全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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第十五話始まります。
今回は異変後の宴会の話です。
正義の過去の話もでます。


第十五話 異変後の宴会①

魔理沙「よーし、皆準備はいいか

乾杯‼️」

 

全員「「「「「乾杯‼️」」」」」

 

博麗神社で異変後の宴会が始まった、博麗神社には宴会をやると聞いたたくさんの妖怪が集まって酒を飲んでいる

 

レミリア「賑やかね」

 

魔理沙「当たり前だろ、宴会は賑やかじゃないと駄目なんだよ」

 

レミリア「そうなのかしら?」

 

魔理沙「フランはもう馴染んでるぞ」

 

レミリア「えっ?」

 

レミリアはフランを探した

 

レミリア「確かに馴染ん、で…」

 

レミリアは他の妖怪達と仲良くしているのを、見て嬉しいのだが

 

レミリア「私のフランから離れろおおおぉぉぉ荘助えええぇぇぇ‼️」

 

荘助がフランを抱きしめた瞬間に叫んだ

 

荘助「フラン…レミリアが虐めてくる」

 

フラン「お姉様、お兄ちゃんを虐めたら私お姉様のことを嫌いになるよ」

 

レミリア「ぐっ…(あいつ、フランを使って文句を言わせないだと…あいつの勝ち誇った顔がうざいし、というかどこ触っているのよ❗️)」

 

レミリアの心の中で不満の声を叫んだ

 

 

 

正義「皆お酒結構飲みますね」

 

霊夢「まだ始まったばかりだからこれからもっと飲むわよ」

 

正義「す、凄いですね」

 

文「正義さーん」

 

霊夢と正義が話をしていると文が来た

 

正義「どうしたのですか?」

 

文「そういえば正義さんに取材をしてなかったのを思い出しまして」

 

正義「そうでしたね、いいですよ」

 

文「では、これから取材をさせていただきます」

 

文はペンとメモを取り言った

 

文「えーと、まずは確認で

名前は佐藤 正義

能力は【正義を力に変える程度の能力】

【受けたダメージを力に変える程度の能力】であってますよね」

 

正義「はい、そうです」

 

文「正義さんは外の世界では何をしてましたか?」

 

正義「高校生をやってました」

 

文「高校生?」

 

文は言葉の意味がわからず首を傾げた

 

正義「幻想郷でいう寺子屋ですよ」

 

文「そこで何を勉強していたのですか?」

 

正義「理系を中心に勉強してました」

 

文「将来の夢はなんでしたか?」

 

正義「警察官になりたいと思ってました」

 

文「おぉー、さすが名前に正義と付けているだけあってやりますね」

 

文は感心した感じに言った

 

正義「いや、名前は関係ないと思います」

 

文「そ、そうですよね、

兄の義正さんはどんな人ですか?」

 

正義「それは、…」

 

言葉につまり、俯いた

 

文「す、すいませんでした。話たく無ければ話さなくてもいいですよ」

 

文は慌ててさっきの質問を取り消そうとした

 

正義「いいですよ、俺の過去と一緒に教えます」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

10年程前の外の世界

 

正義「お兄ちゃん、待って❗️」

 

義正「あはは、嫌だよ」

 

正義と義正は家で鬼ごっこをしていた

 

母「こら、駄目でしょ、家の中で走り回っちゃ」

 

正義・義正「「はーい」」

 

二人のお母さんが注意をし、二人は返事をするが未だに走り回っている

 

母「走り回っちゃ駄目よ、ほら、お父さんも何か言いなさいよ」

 

コーヒーを飲みながらテレビを見ている父に話をふった

 

父「今日はこの子達の誕生日なんだから偶にはいいだろ?」

 

母「誕生日じゃなくても走り回ってるじゃない」

 

今日は正義と義正の誕生日である

 

父「アー、コーヒーハオイシイナ」

 

母「お父さんが止めなさい」

 

父「分かりました、おーいそろそろ走り回るのをやめろー」

 

母「そんなんでやめる訳無いでしょ」

 

