初投稿ですがよろしくどうぞ
そこは何も無い真っ白な空間だった。
上下左右何も無いただ真っ白な空間に俺はいた。
「あれ?ここは...」
確か俺は、アイスを買いにコンビニへ行こうとしてそして...。
「だめだ、何も思い出せない」
「それはそうじゃよ。君は死んだのだから」
「誰だ!」
いきなり後ろから声がしたので振り返ると立派なヒゲを生やした爺さんがいた。いやそれよりも、
「は!?死んだ!?おれが?」
「そうじゃよ、その証拠に記憶が途切れておるだろ?」
確かにコンビニに行こうとしてその先の記憶が俺にはない。だが、だからといって信じられるものではないだろう。
「まぁ、そんなことよりもこれからのことを話すぞ」
「いやいや、まてまてそんなことより持ってそこはすごく重要な気がするんだが?」
人が死んでるのにそんなことって...。
「起きてしまったことは仕方が無いだろう。それよりもはなしていいかな?」
「あ、はい...」
このままでは話が進まなそうなので俺は話を聞くことにした。
「よし、では君はもう一度生きてはみたいかい?」
「はい?」
いきなりの人生リスタートはつげんにおどろいてしまったが死んでしまったのにもう一度生きてみたいかだと?
「だから生き返っては見たくないかい?と聞いているんじゃよ」
「いや、人は簡単に生き返らないでしょ」
「そこはほれ、あれじゃよ、異世界...転生?という奴じゃよ」
異世界転生ってあれか?死んだ人間が特別な力を持って生き返ってヒャッハーするやつか?
「まぁ、だいたいそんな感じじゃな。で、どうじゃ?転生してみないか?」
「まぁ出来るならしては見たいですね」
「よし、ならば特典?とやらを決めなければな」
と言って爺さんがどこから箱を取り出した。
「この箱の中にはアニメなどで使われた特異な力が書かれた紙が入っておる。この中の紙を1枚だけ取りなさい。それが特典となる」
うわーくじは俺運がないんだよなー、と思いながら箱に手を入れ適当に引いてみる。
「どれどれ」
その紙を開いてみると
Fate アーサーペンドラゴンのステータス、経験、宝具
と書かれていた。
「おお、どうやらあたりを引いたようだな」
と爺さんが言っていたがおれは、
え?やばくね?もしも戦闘とか無かったこれはただの運動神経が滅茶苦茶高い人になるんじゃね?とか考えていた。
「よし、特典も決まったことじゃし早速転生といこうか」
「ちょっと待ってくれ、転生先は?」
せめて転生先だけでも知りたい。
「それは自分で確かめるんじゃな、まぁアニメの世界とだけ言っておこう。では、ポチッとな」
爺さんが手に持っていたボタンを押すと足下にそれはそれは深い穴があき、俺はそこに落ちていった。
「このアホ爺さんがぁぁぁぁぁぁ」
と叫びながらも俺はこの先無事に生きていけるかがとても心配になった。
次回はもう少し長くします