魔法少女リリカルなのは~魔王の再臨~   作:シュトレンベルク

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今回は思いの外質問が多かったので、一問一答になっている質問もありますがご了承ください。これからも増える場合は、質問を紹介する話を分けたりする事になると思います。申し訳ありませんOTL


 それでは、急展開を迎えまくりで意味不明な当作品ではありますが楽しんでいってください!


始まりは此処に

 ソロモンの旅路から始まってからちょうど一年後、スバルとティアナは機動六課に入隊した。スバルは度々連絡を取り合っていたソーンにその事を話していた。ソーンもまたその事に対して、本当に嬉しそうに話を聞いていた。

 

『それでね!なのはさんとお話する事ができたんだ!』

 

「へぇ。それは良かったな。確か、管理局の誇るエース・オブ・エースだったか?ともかく、屈指の実力者みたいだな」

 

『そうなの!明日からはなのはさんと同じ部隊で働けて、共同も受けられるんだって!もう楽しみで楽しみで!』

 

「そうか。なら、今日は早めに寝る事だな。万全の態勢で物事には挑むのは重要な事だ。整えられる内に整えておけよ?」

 

『うん、分かったよ。ところで、ソーンは今どこにいるの?っていうか、何してるの?』

 

「ちょっとした知人の家、だな。ちょっとした大仕事が立て込んでいてな。俺としては面倒極まりないが、俺以外に適任がいないとあっては仕方がない。って訳で、今は英気を養っているところさ」

 

『そうなんだ。私に手伝える事があったら何でも言ってね!手伝うからさ!』

 

「ああ。当てにさせて貰うよ。それじゃあ、新しい職場で大変だろうが頑張れよ」

 

 そこで通信が切れ、ソーン――――ソロモンは椅子という名の玉座に改めて座り込んだ。その眼下にはソロモンからの沙汰を待つ大騎士たちが跪いていた。大騎士たちの様子に一切心を配る事はなく、何の感情も宿さない視線を向けた。それはまさしく、魔王時代のソロモンその者だった。

 

「……聖王教会とやらから使者が来るそうだが、名は何と言ったかな?」

 

「ハッ、聖王教会大司教の代理として聖王教会枢機卿の一人であるアリウス・ヴォールゲドンが訪れる予定となっております」

 

「そうか。大司教ともなれば早々動く事は叶うまいが……代理に枢機卿を動かす辺りはことの重要性を理解しているのだろうな」

 

「そこまで愚物ではない事は救いとなりましょう。既に、七つの次元世界を焼却されている(・・・・・・・・・・・・・・・)という事実は把握しているという事ですから」

 

「事態を重く見た管理局も動いてはいますが……何の成果もあげられてはいないようです」

 

「当然だな。質ではなく、数を優先した連中にどうにかなる訳がない。燃え尽きた世界の中に突入する事すら儘ならないだろうな……俺や貴様らのような例外を除いてな」

 

 ソロモンの視線の先――――総勢百名以上の大騎士(・・・・・・・・・・)が黙って頭を垂れている。ソロモンの手によって選出された百名以上の大騎士たちは来たる聖戦に胸を踊らせながらも、その感情を露わにする事はなかった。王の前で感情を露わにする騎士など三流だからだ。

 

「これより、聖戦の始まりを宣言する。立て、我が騎士を名乗る者どもよ!」

 

 ソロモンの言葉に総ての騎士たちが一切身体をブレさせる事なく立ち上がった。右手を胸の上に置き、ソロモンの視線を受ける。望んで止まなかった至上の王が目の前にいて、自分たちがその王の許に侍る事を許される。それは彼らにとって最高の幸せだった。

 ソロモンは自国に戻った際、天剣の力を借りずに単騎で総ての大騎士候補たちをねじ伏せた。未だ完全な力を取り戻してはいない筈のソロモンであろうとも、発展した帝国を相手にしても劣る事はなかった。その瞬間、倒された大騎士たちや王族たちは神話の再来を見たという。

 

「これから始まるぞ。我らと奴らの生存競争が。大いなる試練の始まりはもうすぐそこだ。遍く生物を、遍く世界を総てを焼き払う最後の焔はすぐそこまで迫っている。これなるは大いなる戦い――――聖杯戦争(グランド・オーダー)の始まりだ!」

 

