イナズマイレブンの世界に天帝の目貰って転生しました   作:パンナコッタ吹雪

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第6話です。
帝国との後半戦です。
楽しんでいってください。


雷門VS帝国②

「さあ、雷門対帝国の後半まもなくキックオフです。染岡に代わり、影野が入りましたが、目金が試合放棄したため、1人少ない雷門中がこの後、どのように展開してくかが楽しみです。」

と角馬が、実況してる。ちなみに半田をフォワードに上げて、5-3-1のポジションについた。

 

「さあー、後半開始です。」

と、同時に、佐久間は鬼道にパスをして、いきなり、

 

「皇帝ペンギン2号!!!」

を撃ってきた。俺はそれを止めようとしたが、

 

「謙志、大丈夫だ!!」

と円堂に言われたため、止めないでスルーした。

 

「ゴットハンド!!」

しかし、「皇帝ペンギン2号」の方が強い。「ゴットハンド」が、破られそうになった時、円堂は左手も出した。

 

「ゴットハンドW!!!」

と、円堂が叫んだ時、既に出ていた「ゴットハンド」が、巨大になった。そして、「皇帝ペンギン2号」ごと握りつぶした。その光景を見て、鬼道達は驚いていた。

 

その後、雷門中は攻める事ができずに、帝国にシュートを撃たれまくったが、円堂の「ゴットハンドW」によって、得点を許さなかった。

まあ、こうなると、チーターである俺の力を使うべきなんだが、大貫にマークされてるため、俺は攻撃にも、ディフェンスにも参加できなかった。

 

そんな時、大貫にボールが回ってきた。俺はすぐに"天帝の目"を使い、大貫の来る方向を予測、一気にボールを奪いにいった。その時、また、俺の五感は失われた。五感が戻った時には右側へとあっさり抜かれた後だった。そのまま大貫がシュートを撃ち、ゴールを決められた。

 

「ゴール!!突き放したー!!3対1で帝国リードです。」

点を取られてしまったが、俺は次、大貫を止めれると確信した。

 

 

キックオフと同時に、半田が、俺にボールをパスしてきた。そして、俺は"天帝の目"を使いながら帝国選手をごぼう抜きした。そして、

 

「おぉぉぉ」

と、背中から黒いオーラを出して、

 

「熾天使セラフィム!!!」

と化身をだした。鬼道達は当然、大貫も驚いていた。

 

「フレイムスプレッド!!!」

と、プロトコルオメガ戦で撃ったシュートを撃った。

 

「ゴールはやらせん。パワーシールド!!」

 

ボールを拮抗しあうことなくゴールへと突き刺さった。

 

「ゴール!!原田が決めました!シュート前までのドリブルも見事でした。」

 

「やったな。謙志。」

 

「おう。」

と会話をかわして、キックオフで試合が再開された。その直後、大貫が、ドリブルで攻めあがってきた。俺は"天帝の目"を発動した。

 

《side大貫》

俺はドリブルで攻めあがっていた。既に3人を抜き去っており、残りは原田だけだった。俺は"五感剥奪"を発動して、原田を抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ってた。俺はボールを奪われてた。最初は能力の不発だと思ってたが、原田は五感を失ってる。何故奪われたのか分からなかった。

 

《sideout》

俺は大貫からボールを奪った。何故奪えたのか、それは五感を奪われたが、"天帝の目"の世界に入り込み、自分と大貫の未来を見てたからだ。これを俺は、"天帝の世界《エンペラーワールド》"と呼ぶことにする。まあ、これのおかげでボールを奪えた訳だ。俺はそのまま、

 

「偽・アグレッシブビート!!」

を使って、帝国ディフェンスを突破した。そして、

 

「偽・マッハウィンド!!」

を撃った。そのままシュートはゴールへと向かったが、源田が、

 

「フルパワーシールド!!」

を使い、俺のシュートを止めた。その後、ボールは鬼道に渡り、

 

「皇帝ペンギン2号!!!」

を撃ってきた。これなら円堂でも止めれるので、大丈夫だと、思った。しかし、大貫が、

 

「終焉の龍ニーズヘッグ!!!」

と、叫び化身を出して、

 

「ブラックロアー!!!」

と、化身技でのシュートチェインをした。それは物凄い威力で「ゴットハンドW」を簡単に打ち砕いた。

 

「ゴール!!帝国学園突き放したァァ!4対2です。」

俺は大貫が化身を使えないと勝手に思い込んでだ事を後悔した。

 

キックオフで試合が再開したが、雷門イレブンは意気込みがない。まあ、当然か。相手が化身を使ったんだし。マックスがボールを奪われて、大貫へとボールが渡った。

 

「終焉の龍ニーズヘッグ!!ブラックロアー!!!」

と必殺シュートを撃ってきた。俺は、化身を出そうとしたが、出せなかった。なので、

 

「偽・マッハウィンド!!!」

を使って対抗したが、何もできずに吹き飛ばされた。

 

「謙志がシュートを弱めてくれたんだ。絶対に止めてやる!魔神グレイトォォ!!!」

と円堂は化身を出した。

 

「何?」

と大貫は驚いていた。

 

「グレイト・ザ・ハンド!!!」

お互いの必殺技は、拮抗しあっている。そして、ボールは、枠の上へと、それていった。コーナーキックとなり、ボールを鬼道が蹴った。ボールはそのまま大貫へと渡り、

 

「終焉の龍ニーズヘッグ!!!」

を出した。俺は

 

「熾天使セラフィム!!!」

を出して、

 

「ブラックロアー!!!」「フレイムスプレッド!!!」

と、お互い本気の必殺技を使った。その衝撃はお互いを吹き飛ばして、ボールはピッチ外へと出ていった。そして、俺と大貫は足を負傷してしまい、退場した。

 

《side???》

俺は試合開始からずっと試合を見ている。今、謙志が退場したので、恐らく雷門には勝ち目がないだろう。だが、円堂は諦めてない。それは誰の目から見ても分かるだろう。目の前には10番のユニホームがある。

 

「夕香・・・今回だけ・・・お兄ちゃんを許してくれ。」

 

と言い、俺はユニホームに手をかけた。




次回は遂にあの男の登場です。
果たしてどんな活躍を見せてくれるのか。
楽しみに待っててください。
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