全能神と正義のヒーローが幻想入り   作:荘助

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第十四話始まります。
今回で紅霧異変は終わりです。


第十四話 紅霧異変解決

フラン「禁忌『恋の迷路』」

 

荘助「うん、いい感じ」

 

荘助は回っているフランにあわせて飛び、弾幕を避けている

 

フラン「凄いね、これを避けるなんて」

 

荘助「凄いでしょ」

 

フラン「じゃ、これは?

禁忌『フォーブアカインド』」

 

スペルカードを唱えるとフランが四人に増えた

 

フラン(本体)「ふふふ、驚いたでしょ?」

 

荘助「天使が四人に増えた」

 

フラン(全員)「……」

 

荘助「どうしたの?」

 

フラン(本体)「頭大丈夫?」

 

フランの目線が冷たくなった

 

荘助「狂気の状態だったフランちゃんよりまし」

 

フラン「えっ、あっ、本当だ」

 

フランは狂気の状態じゃないことに気づいた

 

荘助「とりあえずさっきの続きをしよう」

 

フラン「そうだね」

 

四人のフランが同時にスペルカードを上に掲げ、

 

フラン(本体)「禁忌『レーヴァテイン』」

 

フラン(分身①)「禁忌『禁じられた遊び』」

フラン(分身②)「禁忌『カゴメカゴメ』」

 

フラン(分身③)「禁忌『スターボウブレイク」

 

スペルカードを唱えた

 

荘助「これはちょっと危険だね

暴風『風神の社』」

 

荘助を中心に大きい竜巻が現れ、とんでくる弾幕を防いだ

 

フラン(全員)「「「「おぉ…‼️」」」」

 

荘助「それで終わりじゃないよ」

 

竜巻に飛んで行った弾幕は竜巻の風にまきこまれ荘助のまわりを飛んでいたが、突然竜巻が消え弾幕が四方八方に飛んで行った

 

フラン(分身①)「えっ…?」

 

フラン(分身②)「はっ?…」

 

フランの分身の二人は反応に遅れ弾幕が当たり消えた

 

フラン(分身③)「くそっ、油断した…「油断は駄目だよ」えっ?」

 

もう一人の分身は弾幕を避けきれたものの近づいてきた荘助に気付かず弾幕を当てられ消えた

 

フラン「なっ?…」

 

フランは焦りだした、まさか自分のスペルカードを逆手に使われるとは思わなかったからだ

 

荘助「さぁ、そろそろ終わりにするよ」

 

荘助は一瞬でフランところまで近づいてフランを外に放り投げた

 

フラン「ぐぅ…」

 

さらに荘助は一瞬でフランのところまで近づき今度は上にまで飛ばした

 

フラン「はぁ、はぁ、…」

 

フランは体制を整えようとしたが

 

荘助「ゲームオーバーだ、フラン」

 

フランの周りに大量のお札が一列で飛んでいた

 

荘助「霊符『夢想封印』‼️」

 

荘助が唱えるとお札が光だし一つの陰陽玉になった

 

フラン「あっ…」

 

陰陽玉は紅魔館の2倍はある大きさでフランは避けれずに陰陽玉に呑み込まれ気絶した

 

荘助「はい、これでお終い」

 

荘助の一撃によって上空にある霧が消え、満月が霧の間から顔をだした

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

レミリア「フラン‼️」

 

レミリアは落ちてくるフランを助けようとした

 

咲夜「大丈夫です、お嬢様。妹様は気を失っているだけです」

 

レミリアの目の前に気絶したフランを抱えた咲夜が現れた

 

レミリア「そう、よかったわ」

 

レミリアは安堵の息をついた

 

荘助「あー、楽しかった」

 

今度は荘助がレミリアの前に現れた

 

レミリア「そう、楽しめたならよかったけど、フランが…」

 

荘助「大丈夫、フランを床に寝かして」

 

レミリア「変なこと、しないわよね」

 

レミリアは荘助のことを睨んで言った

 

荘助「大丈夫、大丈夫」

 

レミリア「はぁ、分かったわ…咲夜、フランを寝かせて」

 

咲夜「わ…わかりました」

 

レミリアはため息をつきながらも了承し、咲夜は荘助を睨みながらフランをそっとおろした

 

荘助「超回復魔法『リザレクション』」

 

フランが寝ている地面に魔法陣が浮かび上がるとフランの傷がみるみるうちに治っていった

 

フラン「う…ん」

 

レミリア「フラン❗️」

 

フラン「お姉様、…私…負けちゃった」

 

レミリア「良いわよそんな事、よかった無事で…」

 

レミリアの目に涙が浮かんでいた

 

魔理沙「おー、終わったみたいだな」

 

荘助「あ、霧消してもらわないと」

 

レミリア「分かったわ」

 

レミリアは霧を消した

 

荘助「よし、これで終わりだ、どうした霊夢?」

 

霊夢「それよりさっきの技はn「いやー異変解決お疲れ様です」烏は黙れ」

 

