魔法少女リリカルなのは~魔王の再臨~   作:シュトレンベルク

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お待たせしました。卒論とかで忙しくて、中々筆が進まなかったよ……。
あと、エレちゃんも当カルデアには来てくれなかった。

それはそれとして、アズレンのドイツイベ楽しみ。


海鳴観光・下

 二人の木刀が粉々に砕けた後、サンは砕けた木刀を修復させて士郎に渡した。膨大な量の魔力を流し込まれた所為か、元々よりも更に頑強になったソレらは振るう人間によっては相手を撲殺しかねないぐらいには硬くなっていた。

 

「あの程度はついて来られるか。まぁ、天剣と名乗っても支障はあるまい。俺が発破をかけないと本領を発揮できない、というのはどうかと思うがな」

 

「申し訳ありません……」

 

「構わんさ。有事の時など、どうせ訪れまいからな。何の権力も持たぬ今の俺に襲いかかってくるような者はおらんだろう。しかし、久しぶりに身体を動かしたな。ストレッチ紛いの事はやっていたが、それでも訛っていかん」

 

 手首を振りながらそう言うサンに対し、メヌスは苦笑いを浮かべるしかない。魔導の王とも神とも呼ばれるソロモンの本質は武神――――戦う存在だ。戦士の中でも至上究極の存在たるソロモンの力があの程度ではない事は、メヌスには理解できていた。

 

 神話に曰く。ソロモンの得物は鎗と魔導書。雑魚を膨大な魔力によって押し潰し、英雄や選定者に選ばれた王には緻密な魔力加工を施された鎗でもって叩き潰した。それ故に、本国に設置されているソロモンの石像では槍と魔導書を携えた姿となっている。

 

「ご満足いただけましたでしょうか?」

 

「満足ねぇ……まっ、満足とは言い切れんな。得物は柔く、お前も俺もまだ本領ではなかった。不完全燃焼だが、目的は果たした。ならば、別にこだわらずとも良いだろうさ」

 

「はっ、かしこまりました」

 

「ああ。それに、お前たち用に天剣も作らなければならんだろうしな。非常に面倒ではあるが、必要な事だろう」

 

「…………我々が天剣を戴けるのですか?」

 

「うん?なんだ、要らないのか?元々、天剣は前払いの報奨のような物だ。大した物ではないさ」

 

 ソロモンにとって、天剣も神器も大した違いはない。認識としては王権(レガリア)と大差ない。つまり、象徴としての存在なのだ。魔王に使える者どもが振るう力は、ひいては魔王の力だ。だからこそ、ソロモンは天剣と神器を作った。

 

 古代ベルカの時代において、力こそが総て。情よりも、血縁よりも、愛よりも何よりも力こそが絶対だった。弱い者は蹂躙されるだけでしかない時代だ。だからこそ、ソロモンは力をこそ求めたのだ。

 

「天剣も神器も、俺にとってはそう大した物ではない。帝国においては絶対の象徴として扱ったが、なんという事はない。俺以外の人間がどれだけ魔力を注ぎ込んでも壊れない耐久力、どれだけ殺しても落ちぬ切れ味。他にもあるが、おおよそそれらを体現しただけの代物だからな」

 

 言うは易く行うは難し。数多の武器を使い潰したソロモンらしい言葉かもしれないが、古今東西そのような武器を創った者など一人もいない。それを事もなげに語る姿からはまさしく万物の頂点に立つ神の如き威光が感じられた。

 

「いえ、そのような事は決して……」

 

「まぁ、多少疲れるが出来んことはないしな。知っているか?かつて、お前の初代が天剣を受け取った時の事を」

 

「はっ……陛下より与えられたことに感激し、涙を流したと聞き及んでいます」

 

「その程度ではなかったよ。色々な物を垂れ流しながら気絶していたんだよ……そう言えば」

 

 サンは手袋越しに指輪に魔力を流し、現れた異空間に躊躇いなく腕を突っ込んだ。得体の知れないソレにメヌスは混乱していたが、サンが何ともない様に振る舞っているので黙って見ていた。お目当ての物を見つけたのか、一気に腕を引き抜いた。

 

 そこには黄金の装飾を施された直剣があった。サンは重さを確認するように無造作に振り回していたが、その場にいた者たちは突如として現れたその剣から眼を離せなかった。

 

「で、殿下……それは、まさか……」

 

「俺がかつて作り上げた天剣。その試作品だな。亜空間の方に放り込んでおいたんだが、まだ現存していたんだな。てっきり、誰かに回収されている物とばかり思っていたわ」

 

「これが……天剣」

 

 初代当主……初代天剣保持者が醜態を晒したとしてもおかしくないと思えるほどの美しさだった。少なくとも、メヌスはこれをソロモンから直々に渡されれば意識を保っていられるかも分からない、と素直に思った。それほどまでに、その剣は秀麗で……途轍もなく冷たかった。

