イナズマイレブンの世界に天帝の目貰って転生しました 作:パンナコッタ吹雪
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それでは第17話です。
楽しんでいってください。
円堂が大貫のシュートを止めて土門へとパスをした。土門は逆サイドに開いていた半田にパスをして、半田はフリーのままドリブルで攻めあがった。そこに五条が
「キラースライド!!」
でディフェンスしにきて、ボールを奪われた。五条はそのまま鬼道へとボールを渡し、鬼道は少林を
「イリュージョンボール」
を使って抜いた。鬼道はボールを寺門へと渡した。更に、ボールは大貫、佐久間、咲山、成神へと渡っていった。帝国はパスサッカーへと切り替えたのだ。そのパススピードは物凄く早く簡単に奪えるものでもなかった。壁山などを筆頭にディフェンス陣は頑張ったが遂に陣形が崩された。寺門がフリーのままボールを受け取り、
「百裂ショット!!」
を撃ってきた。円堂は
「ゴットハンド!!」
を使い止めた。カウンターによる速攻をしたが、俺や豪炎寺にはマークが厳しくてボールが入ってこない。半田が
「ローリングキック!!」
を使いパスをした。それを染岡が
「ドラゴンクラッシュV2!!」
を使ってシュートチェインした。ちょうど御影専農戦の時と同じ形だ。違うのは染岡のドラゴンクラッシュの威力だろう。しかし、そこは王者帝国、源田が
「フルパワーシールドV3!!」
を使いいとも容易く止めてしまった。源田は洞面へとパスをして再びパスサッカーが始まった。俺はボールを奪おうと思えば奪えるが、大貫にマンマークをされているため奪いにいけなかった。そのまま帝国のパス回しは続き雷門のメンバーは疲れさせられるだけの試合展開が続いた。鬼道がフリーになり、佐久間、洞面と
「皇帝ペンギン2号V3!!」
を撃ってきた。壁山がシュートブロックに入ったが、技を出す暇もなく、壁山は吹き飛ばされた。だが、今のでシュートの威力は少しは削れただろう。円堂が
「真・ゴットハンドW!!」
を使い止めた。円堂は風丸にボールをパスして、風丸は寺門を
「疾風ダッシュ!!」
を使い抜いた。更に加速して、成神を抜き去った。左サイドから中へと切り込んでいき、豪炎寺をマークしてた万丈が風丸にディフェンスしにきた。そのタイミングを待ってたかのように風丸は豪炎寺へとパスをだした。ボールは豪炎寺へと渡った。豪炎寺は
「爆熱ス「撃たせねえよ!」くそ!!」
と大貫がシュートを撃つことを許さなかった。豪炎寺は俺にボールをパスしてきた。
「決めてやる!ファイアウィンド!!」
を撃ったが、大貫の
「デスドロップ!!」
によるシュートブロックによってボールはエリア外へと飛んでいった。
スローインは半田から染岡へとボールが渡ったが五条の
「キラースライド!!」
によって染岡はボールを奪われた。五条は鬼道へとボールを繋ぎ、佐久間、洞面、寺門へとパスを回し始めた。ボールは大貫に渡って
「デスドロップ!!!」
を撃ってきた。誰もシュートブロックに行けず、円堂が
「マジン・ザ・ハンド」
を使ったが、失敗作のため、シュートを弾くのが精一杯だった。それからも帝国の波状攻撃は続き、シュートを防ぐのに、俺達は精一杯だった。洞面から何とかボールを奪い、豪炎寺へとパスをした。豪炎寺はマークにつかれてるためかダイレクトで染岡にパスをした。染岡は
大野のことを抜くと
「ドラゴンクラッシュV2!!」
を撃った。しかし、源田に
「フルパワーシールドV3!!」
を使われ止められてしまった。源田はボールを鬼道にパスし、鬼道から寺門へとボールが渡った。
「行くぞ!デスゾーンV2!!」
を撃ってきた。更に、鬼道がデスゾーンを
「ツインブースト!!」
を使いシュートチェインしてきた。シュートは物凄い威力だった。壁山が
「ザ・ウォール!!」
でシュートブロックしたが止められず、円堂は未完成の
