Fake/startears zero   作:雨在新人

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サーヴァントのMaterialとなります。本編最新話までのネタバレを含みます








Fake/Material

ライダー

クラス:ライダー 真名:ユーウェイン

マスター:ドゥンケル

性別:男 出典:アーサー王伝説 地域:ブリテン

属性:秩序・善 身長:181cm 体重:70kg

筋力:C 耐久:C 敏捷:C

魔力:B 幸運:B 宝具:B++

 

クラススキル

対魔力:B

三小節以下の魔術を無効化する。大魔術でもなければ、傷つけることは出来ない

騎乗:C++

訓練された騎獣を乗りこなすことが出来る。幻想種には、相手が認めた場合は騎乗が可能

陣地作成:C-

魔力を使い、自身に有利なフィールドを作り上げる。彼のそれは血統によるもの、本格的な修行は行っていない為か効果は不安定

英霊の纏:ー

ヴァルトシュタインの聖杯戦争に召喚されたサーヴァントではあるが、他にモルガンに協力的な円卓の騎士が居なかった為、誰も纏わず単体で顕現している

 

保有スキル

動物会話:D

動物の言っている事がなんとなく理解出来る。また、何となく自分の意思を伝えることも出来る。だが、細かいニュアンス等は分からない

魔術:D

母モルガンの血故か最低限の魔術を行使出来る

竜殺し:D

竜を殺した逸話が形となったもの。獅子との協力での偉業故、単体でのランクは高くない

魔力放出(竜):C

食料に困り食らった竜の血肉が、剣に組み込まれた竜の甲殻と牙が、大地の魔力を増幅する

 

宝具

約条せし帰還の楔(リュネットの剣・改)

ランク:B 種別:対人宝具

レンジ:1 最大捕捉:2人

リュネットに渡された名も無き剣を、母モルガンが地竜素材でもって改良したもの。旅に出る際、必ず無事に帰ってくるように(ねが)いを込めて、自分で用意した名剣とは別に渡された、単純に堅くて折れない事に特化したなまくら剣。刃の通りは悪く、剣というよりも鈍器ではあったが、折れないようにと願いを込めて選ばれただけあり、名剣ですら歯がたたない地竜と対峙した際その堅さ故に折れずに持ち主を守り抜いたという

ユーウェインはそれに感動し、母に頼んでかの剣を……憧れた王の剣のようにビームが出るように改造して貰った。本来の刃の外に纏うように竜の甲殻から作られた外装が取り付けられており、内部の本来の刀身に魔力をチャージ、外装を展開する事で溜め込んだ魔力をビームとして放出する……というのが理想だったが、実際にはその域には達しておらず、外装を展開すると魔力を収束しきれずに爆発するように撒き散らすに留まっている

 

竜を語れ(エクスカリバー)獅子星剣(Limit Extra Over)

ランク:B+ 種別:対城宝具

レンジ:1~10 最大捕捉:30人

エクスカリバーL.E.O。王の星の聖剣を目指して編み出された、大地の魔力による偽物の聖剣。地竜の素材で作られた剣、地竜の心臓を食らった獅子、そういった地に属する力を完全解放、莫大な魔力を纏って獅子に騎乗したまま突進する

 

 

史実での人物像

イヴァンあるいは獅子の騎士の主役、獅子を連れた騎士。ウリエンス王とモルガンの間の息子であり、アルトリアから見て甥、ガヴェイン等とは異父兄弟にあたる円卓の騎士

不思議な泉に現れる黒い騎士に敗れた知り合いの仇討ちをしに泉を訪れた騎士ユーウェインは、かつて助けた侍女の手を借りて騎士を倒すも、その騎士の妻に一目惚れをする。侍女リュネットの策もあり、一旦は未亡人となった騎士の妻ロディーヌと結婚する事に成功する

幸せに暮らしていたユーウェインだが異父兄弟のガウェインに誘われ、一年の約束で冒険の旅へと出掛ける。だが、ガウェインの行動や旅の高揚によりユーウェインは約束を忘れ、思い出した時には期日を僅かに過ぎていた

結果、激怒したロディーヌに絶縁されたユーウェインは発狂するも、母モルガンの薬を持った貴婦人により正気を取り戻す。リュネットと話し、ユーウェインは再び旅に出る。今度は、妻の許しを得る術を見付ける為に

