白猫プロジェクト ─メビウスの悪魔─   作:はまーん

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白猫プロジェクトは個人的には面白いゲームだと思っています。
ただ、2017年になって路線が変更したのか上半期はそこまで「冒険」してる感じがしません。
王道RPGとは一体…^^;

ちなみに現在開催されているアイドルイベントではエクセリアが推しです。ガチャは見事に爆死でしたけどw
ただガトリンは当てることは出来たので良しとします。良いですね、あの個性的なキャラw

今回の話で飛行島一行が登場しますが、設定とか諸々いじっているし、主人公のことを「赤髪」と呼称しているのでそこの辺りはご了承くださいませ。

そんなわけで始まります!ぞばばばばばばばばばッ


第一話 ─悪魔との遭遇─

その日、飛行島で冒険をしている赤髪、アイリス、キャトラはギルドの依頼を受けてとある森へと来ていた。

依頼書には「最近まで大人しかった森の魔物が急に活発化していて、周辺の村や集落で被害が出ている。今はまだ作物や畑が荒らされたり家屋に傷を付けるといったものだがこのままではいつ人が襲われるか分からない。なので、魔物の討伐あわよくば原因の解明をしてほしい。」という内容が書かれていた。

 

これまで数多くのギルドの依頼を受け冒険家としての腕を着実につけてきた赤髪達はもちろんその依頼を受け飛行艇で森周辺の集落を訪ねた。

 

だが、今回の依頼はこれまでのものとは一線を画していた。依頼書からは想像出来ないほど集落には被害があった。始めは依頼書の内容通りだと考えていたが、実際に来てみれば集落の各地は魔物の足跡でいっぱいであり、あらゆる建物には傷があり中には穴まで開けられる被害を受けたものもあった。集落は完全に荒み切った状態であった。

 

なによりも、問題の森には異様なまでの雰囲気が漂っていた。1番最初に気付いたのはアイリスだ。

 

 

 

この森には濃い《闇》を感じる…

 

 

流石に今回は一筋縄ではいかないと踏んだ二人はキャトラだけ先に飛行島に戻るよう伝えたのだが…、

 

「ここまできて引き下がるなんて猫の風上にも置けないじゃないの!」

 

そういって森の調査の同行を訴えた。こうなってしまったらキャトラはテコでも動かないと感じた二人は仕方なく同行を許した。

 

しかし…、

 

「全くもう!どうなっているのよこの森は!」

 

「キャトラ、あれほど戻ってもいいって言ったのに…」

 

「;」

 

 

いざ森に入ればすればこのざまである。調査開始から約30分、未だにキャトラは文句や愚痴を垂れ流す口の動きを止めようとしない。これには流石の赤髪とアイリスも呆れてしまう。

 

「さっきから進みっぱなしだけど、魔物の一匹も出くわしてないじゃない!どういうことなの!イライラしてなんか気分が悪くなってきたわ!」

 

「キャトラ、少しは…いや、そろそろ静かにしてよね。」

 

「;;」

 

「でも、キャトラの言う通りでもあるわ。さっきから魔物の気配を感じない。《闇》の気配はするのだけれど、それは奥の方に感じるわ。」

 

「それじゃあ、森の深いところに行けばなにかわかるってことね!」

 

「そう、だからこそ今は慎重に進みましょう。」

 

「…」

 

赤髪もそれに同意をした。

だが変だ。なんで集落に被害をもたらした魔物達が一匹もいないんだ…。集落の様子から襲撃を受けてまだ間もないはずなの…。

それに、奥の方から感じる気配の正体も気になる。《闇》ではあるはずなのだが、今まで感じたことのないタイプだ。そもそもなんでそこから動かないんだろう…。

まるで俺達を待ち構えているような…

 

「!!!」

 

まずい!一度集落に戻ろう!!

 

その事をアイリスに伝えようとした、その時…

 

「?赤髪、どうしたの……、!?!!」

 

 

 

目の前から突如強大な《闇》の気配を感じた。それと同時に大きな足音と地震と勘違いしそうな程の揺れがこちらに近づいてくる。

 

 

「なに!!なんなの!?」

 

「こ、これはッ!」

 

「!!」

 

 

赤髪の予感は不覚にも的中した。目の前にナイトメアドラゴンが現れ出たのである。

ただ、《それ》を「ただの」ドラゴンというには間違いであった。鱗や口、歩いた後の足跡からは溢れんばかりの《闇》と《瘴気》が煙となって湧き出ている。そのドラゴンにどれほどの《闇》が抑え込められているのだろうと疑問に感じるのに時間はかからなかった。

 

「ぎにゃーーー!」

 

「キャトラ、逃げて!!」

 

「!!!」

 

 

先頭になって進んでいたキャトラに逃げるよう全力で呼び掛けたアイリス。それほどまでに目の前のドラゴンは危険だということでもあった。

赤髪は臨戦態勢に入ろうとするがそのドラゴンは赤髪より先にドス黒いブレスを出す態勢に入っている。

 

 

「!!!」

 

 

アイリスはキャトラに気が向いてドラゴンの行動に気付いていない!!

キャトラも固まっていて回避する余裕が無い!!

そう考えた赤髪は二人の盾になろうと身を乗り出した。

 

 

「!!赤髪、だめぇ!!」

 

目の前の状況に気付いたアイリスは悲痛な叫びをあげるがもう遅い。誰もがそう思った。

 

そしてドラゴンはブレス攻撃を出そうとした…

 

 

ドガシャァァアアア!!!

 

 

が、出せなかった。

 

 

「えっ!?」

 

「!?」

 

 

目の前のドラゴンは突如頭部に打ち込まれた剣によって絶命していた。ブレスは吐き出す前にドラゴンが絶命したので自然消滅をしていった。

 

そして、ドラゴンに剣を振るったのは灰色のコートを身に纏い、赤髪やアイリスと年の差は変わらないであろう見た目の青年であった。

 

 

「コイツで、最後だなッ…」




夜中に書いたから眠いよぉー
エクセリアも当たらねえしよー
チクショー

次の投稿はいつなるか分かんないですけど、書き始めた以上頑張っていく次第にございます。
それでは、おやすみなさい。(-_-)zzz
(☆`・ω・´)⊃ィィ夢ミロョビーム!・・━━☆

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