Fake/startears zero   作:雨在新人

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あまりの遅筆に、予想などから時間が経ちすぎる等の自業自得が発生するので、その対応として作られたこの作品の真実を語るmaterialとなります
本編最終話までのネタバレを多分に含みます


あまりにも酷いネタバレであるため、楽しんでいる方が見ることは全くもってオススメしません。考察の答え合わせをしたい方、茶番よりも全てを知ってから読みたい方、興味ないけどネタバレ見たい方辺りのみお読み下さい
真実を明かす前の本編全てが茶番に見えてきても責任は一切負いません

































以下、この聖杯戦争の真実



対遅筆ネタバレmaterial

アサシン

クラス:アサシン/ビーストⅡ-if 真名:ザイフリート・ヴァルトシュタイン/魔狩人(ヴァンパイアハンター)

マスター:アルベール→ザイフリート・ヴァルトシュタイン(二重契約)

性別:(中心となっているのは)女性 出典:吸血鬼伝説 地域:世界全土

属性:中立・中庸 身長:素は144cm 体重:素は38kgほど

筋力:E~B 耐久:E~B 敏捷:C~A

魔力:E~C 幸運:EX  宝具:A++

 

クラススキル

認識阻害:B

気配遮断に当たる専用スキル。その目から消えた場合、アサシンに関する全ての認識を狂わせ、敵意を減衰する。幸運による判定に成功した場合に限り、それなりの正しい認識を持ち続けられるも、敵意は減衰する

単独顕現:B

ビースト全体のクラススキル。単体で現世に現れるスキル。このスキルは『既にこの世界に存在する』在り様を示す為、過去改変やタイムパラドクス系の攻撃を不完全ながら無効化する。又、このスキルを持つものは既にビーストとして存在する、逆説的に産まれたその時からビーストであることこそが正しいものとして、ビースト覚醒前の世界線を剪定する効果をも持つ。だが、それは誕生と同時に消滅した有り得ない状況が生んだバグのような効果である。完全にサーヴァントである彼女の場合、幾度死のうが甦ってくるのは宝具ではなく、このスキルの力である。既に存在するという在り様を覆さぬ限り、幾度であろうとも魔狩人は顕現する。その願いを、果たすために

ネガ・ジェネシス:D

ビーストⅥが持つ『ネガ・メサイヤ』と同類のスキル。現在の進化論、地球創世の予測をことごとく覆す概念結界。これをおびた彼は、正しい人類史から生まれたサーヴァントたちの宝具に強い耐性を獲得する

……というのは、本当は嘘。このスキルの本質は地球の創世予測には無い、捕食遊星の理。純粋な魔力を除く全てを文明と定義し、自身の血を媒介として吸収する。巨神アルテラの魔力吸収の劣化再現である

英霊の纏:B

縁深い英霊・幻霊・神霊を纏い、本来召喚されない、或いはされにくいその存在ともなるスキル。伊渡間の聖杯戦争におけるサーヴァントの共通スキル。彼女の場合は、彼女自身も含まれる、魔狩人という英雄物語の主人公達の集合体を纏っている。彼女等一人一人は英霊に満たず、されども魔を狩る者という概念は確かに世界に刻まれているが故に

だがしかし、自分を含む無数の主役の概念を得て現界した結果として、彼女は元々の自分という個を喪失している

だが、今回の彼女(かれ)に限り、一つだけとても強い記憶が存在する。それが、彼女のもう一つの真名。即ち、本来の世界でバーサーカーという吸血鬼をニアと名を与えた魔狩人のサーヴァントと共に滅ぼし、そして旧ランサーにより殺された最も新しい、無かったことにされた近い未来のヴァンパイアハンター。ビースト覚醒する前の本来の時間軸のザイフリート・ヴァルトシュタインとしての記憶である。故に彼女は、ザイフリート・ヴァルトシュタインの為に動くのである。本来の世界、結局救えなかった自分(マスター)の願いを、今度こそ果たさせる為に

 

 