旅の中、ユーウェインは獅子と竜の戦いを見掛け、獅子を助ける。獅子は恩義からユーウェインに従うようになり、以降彼は獅子の騎士と名乗る。獅子の騎士と呼ばれるようになった彼は様々な活躍をもって名前を轟かせ、遂には獅子の騎士としてロディーヌからあの不思議な泉の守護を頼まれる

ユーウェインはその時初めて正体を明かし、リュネットの取りなしもあって復縁。以降は幸せに暮らしたという

 

 

今作での人物像

獅子の騎士ユーウェイン。基本的には史実と同じだが、母モルガンから幼少にアルトリア・ペンドラゴンの冒険談等を聞いて育った為軽度のアルトリアフリーク。自身もフリークであるアルトリアを取り巻く者達の本心等も理解しており、それが災いしてカムランの戦いが起きた際、アルトリアを愛している母(モーガン・ル・フェイ)や素直でないだけのモードレット卿が本気で王を殺すような状況を望むはずがない、誤認だと断定し即座に駆けつけることはしなかった。結果としてキャメロットに駆け付けた際彼が見たのは、全てが終わった後妹の遺体を前に呆然とする母の姿であった。王の仇として斬ることも出来た。恐らく母は大人しく斬られただろう。けれども、どうしても斬ることが出来ず、ユーウェインは逆に母を庇う

そうして母が王の遺体と共に妖精郷へと向かった後、せめて王の願ったブリテンを維持しようと騎士として奔走するも王と多くの円卓の騎士という支柱の大半を失ったブリテンは最早まとまらず、失意のうちに人生を終える

そうして、彼は思うのだ。獅子の騎士だ何だと持ち上げられても、王の最大の危機に駆け付けることすら出来なかった自分が、立派な騎士などであるものか、と。王に償う為、騎士は聖杯を求める

 

 

 

ランサー

クラス:ランサー→バーサーカー 真名:ブリュンヒルト/ブリュンヒルデ

マスター:ファッケル・ザントシュタイン→グルナート・ヴァルトシュタイン

性別:女性 出典:ニーベルンゲンの歌/北欧神話 地域:ドイツ/北欧

属性:秩序・善 身長:170cm 体重:53kg

筋力:B+ 耐久:B 敏捷:B

魔力:C+ 幸運:D 宝具:B+

 

クラススキル

狂化:D→A

本来はバーサーカーのクラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を身に宿す。彼女の場合は、愛する者を殺す戦乙女の愛憎の影響により、本来の彼女以上に攻撃的に変性しており、かつて自分を辱しめたジークフリート夫妻に対しては、義理の妹とその夫でありかつては悪くない関係であった等の和解の糸口は関係なく完全に聞く耳を持たない。後にバーサーカー化の為に聖杯により強化、全ての理性を喪い、憎悪の焔のみを宿すように変質した

神性:E

神霊適性を持つかどうか。纏った英霊が半神ではあるものの、彼女自身は人間であるため、ランクは低い

対魔力:B

三小節からなる魔術を無効化する。現代魔術で傷つけることはほぼ不可能

騎乗:C

王の嗜み。訓練された騎獣を乗りこなすことが出来る

復讐者:E→C

自身を辱しめたジークフリート、そしてそのことを自身に告げたクリームヒルトに復讐したことから、一応所持している。憎悪のみを増幅されたことによりバーサーカー時は強化される

英霊の纏:C→D

縁深い英霊を纏うスキル。彼女の場合、時に同一視されることもある北欧神話の戦乙女、ブリュンヒルデを纏っている。が、人格の基本は完全にブリュンヒルトであり、ブリュンヒルデの要素は能力以外には無い。バーサーカー化により愛憎はほぼ憎悪のみと化し、結果として乖離が進んだことで弱体化している

 

保有スキル

怪力:B→B+

一時的に筋力パラメータをランクアップさせる。本来は魔獣のみが持つスキルだが、生前から使用可能。バーサーカー化により、憎悪の焔を纏うことで更に一段階強化可能になった

 

宝具

死が分断つ悲愛の理(ブリュンヒルト・トラジェティ)