 開戦の狼煙は上がる。ソロモンは自らの意志でこの平和な時代に起こった戦乱を終わらせる事を決意した。その手に槍と魔導書を携え、再び戦場へ赴く事を選択した。

 

 同じ頃、『古代遺物管理部 機動六課』――――通称、機動六課の隊長陣が一堂に会していた。始まりはフェイト・テスタロッサが部隊長である八神はやてに訊ねたのが始まりだった。それはフェイトが耳にしていた一部の次元世界への渡航禁止令が原因だった。

 特殊な魔力嵐が発生したため、危険があるという内容だった。それだけであれば、どうという事はない。理由はともかく、時間が過ぎれば何とかなる内容だからだ。しかし、それが同時多発的に起きたとなれば放置する事などできはしない。

 

 七つの次元世界において、ほぼ同時に起きた魔力嵐。これをただの偶然と割り切るのは難しい。しかし、執務官という特殊な地位にいるフェイトすら知り得ない情報を、この幼馴染なら知り得ているのではないかという考えからの行動だった。

 その質問に対し、はやては此処では答えられないと言った。フェイトが望んだ情報が秘匿性が高く、誰にも知られてはならない内容だったからだ。だからこそ、はやては隊長陣だけには情報公開をしておくべきと考え、もう一人の隊長である高町なのはを執務室に呼び出した。

 

「それで、はやてちゃん。これはどういう話し合いなの?緊急だって言うから来たけど……」

 

「その前に、や。フェイトちゃんはどこまで情報の内容を知っとるん?」

 

「七個の次元世界との連絡が途切れている事と渡航が禁止されている事、ぐらいかな?とにかく情報のロックが強すぎて、何も分かってないのが現状なんだ」

 

「そうか……まぁ、それはそうやろな。こんなん誰にも明かせる訳ないしな」

 

「確か、ニュースでも警告されてたよね。魔力嵐のせいで特殊な魔力磁場が発生してて、危険性が高いから渡航不能になってる……って話だったよね。でも、それがそんなに大変な事なの?偶にニュースで聞くけど……」

 

「なのはちゃん、そのニュース聞いたんは何時や?」

 

「え?確か、三ヶ月くらい前だったかな?」

 

三年前(・・・)や」

 

「え?」

 

「その魔力嵐が起きてから今年でちょうど三年目、って言うたんや。今までその事象に対して、何の手立ても打てとらん。なんやったら、その地域にいる筈の管理局員とも連絡取れてへん」

 

「なっ……そんな状態だったの!?どうして本局は動いてないの?」

 

 フェイトは驚かざるを得なかった。三年も前からその事件が起きていたとは思わなかったからだ。天下の管理局の力をもってしても、三年かけても解決できない問題。そんな事件の存在を自分がまったく気づいていないとは思わなかった。同時に、これは相当まずいという事も理解した。

 

「動いてへん訳やあらへん。動けへんねん。この一件に対して、うちらは何の対策も打ててないねん。いや、打てへんっちゅうのが正しいかもしれへんな……」

 

「ど、どういう事なの?」

 

「その世界に調査に向かった人員の生命反応がな。ごっそり消えとんねん。おそらくやけど、その特殊な魔力磁場は人間に害がある物なんやろな。それこそ、入った人間の命を速攻で奪いとるぐらいのな」

 

「そんな……どうにかならないの?」

 

「何とかできるプロトタイプは開発済み。後はそれの本試験を経て、事態解決に動く。その際にはうちらも動く事になるのは間違いないやろうから、準備を整えておいてほしいねん」

 

「……分かった。私も出来る限り早く準備を整えておくね」

 

「頼んだで。なのはちゃんも、新人たちを出来るだけ早く仕上げといて欲しいねん。もちろん、なのはちゃんがしっかりと育て上げたい言うのも分かる。けど、この事件は一刻を争うからな。お願いするわ」

 

「……うん、分かった。私も出来る限り切り詰めてやってみる。でも、場合によっては新人は退避させる。それで良いよね?」

 

「それで構わへんよ。うちとしても実戦に出た事のない子らに無茶させるんは本望やないしな……ん?グリフィス君、どうかしたん?」

 

『八神部隊長宛に小包が届いていますが、如何いたしましょうか?』

 

「ああ~……いや、うちんところに送ってもらえるか?こっちで確認するわ」

 

『了解しました。それではお送りします』

 