母はため息をついた

 

父「お母さんが美味しいおやつ作ってくれるってよー」

 

母「はぁっ⁉️」

 

正義・義正「「やった〜‼️」」

 

母「何で勝手に変な約束してるのよ」

 

父「走り回るのを止めろと言われただけだ、どんな手段でも止めれればいいんだろ」

 

お父さんはドヤ顔で言った

 

母「はぁ、まったく、頼まなければ良かった」

 

正義「お母さん、おやつは?」

 

義正「おやつはまだ?」

 

正義と義正はお母さんに近寄っておやつをねだっていた

 

母「しょうがないわね、買い物行くからついてきて」

 

正義・義正「「やった〜‼️」」

 

父「頑張ってねー「あっ、貴方のお小遣い減らすから」酷い」

 

 

 

 

母「ホットケーキ出来たわよ」

 

正義・義正「「はーい」」

 

 

〜少年食事中〜

 

 

正義・義正「「ごちそうさまでした」」

 

父「いやー、正義と義正も今年で6歳になるのか、将来の夢は決まってるのか?」

 

パンケーキを食べ終えた二人に話かけた

 

正義「警察官になりたい❗️」

 

義正「僕も❗️」

 

大きい声で答えた

 

父「そうか、頑張れよな」

 

正義「絶対になる❗️」

 

義正「僕も❗️」

 

父「正義は優しさがあるし、義正も正義感があるから絶対になれるよ」

 

正義・義正「「やったー❗️」」

 

正義と義正は叫びながら走り回り始めた

 

父「あっ、また走り始めた…まぁ、いいか」

 

お父さんは背伸びをしながら言った

 

父「こういう毎日も好きだし「続くと良いですよね」誰だ⁉️」

 

リビングに突然、黒いローブを羽織った男が現れた

 

?「えーと、境界の管理人とでも言っておきましょうか、あっ、管理人って呼んでも良いですよ」

 

父「お前の名前はどうでもいいが、どうやって家に入った?」

 

管理人「それは企業秘密ということで、…言っても無駄だと思うけどね」

 

父「何を言って「貴方はここで死ぬからね」がはっ」

 

管理人は一瞬で父の体を腕で貫き殺した

 

母「どうしたの?えっ…」

 

次にリビングに入ってきた母の頭を潰して殺した

 

管理人「さて、次は…いた」

 

管理人は正義と義正を見た

 

義正「お、お前早く逃げろ」

 

正義「お兄ちゃんこそ逃げてよ」

 

二人は震えながらもお互いに逃げろと言っていた

 

管理人「ふふふ、いい兄弟ですね」

 

正義「お兄ちゃん❗️」

 

義正は管理人に体を貫かれ死んだ

 

正義「う、うわあああぁぁぁ‼️」

 

正義の意識は途絶えた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

正義「その後、病院で目が覚めて、医者に俺以外の人が死んだことを言われました」

 

魔理沙「そ、そうだったのか」

 

文「うぅ、何かすいませんでした」

 

正義「だ、大丈夫ですよ文さん」

 

文「で、でも…」

 

魔理沙「正義が気にするなって言ってんだから気にするな」

 

文「わ、分かりました」

 

俯向きながら文は返事をした

 

魔理沙「そういえば、何で死んだ義正が正義の体?の中に入っているんだ?」

 

正義「そ、それは分かりません」

 

魔理沙「義正は分かるのか?」

 

正義「聞いてみます」

 

義正(俺が正義の体にいることだろ?知らないよ)

 

正義(本当ですか?)