ランク:C+++ 種別:対人宝具

レンジ:1    最大捕捉:3人

戦乙女ブリュンヒルデの<死が二人を分断つまで>(ブリュンヒルデ・ロマンシア)から派生した宝具。自身が眺めた神々の黄昏の再現。自分が愛用していた槍を核に、黄昏の焔を呼び出す。深い愛憎をにより形成される本来の<死が二人を分断つまで>の憎悪の部分に宝具としての性質が強く移っており、愛ではなく憎悪に心を燃やせば燃やすほどに、槍から沸き上がる焔はより強く激しくなってゆく。その憎悪が強まれば強まるほど、焔の槍ではなく世界をを焼き尽くす焔としての性質は強まり、極限の憎悪の対象相手であれば、真名解放せずとも近くに居るだけで周囲を焼き払う程の性能を発揮する。逆に、自身が好意的な相手、憎悪の欠片も抱いていない相手に対しては、冬場に外から店屋の扉を開けた際に感じる暖かい風より生温い程度しか感じない

 

 

 

 

 

 

バーサーカー

クラス:ヴァンパイア→ランサー 真名:ヴラド三世/ヴァンパイア

マスター:シュタール・ヴァルトシュタイン

性別:男性 出典:吸血鬼伝説 地域:世界全土

属性:秩序・悪 身長:205cm 体重:105kg(武装含む)

筋力:B+ 耐久:C++ 敏捷:C+

魔力:B+ 幸運:C   宝具:A+

 

クラススキル

吸血鬼:EX

ヴァンパイアのクラススキル。狂化互換であり、人としては狂っているがヴァンパイアとしては当然の心であるとして名前だけが変更されている。エクストラクラスではあるが、基本的な事は全てバーサーカーと同一、クラス名が違うだけである

デイウォーカー:A

日中でも活動できるスキル。これを持たないヴァンパイアは、日中に日に当たると消滅する

英霊の纏:EX

本来は召喚出来ない存在を纏い、その存在ともなるスキル。彼が纏うものは吸血鬼伝説そのもの。飲み込まれた彼は、既に武人であり王であった串刺し公としての性質を完全に喪っている

 

 

保有スキル

護国の鬼将:ー

ヴァンパイアを召喚する際に、核としてヴラド三世が使われた事を示す残骸。彼は最早串刺し公ではなく、故に失われた

 

吸血:EX

吸血故に所持

 

 

宝具

夜王伝承・永劫祝福

ランク:A+ 種別:対人類宝具

レンジ:ー 最大捕捉:自身

英雄原則・二律背反と対をなす宝具。吸血鬼伝承そのもの

吸血鬼伝承となるほどに多くの人類の脳裏に刻まれたありとあらゆる能力を得る。また、吸血種も吸血鬼に近いものとしてその能力もある程度までであれば強引にではあるが使用可能。真名解放することで人類種に対する上位種としての資質をもって、かの人類の殺戮者(プライミッツマーダー)の性質すらも引き出すことが出来る万能の力。万能にして絶対の力ではあるが、あくまでも人により成り立つ力であるため、多くの人に否定されることで力を失うという本来であれば人々の心を束ねて放つ力でもなければ突けない弱点を持つ

 

 

アサシン

クラス:アサシン 真名:不明/魔狩人(ヴァンパイアハンター)

マスター:アルベール→ザイフリート・ヴァルトシュタイン(二重契約)

性別:(中心となっているのは)女性 出典:吸血鬼伝説 地域:世界全土

属性:中立・中庸 身長:素は144cm 体重:素は38kgほど

筋力:E~B 耐久:E~B 敏捷:C~A

魔力:E~C 幸運:EX  宝具:A++

 

クラススキル

認識阻害:B

気配遮断に当たる専用スキル。その目から消えた場合、アサシンに関する全ての認識を狂わせ、敵意を減衰する。幸運による判定に成功した場合に限り、それなりの正しい認識を持ち続けられるも、敵意は減衰する

英霊の纏:B

縁深い英霊・幻霊・神霊を纏い、本来召喚されない、或いはされにくいその存在ともなるスキル。伊渡間の聖杯戦争におけるサーヴァントの共通スキル。彼女の場合は、彼女自身も含まれる、魔狩人という英雄物語の主人公達の集合体を纏っている。彼女等一人一人は英霊に満たず、されども魔を狩る者という概念は確かに世界に刻まれているが故に

