ガラクタと呼ばれた少女達   作:湊音

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from :大淀と愉快な仲間達

sub :霞よ

このクズ!

あんたのせいで1日中大淀の相手をしなくちゃならないのよ!

足柄は何も言わずにニヤニヤしてるし、本当に最低!

まぁ別に昔の仲間に会えて嬉しいって気持ちも無い訳じゃないけど

何にせよさっさと帰ってきなさい!

このクズ!






あだ名は親しみを込めて(1)

「赤城さんに起きてもらうあてはあるのかしら?」

 

「いや、今のところは見当も付かないな」

 

 無表情でも加賀が怒っているのが分かる、先ほど偉そうな事を言った手前仕方が無いとは思うのだけど露骨に冷めた目をされるのは辛い。

 

「座学のついでにさ、赤城について教えてもらえないかな。 まずは彼女の事を知るってのも大切だと思うんだ」

 

「なるほど、しかし何から説明したら良いのか」

 

 重くなった空気を切り替えるためにもここは明るい話題から聞いた方が良いのだろうか、俺は特に深い意味は無いのだが少し方向性の違う質問をしてみる事にした。

 

「戦闘以外で赤城の逸話とか無いのか?」

 

「逸話ですか、あだ名のような物ならありましたが」

 

 艦にあだ名をつけるって昔の人もなかなか可愛らしい考えを持っていたんだなと感心した、確かに船乗りにとって艦は家族だという事を考えればありえない話ではないと思う。

 

「あだ名で呼びかけてみるってのから試すのはどうだ?」

 

「あまり効果は無いと思うのだけど」

 

 加賀は頷くと赤城に顔を何かを呟いているようだった、上手く聞き取れなかった俺は聞き取ろうと加賀に近づく。

 

「…人殺し長屋、人殺し長屋」

 

「か、加賀……?」

 

「何かしら?」

 

 あだ名と聞いたから和やかな物だとばかり思っていたが、加賀が口にしている言葉はあまりに物騒過ぎる。

 

「それってあだ名なのか……?」

 

「ええ、確かにそう呼ばれていましたので」

 

 一体どういう事だろうか、一航戦の誇りだとか人々の期待を背負っているとかって話を聞いていたがどうしてそのような物騒なあだ名が付けられてしまっているのだろうか。

 

「赤城さんは艦の構造上煙突の煙が居住区に流れ込んでいたそうです、その結果換気を行う事ができず結核や赤痢と言った病気が蔓延した事が由来かと」

 

「いやいや、そんな嬉しくないあだ名で呼ばれたら起きたくなくなるだろ」

 

「あなたがやれと言ったのだけれど?」

 

 確かに俺が試してみようと提案したのだけど、そんなあだ名だって知っていれば試そうだなんて提案しなかった。

 

「一応聞いておくんだが、加賀にもあだ名ってあったのか……?」

 

「海鷲の焼き鳥製造機と呼ばれていたかしら」

 

 この話題にはこれ以上触れない方が良いだろう、なんでこいつらこんな物騒なあだ名を付けられているのだろうか。むしろ空母って意外と嫌われていたのではないかと不安になってきた。

 

「何か楽しい話とかは無かったのか?」

 

「楽しい話ですか、難しい事を言うのね」

 

 そこまで難しい質問をしたつもりは無いのだが、加賀は悩み始めてしまった。赤城の事も気がかりなのだが、ぎこちない敬語を使っていた加賀が少しだけ砕けた話し方をしているような気がする。

 

「確か赤城さんの食事は他の艦よりも上等だったと聞いているわ」

 

「食事って軍で統一されてるんじゃないのか?」

 

「主計科の方達で大きく差があったみたいね、他にも艦種によって差があったらしいわ」

 

 加賀の話によると、何もない船の上では食事は重要なイベントだったらしい。補給を受けたくないと言った赤城に伝わるかは分からないがその線で攻めてみるのもありかもしれない。