 

 それは武具における究極。間違いなく既存のありとあらゆる兵器を凌駕する武器だ。矛盾という言葉すら許さない力がそこにはあった。サンはその剣を少し見つめた後、また空間に戻した。その瞬間、メヌスは息が苦しくなっていた。剣に魅入りすぎて呼吸を忘れている事にそれまで一切気が付かなかったのだ。

 それほどまでに秀逸で美麗なる剣。これが自分にも与えられると考えれば、歓喜の心を抑える事などできないだろう。あれが天剣。帝国の中でも本当にごく一部の人間にしか与えられなかった最強の武具。クレーターを作り上げるほどの魔力砲すら斬り裂いたとされる絶対の一。

 

「ふぅ……やはりこれは失敗作だな。どうにも毒気が強すぎる。天剣として授けるには毒気が過ぎ、さりとて武具として扱うには傑作に過ぎる。まったく、使い道すら迷わせるとは我ながらとんでもない剣を作ったものだな」

 

 サンは事もなくそう言った。天剣のプロトタイプであるあの剣は、ソロモン以外の存在に対してその身を委ねる事はない。至高の王と呼ばれたソロモンに生み出された最初の天剣。王以外の手の中にある事を絶対に認めようとはせず、王以外の者が持てばたちまち不和と不幸をもたらす代物。

 

「まぁ、どうせ俺以外の者は持たんだろうがな。式典用にしか使ってこなかったし」

 

 惜しむらくは、剣の望む使い方をされるのはごく少ないという事だろう。

 

「あの、そこのお兄さん」

 

「うん?どうした、吸血種の童よ。悪いが、俺の血はやれんぞ?」

 

「お兄さんは私みたいな人の知り合いなんですか?」

 

「ふむ、冗談だったが流されてしまったか。まぁ、それはそれとして。確かに、俺はお前のような奴の事は知っているよ。俺がいた場所にはそういう普通の人間とは違う奴もいたからな。今はどうなってるんだ?」

 

「どこかに隠し里があり、そこで暮らしているとは聞いていますが……申し訳ありません。自分は彼らのような人種の担当ではありませんので詳しくは……ただ、重臣の中には竜人種がいます」

 

「珍しい事もある物だな。ああいう連中はやっかみを受ける事もよくあったから、一箇所で固まって生きている者が多いんだがな。時代も変わるという事か……良きかな良きかな」

 

 サンは少女の頭を撫でながらそう言った。そして気が善くなっているサンの姿に満足そうな表情を浮かべているメヌスだったが、次の瞬間表情を厳しくした。魔力を用いた結界が急に作られたからだ。

 

「おや……結界か」

 

「隔絶結界……管理局の仕業です。どこまでも空気の読めない……」

 

「メヌス、確かこの星は管理局の管理外の場所なのだろう?連中は管理外でもお構いなしに領土侵犯をしているのか?」

 

「おそらく、隠居なりした人物が暮らしているのかと……そうすれば、管理局とは表向き関係ない人間になります。そうなれば、通報したとしても一般人からの通報という形になります」

 

「ふむ、なるほどな。しかし、なんと言うか……随分と脆い(・・・・・)結界だな」

 

 サンが撫でるように結界に触れると、それだけで結界は跡形も無く消滅した。サンが掌に籠めた魔力に耐え切れず、自壊したのだ。普通であれば、そのような事が起きたりはしない。しかし、相手は常人では耐え切れない程の魔力を有する絶対存在である。そんな存在を結界程度で隠蔽できる訳がない。

 

「流石は殿下。どれだけ有象無象が集まろうと御身に届きようがない……まさに至高と呼ぶに相応しい御方です」

 

「そんな事を言われてもな……この時代の魔導士の力量が落ちているだけではないか?まぁ、戦乱の時代に結界を使う場所なんて後宮か或いは診療所ぐらいのものだからな。強度など求めていなかったしな」

 

 こう言っているが、そもそもこの人は結界に世話になった事など欠片もない。膨大すぎる魔力が原因で防御魔法は砦の如き防御力を誇っている。誰かから身を守るまでもなく、アホのように強いため狙われる事もなく。同格の人間以外で命の危機に合う事もなく、結界など使う時がそもそもなかった。

 

 実に守り甲斐のない男とはまさにこいつの事である。

 

「さて、そろそろ我々もお暇するか。実に有意義な時間だったしな。俺は満足だ」

 

「ご期待に添えたようで何よりでございます。それでは、もう宜しいのですか?」

 

「ああ。これ以上の面倒事は少々困るからな。俺とて他人を慮るぐらいの余裕はあるつもりだ。これ以上、この世界の住人にもお前にも迷惑をかけるつもりはない。そうでなくとも、騒がしい中でゆったりしようという考えはないしな」