「マジン・ザ・ハンド」
を使い止められなかった。しかし、そこは円堂、すぐに
「熱血パンチ!!」
を使い何とか弾いた。
「くそ、完成してないマジン・ザ・ハンドじゃ止められないのか...」
「いや、円堂。止められなくても、ゴールに入れなければいいんだ。」
「止められなくても、ゴールに入れなければいい?」
「ああ。」
「分かった。謙志。俺やって見るよ。」
「頼むぜ、キャプテン!!」
「おう!!」
帝国のコーナーキックから試合が再開されボールは大貫へと渡った。
「デスドロップ!!」
とシュートが迫る。
《side円堂》
謙志に「止められなければ、ゴールに入れなければいい」と言われて悩んでた。大貫の撃った、デスドロップが迫ってくる。どうする。どうすればいい。と考えていると、源田のフルパワーシールドが思い浮かんだ。自ら止めるのでなく衝撃波として技を使う。しかし、衝撃波では簡単に破られてしまう。そう思った時、「止められなければ、ゴールに入れなければいい」という謙志の言葉を思い出した。やっと分かった。そして、俺はゴットハンドの構えをとった。
「ゴットハンドじゃ無理っす。」
と壁山の声が聞こえる。知ってるさ。だから、俺は拳を地面に叩きつけた。すると、黄金に輝く光の球体が俺を包み込み、デスドロップをゴールバー上へと逸らしていった。
《sideout》
円堂のやろう、まさかゴットハンドをあんな使い方するなんて。イジゲン・ザ・ハンドとは違う。ただゴットハンドのエネルギーを地面に叩きつけるだけ。名付けるなら、
「名付けるなら、ゴットキューブです。」
とベンチで目金が言っている。そうだな。それがいい。
鬼道達も驚いている。ゴールキックから試合が再開しボールは豪炎寺へと渡った。
「円堂が止めたこのボール絶対決める!爆熱ストームゥゥゥ!!」
「フルパワーシールドV3!!何!?」
と爆熱ストームはフルパワーシールドを撃ち破った。そのままゴールかと思ったら源田が
「まだだ。パワーシールドV2!!」
を使い爆熱ストームを止めた。
「何!?」
「良くやったぞ、源田!!」
「当然だ。帝国のゴールは割らせん!!」
源田は鬼道にパスをし、パスサッカーにより、ディフェンスラインが崩された。
「行くぞ!」
「「おう!!」」
「皇帝ペンギン2号V3!!」
「ゴットキューブ!!」
により、円堂は皇帝ペンギン2号を逸らした。
「これでも無理か!?」
ボールは栗松、半田、染岡に渡り、染岡と豪炎寺が
「「ドラゴントルネード!!」」
を撃ったが、源田の
「フルパワーシールドV3!!」
に止められてしまった。ボールは五条に渡り、五条がマックスを抜いた後、鬼道へとパスをだした。
「この技は足の怪我もあるため使いたく無かったのだが仕方ない。行くぞ!円堂!!エクステンドゾーン!!!」
おい待て鬼道!!何で影山の甥の影山輝の技使えるんだよ!!という俺の思いは届かず、シュートが円堂へと襲いかかった。
「ゴットキューブ!!」
を円堂は使ったが破られてしまった。
「ゴールゥゥゥ!!帝国追加点だァァァ!!そして、ここで前半終了!!3対2で帝国リードでハーフタイムに入ります。」
必殺技解説
【ゴットキューブ】
キャッチ
属性・山
TP・45
威力はマジン・ザ・ハンドより少し下。
ゴットハンドを地面に叩きつけてイジゲン・ザ・ハンドの様な球体を作ってシュートを逸らす。イジゲン・ザ・ハンドの様にジャンプせずただゴットハンドのエネルギーを叩きつけて出す技。
いかがでしたか?
楽しんで頂けたなら幸いです。
ゴットキューブは正直ネーミングセンスの欠片も無いような技です。
活動報告にて、オリキャラ募集を行っております。
期間は7月一杯なので是非ご応募ください。
次回は帝国戦後半スタートです。
楽しみに待っててください。
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