荘助「投稿遅い死ね」
酷いです
荘助「話す内容無いから本編始まるよ」
「いくらなんでもこの階段長いわよ❗️」
霊夢・魔理沙・正義・荘助の四人はとてつもないほど長い階段を上っていた
「まぁ、あと少しだから頑張ろうよ」
「嫌よ❗️」
「しょうがないじゃん、スキマの調子が悪いんだから(嘘)」
「魔理沙も何か言ってよ」
「私は修行のお陰で平気だぜ❗️」
「空を飛ぶのはどうですか」
「そうするわ」
正義が提案すると霊夢が空に浮いた
「行くわよ」
〜数分後〜
「やっと着いたぜ」
「桜綺麗ですね」
階段を上り終えた先の道を挟むように沢山の桜の木が並んでいた、桜はどれも満開で綺麗な光景を生み出していた
「はぁ、よりにもよって冥界か…」
霊夢は綺麗な景色に見とれずにため息をついた
「冥界って、もしかして」
「死んだ後に魂が行くところよ」
「えっ、僕たち死んだ「死んでないから安心して」…分かりました」
「へー、ここが冥界か…誰かいるぞ」
道の真ん中に白髪の少女が立っている、両手を腰にかけてある剣の柄に置いて、霊夢達を見ていた
「貴方邪魔だからどいてくれない?」
「ここから先は通すわけにはいかないのでお断りします」
「だったら無理矢理通らせて貰うぜ❗️」
「主のために貴方を倒します❗️」
「さぁ、魔法使いと剣士の戦いが幕を開けようとしている❗️、一方は異変解決のため、もう一方は主のため、さて一体どちらが勝つんでしょうか❗️「「貴方(お前)も戦ってください(え)」」
魔理沙と白髪の少女が睨み合っていると荘助が実況をし始めた
「えー、やだ」
「なっ、何を言ってるんですか❗️」
「それと名前は言わなくていいの?(知ってるけど)」
「あっ、申し遅れました、魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)と申します」
妖夢は剣の柄にかけていた手を下ろし、頭を下げて言った
「霊夢よ」
「霧雨 魔理沙だぜ」
「佐藤 正義です」
「土方 荘助だぞー」
それぞれが自己紹介をした
「それより、何で私と戦わないのですか」
妖夢が顔を上げて言った
「僕が戦ってもいいけど、この人達の修行の相手になって欲しいからね、戦わないよ」
「言っておくけど、こいつに何を言っても無駄よ」
「(荘助さんの強さの底が分からないぐらい強い)…分かりました、だけど、あの人達に勝てたら私と戦ってくださいよ」
「いいよ」
「そうですか、分かりました」
妖夢は剣を両手に持って構えた、右手に長剣、左手には短剣を持っている
「相手もやる気のようだな、よし、やるぞ霊夢❗️」
「分かったわよ…」
魔理沙、霊夢はそれぞれ箒、お祓い棒とお札を持って構えた
「行きます❗️」
妖夢は右足を少し後ろに下げてから、地面を蹴り、魔理沙の目の前まで、移動し、そのまま構えていた長剣で切りかかった
「うおっ、危なっ」
魔理沙は寸前のところで魔力で強化した箒で防いだ
「まだだ❗️」
妖夢は短剣で追い討ちをしかけたが
「霊符『夢想封印』」
「ちっ」
「危ねっ」
霊夢が止めた
「大丈夫?」
「なぁ、私がいるんだからもうちょっと加減しろよ」
「大丈夫そうね」
「無視するなよ❗️」
「(一人に気を取りすぎた、敵は後二人いるのを忘れてた)まだまだいきます❗️」
妖夢は構え直して、魔理沙に今度は二十発程の斬撃を放った
「この程度余裕だぜ❗️」
魔理沙は余裕の表情で弾幕を使い、斬撃を相殺させた
砂埃を含んだ煙が漂っている
「この煙うっとうしい「転生剣『円心流転斬』」なっ❗️」
妖夢が煙の中から飛び出し、魔理沙に向かって高速斬りを放った
「がはっ❗️」
魔理沙はとっさに体に纏う魔力を強くしたが、間に合わず数回斬られてしまった
「トドメだ❗️」