 

 サンの……ソロモンの魔力を介した探知は転移によって現れた魔導士たちを捉えていた。ソロモンからすれば、それこそ吹けば飛びそうなくらいか細い連中でしかない。それでも、管理局と事を構える気は欠片もない。ふっかけられれば買うが、それ以外では管理局などソロモンにとってはどうでも良い。

 ソロモンにとって管理局とは障害にもなり得ない敵未満の何かであり、率先して何かをするべき相手ではない。それは管理局に限らず、犯罪者だろうが、最強の龍種であろうがそうなのだ。現状、ソロモンと同格の存在などこの世のどこにも存在しないのだ。

 

「まったく……退屈な物だ。確かに、ジェイルの言う通りなのかもしれんな」

 

 王の育つ土壌の不足。かつてジェイルが指摘したソレの深刻さをソロモンは理解した。どれだけ科学技術を発展させようが、上に立つべき人間は生まれる。しかし、同じぐらいの力を持った人間を作ろうとしているならば話は別だろう。

 

 王となる者に必要な環境は競争社会だ。ベルカはそれに加えて生存闘争も存在したからこそ、あれだけ大量の英雄と王が生まれた。しかし、現代はまったく逆だ。誰もがある程度まで進めば満足する。自分の限界を自分で定め、それで納得しようとしている。

 それでは駄目だ。それでは王など生まれようがない。絶対の存在を生み出すには、どうしても果てのない飢餓が必要なのだ。王の玉座に至るというのは生半可な執着ではない。劣悪な環境こそが、突出した存在を育て上げる。

 

「平和ゆえの……という奴か。この分ではよほどの事がない限りは変化など得られんか」

 

「……………」

 

「さて、それではそろそろ行くとするか。マスター、色々と世話になったな。ケーキとコーヒー、美味かったぞ」

 

「ご期待に添えたのなら、何よりです」

 

「薄々思っていたが、魔法の事を知っているのだな。身内に魔導士でもいるのか?」

 

「ええ。娘が管理局に勤めています」

 

「なるほど。それならば納得だ。俺の事を聞かれたなら別に話して構わんぞ。自分の身を守るために必要な事はするべきだからな。たとえ、それが誰かを売る行為であったとしても、守るべきは己とその家族だからな」

 

「分かっています。まぁ、そんな事はするつもりはありませんが。お客様のプライベートに過度な口出しをするほど、野暮なつもりはありませんから」

 

「そうか。まぁ、好きにすると良い。また訪れさせてもらおう。その時には自慢のシュークリームとやらの相伴に預かるとしよう」

 

「またのご来店、お待ちしております」

 

 士郎の言葉にソロモンは笑いながら転移魔法を駆動させた。強烈な光が空間を呑みこみ、光が晴れた後にはソロモンとメヌスの姿は掻き消えていた。まるで彼らの存在が泡沫であったかのようで、信じきれなかった少女は二人がいた場所をぺしぺしと叩いていた。

 

「父さん、あの二人は……」

 

「邯鄲の夢みたいだったな。それでも……恭也、私は剣の極致という物を見た気がしたよ」

 

「……俺もだよ、父さん」

 

「惜しいな。あの剣をもっと若い頃に知れていれば……と、思わずにはいられない程に」

 

 ソロモンとメヌスの剣技には総てが籠められていた。これまで長きにわたり、剣士が求め続けてやまなかった何かがあの剣には籠められていたのだ。あの剣こそ、まさしく頂点だ。目指す事が出来るなら、今からでも目指したいと思えるほどにその剣は素晴らしかった。

 

「それでも、良いんだ。私は今のままで良い。一度死にかけているんだ。もう一度死にかけて、桃子を悲しませる訳にはいかない」

 

「父さん……」

 

「それに私が……俺がその場所に至れずとも。いつの日か、御神の剣士の誰かがきっとあの領域に至ってくれるさ」

 

「……そうだな、父さん」

 

 そうして二人は眼を輝かせながら、先ほどソロモンたちが使っていた木刀を振っている少女を見つめるのだった。




~ソロモンと作者によるQ&Aコーナー~
「皆さん、メリークリスマス。帰ってきました、シュトレンベルグです」

「作者は今年もまたクリぼっち?とやらだそうだ。ソロモンだ」

シュ「うるさいな。良いじゃん、別に。彼女いない歴=年齢だけど、困ってないし」

ソロ「まぁ、俺もどうでも良いがな。それで、今日の質問は何だ?」

シュ「本当にどうでも良さそうだな……これだからリア充は。まぁ、良いや。え~っと、今回の質問はこちら」

Q.現在の女帝達や天剣達の見た目のモデルっていますか?

