バカとテストとウチの弟   作:グラン

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人数が多すぎるので何回かに分けて投稿
そして後半におまけ小説を投稿します

今回は10月31日と言うことでハロウィン


10年後キャラ紹介(主要キャラ)+おまけ

島田海人

 

高校卒業後、プロ野球選手としてデビュー

一年目はあまりいい結果は出せず、新人王は新藤に持って行かれたが、二年目以降は調子を戻す

文月の守護神と呼ばれているが、抑え以外にも、先発や中継ぎを任されることもあるオールラウンダー

忙しさ故に一年目のシーズンオフまで優子を待たせてしまうが、改めてプロポーズし、めでたく結婚

愛妻家として有名だ

 

 

 

木下優子

 

卒業後、瑞希と同じ大学に通いつつ海人を応援

海人にプロポーズされ、大学を辞めることも考えたが、海人に『優子さんも自分のやりたいことをやって欲しい』と言われ、結婚後も大学に通い、家事もしつつ卒業

夢だった小説家を目指し(BLじゃないよ)ダメ元で出版社に持ち込み投稿

何度か繰り返したある日、編集者に高評価を貰い、小説家デビュー

『ブラコン姉とシスコン弟』が大ヒットし、現在も連載中

モチーフは海人と美波だが、その事は誰にも言っていない

 

 

 

吉井明久

 

上記の通り美波と料理の専門学校に入学

主席として卒業し、世界中の有名料理店からスカウトがきたが、美波と二人、日本で暮らす道を選び全て断る

霧島グループの傘下の料理店で修業し、自分の店を持つことに成功

忙しい毎日だが、本人は満足し、幸せを感じている

 

 

 

島田美波

 

高校卒業後は明久と共に料理の専門学校に入学

好成績で卒業し、明久と結婚

彼の修業期間、彼を支え、数年後には念願の二人の店を出店

当初は客足がいまいちだったものの、料理の腕が口コミで広がり、今では大人気店

最近の悩みは二人の娘(双子)が海人の息子の取り合いで毎日喧嘩していること

 

 

 

北条智也

 

卒業後プロ入り、現在はサモナーズの正捕手

海人や英雄とまた同じチームかとそっけなく言っているが内心では嬉しいと思っている

瑞希の大学卒業を待ち、結婚

娘の名前はさやかから一文字だけ取って『紗希』

 

 

 

姫路瑞希

 

有名大学に入学し、家庭教師のアルバイトをしつつ、優秀な成績を収め卒業

その後、智也と結婚し、桜の元でお手伝いしながら家事の修業をする

その結果、何とか人並み程度に料理ができるようになった

最近ショックだった出来事は娘に『ママの料理、美味しくない』と言われた事

 

 

 

中島英雄

 

卒業後プロ入り

父親が戻ってきた直後、一発ぶん殴りそれでチャラにした

その後、父親は清掃業者に就職し、真面目に働いている

友香とは高校卒業後すぐに結婚

自分を支えてくれる友香に感謝している

 

 

 

小山友香

 

卒業後はすぐに結婚

子育てと家事に追われる毎日で、仕事と家事を両立させている優子や翔子の事を凄いと思っている

 

 

 

坂本雄二

 

翔子と結婚し、霧島グループに入社

現在は人事部の幹部、次期社長候補の一人となっている

明久とは今でも悪友ではあるが、翔子が毎日ご飯を作るため、店にはほとんど行っていない

仕事、家事、育児に追われる翔子を心配しているが、素直に言葉にできない

 

 

 

霧島翔子

 

雄二と結婚

霧島グループに入社後、雄二と同じく次期社長候補になる

霧島父は『血縁に関係なく最も優秀な者にこの会社を任せる』と言っているため雄二とは夫婦でありながらライバル同士

家事、育児、仕事で忙しい毎日だが、本人は隣に雄二がいるだけで幸せだと感じている

 

 

 

木下秀吉

 

卒業後は演劇部のある短大に入学

そこで小さな芸能事務所からスカウトを受け役者デビュー

高い演技力で人気を上げ、今では日本を代表する俳優になる

仕事が安定し、美春にプロポーズし、結婚

最近困っていることは忙しすぎて家になかなか帰れない事

 

 

 

清水美春

 

秀吉と結婚

両親は寂しく思っており、それについては申し訳なく思っている

秀吉が有名になり過ぎたため、他の女優と良い関係になってしまうのではと心配している

(秀吉にその気は全くない)

 

 

 

土屋康太

 

卒業後、新聞社にカメラマンとして入社

高い撮影技術とスクープを嗅ぎ取る嗅覚にて活躍

海人の結婚をいち早く報道したのも彼だ(コネで事前に教えてもらった)

現在はスポーツ部門を任され、文月サモナーズ日本一決定の瞬間もその場に居合わせた

愛子とは結婚し、子供を授かったものの、鼻血を出し過ぎて貧血にて救急車で運ばれる事態に・・・

『二人目は無理かもしれないなぁ』by愛子

 

 

 

工藤愛子

 

卒業後、医大に入学

授業の最中、スポーツドクターに興味を持ち、それを目指す

卒業後は研修を終え、文月サモナーズにてチームドクターとなる

友人がたくさんいる職場に満足する一方、康太になかなか会えないことを寂しく感じている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ※おまけ・ハロウィン※

 

 

「翔子さんの家でパーティーね・・・で?なんのパーティーなの?」

 

「それがわからないのよ。聞いたけどはぐらかされちゃって・・・」

 

 

美波と海人は翔子の家に向かいながらそんな会話を交わす

 

 