 

「食事の中で1番人気って何だったんだ?」

 

「色々あったみたいだけど、カレーかしら」

 

 海軍と言えばカレーってイメージは俺もある、それにカレーならこの基地の食堂にもあるだろうし試す価値はあると思う。

 

「じゃあ今晩食堂からカレーを貰って来て試してみようか」

 

「そんな事で上手く行くのかしら」

 

 加賀はいまいち納得してないようだったが、手掛かりが無い以上は思いついた事を手あたり次第試してみた方が良いと思う。

 

「夕食まで時間はあるし、それまでは別の問題に取り組んでみるか」

 

 俺は加賀と一緒に大湊の提督に会いに行ってみる事にした、歩いている途中で加賀が何を考えて居るのかと質問してきたが提督と一緒に説明すると話したらそれ以上聞いてくることは無かった───。

 

 

 

 

「ふむ、弓の練習場を用意して欲しいとは面白い事を言い出したものだ」

 

「彼女達の艤装を建造した際に弓も一緒に建造されたと聞きました、確かに弓なんかで深海棲艦を倒せるとは思いませんが、何か意味がある気がするんですよね」

 

 俺は提督に弓を使える場所を作って欲しいと頼んでみたのだが、あまり良い反応では無かった。

 

「儂はあの子達のために宿舎や食堂を用意した、それは機密の保持のためだけじゃなくあの子達に必要だと思ったからだ。 しかしな、それに納得できない者も多いみたいでな、これを見てみろ」

 

 俺は提督から封筒の束を受け取ると、試しに1つ中身を確認してみる。

 

「これは嘆願書ですか、欠陥兵器よりも自分達の待遇を優先するべき。 まぁ気持ちも分からなくは無いですけどね」

 

「流石にこれ以上はあの子達を優遇させると部下達の不満が爆発するやもしれん、あの子達も大切だが、儂には部下も大切なのだ」

 

 ここの提督なら艦娘のためと言えば簡単に頷いてくれると思ったのだが、上手い話ばかりでは無いらしい。

 

「これ以上迷惑をかける訳にはいかないわ、諦めましょう」

 

「どうも引っかかるんだよな、赤城も気にしていたみたいだし加賀も気になるだろ?」

 

「赤城が何か言っていたのかね?」

 

 予期せぬ所で提督が食いついて来た、ソファーに横になって雑誌を読んでいた龍驤も先ほどから雑誌をめくる手が止まっているし聞き耳を立てているのだろう。

 

「はい、赤城もコレが自分達に必要な物だと加賀に言っていたそうです」

 

 俺は加賀の弓を机に置くと先ほど聞いた話を提督に説明する。提督は弓を手に取って軽く弦を引いて確認しているようだったが、先ほど俺も確認したがいたって普通の弓だと判断したようだった。

 

「大規模な設備は用意できんが、必要な物をまとめて提出してくれ。 できる限りは協力しよう」

 

「ありがとうございます、なるべく早く提出しますのでよろしくお願いします」

 

 俺と加賀は提督に頭を下げると執務室から出た。この基地で艦娘の待遇に対する反対勢力が居るという事よりも、赤城の名前に反応した提督が妙に気になった。

 

「ところで、加賀って弓道の経験ある?」

 

「ありません」

 

「だよな」

 

 必要な物をまとめておいてくれと言われたが、実際何が必要なのだろうか。弓はあるし矢を用意してもらえばとりあえずは使えるとは思うのだが、他に必要な物が何なのか見当も付かない。

 

「的も必要かしら」

 

「なんかいっぱい円の書いてある的を使ってたような気がする」

 

 あれくらいなら木の板とペンキさえあれば作れるだろう、宿舎に戻った俺達は思いついた物を手あたり次第メモしていく事にした。その中から必要最低限の物を選別すると、新しい紙に綺麗に書き写していく。

 