シュ「まずは岬サナ様、毎回質問をいただき感謝しています。それで、こちらの質問ですが、作者としては特にいません……というより、確定していません。その内、登場キャラの説明と一緒に載せたいと思います」

ソロ「こやつとしても完全には練れていないのでな。余裕が生まれる1月後半以降には載せられるだろうから、今暫く待っていてほしい」

シュ「ご迷惑をおかけします。さて、気分を切り替えて次に行きましょう」

Q.ソロモンと英雄王が会ったらどうなるの?

シュ「人類最古の英雄王に関しての質問だね。その辺はどう?」

ソロ「ふむ……場合によるな。だが、少なくとも敬意は払おう。古代ベルカよりも昔、世界を切り拓いた最古の王。そのような偉業をもたらした王に、敬意を払わぬ訳にはいくまい?」

シュ「ふ~ん……ちなみに場合って?」

ソロ「戦場であれば戦おう。どれだけ敬意を払ったとしても、戦う必要があるならば戦うだけだ。協力する必要があるならば、率先して協力するしな」

シュ「先人に敬意は払うけど、それを理由に何もしない訳じゃないって事かな?」

ソロ「そういう事だな。敬意を払う事と抗わぬ事は同意ではない。我らは同格の王なのだからな」

シュ「なるほど……さて、今回はここまで!それでは皆さん、また次回!今年の更新はこれが最後だと思いますので、良いお年を!」

ソロ「うむ。来年の皆に幸福のあらんことを」

~作者とソロモン退出後~

「……いなくなったか?」

「ええ。もう大丈夫のようです」

「良かった~。殿下と鉢合わせなんて出来ないしね」

「えっと、皆さん初めまして。ユーリ・エーベルヴァインでしゅ!」

「少し落ち着け、ユーリ。そう焦らずとも良い。ロード・オブ・ディアーチェである」

「シュテル・ザ・デストラクターです」

「レヴィ・ザ・スラッシャーだよ!いえ~い、皆見てる~?」

ディ「落ち着かぬか、レヴィ。今回は我ら相手に質問が着ているから参った次第だ。よしなに頼むぞ」

シュ「それではユーリ。質問の発表をお願いします」

ユ「は、はい!えっと、今回来た質問はこれです!」

Q.ソロモン王に抱かれたいとか思わなかったの?

ディ・シュ・レ「「「……………」」」

ユ「えっと、王様は私にとってお父様みたいな存在なのでそういう感情はないです。お母様は素晴らしい人だって言ってましたし、私もそう思いますけど」

ディ「…………ふぅ。さて、何の質問だったか?」

シュ「ディアーチェ、何か不遜な質問があった気がしますが気の所為ですよね?」

レ「え、シュテルンと王様も?僕も何かあり得ない質問を見た気がするんだよね~」

ユ「……えっと、お母様の意見なんですけど、王様に劣情を抱く事がそもそも不敬らしいです。王様は神様で、神様にそういう感情をぶつける事は間違い……らしいです。よく分からないですけど」

ディ「ユーリ、質問は一体何だったか?どうも見えぬのだが……」

ユ「えっと、次の質問はこれです!」

Q.ソロモン王が妻を招いた時に葛藤や嫉妬って無かったの?

ディ「ふむ。嫉妬は少なくともなかったな。王は完璧な存在とはいえ、肉体が人間である以上は終わりがある。完全なる神に至るための試練とはいえ、何とも言えぬ。しかし、必然的に後継は必要となる。仕方のない事と言えるだろう」

シュ「王のいない国など、その瞬間から駄馬にも劣りますが……それでも、王の築いた物を守らなければなりません。そのためなら必要な手段かと」

レ「う~ん、王様に必要とは思わなかったけど……それでも、皆が願ってたからね。その想いを無碍にするのは王様の臣下としてはどうかと思ったから。それ以上言う事は特にないかも」

ユ「私が王様のお世話になったのは王様の奥さんがもういた頃ですから、特に言う事はないです。ごめんなさい」

ディ「気にするな、ユーリ。お前がそこまで責任を感じるような事ではないからな。それで、質問はこれぐらいか?」

ユ「あ、はい。質問はこれだけです」

ディ「そうか。では我らから一言ずつ述べさせてもらうとしよう。……我らが至高の御方、ソロモン王の旅路は未だ果てず。どうか読者諸君には我らが王の勇姿をその身に刻んでほしいと思う」

シュ「後継たちはまだまだ情けない面が多いと思いますが、どうか生暖かい目で見てくださると幸いです」

レ「皆、どうか楽しんでいってね」

ユ「えと、皆さん健康には気を付けてくださいね。あと、この作品とは関係ありませんけど、来年のDetonationをお楽しみに」

ディ「ユーリ、少々メタいぞ……まぁ、何はともあれ。今回も閲覧してくれたことに感謝を。そして、当作品に限らず応援のほどよろしく頼む。では、失礼する」

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