魔法科高校の黒トリガー使い   作:三日月達也

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短くてすいません。それでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

後、タグに「魔法科高校の優等生ネタ」を追加しました。

 
 それでは「劣等感」どうぞ!



劣等感    リメイク済み

 数日後

 

 

 

 新入部員勧誘期間が終わりいつも通り生徒会室で昼飯を食べていたとき

 

「そういえば達也くん、君が剣道部の壬生紗耶香をカフェで言葉責めにしたのは本当かい?」

 

「「言葉責め!?」」

 

 深雪は驚き、真由美さんは目をキラキラさせていた。この人、人のいじり楽しんでいるだろ。

 

「誤解はやめてください委員長。それに下品な言葉遣いは妹の教育によろしくないのでやめてください」

 

「あの、お兄様?私の年齢を勘違いされてませんか」

 

 いやー、さすがのシスコンだな達也。

 

「そうなのかい?だが昨日壬生が顔を真っ赤にして恥ずかしがっている様子を見た人がいるんだが」

 

 委員長もいい性格してるな。

 

「あれはどういう「お兄様?」

 

「いったい何をしてらっしゃったですか…………?」

 

 室内に冷気が広がる。寒いな。

 

「し、CADも使わずに魔法を…………」

 

あーちゃん先輩ビクビクしてるし。

 

「よっぽど事象干渉力が強いのね」

 

真由美さんが凍ったお茶を逆さまにしたり、つついている。

 

「すまん、悪ふざけがすぎた」

 

だったら最初から言わないでくださいよ。

 

「落ち着け深雪、ちゃんと説明するから」

 

 達也が深雪を宥める。

 

「強力な魔法は超能力に近いと言われてる。さすが自慢の妹だな達也」

 

「あぁ、だが夏に霜焼けするのも困りようだがな」

 

「すいません、お兄様」

 

「気にすることはない。少しずつやっていけばいいさ」

 

「そうそう、誰でも最初から出来るやつはいないって」

 

「…………悠一以外はな」

 

「待て、なぜ俺を省く」

 

「まぁ、悠一くんならそう思えるな」

 

 え、委員長?

 

「そうね、悠一くんならね」

 

 ちょっと真由美さん??

 

「私も悠一さんなら………」

 

 あーちゃん先輩!?地味にショック。

 

「と、とりあえず達也昨日のこと教えてくれないか」

 

 俺は無理矢理話の流れを変えた。

 

 

 

 達也が言ったことは原作通り。壬生先輩は二科生に対する差別についえ不満に思い、非魔法師クラブで連携をとり、魔法だけが全てではないという考えを学校に伝えること。達也はこのことに「ブランシュ」が関係していると真由美さんたちに伝えると生徒会の方でもそれは確認されているらしい。まぁ、あーちゃん先輩だけは知らなかったが…………

 

 ともかくこのまま行けば校内でテロが始まり、達也たちが解決、という流れになるが俺は原作を少し改編させてもらう。

 

 改編といってもまぁ、あれです。ブランシュのリーダー…………誰だったけ?そいつに徹底的にトラウマを植え付けることだ。

 

 理由は壬生先輩たちに施した催眠魔法。勿論、催眠を受けた一年は無断じゃなくても、わずかな期間人の人生を変えた罪ははるかに大きい。正直腸が煮えくり返る。それに、確か向こうはキャストジャミングの使用するための鉱石「アンティナイト」をいくつか持っていたはず、それもいただこう。あれは解析して、隠密系に利用出来るはずだ。

 

 

 

 ブランシュの話についてはここまでということになり、放課後、風紀委員の資料作りを終わらせ急いで家に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今俺がいるのはトリオンで作られた仮想空間。真っ白で正方形みたいな構造だ。

 

「レプリカ、ラービットを10体、モールモッドを30体、バンダーは50体頼む」

 

「多すぎないか?印なしではきついぞ」

 

「大丈夫、今日使うのはこれだから」

 

「なるほど、了解した。それではトリオン兵を出すぞ」

 

 目の前にぞろぞろと現れるトリオン兵、だが負ける気は微塵もしない。

 

「そろそろ出番あるかもだからな。んじゃ…………

 

 

 

 

 

   「風刃……起動!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アンケートの結果ですがハーレムの方が多かったので今後はハーレム方針で行こうと思います。

 皆様ご協力ありがとうございました。

 それでは次回もお楽しみに!

ギリギリですいません!

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