「良し、こんなところだろう。 そろそろ夕食の時間だろうし加賀は例の物を頼んだ」

 

「わかりました」

 

 俺は加賀が宿舎から出て行くのを見送ると、先ほどからこちらに視線を向けていた2人組に話かける。

 

「そんなところで見てないでお前達も混ざれば良いだろ」

 

「邪魔すると悪いかなって」

 

「私達も弓の使い方なんて分かんないしね」

 

 会った時や先ほど艤装を見せてくれた時を比べると随分と大人しいような気がする。てっきりあのテンションが素だと思っていたのだけど、普通に話すことができるようで安心した。

 

「加賀さんが少し元気になったみたいで安心しました」

 

「湊さんが来るまではずっと赤城さんの部屋でぼーっとしてたもんね」

 

 蒼龍と飛龍は俺が来る前の加賀の事を話してくれた、赤城がいつ目が覚めても良いようにと1日中赤城の部屋で過ごしていたらしい、気分転換に外に連れ出そうとしても断られてばかりだったのだとか。

 

「それで、ちょっとでも笑ってもらおうと思って頑張ってたんだけど加賀さんっていつも無表情でしょ?」

 

「そうなんだよね、あの自己紹介だって一生懸命考えたのにね」

 

 少なくともあのノリは加賀じゃなくても笑わなかったと思う、実際俺も笑う要素なんてどこにも感じなかったし。

 

「何にせよ、赤城さんが起きるのを待つんじゃなく起きてもらおうって動きだしただけ一歩前進かな」

 

「お前達って姉妹艦なのか?」

 

 まるで家族を心配しているような気がしてそんなことを聞いてみる。

 

「私はよく蒼龍型と間違われるけど、飛龍型航空母艦だから間違えないでね!」

 

「赤城さんや加賀さんも姉妹艦と言う訳では無いですよ」

 

 姉妹艦同士で仲が良いってのは鹿屋の子達を見て知っていたけど、姉妹艦じゃないなら何か他の繋がりでもあるのだろうか。

 

「戻りました」

 

「加賀が帰って来たみたいだな」

 

「さっきの話は内緒だからねッ!」

 

 飛龍に先ほどの話は加賀に内緒だと言われたのだが、別に加賀に話しても問題無いような気もする。

 

「それじゃあ試してみるか」

 

「なんだかカレーを見てたらお腹すいてきた」

 

「あれ、飛龍ってカレーは金曜日にしか食べないって言ってなかったっけ?」

 

 蒼龍と飛龍の切り替えの早さに少し驚いたが、俺達は赤城の部屋に移動する事にした。さっきの飛龍の言葉につられた訳じゃないが、確かにカレーの匂いは妙に食欲を刺激する匂いだと思う。

 

「赤城さん、カレーですよ」

 

 加賀はスプーンでカレーをすくうと赤城の顔に近づける、なんとなく熱々のカレーを寝ている間に近づけるって危ない事をしているような気がしてきた。

 

「起きそうにないか……」

 

「それでも、なんだか少し表情が変わったような?」

 

「うん、いつも苦しそうな表情だけど今はそんな感じじゃない気がする」

 

「二航戦の言う通りですね、少しだけ表情が柔らかくなった気がします」

 

 俺にはあまり変わったようには見えないのだけど、毎日見ている彼女達だからこそ気付けるほどの変化なのだろうか。

 

「俺には変化は感じられないけどな……」

 

「じゃあちょっと試してみようか、加賀さん1度カレーを離してもらえるかな?」

 

 飛龍は加賀にカレーをどけるように指示を出すと、赤城の顔に自分の顔を近づけた。

 

「敵機直上! 急降下!!」

 

 突然の声に驚いてしまったが、一体今の言葉はどういう意味なのだろうか。そんな事を考えて居ると、赤城は眉を寄せ何かに耐えるように苦しそうな表情をしていた。

 

「ほら、たぶん私達の声は聞こえてるんだと思うよ」

 