保有スキル

無し

 

宝具

英雄原則・二律背反

ランク:EX 種別:対悪宝具

レンジ:ー 最大捕捉:自身

アサシン唯一の宝具。吸血種といった悪が居るから魔狩人が居るという、伝承の大原則そのものが宝具となったもの

人々を脅かす魔ある限り、人はそこから救ってくれる英雄を幻想する。魔が聖杯戦争の行われている範囲に存在する限り、倒され聖杯に吸収されようと何度であろうとも再召喚される。また、全ての魔狩人が使った武器を無尽蔵に召喚して使用できる

だが、英雄と悪は二律背反。悪が居る限り英雄が夢想されるように、英雄ある限り悪もまた必要とされる。その為、対象の悪の復活に関する全ての判定に際して、判定にプラス補正をかける。真名解放すると、その矛盾を是正する為、対象の悪と自身を世界から抹消する自爆宝具となる

というのは大きな嘘……でもないが、本来の姿からは、ビースト覚醒の影響によりそれなりに歪んでいる

 

 

クラス:ビーストⅡ-if/アンチセル(ヴェルバー02) 真名:ザイフリート・ヴァルトシュタイン/巨神アルテラ

マスター:無し

性別:男性 出典:fake/startears fate  / fate/EXTRAシリーズ 地域:日本/ムーンセル

 

クラススキル

軍星の紋章(偽):EX

タイプ・マーズを破壊した事で変性した遊星の紋章の派生。タイプ・マーズ、即ち火星の最強種、アリストテレスである事を現すスキル。一万と四千年の昔、ソラより来る収穫星は他の天体より降り立った軍神(マァズ)すらも破壊し収穫、新たなる火星の最強種となった。このスキルを解放する事により、ヴェルバー02の外殻は軍神、最強の力の象徴として、ザイフリート・ヴァルトシュタインの思い描いた最強のイメージ、人であり龍である者、悪魔(ドラゴン)のごとき姿となる

単独顕現:B

ビースト全体のクラススキル。単体で現世に現れるスキル。このスキルは『既にこの世界に存在する』在り様を示す為、過去改変やタイムパラドクス系の攻撃を不完全ながら無効化する。又、このスキルを持つものは既にビーストとして存在する、逆説的に産まれたその時からビーストであることこそが正しいものとして、ビースト覚醒前の世界線を剪定する効果をも持つ。だが、それは誕生と同時に消滅した有り得ない状況が生んだバグのような効果である

ネガ・ジェネシス:D

ビーストⅥが持つ『ネガ・メサイヤ』と同類のスキル。現在の進化論、地球創世の予測をことごとく覆す概念結界。これをおびた彼は、正しい人類史から生まれたサーヴァントたちの宝具に強い耐性を獲得する

……というのは、本当は嘘。このスキルの本質は地球の創世予測には無い、捕食遊星の理。純粋な魔力を除く全てを文明と定義し、自身の血を媒介として吸収する。巨神アルテラの魔力吸収の劣化再現である

英霊の纏:D

この聖杯戦争の特例、本来召喚出来ないサーヴァントを呼ぶために、召喚可能なサーヴァントを核として別のサーヴァントを纏うスキル。ジークフリートと思われていた纏っている英霊の真名はアルテラ。ジークフリート亡き後のクリームヒルトの夫である

 

保有スキル

無し

 

宝具

月王顕す契約(ファンタズム・レガリア)

ランク:EX 種別:対界宝具

レンジ:特殊 最大捕捉:特殊

彼の心臓部に埋め込まれた、ライン川の底から見つかった、ニーベルング族の財宝だと思われていた指輪

その正体は、2030年、英霊アルテラを救うために岸波白野が時間を遡った際、介入したBBにより、何時か地上にセンパイが復活するようにと、記憶を刻み込まれてムーンセル無き平行世界に落とされ、この世界のアッティラによって拾われ結婚指輪とされた、レガリアの欠片である

