次は戦闘シーンに行けたらいいな...
城についたあと、シンクは勇者の装備と武器をがあるらしくそれを装備しに行き姫様は戦の説明をするらしくシンクについていった。俺は戦に参加しないのであれば見晴らしのいいところに案内するといわれたがせっかくなので俺も聞いていこうと思い、ついていった。
シンクがメイドさんたちに着替えさせられているなか姫様の戦についてのルールを教えてもらった。
「では戦についてのルールの説明をさせていただきますね」
「まず、襲ってくる相手選手はどんどん倒していきましょう!相手選手は武器で強打をあたえられればノックアウト!ノックアウト判定をされた相手は獣玉に変化して一定時間無力化されます」
武器で強打すればノックアウトするなら約束された勝利の剣《エクスカリバー》うってもノックアウト判定になるのかな?
「相手の頭部か背中に手のひらでタッチしてもノックアウトです。タッチアウトはちょっと危険が伴うのでタッチボーナスが入ります」
「タッチアウトって足とかで触ってもノックアウト判定になるのか?」
「はい、足で触ってもちゃんとンノックアウト判定になりますよ」
それならシンクはかなり強いんじゃないか?身軽さでいえばかなりのものだからな。棒術も結構できていたし。まぁ俺はアルトリア・ペンドラゴンの経験とステータス、それに宝具があるから本気でやりあえば十中八九俺が勝つだろうけどな。
そして着替えが終わったシンクに姫様が一つの指輪を渡していた。
「これが勇者様の武器でありビスコッティの宝、神剣パラディオン。勇者様が望めばどんな形にでもかわりますよ」
「じゃあ棒!」
「棒ってお前...」
シンクがそう言うと指輪から光があふれシンクの前で光が集まり棒の形となり現れた。この世界に来てから魔術のようなものをちょくちょくみるが魔力のようなものが感じられないことからこの世界に魔術はやはりないのか?
「では最後に紋章術のご説明です。紋章術とはこのフロニャルドの大地と空に眠るフロニャ力を集めて使う技術。フロニャ力を自分の紋章に集めて自分の命の力と混ぜ合わせることでこんな風に輝力というエネルギーに変換できるんです」
そう言うと姫様は指先にピンク色の光を灯した。なるほどな、つまりフロニャ力ってやつがマナ、輝力てやつがオドってわけか。なぜかしらないが俺の場合紋章はでるがフロニャ力を集めて輝力を作ろうとすると魔力ができる謎使用。まぁ、いいか。
「この輝力を使えばいろんなことができるのですが勇者一番使うのはきっと紋章砲。紋章砲の扱いは我がビスコッティ騎士団のエクレールが上手だから教えてもらってください」
「わかりました!では姫様いってきます!レンはまたあとで」
「はい!きをつけてがんばってきてください」
「おう、またあとでな」
そうしてシンクは猛スピードで走っていった。
「ではカンザキ様、見晴らしのいい展望台へいきましょうか」
「えぇ、お願いします。あと俺のことはレンでいいですよ」
俺と姫様はシンクの暴れっぷりを見るために城の展望台へ向かった。