「頭にきました」

 

 先ほどの言葉は赤城にとっては辛い言葉なのだろう、そんな言葉を口にした飛龍の頬を加賀がつねっている。しかしカレーに反応したという事は匂いは感じているようだし、俺達の声に反応すると言うのが分かっただけ一歩前進したと思う。

 

「今のは流石に飛龍が悪いかな……」

 

「事情の知らない俺からみてもそうだと思う」

 

 助けを求めている飛龍だったが、蒼龍も俺も自業自得だと見放す事にした。

 

「これ、どうしたら良いのかしら」

 

 飛龍が反省したのを確認した加賀は頬をつねっていた手を離すとテーブルの上に置かれたカレーの処理に困っているようだった。

 

「そういえば用事があるんだった、蒼龍、飛龍早く行くぞ。 悪いがカレーは加賀が食っておいてくれないかな」

 

「えっ、あー、そういえばそうだったかな、飛龍も早く行かないと遅れちゃうよ」

 

 俺の言葉の意味を察してくれた蒼龍は飛龍の肩を掴むと赤城の部屋から出て行ってしまった、俺も加賀に「勿体ないから残すなよ」と一言告げて部屋から出る。部屋から出るとドアの隙間から加賀の呟くような声が聞こえてきた。

 

「……美味しい。 早く起きないと赤城さんの分も食べてしまいますよ」

 

 龍驤の言葉を思い出せば本当は加賀だってそれなりに食べる必要があるはずなのだが、恐らく赤城の事を考えて必要最低限しか食べないようにしているのだろう。そんな事を考えていると、蒼龍が俺の脇腹を肘でついてくる。

 

「じゃあ私達もご飯に行こっか」

 

「そうだな」

 

 加賀に聞こえないように耳打ちしてきた蒼龍の言葉に同意して、俺達はできるだけ足音を立てないようにしながら宿舎から出る事にした。

 

「どこに行くんだ、食堂は逆方向だろ」

 

「良いからついてきて!」

 

「教えても大丈夫なの?」

 

 蒼龍と飛龍は食堂とは逆方向に歩き始める、夕食にすると言っていたが何処に向かおうとしているのだろうか。そんな事を考えながらついていくと、基地外周部の塀が見えてきた。

 

「内緒だからね?」

 

「やれやれ。 まっ、蒼龍が良いなら別に良いけどね」

 

 2人は茂みに隠していたであろう梯子を取り出すと塀に立てかけた、その行動で彼女達が何をしようとしているのか察してしまう。

 

「大丈夫なのか……?」

 

「見つからなきゃ大丈夫じゃないかな?」

 

「多聞丸も若いころよくやってたみたいだし、大丈夫大丈夫」

 

 多聞丸とは一体誰の事なのだろうか、動きを見る限り手慣れているみたいだしバレない自信があるようだけど言い訳は準備して置いた方が良いかもしれない。塀を乗り越えた俺達はボロボロになった道路を歩き、古びた飲食店へと入って行った。

 

「おばちゃん来たよー!」

 

「お腹空いたからいつものでー!」

 

「良ぐ来てけだ、あがさまい」

 

 蒼龍と飛龍は老婆と何か雑談をしているようだった、様子を見る限りここに来たのは1回や2回と言う訳では無いのだろう。

 

「そちきやの方は?」

 

「新しくできた友達かな!」

 

「おばちゃん貝のやつもお願いね!」

 

 友達と紹介されてしまったが、俺はいつこいつらの友人になったのだろうか。少し納得できない部分もあったが変に騒ぎを起こす訳にもいかないので軽く頭を下げてから畳の上に座る事にした。

 

 少しして厨房から美味しそうな匂いが漂って来た、相変わらず蒼龍と老婆は会話を続けていたが、正直老婆の言葉が何割か理解できない。

 

「いっぺまぐきやうど良い」

 