 心当たりがあるのか、はやては副官であるグリフィス・ロウランが転送魔法で小包を送った。はやてはそれを受け取り、差し出し人を確認して納得していた。気になったなのはとフェイトが差し出し人の欄を確認してみると、そこにはフェイトも知っている人物の宛名が書かれていた。

 

「カリムさんから郵送なんて珍しいね」

 

「そやね。基本的に手渡しばっかりやったけど、何でも早急に渡したい物があるって話でな?流石に急やったからうちも時間が取れへんかってん。そしたら郵送で送る、って言ってきてな。そんな事せんでも、ちょっと時間をくれたら何とか帳尻合わせたんやけどなぁ……」

 

 そう呟きながら送られてきた荷物を開くと、そこには二つの機械と手紙が添えられていた。見た事もない機械にはやてたちは首を傾げ、次に手紙を手に取った。封筒に仕舞われ、その封筒には『親愛なる我が友 八神はやてへ』と記されていた。

 

「えっと、何々……?『話を始める前に、まずは大きい方の機械の電源を入れろ』?えっと、こっちか」

 

 はやてが手紙の指示通り電源を入れた。とはいえ、電源がついても特に変わった様子はなく、精々電源のところが真っ黒だったところから緑色に変化したぐらいだ。はやては更に首を傾げ、手紙を読み進めた。すると、血相を変えたはやては通信を試みながら、同時に副官であり相棒でもあるリィーンフォース・ツヴァイに連絡を繋いだ。

 

「リィン!そっちから聖王教会――――カリムに連絡は繋げられるか!?」

 

『ど、どうしたですか?はやてちゃん』

 

「急いでカリムと話さなあかん事ができた!出来るか出来へんかだけでも教えてほしいんや!」

 

『ちょっと待ってくださいね……えっと、繋がらないみたいです。というより、これは……!魔力嵐の発生している次元世界にある魔力磁場が機動六課の外に広がっているみたいです!』

 

「クッ……やってくれたな!」

 

 はやては拳を机に叩きつけた。その尋常ならざる様子からなのはとフェイトは手紙を読み始めた。そこには魔力磁場が一体何であるのかが書き記され、それがミッドチルダにも襲いかかっている事とはやてが起動した機械は磁場を防ぐ結界の役目をしていると書かれていた。

 同時に魔力磁場に包まれた世界がどうなるか、そして魔力磁場を解消するために何をするべきなのかも記されていた。しかし、何にしてもこれで機動六課はミッドチルダにある管理局の唯一の組織となった。彼女たちはこれから事態の解決に動かなくてはならない事が決定づけられたのだ。

 

「はやてちゃん。今は皆との情報共有を急いだ方が良い。これは私たちだけじゃなくて、皆の協力が必要だから」

 

「なのはの言う通りだね。はやて、今は私たちにできる事をするしかないよ」

 

「……そうやな。なのはちゃんとフェイトちゃんはフォワードチームを集めて説明しておいて。うちはロングアーチに説明を済ませておくから、そっちは頼んだで」

 

「「了解!」」

 

 なのはとフェイトは敬礼すると、すぐさま執務室を出て行った。はやてはすぐさまツヴァイに連絡を繋げ、後方支援を主とするロングアーチを招集しておくように命じた。先ほどのはやての慌てぶりから緊急事態になっている事を理解した。命令を受け、すぐさま行動を開始した。

 ツヴァイに命令をした後、はやては椅子に倒れ込み深いため息を吐いた。そうせざるを得ない程、事態は深刻だった。何処までも澄んだ青い空を見上げた後、手紙の続きを読み進める事にした。どうするにせよ、情報は少しでも欲しいと思ったからだ。

 

 そこではやては見つけた。ほんの少し、暗闇にぽつんと置かれている篝火程度ではあるものの、確かに希望と呼べる物が手紙には記されていた。まだ、戦う術はある。この事態を打開する術はある。それははやてたちに訪れた絶望を希望に変える、最後の望みだ。

 

「世界の存亡を賭けた七つの特異世界攻略――――聖杯戦争(グランド・オーダー)。まさか、そんな物にうちらが参加する事になるとはな。ええ度胸しとるわ……」

 

 はやては手紙を机に置き、空を睨みつける。まるでそこに親の仇がいるかのような反応だった。しかし、それは正しい反応だった。何故なら、その相手は少なくとも八つの世界の人間の命の尽くを奪いとったのだから。

