ULTRAMAN~the other universal story~   作:アンギラスの息子

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というわけで第六話です。今回でタロウとエースが客演します。これからアリアを矯正…ん"っん"ー 優しさを取り戻させます。

ちょっとエッチなのもあるよ!(大嘘)


第六話「正義と憎悪」

惑星イズー付近の宙域を飛行する二人のウルトラ戦士、エースとタロウは邪悪な気配を察知して惑星イズーへと向かっていた。

 

タロウ「だけどエース姉、だいじょうぶかな?ゴーデスって言うのの調査もしないといけないんでしょ?」

 

エース「大丈夫、タロウ。連絡は既にしてあります。それに、得体の知れない敵より先に暴れてる悪党をほったらかしにして後で大惨事になったらいけないでしょう?」

 

タロウ「ゴーデスって言うのも厄介っぽそうなんだけどなぁ。」

 

そういいつつ、惑星イズーに向かって飛び続ける二人であった…

 

タロウ「あ…UFO。」

 

エース「どこの星のでしょうか?」

 

タロウ「なんだかカニみたいだなー。おいしそう。」

 

エース「…帰ったらカニ鍋にしますか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして惑星イズーに到着した。二人共スーツを解除して森の中を歩いていく。

 

タロウ「にしても変なの… いろんなところから嫌な感じがする。」

 

エース「とりあえず一番近い所から周りましょう。」

 

そうして一番近い場所に向かっていった。そこは洞窟を利用した巨大な遺跡だった。壁面には5種類の怪獣の絵が彫られていた。

 

タロウ「これ…ゴモラかな?こっちはパンドンみたい。」

 

エース「ピグモンにジラース…テレスドンですか。壁画を見る限り、ピグモンがリーダーみたいですね。」

 

タロウ「なんでだろうね?一番弱いのに…」

 

エース「人々を守っている描写があります。おそらくピグモンが他の四体を引率して人助けをしてたのでしょう。」

 

タロウ「─? にしても怪獣いないなー…こっちの方のはずなのに。」

 

次の瞬間、地面が大きく揺れはじめた。

 

エース「言ってるそばから…!」

 

タロウ「外に出よう!」

 

外に出ると、そこにはジラースがいた。だが、ゴモラ同様に所々変化している。アイデンティティとも言うべき襟巻はほぼ消え失せ、体つきはかなり良くなっている。わかりやすく言えば、ミレニアムゴジラである。

 

タロウ「えっと…ジラース…かな?」

 

エース「なんか違う気が…ともかく、倒しましょう。」

 

タロウ「だね!」

 

そういうとエースは指輪が、タロウはバッジが輝き始める。

 

エース「ウルトラタッチ‼」

 

タロウ「タロウー‼」

 

2つの指輪が重なり、バッジが高く掲げられる。瞬間、光が辺りを支配し──

 

 

エース「さて、行きましょう。」

 

タロウ「任せて!」

 

二人のウルトラマンがジラースと対峙していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人がジラースと対峙している時…

 

テレスドン「GUUUUUU…KUUUUUUU」

 

アリア「しぶといですね…」

 

テレスドンはアリアによって追い詰められていた。尻尾を切り落とされ、息も絶え絶えの状態だった。ただ、それなりに耐えた様で、アリアのカラータイマーも点滅していた。

 

テレスドン「GYAAAAAAAAA!」

 

アリア「無駄なことを…」

 

苦し紛れに熱線を放つも吸収されてしまう。

 

アリア「お返しします!」

 

さらに増幅されて撃ち返す。だが、テレスドンは間一髪で避け、爆炎に紛れて逃走する。

 

アリア「逃がさない…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タロウ「もう一息!」

 

その頃二人も決着がつきそうだった。

 

エース「任せて…バーチカルギロチン!」

 

三日月状の光線が飛んでいき、G(ゴーデス)ジラースを真っ二つにした。

 

エース「あぁ…快っ感♡」

 

タロウ「エース姉…」

 

タロウとてエースの性格を知っているが、間近で見るとさすがに引く。

 

タロウ「まぁ、これでおわり…ん?」

 

向こうから怪獣がやってくるのが見えた。やはり変化しているが、テレスドンである。二人が警戒した瞬間――

 

 

ズパッ!

 

タロウ・エース「え?」

 

テレスドンが二つに裂けた。そしてテレスドンを真っ二つにした犯人は…

 

アリア「あなた達は…?」

 

タロウ「ウルトラ戦士!?」

 

 

ここに二つの光が邂逅した。果たしてこれが吉と出るか凶と出るか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザラブ星人 イアン「はぁ…はぁ…」

 

惑星イズーのどこか、ザラブ星人のイアン―シルと戦ったザラブ星人の妹である―とゴーデスが対峙していた。だが、一方的だった。指一本触れることなくイアンは瀕死になっていた。

 

イアン「くっ…殺せ!」

 

ゴーデス「そう死に急ぐな…小娘、チャンスをやろう。」

 

イアン「チャンスだと?」

 

ゴーデス「そうだ…アリアという生意気な小娘を殺すのだ…そのための力も授けてやろう。」

 

イアン「アリア? だが、ウルトラ戦士に復讐できるというのなら。姉さまのできなかった偉業を果たせるというのなら喜んで!」

 

ゴーデス「そうだ…その意気だ。こちらに来い。」

 

ゴーデスに誘われ、イアンはゴーデスの両腕の触手に絡まれる。そしてイアンはゴーデスから力を授かる。ゴーデス細胞という悪魔の力を――




ということで第六話でした。アンケートもまだまだ実施中ですから、協力お願いします。
エッチなの!?あったろ触手が!(横暴)


さて、何か話すこと…えっと?好きな怪獣とか?(カンペ)

個人的に好きな怪獣は

1 エースキラー
2 UF-0
3 ムルチ

ですね。

エースキラーは単純にかっこよかったので。メビウスキラーもすきですよ。

UF-0は可愛いから。ですよね!?あのぎょろ目と鋏!全長は180mもあるけど。

ムルチは帰ってきたウルトラマンで見て以来好きになりました。


それでは次回またお会いしましょう!

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