「…チッ…」

 

これ以上罵り合いを発展させるのもバカバカしいと思い、チェルシーはリンの部屋を後にする。

 

対してリンは何を持っていくか、そして()()にどのような改造をするかを考えていた。少なくとも今の研究課題である電子生命体『DADA』は連れていけない。怪しまれてしまう。ならば最低限ウルトラマンをバックアップできる物をと思うが、何を持てば良いのか皆目検討もつかない。

 

リン「…取り合えず食事、工具…研究の資料でいっか。」

 

今まで長い間成長を見守ってきたDADAを置いていくのはハッキリ言って心にくる。感覚はペットと飼い主の絆に近い。

 

あとは()()の改造だけだ。これ以上強化しても勝てないだろうし勝ってはいけない。むしろ勝ったところで自分はほぼ用済み一歩手前だ。意味はない。逆に考えれば()()を研究施設みたいにすればいいのではないか?宇宙船としての機能をつければいい。なら決まりだ。

 

リン「船のスペアパーツをもらっていって徹夜で仕上げよう…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝になり、グレートは遺跡から出てきた。朝日を浴びると目が覚めるというのは動物の本能のようなもので、どれだけ進化してもそれは変わらないらしい。空を見上げれば良い天気だ。『これであいつらがいなければなぁ…』とため息一つ、鳥や箱のようなロボットを見つめる。

 

グレート「…ん?」

 

見間違いかと思ったがそうではなかった。間違いない。なにかが飛んできてる。

 

グレート「新しい敵!?」

 

まずい。イアンはUF-0とピグモンに挟まれながらなぜか熟睡してる。パワードはどうだ。走れば間に合うか?考える暇はない。彼女は遺跡のなかに走っていった。

 

パワードが起こされて─ちょうど起きたイアンも─来てみればドキュメントでしか見たことはないが、記憶に残っている()()がいた。

 

──ロボット怪獣 ビルガモ──

 

バルタン星人の兵器だったはず。ならば今回の黒幕はバルタン星人か…

 

グレート「3人ならなんとかなるわね。」

 

パワード「あの見た目でも強敵です。気を付けて。」

 

イアン「よし、さっさとブッ飛ばして…」

 

そこまで言った時、空が光った。と思った時、ビルガモに、遺跡の入り口に、グレート達の近くに光弾が直撃する。衝撃で遺跡全体が震える。UF-0らが急いで出てくる。だが光弾はやまない。やがて遺跡は崩壊し、ビルガモがグレート達の上に倒れた。上空から降りてくる物体は見る者が見ればバルタン星人の宇宙船だと見抜くだろう。だが今、彼女たちは気を失っている。

 

宇宙船から光線が放たれる。すると何やら怪獣が一体浮き上がってきたではないか。両手が鎌、背中に大きな羽──彗星怪獣ドラコだ。あの壁画の最後の一体かつ遺跡の惨劇の元凶であり、チェルシーが探し求めていたものだった。宇宙船はドラコを引き揚げると、そのまま飛んでいった。




ゼアス「グレートさん!?パワードさん!?」

今日はこんなところにしておいてやるか…(cv.村上幸平さん)

ゼアス「お二人は!どうなっちゃうんですかぁぁぁ!!」

わかった!わかったから抱きつくな泣くな顔を胸にうずめるなぁ!

ゼアス「ズビッ…すみません…」

正直、グレートのデザインが決まった以外に特筆すべきことが無いからなぁ…あ、アルティメットルミナスのデルタプラズマーがプレバンで出ましたね。プレバン…プレバンぅぉぁあああ!!!

ゼアス「ちょっ、作者さん!?止まって…!こんなグダグタですが、この作品を待ってた方、ありがとうございます!遅れてしまい申し訳有りません!ですが、順次投稿スピードを上げていくのでこれからもよろしくお願いします!ではでは~、です!」

\いい加減止まってくださ~い!/

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。