魔剣物語外伝 語られざる物語   作:一般貧弱魔剣

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ギムレー。七星国家(セブンスターズ)の一つであり巨大な農業地帯を有する群体国家。様々な小国が寄り集まってできたこの国は、"新たなる熾火"と呼ばれ他国からも一目を置かれている。特に当代の王、ソロモンのその政治手腕は見事としか言う他無く、彼と同等の権限を持つ代表者達である『賢老七十二臣』は彼でなければ実現不可能だっただろうと言われている。

 

「いーい天気だ。のんびりしたくなっちゃうねぇ」

 

風が草木を掠め、葉鳴りが聞こえてくる。一本だけ生えた小さな木、その木陰ができている傾斜した地面に、一人の女性が寝転がっていた。空は青く、鳥たちが羽ばたいている。彼女の眼前に広がるは長閑な風景。大柄な男が土地を耕し、汗を拭う。その後ろに続きながら、小柄な女性が種を蒔いている。

 

「あーあー、ほんともう全てを投げ出してしまいたいよ」

 

「ここにいたか、怠け者め」

 

声をかけられ、首を後ろへそらしてみれば男がいた。ガッシリとした体つきは、相応に鍛えた者である証。風貌は厳つく、纏っている静かな怒気がそれを際立たせている。

 

「おーや、珍しい。堅物の貴方が私をわざわざ迎えに来るなんて」

 

「フン、再三言っても聞かんから出向いたまでだ。貴様の怠惰は目に余る」

 

「あー、しまった君に対する好感度のリスク管理をミスったか」

 

固いものがぶつかった音がした。男が女へ拳骨をかました音である。

 

「いたーい……」

 

「冗談はもう少し時と場所を選んでから言うべきだったな」

 

「でも拳骨一発で済ませてくれたのは割りと温情だね、わーい好感度は下がってないぞ」

 

再びの硬い音。今度は彼女の頭に肘鉄が落とされた音である。

 

「ぐおぉ……」

 

「馬鹿め、下がりきっているのであればそもそもそれ以上は下がるまい」

 

「おお、盲点だったー」

 

「……お前は時々バカなのか賢いのか本気でわからなくなるな」

 

「そりゃー、多分どっちもだと思うぜ!」

 

親指を立ててしたり顔をする女性を見て、男は顔に手を当て、二、三度首を振る。男は彼女とそこそこの付き合いはあるが、未だにこの怠惰さと不真面目さが改善されないことに頭を痛めていた。

 

「まあいい、さっさとこい。あと2時間で定例会だ」

 

「うぇっ、マジで!? しまった時間を忘れてたー!」

 

「時計ぐらい定期的に見ろと言っただろう馬鹿者が!」

 

「次からはちゃんとするよー!」

 

急ぎ足で駆けていく女、男はそれを追っていく。足の速さだけは一端のものだなと、男は内心で嘆息した。

 

「ほらほら、早く行くよバルバトスー!」

 

「急ぐのはいいが足元には気をつけろ、グシオン」

 

「げぇっ! 犬のを踏んじまったー!?」

 

「……言わんこっちゃないな」

 

 

 

 

 

「というわけでー、『管制塔』は前線への支援を強化すると共に警戒網をより強固にしていくことを提案しまーす」

 

「『兵装舎』より賛成の意を示す。最近は邪竜の攻勢が激しい、ガタが来る前に強化を

行いたい」

 

「『生命院』より意見。前線の強化をするにしてもどう行うつもりぃ? ただ兵力の増強をするだけでは兵士に負担がかかる分能率は悪化するわよぉ?」

 

「『覗覚星』より同意しマース。闇雲な兵力増強はストレスの増大によって瓦解しかねまセーン。ただし、警戒網の強化については私に腹案がありマース」

 

「『議長』ゲーティアより、『覗覚星』アモンの腹案についての説明を求める」

 

「了解デース。警戒網についてなのですが、作成していた感知術式の完成の目処が立ち始め、これらを国境を中心に張り巡らせようという計画を立てていマース」

 

「『情報室』より疑問。情報を収集する手段が増えるのはいいことだが、その術式を配置するにあたってのコストとかかる時間はどれぐらいの見込みだ?」

 

「『観測所』より補足。この術式に関しては以前話した通り我々の一部も技術協力をしている。こちらに資料を用意したので目を通して欲しい」

 

「『管制塔』より賛意。常識的な予算内に収められている、これは有意義な結果を齎すだろう」

 

「『兵装舎』より追従。かかる時間や人足も無理のない範囲だ」

 

「『情報室』より同意。これで情報の精度はよりよいものとなると予想できる材料が揃っている」

 

「『議長』ゲーティアより、『覗覚星』アモンの計画を可決とみなす。早急な計画立案書の提出を求める」

 

 

