そ、そうだ。作者は約束を守るよな!>(^o^;
(´∇`)<あれは嘘だ
ウワアアアアアア!>\(^o^)/
※今回はネタありです。日常パートは話が思い付かない!
見滝原中学校
今クラスでは一人の転校生の話題で持ちきりだった。
「ねえねえ、鈴木君はどこから来たの。」「前の学校はどこなの?」「見滝原市に来るのは初めてなの?」「鈴木はクラブ何していたんだ?」「ウホッいい男」「お巡りさんこいつです。」「もしよかったら一緒に学校を案内しましょうか?」
「まあまあ、そんなにいっぺんに言われるとわからないよ」
いま鈴木悟はクラスの転校生で人気になっている状態だった。
しかし、その人気者となっている当の本人は内心で笑っていた。
(ふふふ、やった、うまくいった。)
アインズこと、鈴木悟は心のなかで作戦が上手くいっていることに喜んでいた。
え?なぜあの少女たちの場所がわかったのかって?
簡単だ。
魔法を使って追跡しました。
《クレアボヤンス/千里眼》を使って彼女達の周辺調査をして数日、彼女達の行動を観察した。
もちろん彼女達も魔法に属するもの。
もしかしたら魔法を探知される恐れがあったので対策は万全だ。
そして、数日かけて彼女たちの居場所を炙り出し、この学校に入学するのとになった。
そして学校に転校生として入れた方法。
まず、魔法に制限があるので人間指輪を外してアインズの姿になったあと《インヴィジビリティ/透明化》で校長室へ侵入し《チャームパーソン/人間種魅了》を校長に掛けて入学の手続きをしてもらいクラスの担任である早乙女先生にも念のために《チャームパーソン/人間種魅了》を掛ける。これで俺が転校生だと思い込ませる。
そして、再び人間指輪を嵌めるとき中学生のイメージで嵌めたらイメージ通りの中学生の姿になれた。
もし中学生になれなかったら幻惑魔法で誤魔化していたが取り越し苦労だったみたいだ。
この方法で俺はこの学校に入学でき、しかも彼女たちと同じクラスになれた。
そして、彼女たちを観察していたが、どうやらあの黄色い少女だけが魔法少女で
それに転校生としてきた俺は今は珍しい存在として向こうから喋ってくるはず。
向こうから喋ってきたら友好的になれるチャンスだ。だが黄色の魔法少女とはまだ接触するのは早い。
もし彼女の魔法でこちらの正体がバレたら記憶を消すのが面倒だ。
だから、魔法少女になっていない3人と仲良くなり、外堀を埋めてそのあとに黄色の魔法少女と接触し、友好的になれば、魔法少女というサンプルが手にはいる。
それから3時間後
・・・おかしい、彼女達が一向に喋ってこない。
他の人は喋ってくるのに、あの三人だけはこちらに喋ってこない。
一体何を間違えた!?
もっと目立つ存在にすればよかったのか!?
ならアインズの姿で来ればよかったのか!?(錯乱)
ゴホン、とりあえず落ち着け。
向こうから喋ってこないならこちらから喋れば良いだけだ。
だが、あの黒髪の少女があの二人とは話していないように見えるが仲はあまり良くないのか?
それに今はあの青色の髪の少女は席をはずしているようだ。
二人いれば一気に済ませられたのだが仕方がない。
「やあ、始めまして。僕の名前は鈴木悟。君の名前は?」
俺は黄色の魔法少女と一緒にいた髪のピンク色の少女に話しかける。
「え、えっ!!わ、私の名前はか、鹿目まどかです。」
「鹿目まどかさんか、よろしく。」
「あれ?まどか、どうしたの?」
自己紹介が終わったときに水色の髪の少女が戻ってきたようだ。
「あ、お帰りさやかちゃん。いま、鈴木君と喋っていたの。」
「お!ようやく喋れたみたいじゃんまどか。さっきまで『えっと、何て喋ればいいのかなほむらちゃんみたいに嫌われないようにしないと~』何て言っていたのに。」
「わあわあわあわあ、言わないでよさやかちゃん恥ずかしいよ!」
「なはははは、ごめんごめん。まどかの反応が面白くてつい。」
「もう、さやかちゃんったら。」
「二人は随分と仲がいいんだね。」
「そりゃ、私とまどかは仲がいいからね。」
「そうか、それなら二人にお願いがあるんだけど僕まだここに来て日が浅いからよければ街の案内を頼んでもいいかな?」
「え、私達?」
「うん、こうして話していると君たちの案内なら面白いかなと思って、迷惑でなければ案内してほしいな。」
ヒソヒソ(ねぇ、さやかちゃんどうする?マミさんとの魔女の戦いを見せるわけにはいかないよね。)
ヒソヒソ(まあ、鈴木君に見せたところで怖くて逃げるはずだしね。それに私達がいったところで、なにもできないしね。今回は鈴木君の案内だけにしよ。)
ヒソヒソ(そうだね。あとでマミさんに伝えとくね。)
さっきからさやかちゃんとまどかちゃんがヒソヒソ話しているけど何かあったのかな?
「それじゃあ鈴木君、今日の放課後一緒に行こうか。」
「なにか用事があるなら別にいいんだけど。大丈夫かい?」
「ううん、別に急ぎじゃないから大丈夫だよ。」
鈴木はまどかたちが街を案内してくれることに嬉しそうな顔をしているがその笑顔が何かを含んでいる笑顔だと気付くものは誰もいなかった。
ちなみに余談だが、この時の暁美ほむらは窓の外を見て黄昏ているかのように見えるが内心ではまどかの一言で精神が撃沈していた。
(ち、ちがうのよ。別にあなたを嫌ってる訳じゃないのよ。ただこうしていないとあなたとの約束が果たせなくなるから仕方がないのよ。まどかぁ、お願いよ私のこと嫌わないで!)
ほむらの精神が崩壊していることに誰も気づかず、ただ黄昏ていると思っている二人組の女子がその姿を見ていた。
「暁美さんが先程からなにかお考えのようですけど何かありましたのかしら。」
「きっと、私達には想像がつかないことをお考えですわ。」
「それは素晴らしいですわ、そこに痺れます憧れますわ。」
クラスの二人組が何か言っているがほむらにはそんなことを聞ける余裕などはなかった。
その為まどか達が街に出掛けることなど知る由もなかった。
次回!
モウヤメルンダ!アインズ様のちょっとで相手のライフはゼロよ!
ご期待ください!