「10月31日・・・誰かの誕生日じゃないわよね?」

 

「うん。えっと・・・・あ、宗教改革記念日は?」

 

「それはドイツの話だし、日本じゃ関係ないんじゃない?」

 

 

※ドイツでは10月31日は『宗教改革記念日』です※

 

 

「ま、行ってみればわかるんじゃない?」

 

「そうね。あ、そういえばそろそろ『はろうぃん』ってイベントの日よね」

 

「そうだね。11月11日だっけ?」

 

「そうそう」

 

 

※ドイツではハロウィンの風習はなく、それによく似た『聖マルティンの日』と呼ばれるイベントが11月11日に行われる※

 

 

そんな会話をしつつ、二人は翔子の家に到着

 

 

「・・・いらっしゃい」

 

 

翔子に出迎えられる二人

 

 

(翔子さんの服装、なんか変わってるね?)

 

(そうね・・・なんだか魔女みたい)

 

 

翔子の格好に疑問を持ちつつ二人はついていく

そして会場にはいつものメンバーが集結

 

 

「トリック・オア・トリート!」

 

「わわっ、優子さん!?」

 

 

優子が勢いよく海人に抱き着く

 

 

「優子さん、その格好は?」

 

 

海人が尋ねる

優子の格好はメイド服に猫耳に猫の尻尾、肉球グローブだ

 

 

「えっと・・・変かな?」

 

 

モジモジしながら上目使いで尋ねる優子

 

 

「う、ううん。可愛いけど・・・」

 

「そ、そう。あ、ありがと」

 

 

照れくさそうに頬を赤く染める優子

 

 

「それでこれは一体何の騒ぎなの?」

 

「ふふ、周りを見てごらんなさい」

 

 

周囲を見て見ると狼男や吸血鬼のような仮装をした男性陣

うさ耳や魔女のコスプレをした女性陣の姿があった

 

 

「え、えっと・・・」

 

「見ての通り、ハロウィンパーティーよ」

 

「あれ?ハロウィンって11月じゃ・・・」

 

「?なんの話?」

 

 

※聖マルティンの日は日本ではなじみがありません※

 

 

「トリック・オア・トリートだよ!美波、海人君」

 

 

元気よく愛子が登場

服装は魔法少女

 

 

「さぁ、お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ」

 

「え、お、お菓子!?そ、そんなこと急に言われても・・・」

 

「はーい、時間切れ♪さぁみんな。イタズラしちゃおう♪」

 

「「「「「おー!!」」」」」

 

 

海人と美波を取り囲む一同

 

 

「ちょ、な、何する気!?あっ!アキ!アンタ謀ったわね!『雄二の家で遊んでるから先に行く』とか言って!」

 

「ごめんね美波。それでも僕は・・・美波のコスプレが見たいんだ!」

 

「な、何言ってんのよこのバカ!その・・言ってくれればウチだって・・・」

 

 

美波は赤くなってブツブツと呟いている

そうこうしているうちに二人は別室に連れて行かれた

 

 

  ※数分後※

 

 

「・・・アキ、アンタ後で覚えてなさいよ・・・」

 

 

美波の衣装は・・・スクール水着

胸の所には名札がついており平仮名で『みなみ』と書いてある

 

 

「おかしいでしょ!?なんでウチだけ水着なのよ!?」

 

「・・・この衣装は明久のリクエスト」

 

「アキ!アンタ最初っからこのつもりだったのね!?」

 

「そうさ!そして僕はこの画像を携帯の待ち受けにするんだ!!」

 

「マジでやめなさいよ!?本当に殺すわよ!!」

 

 

ギャーギャーと騒ぐ二人

余談だが、明久の携帯の待ち受けは後で撮り直した美波の魔女コスになった

 

 

「海人の準備ができたぞい。抵抗するから一苦労じゃったわい」

 

「うぅ・・・見ないで・・・」

 

 

海人のコスチュームはチアガール

しかも超ミニスカ&へそ出しの露出がかなり多い服装だ

 

 

「酷いよみんな・・・僕は男なのに・・・」

 

「・・・これは優子のリクエスト」

 

「・・・ま、まさか待ち受けにしたりしないよね」

 

「そんなことするわけないじゃない」

 

「そ、そうだよね。よかっ・・・」

 

「ポスターにして部屋に飾るのよ」

 

「・・・」(ダッ!)

 

「逃がさないわよ!」

 

 

逃げ出す海人と追いかける優子

その後も海人は着せ替え人形にされ・・・

 

 

「ぐすっ・・えっく・・・」

 

 

・・・ガチ泣きしてしまった

 

 

「か、海人君。あ、アタシが悪かったわ。ちょっと悪乗りし過ぎたわよね。ごめんなさい。ほ、ほら、二人で写真撮ろ?衣装は海人君が好きなの選んでいいから。ね?」

 

 

その後二人はツーショット写真を撮り、その写真は二人の携帯の待ち受けになったのだった

余談だが、海人のチアコスの写真はポスター化はされなかったものの、優子のアルバムに大切に保管されているのだった

 

 

 

  ※一方その頃※

 

 

「トリック・オア・トリート・・・智也君に悪戯・・・えへへ。ハッ!!」

 

「・・・」

 

「ち、違うんです智也君!これは・・・」

 

「寄るな淫乱ピンク」

 

「予想以上に酷いツッコミです!?」

 

 

瑞希から後退りしながら離れていく智也の姿があった

 




キャラ紹介は三回か四回に分けて投稿予定
人数を増やし過ぎるとこうなるんですね・・・
さて、次のおまけ小説はどうしようかな?w

次回も頑張ります

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