魔法少女リリカルなのは〜〜魔法?NO!常識人?NO!変態&キチガイ?YESYESYES!   作:パッチェ

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どうもパッチェです。

久しぶりやなぁ〜。
最近剣神の方ばっかり投稿してたから全然書いて無かったよ。めんごめんご。

まぁ、そのおかげで剣神では闇の書編が完結したんで良かったら読んでクレマンティーヌ。
そんで感想頂戴♪



今回から、フランのお姉ちゃん、お兄ちゃん呼びが、姉と兄に変わります。

そして全力でネタに走ります。
皆んなハジけてますかあ?

魔女さんすいません!パッチェのギャグ病が出てしまいました。(先に謝っとく)

安定のクソクオリティ。





31話 意外とツッコミ役の方が割と常識が無いねぇ。by響

 

前回のあらすじ

 

助けてー(棒)の声に現れた、レンジャイ達。赤レンジャイ3人に黄レンジャイ2人の戦隊。

パロにツッコミを入れる新キャラ"野山。

一体何者なんだーーーー。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

現在、フラン達は正座をさせられている。

 

野山「あのな、まだ2人目の黄レンジャイまでは分かるよ。でもなんで3人目で再び赤レンジャイが出てくるんだよ!」

 

美遊「……そんなの遊びだから決まってる」

 

白音「えー、そんな事も知らないのー」

 

 

『『おっくれってるぅ〜〜』』

 

 

野山「………ッ」

 

舌を噛んで冷静になる。

そう何故なら彼は常識人だと思っているから煽られない。

 

野山「落ち着け……大丈夫…俺は」

 

『『ツッコミビビってる!』』

 

『『ヘイヘイヘイヘイ!』』

 

野山「ヤロウ!ブッコロシテヤル!!」

 

残念。彼等は煽りのプロだ。

 

野山「俺は……俺はキレたぞーー!!」

 

『『クリリンの事かああああ!!』』

 

o(#゜Д゜)_‐=o)`Д゜)・;

 

野山「ブホッ!?」

 

何故か殴られた。

 

 

フラン「やっぱりクリリンネタだったら殴らなきゃ!」

 

ウェンディ「わ、私も体が勝手に…」

 

響「先生の言う通りにすると気持ちがいいな」

 

 

無論その先生とは

 

 

『『流石"鬼灯先生!!』』

 

 

初等部"道徳担任、鬼灯。

 

鬼灯先生の道徳講座

 

その1。敵を見つけたら

 

『『まず煽れ』』

 

その2。変身シーンは

 

『『ブン殴れ』』

 

その3。それができたら

 

『『立派な社会人』』

 

と言うのが鬼灯先生の教えだ。

 

 

野山「って!そんな社会人いるか!!!」

 

ソラ「お!蘇った」

 

ボケで蘇る。まさしくツッコミの鏡。

 

野山「貴様らの様な……キチガイは俺が駆逐してやる!(エレン風」

 

そう言った瞬間、野山から黒い霧が沸き上がった。

 

「「……ッ!」」

 

この異常な光景にフラン達は戦闘モードに入る。

 

そして黒い霧が晴れるとそこには10人から20人近くの野山に似た何かがいた。

 

「我等…」

 

本体が言った。

 

「キチガイを」

 

細い分身が言った。

 

「滅する者」

 

デブが言った。

 

「この世の」

 

チビが言った。

 

「アホどもは」

 

女が言った。

 

「砕け散れ!」

 

シグナムが言った。

 

『我ら群にして個―――個にして群―――本来の身が消えぬ限り、悠久に無限に生きし影なり!』

 

………………

 

 

……………………

 

 

……………………………ん?

