魔法科高校の黒トリガー使い   作:三日月達也

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本来はブランシュ事件終わりまで持ってこようと考えていましたが区切りが悪いのでここまでにしました。

ですが次話はもうプロットは殆ど出来ているので今日中に出せると思います。

後ハーレムについてアンケートをとりますので、活動報告の所に記載しておきます。ご協力お願いします。

 それでは「テロ前日」どうぞ!



テロ前日      リメイク済み

 <悠一視点>

 

 

 

 昨日雫たちを助けたことでブランシュが動き出したことが明らかになったので、悠一はこれから起きることについて考えていた。

 

「たぶんだけど今日か明日かに放送室で壬生先輩たちによる放送があるはずだけど」

 

 原作知識といっても日程までは詳しく覚えているのではなく春にブランシュ事件、夏休み前に九校戦と、このような感じで覚えているのである。

 

「まぁいつでも対処出来るようにしてるけどな」

 

 いっそのことテロが起きる前にブランシュを叩き潰そうとも考えたがやめた。あの事件は壬生先輩が変わるために必要なものであるため、事が終わる前に終わったら意味がない。

 

「……ん?。おーい雫、ほのか~」

 

 ちょうど校門前に雫とほのかがキャビネットから降りた所を声をかけた。

 

「おはよう二人とも」

 

「おはよう悠一さん」

 

「おはようございます、悠一さん」

 

「悠一さん、昨日は改めてありがとう」

 

「いいよ、友達を助けるのは当たり前だろ」

 

「それでも本当に感謝しています」

 

「てか、こんなところで立ち話もあれだし話ながら行くか」

 

「うん、わかった」

 

 しばらく歩くと赤い髪が特徴のエイミィが歩いていた。

 

「エイミィー、おはよう」

 

「、!お、おはよう……」

 

「おいおいどうした?カチコチなってるぞ表情」

 

「あ、いや、あの、その………………」

 

「それに顔赤いぞ、トマトみたいになってる」

 

「あー!そろそろ時間だなー!それじゃまた後でね!」

 

 エイミィはあっという間に校舎に走っていった。

 

「…………何があったんだ?」

 

「……………………えい」

 

 急に雫が悠一の腕を摘まんで捻りだした。

 

「イタタタ!、雫痛い痛い!」

 

「…………ふんっ……」

 

 雫は離すが表情はどこか不満があるような顔をしていた。

 

「雫どうしたんだ?昨日もそうだったが……」

 

「今日悠一さんは私たちに昼飯を奢ること」

 

「はい!?てか俺今日も生徒会室で食べるつもり…」

 

「命令」

 

「?………………………………あ」

 

「仕方がない。生徒会長に報告を「勘弁してください雫様」はい、決まり」

 

「…………お前ノリノリだろ」

 

「…………さぁ」

 

 雫はニヤリと笑った。

 

「はぁ…………。はいはい、奢らせてもらいますよ雫様」

 

「もちろんデザートもね」

 

「…………りょーかい」

 

 教室に向かって歩きだす悠一たち。

 

 

 

 

 

「…………またわたし空気になってる……」

 

 いやー、本当にすいませんねほのかさん  by作者

 

「そもそも、なんでこんなにわたしの出番少ないんですか!」

 

 いやー、だってアンケートにも書いた通り、深雪とほのかは達也のヒロインとして登場してもらうつもりだからまだ出番はなくて………… by作者

 

「そうだとしても!しかも優等生の方ではわたし出番多かったですよ!作者がこんなに減らしたじゃないですか!」

 

 九校戦の時から出番増やしますから…………ってなんか聞こえるような…… by作者

 

 うぉぉぉぉ!てめぇ!ほのか様の出番増やしやがれ!さもなくば一生小説書けないようにしてやる! by謎の集団

 

 え!まさかのほのかファンの押しかけ!?それじゃほのか、ちゃんと出番は増やすから待っといてくれ~ by作者

 

「え、ちょっと!作者さ~ん!」

 

 

 

 

 

    …………何だろうこの会話? by悠一

 

 

 

 

 

 昼休み

 

「……………何故こうなった……」

 

今食堂で雫、ほのか、エリカ、レオ、美月と一緒に食べている。

 

食堂でエリカたちとばったり会ってしまい、雫さんに脅されエリカたちの分まで払うことになってしまった…。

 

不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ!と某ツンツン頭の主人公みたいに叫びたいきぶんだった。

 

 

 

 

「悠一さんデザートもお願いね」

 

「あの?雫様…?いくらなんでもそれは「悠一さんはー私のー」わかった!わかりましたよ!」

 

「あ、悠一くんアタシもお願い」

 

「オレも」

 

追い打ちやめろこの夫婦が!

 

財布からクレジットカードを取り出してトボトボと歩く。

 

「(悠一の将来が少し心配だな…………)」

 

遠い目をしながら(目の形は変わっていないが)レプリカは静に思った。

 

 

 そして放課後

 

 

 

「雫たちは今日も部活か?」

 

「うん、悠一さんも風紀委員のお仕事?」

 

「あぁ、あの委員長結構こき使うからな俺のこと」

 

 荷物をまとめて教室を出ようとしたその時

 

『全校生徒の皆さん!!』

 

 耳が痛くなるような大音声がスピーカーから飛び出した。

 

「な、なに!?」

 

「これって…………」

 

『僕たちは、学内の差別撤廃を目指す有志同盟です!」

 

「悠一さん」

 

 深雪が此方に駆け寄ってくる。

 

「恐らくこれは…………」

 

「ブランシュ関係だろうな」

 

『僕たちは生徒会と部活連に対して、公平な立場における交渉を要求します』

 

「まるで子供が駄々をこねてるようですね」

 

 中々辛辣な言葉ですね氷の深雪女王様。

 

「それが本心かは定かではないが……」

 

 ちょうど委員長から放送室前に集合せよと連絡が入った。

 

 深雪も同じように生徒会から連絡が来たようだ。

 

「雫、ほのか、俺たちは放送室に行く。お前たちも大丈夫だと思うが部活の時も、帰るときも気を付けてな」

 

「わかった」

 

「気を付けてください」

 

 俺たちは駆け足気味で放送室に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 あの後、放送室にいた人たちは無事に拘束し、明日放課後講堂で討論会が行われるようになった。こちらの代表は真由美さんたが、よっぽどのことがない限り、論破して討論会自体はすぐに終わるだろう。

 

 俺は家に帰ると軽くトレーニング(腕立て、腹筋、背筋各100回を3セットし、トリオン兵50体と印なしで戦う)をし、すぐに飯食って風呂入って寝た。

 

 

 

 

 

 さぁ、いよいよ原作改編だ!




 ほのかファンの方々すいません!

 それでは次回もお楽しみに!


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