「はーい、今日も美味しそうだねぇ!」

 

 老婆は御盆いっぱいに乗った料理を次々と運んでくる、その中でも1番驚いたのは白米を炊飯器毎持ってきた事だった。テーブルの上に並んだ料理は魚や貝と言った物を中心に、食べる前から美味しいと判断できるような物ばかりだった。

 

「いづも食べさ来てぐれてありがどね」

 

「良いの良いの、おばちゃんのご飯美味しいもん!」

 

「ここで食べちゃうと、食堂のご飯って少し物足りないんだよね」

 

 それから俺達は無言で箸を進めていたと思う。確かに美味い、これだけの物を食べられるなら少し危ない橋を渡ってでも基地から脱走する価値はあると思う。

 

「ここね、昔はすごくお客さんで賑わってたらしいの」

 

「アレが現れてから海の近くってみんな避難しちゃってるでしょ、だからお客さんが来なくなったっておばちゃんも寂しがってるんだよね」

 

「これだけ美味いのに勿体ないな」

 

 俺の言葉に2人は頷いてくれた、来る途中の道路が所々壊れていたしこの辺りも戦場になった事があるのだろう。

 

「おばちゃんは避難しなくても良いのか?」

 

「私達も危ないから早く逃げなよって言ってるんだけどね」

 

「旦那が守ってきたこん店を置いて逃げきやれね!」

 

 俺達の話を聞いていたのか厨房がら老婆の声が聞こえてきた、鹿屋の周りも人を見なかったがもしかしたらこの老婆のように残っている人たちも居たのかもしれない。

 

「正直に話すけど、私達って赤城さんや加賀さんみたいに人のために戦おうって思えないんだよね」

 

「おじ様は優しいけど、基地には嫌な人も多いもんね」

 

「まぁ、俺にも心当たりはあるな」

 

 間違いなくあの男の事を言っているのだとすぐに分かった、彼女達の言いたい事は十分理解できるしどちらかと言えばあれほどまでに誰かのために戦いたいと強く思っている加賀の方が珍しい気もする。

 

「せっかく人の姿で生まれ変わったのに、戦うだけってのも勿体ないでしょ?」

 

「美味しい物もいっぱい食べられるしね」

 

 確かにその可能性もありだとは思う、本来であれば彼女達の年齢であれば町に出て遊んでいても違和感はないだろうし、駆逐艦の子達であれば学校に行って毎日何も考えずに遊んでいても許されると思う。

 

「でもね、私はこのお店を守りたい。 おばちゃんのご飯をもっと沢山の人に食べてもらいたいって思う」

 

 蒼龍の言葉に飛龍が頷いている、真っ直ぐに俺を見ている蒼龍の目には今の言葉が本気だと理解できるほど強い意志が込められているように感じた。

 

「だから私達も湊さんに協力するよ、鹿屋での話はおじ様から聞いてるしガラクタだって馬鹿にされてる私達にできる事があるなら頑張りたいと思う」

 

「私からもお願いするね、このままダラダラしてると多聞丸に怒られちゃいそうだしさ」

 

「俺からもよろしく頼むよ」

 

 2人が手を差し出して来たので俺はその手を握り返す、俺自身どこまでできるかなんて分からない、それでもこうして彼女達が協力してくれるなら大丈夫だろう。これで終われば良い話だと締めくくる事ができたのだが、金額の書かれた紙を笑いながら差し出して来たコイツ等にはそれ相応の頑張りを見せてもらおうと心の中で誓った───。




to :大淀と愉快な仲間達

sub :湊よ

誰がクズだ誰が

最初の秘書官は霞だったのか、元気そうで何よりだ

前から気になってたんだけど、どうしてそこまで足柄と大淀から逃げるんだ?

別に悪気がある訳じゃないみたいだし、霞が素直にしてれば今ほどからかわれないだろ

提督になるまで帰らないので、それまでに素直になっておくように

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