ツイッターの方で解析の話をみたのですが、魔道士のシャルってイメージ湧かないですね。
「復活して?1回100ジュエルでよろしくー」
とか言いそう、シャルはw
ちなみに狙いは3人ともです!我慢は身体に良くないと言いますからねw
今回の話でオリキャラが出てきます。設定がゆるゆるにならないように気を付けながら執筆頑張ります!
つーわけでよろしくー(訳:そういうわけでよろしくお願いします)
「あの…、先程は助けていただいてどうもありがとうございました。」
「♪」
「いいッて、別にアンタらを助けるためにアレを殺したんじゃないんだし…。」
一度状況を整えるために赤髪達は休息をとっていた。と言っても、それは赤髪達を禍々しいドラゴンから救った(本人にその気は無い)青年がそうしたいと言ったためである。
それで今は焚き火を起こして、近くにあった木の実や食べられる植物をかき集め食べながら青年と話をしていた。
「そういえば自己紹介がまだでしたね。私はアイリスって言います。こっちは赤髪です」
「♪」
「アタシはキャトラよ、よろしく!さっきは助けてくれてありがとね!」
「ん…、よろしく…」
青年は木の実を食べながらそう言った。その姿からは先程のドラゴンを仕留めた者とは到底思えない、ごく普通の子どもである。
「それで、あなたのお名前は?」
「……………。」
アイリスが名前を聞いた。しかし、青年は口の中へ入れた木の実をもぐもぐと咀嚼しながら斜め上を向いている。
今度はアイリスの質問が聞こえていないように思ったキャトラが尋ねた。
「ちょっと、話を聞いてるの?アンタの名前教えてよ。なんて呼べばいい?」
「……名前思い出せないからユウキッて呼んでくれる?」
「質問に質問で返されちゃった…」
「;」
「あの、ユウキさん、名前が思い出せないっていったい……。」
またもアイリスが尋ねた。それもそのはず。普通は名前を思い出せないなんてことはまずない。どういうことなのだろう。もしかしたら記憶障害なのではないのかとも考えたが、ユウキと名乗る青年がその答えを出した。
「俺ッて、昔からずッと戦い続けてたからさ、本当の名前なんて忘れちゃッた」
「へぇ、でも昔って言ってもアンタ全然若いじゃない。まだ10代くらいに見えるわよ。」
「…ふーん、そう。実際は違うけどね。」
「えっ、本当はいくつなんですか?」
「んーーーーー…、300くらいだッたかな?多分そんくらい。」
「「「!!!?!?」」」
赤髪達はユウキの衝撃の答えに心底驚いた。目の前にいる物静かな青年がそんなにも年を重ねていたとは思わなかったし、あまりにもあっさりと答えているためである。
「…アンタもしかしてエルフ族?」
「うんん、違うよ。至ッて普通の人間。」
「普通の人間は300も年をとらんわ!」
「;」
キャトラの予想を簡単にユウキは打ち砕き、冷静に答えているユウキにキャトラがツッコミを入れる。
まるでコントでもしているような光景だが話のスケールがあまりにもデカイ。
「…なんで、そうなってしまったんですか?」
深く聞いてはいけない事なのかもしれない。でも、知りたいという欲求が勝ってしまったアイリスはユウキに尋ねた。
それでもユウキは表情を変えずに質問に答える。
「…自分からなッたんだよ、戦うために…」
「戦う…、いったいっ……!!!?」
何と?と言いかけたアイリスだったが、その時森の奥の方から再び禍々しい気配を一同は感じた。
赤髪達は先程のような奇襲を受けないように立ち上がり、気配のする方角を見つめると同時に警戒を強めた。
「また、同じ気配が…!」
「もうやだー!!」
「!」
しかし、ユウキは視線の先こそ同じだが、未だ表情を変えずに座って楽な姿勢のままでいる。赤髪達との反応とは全く異なっていた。
そして、少しするとすくっと立ち上がり赤髪達に話しかけた。
「…あれは多分奥の遺跡の所にいるから安心しなよ。」
「えっ、なんで分かるのよ?」
「長年戦いしかしてこなかッたからかな?大抵の気配なら距離とかが分かるようになッてた。」
「…それ理由になってる?」
「;」
少し無愛想ながらもキャトラの質問に答えるユウキ。しかし、その綺麗な蒼い眼は気配のする方から決して離そうとはしない。その姿はまるで獲物を見つめる猛獣のようであった。
「…今までで1番濃いオーラだ。これまでここで仕留めたモンスターとは別物だな。」
「はい、さっきのドラゴンでもここまで黒く感じることはありませんでした。アレをあのまま放っておくわけにはいきません。そんな気がします。」
「ていうか、ここら辺のモンスターはユウキが倒してたのね。だから全然現れなかったのか」
「ん?ああ、そうだ。全滅させるのに今日含めて3日もかかったけど。」
「!」
相変わらず冷静にスケールの大きい話をぶち込むユウキにたじろぐ一同だった。だが、今はそんな話をしているのではない状況だった。赤髪が目で訴えかける。
「赤髪…、そうね、今はアレを調査しましょう!」
「♪」
「…ユウキさん、お話はまた今度にして、一緒に遺跡の調査をしませんか?」
「別にいいけど、アレは俺が仕留めるからね…。」
アイリスの突然の提案にもユウキは表情と目線を一つも変えずに冷静に応じる。
「いよーし、キャトラ遺跡探検隊の出発よー!!」
「もうキャトラったら…。」
「;」
斯くして、赤髪達はユウキと名乗る青年と共に森の遺跡の調査へと向かう。その先になにが待ち受けているとも知らずに──
「──んン〜、白の巫女に彼モ来てくレるとハ、コレはある意味好都合かもデすネェ〜。」
すっげー駄文で申し訳ありません。
ネムネムになりながら執筆してたんでもう何が何だかw
本家の方では、明星会コヨミを当てました!本命はエスメラルダだったんですけどw
欲しいキャラは手に入らなくて別のキャラが当たるという絶妙な呪われ具合を呪う今日このごろです…。
キングスクラウンの方でも…、いや、考えるのはヤメヨウ(-_-)zzz