 

 

 

 

 これより始まるは七つの特異世界にて繰り広げられる聖杯戦争(グランド・オーダー)。数多の人間たちの欲望に塗れた聖杯探索と悲劇と残虐の色に彩られた戦争の始まり。過去に頂点と謳われた英雄が率いる軍勢と現在に英雄と謳われる魔導士とその仲間たちの聖杯戦争は――――今、開幕の鐘の音を響かせたのだった。




~ソロモンと作者のQ&Aコーナー~

「はい、我ながら突拍子もない展開に進んでいると思っております。シュトレンベルグです」

「最早、短編物ではなくなりつつあるからな。ソロモンだ」

シュ「本当にねぇ。これ、自分には細部まで書くの相当難しいだろうし。あんたは主人公にするには完成されてるし」

ソ「まぁ、貴様の望んでいるようにはならんだろうな。ところで、今日は何か嬉しい事でもあるのか?やけに更新が早いが」

シュ「ふふん。卒論が終わったというのが一つ。二つ目は、常連の岬サナ様以外に質問者様が現れた事かな!という訳で、早速質問の方へ!最初はこれ」

Q.fateのアンデルセンがソロモンと天剣や女帝達の目の前でソロモンに対して人物像を語ったらどうなりますか(ギルガメッシュは軽く受け止めましたが)?

シュ「カレー様、質問ありがとうございます。これは最近始まったExtraシリーズの続編CCCであった話だな」

ソ「俺はそのアンデルセンとやらを知らんのだが……」

シュ「アンデルセンって言うのは(説明中)っていう英雄、というか絵本作家だな」

ソ「なるほど……実に面白そうな輩だな。ああ、どのような評価を下そうともそれを真に受け止めよう。命を賭けて言葉を語るその者は、たとえ死に瀕しようとも口を噤む事はあるまい。そういう在り方は好きだよ、俺は」

シュ「まぁ、あんたはともかく大騎士とかは間違いなく殺しにかかるだろうけどね。それじゃあ、次」

Q.天剣や女帝達は謹慎処分になったりしたことあるんですか?

ソ「何をもって謹慎と呼ぶか、だな。そも、騎士と呼ばれる連中はただ戦えればいい訳ではない。他にも仕事は山ほどある。大騎士ともなれば尚更な。あまりに仕事がたまりすぎ、片付けろと命令したことは幾度もある。それを謹慎と呼ぶなら、そのようにした事はあるな」

シュ「ただ戦えれば良いだけの人材で回る程、易い時代ではないと」

ソ「まぁ、そういう事だ。責任ある立場にある者は必然的に書類仕事もある。そして、得てしてそういう連中に届く書類というのは重要な物が多い。滞ってもらっては困る訳だ」

シュ「なるほど……まぁ、それは謹慎処分とは言わないだろうけど。戦場で問題起こしたりとかはないの?」

ソ「戦場は殺す場所。殺す事が役割である連中がしくじるとすれば、相手が大英雄の時だけだ。交渉の場で相手を潰したという時は……やはり謹慎にはしなかったな。暇にさせておくのが問題な人材ではあったし、何より正しい事をしたんだからな」

シュ「正しいこと?」

ソ「負けたのにも関わらず、俺への嫌味を言った。それは反乱の芽となり得る。そのような人材のいる国を残す意味などあるまい?」

シュ「忠誠心を持てとかそういう話?」

ソ「そうではない。不満がある、という事が問題なのだ。それを如何に解きほぐしていくかは上の仕事だが、そういう問題ではない輩もいる。そういう問題をどうにかするには、大体が根絶やしにする他あるまい?」

シュ「そういうもんかね。まぁ、いいや。それじゃあ、次の質問へ」

Q.シバの女王についての評価は?

