作者「最近アンチが多いからね~」
美波「全くよ!一体ウチが何したって言うのよ!」
作者(過剰暴力に理不尽な八つ当たり・・・色々してると思うけど・・・)
美波「何か言った?」
作者「いえ別に。それでは本編へどうぞ」
第一問 新学期
SIDE 海人
「お兄ちゃん!もう朝です!早く起きるです!」
「う・・・ん・・・おはよう葉月」
「おはようです!」
僕が目を覚ますと妹の葉月が僕に馬乗りになっていた
もうこんな時間か・・・
今日は朝練が無いものだからつい寝過ぎちゃったなぁ・・・
「起きたからそろそろ僕の上から降りてね」
「はいです!早くご飯を食べるです!」
「わわっ!」
葉月が僕の手を引っ張ってリビングへ走りだした
「あっ、やっと起きたわね」
リビングに入るとエプロンをつけて料理を運ぶ姉さんの姿があった
「姉さんおはよう」
「おはよう、ほら二人とも、ご飯できているからさっさと食べちゃいなさい」
「「はーい」」
僕達は返事をし、席に座る
どうやら朝食は姉さんが作ったようだ
僕はスープをすすった
「うん、美味しいよ」
「ホント?よかった~♪」
僕が感想を述べると姉さんも同じようにスープに手を付ける
「これならいつでもアキ兄さんのお嫁さんになれるね」
「ぶっ!ゲホッゲホッ!か、海人!!///」
「あはは、ごめんごめん」
「もう、お姉ちゃんをからかって・・・お仕置きよ♪」
「わわっ!ギブギブ!」
姉さんは後ろから抱き着くように僕を羽交い絞めにする
「お兄ちゃんとお姉ちゃんは今日も仲良しです♪」
隣で葉月がトーストをかじりながら嬉しそうに呟いた
AM7:40
「葉月、海人、忘れ物はない?」
「大丈夫だよ」
「葉月も大丈夫です!」
「それじゃ、行きましょ」
☆数分後☆
「行ってらっしゃい」
「車に気をつけるのよ」
「はいです!行ってきますです!」
途中で葉月を小学校に送り出した
そして、僕達は文月学園へ向かう
「おはよう、島田姉弟」
「「おはようございます、西村先生」」
門の前で待っていたのは『鉄人』の愛称でおなじみの西村先生
「振り分け試験の結果だ」
「結果はわかってますけどね」
「まぁそうだが、一応ルールだからな」
そう言って西村先生は僕達に封筒を手渡した
中には名前とクラスが大きく書かれた紙が入っていた
島田海人 Fクラス
島田美波 Fクラス
まぁ予想通りだね
僕も姉さんも欠席で振り分け試験を受けていないからね
「今回は残念だったな島田弟」
「仕方ないですよ。体調管理を怠った僕が悪いんですから・・・」
「そうか、あと、島田姉、弟が心配な気持ちはわかるが、学校を休むのは感心しないぞ」
「すいません。どうしても放っておけなかったので・・・」
「全く・・・まぁいい、HRが始まるぞ。早く教室に行け」
「「はい」」
僕達は校舎に入って行った
さて、どんなクラスだろう?
知ってる人はいるかな?
続きは明日
一日一話投稿を目指します
次回も頑張ります