文「酷くないですか、それより見ましたよ。霊夢さんさっきの技が夢想転生ですよね」

 

霊夢「違うわよ、荘助がやったのよ」

 

文「えっ?本当ですか?」

 

文は荘助の方を見た

 

荘助「さっきのは僕の夢想封印だ」

 

文「嘘ですよね」

 

文の顔が青くなった

 

荘助「夢想封印や夢想転生は人によって違うんだ、僕の夢想封印は一撃必殺のタイプなだけだ」

 

文「どちらにしても強すぎますよ」

 

荘助「そうだな…あっ」

 

荘助はフランに近寄った

 

荘助「楽しかった?フラン」

 

フラン「は、はい…」

 

荘助が話かけるがフランは下を向いていた

 

荘助「どうしたの?」

 

フラン「だって狂気が暴走したら…」

 

荘助「(あ、そうだったね495年閉じ込められてたんだっけ)大丈夫だよフラン」

 

フラン「えっ…?」

 

フランは顔を上げて荘助を見た

 

荘助「フランは狂気の状態でも怖くないし…」

 

荘助の髪が全部赤くなった

 

荘助「僕の狂気の方が怖いからね」

 

荘助の威圧が格段に上がり、辺りが静かになる

 

レミリア(こ、これは運命で見たのと同じ⁉️)

 

レミリアは運命通りになった事に安心しながらも戦闘の構えをとった

 

フラン「あ、ああ…」

 

フランは荘助を見て震えていた

 

荘助「大丈夫、何もしないから」

 

荘助の髪が赤から黒に戻り、威圧が消えた

 

荘助「だから、フランは怖くないんだよ」

 

フラン「あ、…」

 

フランの震えはおさまらなかった

 

荘助「安心して、敵はいないから」

 

荘助はフランを抱きしめた

 

フラン「…もう、大丈夫なの?」

 

荘助「うん、そうだよ、地下室にいる必要は無いんだよ」

 

フラン「私、部屋の外に出ていいの?」

 

荘助「いいんだよ、ね、いいでしょレミリア?」

 

レミリア「え、えぇ、いいわよ」

 

レミリアは急に話をふられた事に驚きながらも返事をした

 

荘助「だってよ」

 

フラン「ありがとう‼️」

 

荘助「(か、可愛い)じゃあさ…」

 

フラン「じゃあ?」

 

荘助「一緒にお風呂にはいr「何言ってんだあああぁぁぁ‼️」うるさいな」

 

レミリア「最後の最後に何言ってのよ貴方は、せっかくのいい話が台無しになったじゃない」

 

荘助「レミリアは無視して、フラン一緒にはいる?「はいる❗️」という訳だじゃあな」

 

レミリア「な、ちっくしょうめえええぇぇぇ‼️」

 

レミリアの叫び声は紅魔館に響いた

 

 

 

魔理沙「荘助の変態発言を除けばいい話だったな」

 

霊夢「えぇ、そうね荘助がロリコンじゃなければ」

 

正義「でも凄かったですよね」

 

パチュリー「……」

 

三人は感想を言ったがパチュリーは考え事をしているそぶりで黙っていた

 

霊夢「どうしたのよ?」

 

パチュリー「荘助って途中から来たのよね?」

 

霊夢「えぇ、そうよ」

 

パチュリー「荘助が現れてから名前言って無くて知らない筈の名前をなぜ知ってるのかしら?」

 

霊夢「…実は隠れて見てたんじゃない?」

 

霊夢は口でそう言いながらも違うと思っていた、荘助はそういう事をしない筈と思っているからである

 

パチュリー「だといいけど…多分違うわね」

 

霊夢「だったら何よ、前から知ってたとでもいうの?」

 

文「なんかあり得そうですね」

 

パチュリー「あの人の能力は知らないの?」

 

霊夢「知ってたら苦労はしないわよ」

 

パチュリー「そ、そうよね」

 

パチュリーは苦笑した

 

霊夢「あ、今晩宴会やると思うから来てね」

 

パチュリー「分かったわ、レミリアに伝えておくわ」

 

霊夢「それじゃ帰るわ」

 

魔理沙「じゃあななんだぜ」

 

正義「さようなら」

 

文「私もこれで帰ります」

 

四人は紅魔館を後にした

 

 

 

荘助「お風呂気持ちよかった」

 

フラン「うん、気持ちよかったね」

 

レミリア「ねぇ、そこの変態、霊夢達帰ったわよ」

 

荘助「なっ、仕方ない…」

 

レミリア「そうよ、さっさと帰りなさい」

 

荘助「フランと遊ぶしかないな」

 

レミリア「何でそうなるのよおおおぉぉぉ❗️」

 

レミリアの叫び声は紅魔館に響いた




第十四話終わりました。
紅霧異変は終わりです。
紅霧異変が終わってもまだこの章は続きます。
次の話は宴会です。
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