「くそっ、
魔符『スターダストレヴァリエ』」
妖夢は魔力が弱まっているところを見つけ、横薙ぎに払い抜けようとしたが魔理沙がスペルカードを使った
(避けられない…なら、無理矢理押し切る」
妖夢は避ける事が出来ないと判断し、体中に霊力を纏い魔理沙に向かって横薙ぎの一閃を放った
「ぐはっ❗️」
腹を斬られて魔理沙は口から血を吐いた
「ぐっ」
妖夢は零距離で大量の弾幕を受けたため、吹き飛ばされ二メートル先の桜の木に激突した
「「魔理沙(さん)‼️」」
重傷を負ってしまった魔理沙の元に正義と霊夢が慌てて近づいた
「正義❗️」
「分かりました
超回復『スーパーリカバリー』」
正義がスペルカードを唱えると魔理沙の怪我が見る見るうちに治っていった
「ありがとうな、正義、おっと」
怪我が治った魔理沙は直ぐに立ち上がろうとするが、立ち上がることが出来なかった
「少し休んでください、魔理沙さん」
「お前らが戦っているのに一緒に戦わないなんてそんなの無理に決まってるだろ❗️」
「正義の言う通りにしなさい、今の貴方じゃ何も出来ないわよ」
「くそっ❗️」
魔理沙は言い返すことが出来ず、悔しそうに叫んだ
「いくわよ、正義」
「はい、分かりました」
「後二人で…って、荘助はどこに行った❗️」
「えっ、荘助なら普通に歩いて奥に行ったけど」
妖夢がいつのまにかいなくなった荘助を探していると霊夢がそう言った
「い、いつのまに❗️」
「そうなのですか❗️」
「そうだったのか❗️」
魔理沙や正義も気づいていなかったのか妖夢と同じく驚いていた
「あら、貴方達気づいてなかったの?」
「あぁ、全く」
「まぁ、とにかくこの人の言う主とやらはあいつが倒してくれそうね」
「は、早くこの人達を倒して助けに行かないと」
妖夢が少し焦った様子でいった
「無理よ、貴方はここで私達に負けるからね」
「絶対に勝ってみせます❗️」
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荘助は庭園の中を歩いている
「桜って綺麗だと思わない?」
荘助は空に浮かんでいるピンク色の髪の女性に話しかけた
「えぇ、私もそう思うわよ」
「でもさ、あの桜の木の花を咲かせるのは良くないと思うよ」
荘助は少し遠くにたっている桜の木を指差して言った
その桜の木は他の桜の木より十倍近く大きい
「この桜は西行妖って言って普段は封印されていて、花が咲くことが無い桜なのよ」
「(危険だからね)そうなんだ」
「それとこの桜の下には何かが眠っているんだけと、私はそれが何か気になるのよ」
「(自分の身体がなんだけどね)やめた方がいいと思うよ」
「何故かしら?」
「その何かを確認するためには、桜の封印を解くんでしょ」
「そうよ」
「桜の封印を解かれたくないからね、止めさせてもらうよ」
荘助の髪が赤い色に変わり、威圧感が増した
「それだったら、私を倒さないとね」
幽々子は荘助の威圧に対して余裕の笑みを浮かべた
「(あいつらが仕掛けて来る前に倒さないと)いくぞ❗️」
両手に剣を構えて叫んだ
「幽々子よ」
「えっ?」
「私の名前は西行寺 幽々子よ、幽々子って呼んで」
「あー、うん、分かった…いくぞ幽々子❗️」
「楽しい時間になりそうね」
荘助「今回のゲストは幽々子❗️」
幽々子「あれ、作者はどうしたのかしら?」
荘助「そいつなら僕が殺った」
チーン
幽々子「そう、でここで何をしてるのかしら?」
荘助「少しだけ雑談をしてるよ」
幽々子「そうなの」
荘助「まぁ、普段はこのぐらいで終わらせてるけどね」
幽々子「えー、まだ話足りないわよ」
妖夢「幽々子様〜ご飯出来ました❗️」
幽々子「今行くわ、そういうことで、さよなら」
荘助「じゃあね、次回もよろしく」