イナズマイレブンの世界に天帝の目貰って転生しました   作:パンナコッタ吹雪

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第5話です。
今回、メンマさんからのご指摘により、文章の構成を変えてみました。
他の構成も考えているので、出来れば今回の方が前回より読みやすいなど、コメントお願いします。
では、楽しんでいってください。


雷門VS帝国①

俺が、五感を失ったせいで大貫にボールを奪われ、大貫はそのままシュートを撃った。普通ならば円堂が止めてくれるシュートだったが、円堂は動けなかった。

 

「ゴール!!先制点は帝国学園だぁーぁぁ!」

と、実況の角馬が言った。

 

「円堂どうしたんだ?」

 

「謙志こそ、どうしたんだよ?」

 

「急に全ての感覚が無くなった。」

 

「俺もだ。」

 

「クククク、ハハハハハ!」

 

「「?!」」

 

「馬鹿だな。お前らは。」

と、大貫は言ってきた。更に、俺に近づいてきて、

 

「俺がお前らの五感を奪ったんだよ。」

と、言ってきた。

 

「何?」

 

「お前と一緒の転生者なんだよ、俺は。」

その言葉は衝撃的だった。まさか、俺以外にも転生者がいるとは思ってなかったからだ。

 

「俺の特典は"五感剥奪"だよ。お前のような肉体だけの転生者と一緒にするなよ。」

と、大貫は言ってからポジションについた。まあ勝手に勘違いされて助かったのは内緒だ。

 

「謙志、何言われた?」

 

「大した事じゃねえよ。」

とは言ったものの、"天帝の目"が"五感剥奪"に対抗できるかが分からない。だから、恐ろしさを感じていた。

 

 

試合が再開して染岡が、少林にパスをしたが佐久間にボールを奪われた。ボールはそのまま鬼道へと渡り、鬼道がシュート体制に入った。

 

「皇帝ペンギン2号!!!」

と、イナイレファンなら、誰もが知ってる必殺技を撃ってきた。円堂は

 

「ゴットハンド!!!」

を使ったが、案の定「ゴットハンド」は破られた。

 

「ゴール!!!帝国学園追加点だァァァ!」

 

やばい。「デスゾーン」ならともかく、「皇帝ペンギン2号」を使ってくるとは思わなかった。今の円堂に「皇帝ペンギン2号」は止められない。俺がカバーに入るべきか迷ったが

 

「謙志、次は絶対止めるから!!お前はお前のやるべきことに集中しろ!!」

と円堂が言ったため、俺はとりあえず、大貫に対抗する策を考えていることにした。

 

 

試合再開と同時に、帝国側は俺達を潰しにきた。原作通りに帝国学園は染岡達をボールで蹴り飛ばしていった。俺にもボールがきたが、"天帝の目"を発動して、ボールを止めた。

 

「何?!」

と、帝国側は驚いていたが、俺は更に、

「偽・マッハウィンド!!!」

と必殺技を撃った。更にそのシュートを染岡が、

 

「ドラゴンクラッシュ!!」

と、シュートチェインをした。その威力は物凄く、源田は何も反応できなかった。

 

「ゴール!!雷門前半終了間際で一矢報いたァァ!2対1で帝国学園リードです。」

 

キックオフで試合が再開した時、帝国は染岡の事をボールで蹴り飛ばしはじめた。そのまま前半は終了したが、染岡は、両足を捻挫してしまい、目金は敵前逃亡をした。原作とは遥かに違うので早めに豪炎寺に来てほしいところだ。




次回はいよいよ帝国戦後半です。
皆様楽しみに待っていてください。
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