だがしかし、自分を含む無数の主役の概念を得て現界した結果として、彼女は元々の自分という個を喪失している

 

保有スキル

無し

 

宝具

英雄原則・二律背反

ランク:EX 種別:対悪宝具

レンジ:ー 最大捕捉:自身

アサシン唯一の宝具。吸血種といった悪が居るから魔狩人が居るという、伝承の大原則そのものが宝具となったもの

人々を脅かす魔ある限り、人はそこから救ってくれる英雄を幻想する。魔が聖杯戦争の行われている範囲に存在する限り、倒され聖杯に吸収されようと何度であろうとも再召喚される。また、全ての魔狩人が使った武器を無尽蔵に召喚して使用できる

だが、英雄と悪は二律背反。悪が居る限り英雄が夢想されるように、英雄ある限り悪もまた必要とされる。その為、対象の悪の復活に関する全ての判定に際して、判定にプラス補正をかける。真名解放すると、その矛盾を是正する為、対象の悪と自身を世界から抹消する自爆宝具となる

 

月王顕す影約(ファントム・レガリア)

月王顕す契約(ファンタズム・レガリア)の互換宝具。効果そのものはほぼ同一であり、資質の違いから色が違うくらいであるらしい。詳細不明

 

 

 

 

キャスター

クラス:キャスター 真名:カッサンドラ/アテナ

マスター:久遠錬

性別:女性 出典:ギリシャ神話 地域:ギリシャ

属性:秩序・悪/秩序・善 身長:151cm 体重:39kg

筋力:E   耐久:E 敏捷:D

魔力:C++ 幸運:E 宝具:B

 

クラススキル

陣地作成:C

魔力を使い、自身に有利な状況を作り上げる。得意分野ではない

道具作成:E

魔力を込めたアイテムを作成する。苦手分野であり、まともなものは作成できない

気配散逸:C

何処か現実離れしたスタンスにより存在感を散らし、気配感知を欺くスキル。Cランクであれば、他の存在感が強い者の側にいれば埋もれてしまい感知出来なくなる程の効果を発揮する

英霊の纏:C

自身のとある神罰の逸話を通し、本来は召喚不可能な存在……神霊アテナを纏うスキル。本来のアテナの巫女ではない為、僅かな時間のみ使用出来る

 

 

保有スキル

未来視の呪い:EX

アポローンにより恋人に与えられた神霊の呪い。結ばれる代わりにという体で与えられた力だが、巫女がその力で見たものは、散々に弄ばれて捨てられる自身の姿であった。故に巫女はアポローンより逃げ、誰かに言えども信じてもらえない呪いをかけられる

自身の目を通して、望む望まざるに関わらず未来を幻視する。けれども、見た未来を告げた場合、相手が3度の幸運判定に全て成功しない限り相手はそれを信じることが出来ない。例えそれが、相手自身が啓示等で理解した事と同一であろうとも、告げた瞬間にその未来は相手の中で嘘として処理される。嘘の未来である場合その限りではない

 

 

宝具

戦神神殿・天罰執行(アテーナー・ヘイルダウン)

ランク:B 種別:天罰宝具

レンジ:特殊 最大捕捉:特殊

対象に天罰を下す宝具。カッサンドラ陵辱、およびそれに対する戦神アテナの怒りが宝具となったもの

発動する事で、小アイアスにより自身が陵辱されたアテナ神殿を建造する。自身がその中に居る限り、自身或いはアテナ神殿そのものに対して危害が加えられる度に、その危害の度合いに応じて天罰という形でダメージを跳ね返す。ダメージそのものが神霊による天罰という性質上、アテナを格下視出来る程の偉大な神霊でない限り、何者であろうとも影響下から逃れることは不可能。アテナ真体が天罰を執行している為、アテナそのものを倒さなければ例え神殿ごと跡形もなく一瞬で消し飛ばそうが、止まった時の中で破壊しようが何しようが天罰は下る。また、逸話が逸話だけにセクハラ事項を行った場合は危害の度合いを無視して即死天罰となる


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