 

 

 

「つーわけで本題いきましょうかー」

 

「ソロモン! マシュ王女が風邪をひかれたと聞いたが無事なのか!?」

 

「御見舞の品はかさばらず押し付けがましくないものがいいか!」

 

「風邪によく効く薬なら私の方から提供できるわよ!」

 

「いやいやいや、ちょっと熱っぽくなっただけだから! 三日もあれば完治するってお医者様も言ってたから!」

 

「それで王女に万が一があったらどうするのだソロモン!」

 

「せめて看病ぐらいはしてやったらどうだソロモン! お前も親だろう!?」

 

「ちゃんと顔を出してるよ! あと、看病なら例の子がやってくれてるから!」

 

「何? つまりマシュ王女と二人きりであんなことやこんなことを!?」

 

「おかゆをあーんとかしちゃうのか!?」

 

「額をあてっこして熱とか測っちゃうのねん!?」

 

「なんで君たちそんな想像力豊かなの!?」

 

「兄者、それはもう今更なことであろうよ」

 

「そういえばゲーティア、オルガマリーちゃんをマシュの部屋に近づけてないよね?」

 

「無論だ。あやつは衣食住全てが壊滅的だからな……」

 

「黒焦げのクッキー、薬品みたいな匂いがするカレー……」

 

「うっ、頭が……」

 

「やめよう、もうその話はやめよう……」

 

「話題を変えよう! あのトラウマを掘り起こすのはよくないことだ……!」

 

「ソロモン! 今月ピンチなのお金貸して!」

 

「それは君の管理能力の甘さが招いた結果なんで僕の関知するところじゃないよね?」

 

「ゼパル氏はやはり廃棄すべきなのでは?」

 

「残当」

 

「残当」

 

「ゼパルお前少しは自重しろよ!」

 

 

 

 

 

「だー! やっぱアモンの奴は苦手だー、こっちの意見を利用して流れを全部持ってかれたー!」

 

「今回は完全に主導権を握られたな。奴の感知術式による警戒網の話へ流れを移した後に前線支援の計画を説明していくつもりだったが……次回改めて防衛線強化の提案をするべきか」

 

会議室を後にし、廊下を歩く二人。

 

「あの野郎ホント私の天敵だわ、ぜーんぜん流れをとりもどせなかった」

 

「正しく機を見るに敏、だからな。無闇に読心術を使わないのが幸いだが」

 

「それであの手管なんだから油断ならねー」

 

七十二臣には派閥は存在せず、各々の思想や理想、信条を優先している。ある意味ではそれぞれが独立した派閥と言っていいかもしれない。ただし、それぞれに求められる機能を発揮するに当たって、より効率よくするためにいくつかのグループに分かれている。

 

ギムレーの軍事全般を司り、前線を支える『兵装舎』。

 

大陸の各所へと網を張り、目となり耳となる『観測所』。

 

論理を編み昇華し、公平を以て裁く『覗覚星』。

 

様々な情報を蓄積し、精査する『情報室』。

 

魔道具の作成支援、娯楽や文化を奨励する『溶鉱炉』。

 

他の柱や議長を補佐仲介し、或いは否定する『管制塔』。

 

生命を尊び紡ぎ、医療を発展させる『生命院』。

 

不要となったものを排斥し、悪性を断つ『廃棄孔』。

 

グシオンとバルバトスは『管制塔』の所属であり、グシオンは『管制塔』における政治担当者だ。『管制塔は』その特性上各所とのすり合わせを慎重に行わなければならないのだが、彼女はその政治手腕で過不足無く『管制塔』の機能を回す一助となっている。

 

「まー各々がよりよい国家のためにやってるんだし、折衝するのは当然だよねー」

 

「そのためのお前だろう。お前は不真面目ではあるが各機能の折り合いをつけるのが上手いからな」

 

「陛下ほどじゃないけどねー」

 

「あのレベルを求めるほうが酷だ、我らが王は恐らく古今でも随一の政治手腕の持ち主だからな」

 

「すごいよねー、正直最初に賢老七十二臣の制度を設立するって聞いた時は気でも狂ったのかと本気で思ったよ」

 

疑いようもなく、ソロモンという人物は政治的怪物だ。グシオンはそう思っているし、実際その通りなのだろう。ただ彼自身は善良な人柄の持ち主だし、人の血の通った政治をしている。それがまた、相当な離れ業であるのだが。

 

「あれで父親があれだってんだから生命の神秘だよねー」

 

「……否定はできんな」

 

「というかあのバカ今何してんの? 流石に前の雇用主だからって勝手に引退して雲隠れとかキレそうなんだけどー」

 

「最後に噂が聞こえたのは赤薔薇の国だったはずだな、どうせ軽薄に女でも口説いているのだろうよ」

 

