イナズマイレブンの世界に天帝の目貰って転生しました 作:パンナコッタ吹雪
転生?!そして雷門中入学まで
俺、原田謙志は学校に登校してる途中トラックに突っ込まれた。
体が宙に浮かび地面に叩きつけられた時、俺は死んだ。
目を覚ますと見たことのないおじさんがいた。おじさんは、
「すまんかった。」
と突然言った。
「何がですか?」
と俺は訊ねた。
「死神の手違いでお主を死なせてしまった事じゃ。」
「ハァアァァァ!?」
「いや~、本当にすまん。」
「すまんじゃないですよ。」
「まぁまぁ落ち着け。」
「落ち着けません!」
「仕方ないからお主を転生させようと思っておる!!」
「転生?」
「そうじゃ。」
「どこに?」
「聞いて驚くなよ。イナズマイレブンの世界じゃ!!!」
「・・・」
「どうした?」
「ふざけんじゃねえーー!」
「どうしてじゃ?」
「だってあの超次元サッカーの世界でしょ。俺死んじゃうよ。」
「そんなこと考えておるわい。」
(考えていたんだ。)
「じゃあどうしろと?」
「お主に特典を与えてやる。」
「何の?」
「まず、トラックに衝突されても耐えられる強靱な肉体じゃ。」
「確かに強いけどさ、それでイナズマイレブンの世界でやっていけるの?」
「まだあるぞ。それは驚異的なサッカーセンスじゃ。」
「どういうこと?」
「1度見たことのある技なら理論が分かれば再現できる感じじゃ。」
「マジで?」
「マジ。じゃが、驚くのは早いぞ。」
「他にもあるの?」
「うむ。後2つじゃ。1つ目は天才的な頭脳じゃ。」
「もうチートじゃね…」
「最後に黒子のバスケは知っておるか?」
「ああ、知ってる。」
「じゃあ話は早い。」
「天帝の目《エンペラーアイ》じゃ。」
「あ、はい。チートですね。手っ取り早く転生させて下さい。」
「よかろう。記憶は3歳で取り戻すぞ。では行ってこい!!」
そうして俺は光に包まれた。
俺は記憶が覚醒してから、サッカーをやり始めた。幼稚園のサッカークラブに入ったものの、特典のせいか、周りとレベルが違かった。そんなこんなで俺は、小学生になった。そこでもクラブチームに入り、俺はチームのエースになっていた。それからは、毎年全国大会に出場し、毎年ベスト4には入る強豪クラブになっていた。俺が小学校を卒業する頃には俺は"皇帝"と言う二つ名が付いていた。
それから、俺は雷門中に入学した。原作通りに円堂がサッカー部を作ったので、俺はサッカー部に入部した。これで俺は「円堂とサッカーが出来るぜ」と内心喜んでいたのは内緒だ。
それから俺達はしばらく鉄塔広場でサッカーの練習をやっていた。そんなある日、サッカーボールが降ってきて、ボールが光った時には俺と円堂はフットボールフロンティアスタジアムにいた。そして目の前に立っている赤髪の男が、
「円堂守、原田謙志、お前達のインタラプトを開始する。」
と言ってきた。その時空中に穴が開きバスが出てきた。そしてバスの中から松風天馬が出てきた。
「円堂さん、謙志さんサッカーを守るために俺達と戦ってください。」
円堂は、「もちろんだ」と答えたので俺も当然のように参加することにした。
「さて"皇帝"の力見せてやるよ。」
第1話なので短めです。
次回はプロトコルオメガ戦です。