 

決め台詞言ったのに何か違和感がある。

 

 

フラン「あ、シグナム姉」

 

『『シグナム姉!?』』

 

フランの姉発言に野山も含めて驚く。

 

シグナム「違うぞ、フラン。私は野山シグナム!野山分身だ!」

 

フラン「ん……よく分かんないけどいいや」

 

『『姉なのにいいのかよ!』』

 

ちゃんとツッコミを入れる響達。まるでバイの様にボケとツッコミができる両刀使い。

 

野山「クックック!何か想定外の事が起きたがまあいい。さあ、行け我が分身達よ!キチガイを真人間に変えるのだ!」

 

本体が分身達にそう命令した瞬間

 

シグナム「かかったなアホが!レバーティン!!」

 

シグナムは飛びかかろうとした本体を含めて全員の野山を斬った。

 

野山「グハッ!?き、貴様裏切ったな」

 

シグナム「ふ、最初から貴様の味方ではない」

 

『『キャー!シグさんー!』』

 

カッコいい?シグナムに歓声が挙がる。

それに応えるようにシグナムは、

 

シグナム「我がレバーティンは進化する。それは新たな力、シグナムハンマー(大根)」

 

野山「いや、大根じゃねえか!そして何でレバーで斬れるんだよ」

 

もっともなツッコミである。

 

シグナム「何を言うコレは剣だ!そしてこのシグナムハンマー(大根)とレバーティンを合わせる」

 

美遊「そ、そんな!?まさかアレは伝説の!」

 

フラン「美遊ちゃん知ってるの?

 

美遊「う、うん。確かハンマー(大根)と剣(レバー)を合わせる事で出来る伝説の武器!」

 

シグナム「そうこれが伝説の……

 

 

 

ーーーーおでんティンだ!!!」

 

『『な、なんだってーー!!』』

 

説明しよう。

おでんティンとは、シグナムがおでん屋をしている時に閃いたレバー大根の事である。お金が無い一般人の為に牛スジでは無く、ちょっとお安いレバーにした事で格安で食べれる事で有名である。

 

 

野山「ただのおでんの具材じゃねえか!!!」

 

シグナム「バカめ。この伝説のおでんティンの力を見せてやろう」

 

 

彼女は構えた。

それは幾度となく使ってきた必殺技。

原作でバンバン使っていたシグナムの技。

 

 

「おでん一閃!」

 

「ガハッ!?……おでん強え」

 

斬られた野山の身体から血しぶき……では無く出汁が飛び散った。

 

「我がおでんティンに斬れぬ物無し!」

 

※食べ物で遊んだらダメだよ

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

地面に倒れこむ野山は朦朧とする意識の中、思い出していた。自分がどうしてキチガイ殺人をする様になったのか。

そして起き上がった。

 

野山「まだだ!まだ終わっていねぇ!」

 

シグナム「ほう…まだ起き上がるか」

 

野山「当たり前だ!俺は全てのキチガイを真人間に変えるんだ!」

 

そう決めたんだ!

 

そう…過去のあの時に……

 

ソラ「え?此処で回想入れるの!?」

 

 

 

 

ーー回想ーー

 

 

アレは7年前の俺が5歳の時の話

 

父「ヘーイ、息子よ。散歩に行こうぜ〜」

 

野山「えー、やだよ。父さん臭いし」

 

父「何故だ!?風呂には入ったぞ!」

 

野山「いや、父さんと母さん……

 

 

 

 

ーーーーマグロじゃん」

 

そう…俺はマグロの子供だった。

 

母「破翁!母さんはそんな事言う子に育てた覚えはありませんよ!」

 

父「別に臭いぐらいいいじゃないか!」

 

野山「いやいや、誰でも魚臭いのは嫌だぞ」

 

父「うわああん!息子がいじめるよー」

 

母「よしよし、息子が酷いですねぇ〜」

 

そう言って抱き合っている両親は動きを止めた事で………

 

 

 

ーーーー死んだ。

 

※マグロは止まると死ぬと言われています

 

 

その時思った。

 

 

ーーーーなんて理不尽な世の中だ!と。

 

 

そして両親の過去を調べているとある資料が出てきた。

 

実は両親は元人間だったのだ。

何処ぞのバッタ仮面一号の様に改造されてマグロになったらしい。

それは言わばキチガイな変態の科学者がした事だった。

 

確か名前は……スカ……スカリ…何ちゃらだ!