レガリアとしての性質は喪われておらず、別次元に存在するムーンセルからの情報の引き出し、ムーンセルに封じられたヴェルバー02との同期などを、世界を越えて可能とする。蒼く煌めき大半の事を見通す右目は、彼という外部要因を得てヴェルバー02にハッキングされたムーンセルからの情報端末である

 

竜血収束・崩極点剣(オーバークランチ・バルムンク)

ランク:A++ 種別:対城宝具

レンジ:1~99 最大捕捉:900人

旭光を放つ宝具。本来の宝具としての真名は、<涙の星、軍神の剣(ティアードロップ・フォトンレイ)>。この世界で起動する為にレガリアの機能を通している為キューブから放っているが、その性能はヴェルバー02の尖兵である彼自身を本来狙って照射されている事すらも含めて軍神の剣と同等。但し、世界を渡る際に威力は幾らか減衰している

 

涙の星、軍神の竜(Harvest Star Desire)

ランク:EX 種別:対星宝具

レンジ:ー 対象:自身

完全なる尖兵の力。巨神体の便宜上の宝具名

終末の夢に現れた鋼の軍神とは、マルスを、そしてタイプ・マァズを喰らい、その力をザイフリート・ヴァルトシュタインという新たな尖兵により形作られた新たなる星船の姿。即ち、ザイフリート巨神体である。かの夢は、救世主が現れる前にザイフリートによりティアマト神が復活し、更には最強種まで現れたのではない。ザイフリートという遊星にして最強種を止める為、ティアマト神(救世主)が降臨した夢というのが、真実である

 

 

『後悔は悪い事ではない。それは未来への糧となる

 しかしそれは戻らぬ事に意味があるもの。やり直せ無い失敗ゆえに後悔し、人は立ち上がる

 しかし人を愛し、理不尽に怒った英雄の成りそこないがムーンセルを掌握した時、ザイフリート・ヴァルトシュタインは覚醒した

 現在を否定しようとも、過去を破壊して悲劇から人類を救い出す。後悔を糧に生きるより、そもそもを無かった事にすれば良い。我が身はそれを為す、文明の破壊者(ヴェルバー02)なのだから。悲劇という文明を破壊しよう 

 果ても識らず、堕落も知らず、ただただ、無間に存在するあらゆる悲劇の概念を破壊し、人間の魂を救済する収穫者(ハーヴェスター)

 

 その(あい)をもって、彼のクラスは昇華された。ヴェルバー02など肉体(いつわり)の星

 其は人類史の果てより来たる、最も人類が渇望し、されども越えていかねばならぬ大災害。原初の母ティアマトとは異なる終焉(はじまり)の使徒

 その名をビーストⅡ-if

 七つの人類悪の例外、『回帰』の理を得た獣である』

 

 

 

 

アンチセル

クラス:アンチセル 真名:ザイフリート・ヴァルトシュタイン〔オルタ〕

 

クラススキル

捕食召喚:B

降臨の前提。対象の一部を捕食し、対象と同一クラスとなって降臨するスキル。後天的に二重召喚状態となる

単独顕現:B→C

オルタ化によって劣化している

ネガ・ラグナロク:C++

ビーストⅡの持つネガ・ジェネシスの反転した固有スキル。世界の終末予測を覆す遊星の理が捕食した人類のエゴの象徴。ありとあらゆる予測を無視し、未来を切り開く。即ち、滅びることを許さない、どんな状態でも未来を歩む事を世界に強いる、世界自身による自殺すら許さぬ最強格の世界の危機特攻である。尚、彼自身も最大級の世界の危機である為、何らかの方法で他者がこのスキルを得た場合は彼自身に対しても効果を発揮する

クリプター等の別世界による危機のような特攻が最大限発揮される相手であれば、「選ぶ権利は無い。滅ぼす権利もありはしない。だが、選ぶ力はある。故に滅びろ、俺は俺のエゴで、あの優しい世界を選ぶ』と異聞帯(ロストベルト)毎問答無用で因果地平の彼方まで消し飛ばす程の効果を発揮するが、この世界ではそこまでの力は発揮出来ない