 

義正(本当だ)

 

正義「(そうですか)すいません、分からないそうです」

 

魔理沙「そうか、何でなんだろうな」

 

魔理沙は残念そうに言った

 

文「荘助さんなら分かるかもしれない「知ってるよ」えっ、荘助さん居たんですか?」

 

荘助「正義が話始めた時からいたよ」

 

魔理沙「そ、そうなのか。で、なんでなんだ?」

 

荘助「知らない方がいいと思うよ」

 

荘助は酒を飲みながら答えた

 

魔理沙「はぁ、何でだよ」

 

荘助「いやぁ、事情があってね、話せないんだ」

 

魔理沙「じゃあ、正義の事についてどこまで知ってるんだ?」

 

荘助「管理人の正体とか?」

 

魔理沙「なっ、お前知ってて何とも思わなかったのか?」

 

荘助「うん、何もね」

 

魔理沙「お前、家族が目の前で殺される事の辛さが分からないとでもいうのか⁉️」

 

荘助「分からないよ、あっ、僕はフランのところに行ってくる」

 

魔理沙「おい❗️…ちっ、いなくなった、絶対に反省させてやる」

 

消えた荘助を探して魔理沙はどこかに行った

 

文「大丈夫ですか?」

 

正義「大丈夫、です」

 

 

 

魔理沙「フランー❗️」

 

フラン「どうしたの魔理沙?」

 

魔理沙「荘助がどこにいるか知らないか?」

 

フラン「えっ?知らないけど」

 

魔理沙「えっ、フランのところに行くって言ってたのに」

 

フラン「何かあったの?」

 

フランは心配そうに尋ねる

 

魔理沙「ちょっとな、荘助の霊力をたどるか」

 

魔理沙は心配そうにしているフランを置いて荘助を探して歩き始めた

 

 

 

魔理沙「あっ、荘助だ、何やってるんだあいつ」

 

荘助は縁側に座って月を見ていた

 

紫「はーい、紫が来たわよ」

 

スキマが開き、紫が出て来た

 

荘助「どうした?」

 

紫「優しい私が慰めてあげようと思ってね」

 

紫は笑顔で答えた

 

荘助「必要無いよ」

 

紫「そう、すぐにでも泣きそうなぐらい笑顔が歪んでるわよ」

 

荘助「僕は人前では泣かないって決めてるからね」

 

紫「一人にしてくれってこと?」

 

荘助「そういうこと」

 

紫「分かったわ、この奥の部屋に入ったら、私が誰も入らせないようにするから」

 

荘助「ありがとう」

 

荘助は部屋の中に入った

 

 

 

魔理沙(泣きそう?どういうことなんだ?人に泣いてるところを見られたくない?全く訳が分からない)

 

頭で考えながら荘助が入った部屋に近づいた

 

紫「あら、こんなところに何のようかしら?」

 

部屋に入ろうとした魔理沙を紫がとめた

 

魔理沙「いやー、荘助を探していてな」

 

紫「荘助はここにはいないわよ」

 

魔理沙「嘘だな、ここの部屋に入るのを私は見たからな」

 

紫「まぁ、どちらにしても入らせないけどね」

 

魔理沙が部屋に入ろうとするが紫が扇子で魔理沙の手を叩き止めた

 

魔理沙「何で止めるんだ」

 

紫「彼に会ったとしても、貴方には何が出来るの?」

 

魔理沙「それは…」

 

魔理沙は言葉に詰まって言えなかった

 

紫「今は彼を一人にしておいて、笑顔で戻って来るのを待つべきじゃない?」

 

魔理沙「分かったんだぜ」

 

魔理沙は宴会をしている部屋にまで歩いていった

 

 

 

文「魔理沙さん荘助さんを連れて来るの失敗したんですか?」

 

魔理沙「あぁ…」

 

文「魔理沙さんどうしたのですか?元気が無い様ですが」

 

魔理沙の声は元気が無く顔は俯いていた

 

文「私が連れて来ましょうか?」

 

魔理沙「いや、しなくていい」

 

文「どうしたのですか?」

 

魔理沙「荘助が笑顔で戻って来るまで待とうぜ」

 

文「 ?分かりました」

 

文は納得していなかったが問い詰めるのをやめた

 

魔理沙(何があったんだ荘助?私達の事を信用してくれて無いのか?くそっ、どうすればいいんだ)

 

魔理沙の




第十五話終わりました。
主人公のイメージの絵をツイッターに載せたいんですが、中々書けません、ですが今週中には載せます。

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