 

それ時に決めたんだ!

俺はこの世からキチガイや変態、非常識人を真人間に変えると!

 

 

 

ーー回想終わりーー

 

 

 

野山「と言うのが俺の過去だ!」

 

『『う、うん。まあ気持ちは分かるよ』』

 

野山「だからキチガイな貴様らは此処で常識人に変えてやる!」

 

そう言って手に持つ剣で斬りかかろうとした時、待ったがかかった。

 

響「ちょっといいかい?」

 

野山「む?何だ」

 

響「いやね、一つ気になる事があってねえ。君はさっきから常識常識人言ってるけど……」

 

次の瞬間、響は驚愕の一言を言い放つ。

 

響「ーーーー君は学園許可証を持っているのか?」

 

野山「へ?許可証?」

 

響「そうだよ。此処は学園の敷地内だ。もちろん生徒では無い君は許可証が必要だよ。もしかして君は、許可証も持たずに入って来たのかい?それこそ常識が無いんじゃないだい?」

 

真っ当な正論である。

 

 

野山「え……っと…その、そ、それならそこのシグナムとか言う奴にも当てはまるだろ!」

 

シグナム「残念だが……私はこの学園の食堂のおでん屋を任されている」

 

懐から許可証を見せつける。

 

これを聞いた外道共は

 

『やっだ〜聞きました奥さん』『ええ聞きました奥さん』『このお方常識人と言いながら、不法侵入ですって!』『まあ怖い!怖い世の中だわー』

 

と世間話をするご近所さんの真似をする。

 

 

野山「…………(プルプル」

 

彼は目尻に雫を貯め

 

野山「絶対お前達は真人間にしてやる!!」

 

と言って走って何処かに行ってしまった。

 

 

 

そしてその背中を見ていたフランは思った。

 

 

(やべ〜。マグロの刺身食いたいの)

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

 

 

 

次の日、ホームルームで。

 

 

天龍「お前ら!今日また新しいクラスメイトが入るぞ!ほら、自己紹介をしろ」

 

「野山 破翁だ!ちゃんと許可証……入学届けを貰ったぞ!夢はこの世からキチガイや変態を真人間に変える事だ。よろしく!」

 

この新たな生贄にクラスを代表してフランが言った。

 

 

「フフ……ようこそ外道とゲスなクラスへ。此処ではコンテニューデキナイヨ!」

 

ニヤリとクラス全員が嗤った。

 

「いいぜ!かかってこいやーー!!」

 

彼のツッコミ生活の始まりだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

 

 

真人間になったチルノは次の日

 

チルノ「あたいったら最強ね!」

 

⑨に戻っていた。

バカは真人間になっても真人間だった時を忘れるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





【あとがき】
オリキャラの設定です。

【名前】野山 破翁(のやま はおう)

【性別】男性

【年齢】 12歳

【姿】ショートカットの黒髪に白いYシャツ(因みに右袖は半袖になっている)。下は薄黒いズボン。腰には黒いジャンパーを巻いて、額にドクロの面(ハサンが付けてるのと同じ物)が付けてある。

【能力】Fateのハサン・サッバーハの呪腕と百貌の能力を持っている。東方風に言う所の『右腕を伸ばしたり変化させる程度の能力』と『個から群を生み出す程度の能力』

能力については作者がFateを知らないので東方風になります。

【性格】
パッチェのせいで少し踏み台になりかけた。
基本ツッコミなのだが何処かがズレていて偶にボケより凄い事をかます。多分常識人。
スカさんに会ったら絶対斬る。
マグロの子。


なんか魔女さんすいません。
色々キャラを付けすぎた……(白目)







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