 

保有スキル

人理の防人:D

 

宝具

月王顕す契約(ファンタズム・レガリア)

ランク:EX 種別:対界宝具

レンジ:特殊 最大捕捉:特殊

彼の心臓部に埋め込まれた、ライン川の底から見つかった、ニーベルング族の財宝だと思われていた指輪

その正体は、2030年、英霊アルテラを救うために岸波白野が時間を遡った際、介入したBBにより、何時か地上にセンパイが復活するようにと、記憶を刻み込まれてムーンセル無き平行世界に落とされ、この世界のアッティラによって拾われ結婚指輪とされた、レガリアの欠片である

レガリアとしての性質は喪われておらず、別次元に存在するムーンセルからの情報の引き出し、ムーンセルに封じられたヴェルバー02との同期などを、世界を越えて可能とする

 

涙の星、軍神の竜(Harvest Star Desire)

ランク:EX 種別:対星宝具

レンジ:ー 対象:自身

尖兵の本領。異次元に眠る星船そのものの一部を巨神の外殻として顕現させ振るう宝具

 

本編での設定、行動

最後の最後、遊星の尖兵として彼は総ての願いを叶える力を得た。だが、その時、彼の心に一つの棘が刺さった。本当に、これで良いのか?と

かくして、心の中での闘いは始まり……彼は勝利する。人として当然の抑えつけていたけれども消しきれなかった想いを、遊星に託した願いを撃ち破り、此方に出てきた部分の遊星諸共滅ぶことを決めたザイフリート・ヴァルトシュタインの中にずっと眠っていた良心。銀翼こそが本来の人格であるザイフリート・ヴァルトシュタインが時折見せていた人間らしい弱さ、神巫雄輝が残し、ミラのニコラウスとモーガン・ル・フェイが育てた人としての心の残骸……それが、ザイフリート・ヴァルトシュタイン〔オルタ〕である

全ては、世界の為に。本当の自分は弱くて、結局自らを消滅させてまで世界なんて救えない、だからこそ産まれた反転体。自分を含むあらゆるものを切り捨てて世界を未来(明日)へと進ませる英雄。されども、そんな存在は既に人ではなく……

引きずり出した自身との交信記録を持つ遊星の欠片、世界を護りに現れた世界の危機(ティアマト)と共に、人であるために人を捨てた英雄は消えた。遊星が自身のデータを得て覚醒する事の無いように、存在した事実を含めて、全てから

かくして聖杯戦争は終わりを告げる。かつて彼が口にしたように、ザイフリート・ヴァルトシュタインという存在の完全消滅をもって。世界は傷付きながらも、明日へと進む。きっと、未来はそう悪いものでも無いだろう。少なくとも、多くの犠牲はあったけれども、一年の時を経て漸くまた会えた二人にとっては。ザイフリート・ヴァルトシュタインという存在は既に何処にも無くとも、彼が願った二人の未来は、確かに此処にあるのだから

 

 

 

 

クラス:アーキタイプ・アース/ビーストⅡ-R(real) 真名:ティアマト/デミウルゴス

性別:女性

 

クラススキル

蒼星の紋章(偽):EX

未完成の地球の最強種、アーキタイプ・アースであることを現すスキル。ヴァルトシュタインの願いにより行われた、七つの聖杯戦争を越えた七騎のサーヴァントによる大聖杯戦争。その本来の聖杯戦争を遥かに越えた49のサーヴァントの魂をもって、あらゆる生命の母にして創造主であり、地球最強の存在として、主の代わりに降臨したティアマトは、聖杯の力により最強種としての性質を持つ。その為、純粋なビーストⅡではなく、人類すらも子として慈しむ心を持つが、彼女にとって人間はまず母の元に還すべき母離れした罪深き息子であり、彼女の祝福下へと回帰した人間は、かつてアトラス院等が滅びの回避方法として考えた新たなる超人類へと変革し、最早人間とは呼べなくなる


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