「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」」
穴に飛びこみ目を開けるとそこには、空に浮かぶ島など地球では考えられないような光景が広がっていた。
シンクと俺はピンク色の球体に包まれながら空に浮かぶ島の一つに落ちていった。自身を包んでいた球体が花の蕾のようになりやがてそれが開くとそこにはピンク色の髪の可愛らしい小さな女の子が一人立っていた。その子には地球で人には絶対についてないであろう犬の耳としっぽがついていた。
その子は
「はじめまして。召喚にこたえてくださった勇者様でいらっしゃいますね?」
と言ってきた。その子は明らかにシンクを見て言っているのでこの場合シンクが勇者となるのだろう。まぁ、俺は自分から穴に入ったので事故的なものだろう。
「私、勇者様を召喚させていただきましたここビスコッティ共和国フィリアンノ領の領主をつとめさせていただいております。ミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティと申します。」
「あ、はい、シンク・イズミといいます。」
「勇者シンク様とえーと...「こいつの友人の神崎蓮です。レンでいいです。」カンザキ様ですね?存じ上げております。」
シンクを知っている?どういうことだ?
などと思っているとあの剣をくわえた犬がシンクと俺のバックをくわえて落ちてきた。
「タツマキ!勇者様のお出迎えたいぎでした。」
「あの、えーと...」
俺たちが戸惑っていると、
「勇者様におかれましては召喚にこたえていただきここフロニャルドにおこしいただきまして誠にありがとうございます。私たちの話を聞いていただきそのうえでお力を貸していただくのは可能でしょうか?」
「とりあえず話を聞かせていただけると助かるんですけど...」
とりあえず話を聞かないことには何もわからないので話だけでも聞いてみる。隣にいるシンクも同じ考えなのか頭を上下に振っている。
とその時、遠くのほうで花火に似た音が聞こえた。
「いけないもう始まっちゃてる!」
始まる?何がだ?
「我がビスコッティは、今隣国と戦をしています。時間がないので城に向かいながらでもよろしいでしょうか?」
は?戦?
宙に浮かぶ石の板をおりながらミルヒオーレさん、長いから姫様でいいや。についていくと一匹の大きな鳥のようなものがいた。俺とシンクが頭に?を浮かべていると
「セルクルをご覧になるのはじめてですか?」
「すいません、地元にはいなくって...」
「いや、地元どころか地球にいねぇだろ」
そして、姫様のセルクル、ハーランに乗りながら先ほどの説明を聞いていた。
「隣国ガレットと我が国ビスコッティはたびたび戦をおこっているのですがここのところはずっと敗戦が続いていていくつもの砦と戦場を突破されて今日の戦では私たちの砦を落とす勢いです」
下を見てみると三羽のセルクルに乗った人たちとそのうしろにたくさんの人たちがいた。
その間にも説明が続いていたらしくいつの間にか目的地が見えてきていた。
そこで俺達は俺達が想像もしないものを見た...。
続きはなるべく早くだします。
原作キャラのしゃべり方が...