ソ「シバの女王?……あぁ、あいつの事か。実に面白い奴だった。あの時代に女だてら王をやっている訳ではないというのが伝わってきたよ」

シュ「やっぱり美人だったの?」

ソ「美人?そうだな、奴は美女ではあったよ。どこか残念な、という前置きが付くがな。奴はベルカ戦役後に会ってな。俺が何者か分かっているというのに、不遜にも俺を試してきた。アレは面白かった。あいつの問いではなく、周りの反応がな」

シュ「へ、へぇ~……」

ソ「最終的に結婚という形で同盟を結んだ。今は帝国の一部になっている筈だ」

シュ「結局、女王に対する評価は?」

ソ「俺を楽しませた面白い女、と言ったところだろうな。では、次だ」

Q.大変だ!臣下達が全員暴走状態になった!(これも質問です)

ソ「全員物理的に沈める。連中を諭すなど時間の無駄だからな。強制的に意識を奪いとった方が早い」

シュ「こわっ……じゃ、じゃあ次へ」

Q.ソロモンから見たギャラハッドについて

ソ「ギャラハッド……あぁ、アルトリアのところの騎士か。清廉な男だったな。悪く言えば、欲のない男だ。生気も少し欠けていた気がする。ともかく、そこまで印象には残っていないな。会話した事もないしな」

シュ「聖杯探索という意味では最上のキャラなんだけどね。当作品ではギャラハッド或いは関連の登場人物は現れません。当作品には立香に該当するキャラいないしね。では、次の質問へ」

Q.女帝や天剣等、臣下が女性ばかりですが、ソロモンの臣下に男性はいないんですか?

シュ「います。現段階で言うと、六話に登場するNo.1とNo.9は男です。これからも出すつもりではあります。勘違いさせてしまい申し訳ございません(土下寝」

ソ「大騎士はあくまでも実力が重要視される。性別などは二の次だからな。男でも強い奴は普通にいるさ。というより、原作が女性に比重を置きすぎなだけだ」

シュ「そういうメタい事を言うなよ。ともかく、ここまでがカレー様の質問。次は常連の岬サナ様の質問です」

Q.今年に劇場版魔法少女リリカルなのはの続きが放送しますが、その内容次第では、この小説にシュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリがまた出る可能性もありますか?

シュ「あります。別に内容関係なくても出しますけど、内容次第で活躍のレベルが変わるかもしれません。そこははっきりとは言えません」

ソ「これは制作陣に期待する他ないな。それでは次だ」

Q.ソロモンってジェイルが生み出してる聖王のクローンのヴィヴィオには会ったの?

ソ「会ってはいないな。というより、別にジェイルが作った訳ではない。ジェイルも関わっていただけで、作ったのは別の人間だ。俺はジェイルが関わっていた事を知っているだけだからな」

シュ「そのヴィヴィオは現在登場するかどうか未定なので、どうなるかは分かりませんね。気が向けば登場するかも?といった具合です。
さて、質問は以上……だな。それでは改めて岬サナ様、カレー様。質問いただきまことにありがとうございます。励みになりますので、他の方々もバンバン送ってくれると嬉しいです。それではさようなら~」

~ソロモンとシュトレンベルグ退出後~

「さて、これにて三回目の登場になりますね。シュテルです」

「出番が多いのは良いことなんじゃない?レヴィだよ」

「そうさな。悪いがユーリは眠ってしまっている故、今日は休みだが許してやってほしい。ディアーチェだ」

シュ「まぁ、今回は質問は一つ?だけのようですし、大丈夫でしょう。それでは質問は……これですね」

Q.シュテル、レヴィ、ディアーチェの3人は、今ソロモンのおかげで全盛期の姿に戻ってますが、今の状態ならなのは達に負けない自信がありますか?
劇場版で負けた事に対する思いも何かありますか?

シュ・レ・ディ「「「負け(ません/ないよ/ぬさ)」」」

シュ「あの時は魔力も足りず、本領を発揮できませんでした。しかし、今であればなのは相手にも負ける気はありません。原作でああもあっさりと負けたのは殿下を知らぬが故。知っていれば、もっともがき抜いた事でしょう」

レ「うんうん、あの時だって全力では戦ったけどさ。記憶がぼんやりしててあんまり戦いに集中できなかったしね。次は負けないよ。正直、勢いに任せ過ぎ感はあるかな。あれでこそ、という感じもするけどね」

ディ「神器はなくとも、我らには殿下より戴いた魔力がある。小鴉程度に負けるなど認められる訳がない。次に会った時にはまとめて蹂躙してくれる。それと別に我は負けた訳ではないような気がするのだ……違ったか?」

レ「王様、ボケたの?」

ディ「ボケとらんわ。ボケとるとすれば、それは作者の頭だ。まぁ、何はともあれ物語は動き出した。皆の者、続きを楽しみにするが良い。では、さらばだ」

~マテリアル組退出~

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