「お陰でよーやく職務から解放されると思ってたらこれだからホントキレそうだわ……」

 

グシオンとバルバトスは元々、前王であった男に仕えている文官だった。それが王の交代にあたり賢老七十二臣に抜擢されたという経緯がある。グシオンは前王の引退時に職を辞そうとしたのだが、仕事の引き継ぎをしているうちにいつの間にか役職が変わっていたという怪奇現象に見舞われてしまい逃げ場を失った。

 

「貴様はもう少し勤勉さを身につけるべきだ、現状邪竜の脅威に喘ぐ民がいる中で、なんとかやっていかねばならんのだからな」

 

「へいへーい、私だってこの国を愛する臣民だからね。やるべきことはやるさー」

 

「それから不摂生な食事と夜更かしをやめろ、仮にも女だろう貴様」

 

「あらやだー、お母さんかな?」

 

「こんなだらしのない娘など御免こうむる」

 

「やだ辛辣! お母さん辛辣ー!」

 

 

 

 

 

議事堂の前でバルバトスと別れ、帰路へつく。向かう先は自身の仕事場である。基本的に不真面目ではあるが、彼女は自分の仕事に対しての責任感はあるし自身の立場の重要性をよく理解している。

 

そのギリギリ許されるラインを見極めて部下に投げているし、やばかったら全責任を自分が負って自ら処理に向かう。実績もあるしやる時はちゃんとやるのだからある意味困ったものである。

 

「……んー?」

 

背後から、何者かがつけている気配がした。ただ、それがどこからなのかは明確にはわからない。つまり、気配をわざと漏らして気づかせているということだ。

 

「……成る程ねー」

 

その誘いに応じるように、彼女は路地の裏側へと足を運んでいく。表通りと違ってひんやりとした空気が立ち込め、少しカビ臭い。

 

「出てきていいよー、今ここにいるのはあんたと私だけだろうし」

 

「こちらの誘いに応じていただき、感謝しますよ」

 

現れたのは、白い肌をした男性。いかにも真面目そうな顔つきをした人物だった。

 

「さて、貴女とこうして二人きりになる機会を伺っていた理由は分かりますね?」

 

「まーね。お仕事ご苦労様としか言えないかな、『廃棄孔』の」

 

彼の人物の名はアンドロマリウス。ギムレー国内における不穏分子の抹消や監査を行う、いわゆる裏仕事を担当している人物であり、そのトップでもある。普段はデキルオという偽名を用いて、冒険者などと交渉や渡りをつける仕事も行っている人物であった。

 

「ご想像の通り、今日は警告のために参りました」

 

「うん、そりゃそうだよねー。国のトップと同等の権限を任されてるやつがこうだと示しがつかないってわけだ」

 

「ええ。貴女の不真面目さは、少々目に余る」

 

たとえ同じ賢老七十二臣であっても、彼ら『廃棄孔』は容赦をしない。いや、してはいけないのだ。彼らは国家という生き物を健全であり続けるために必要な自浄機関なのだから。

 

「でもゼパルちゃんの方が正直アレだと思うけどなー」

 

「その点についてはご心配なく。既に警告を通達済みです」

 

「わお、仕事がはやーい」

 

「貴女はその次、というわけです。ご自身の置かれる状況が深刻であると、ご自覚いただければ」

 

「うわ、あいつの次に目をつけられるとかすっげー不名誉だわ」

 

憮然とした面持ちとなるグシオン。普段真っ先にゼパルを弄る一人だけあって彼女のことは好ましく思っているし実力も認めているのだが、あの情けなさの次点という不名誉を賜るのはそれはそれで納得いかなかった。

 

「正直、貴女を相手にするのはあまりしたくないのですがねぇ……」

 

「まぁ、私は君たちにとってはいちばーん排除に困るやつだろうからねぇ」

 

「ええ。貴女の敵意を好意へと反転させる能力は我々のような排斥者には厄介この上ない」

 

グシオンは敵意や害意を持つ相手を、好意へ反転させる特殊な能力を生まれつき持っていた。それで若い頃は苦労したりもしたのだが、これは今語るべきことではない。とにかく、排除を主とする『廃棄孔』にとっては相手しづらい力であることは確かだ。

 

「んー……」

 

「何か?」

 

「いやさ、ほんとに私を排斥しようって気持ち、ある? 手を緩めてくれるとかない?」

 

「ご安心を。私は仕事に関しては基本、妥協をしませんので」

 

彼の目は本気であった。やると言ったらやる、そういった覚悟を伺わせる目であった。

 

「……おっけー。君の覚悟は分かった、じゃあこいつを君に預けるとしようか」

 

そう言って懐から何かを取り出すと、彼へと放り投げた。アンドロマリウスはそれを苦もなく掴み取ることに成功する。手を開いてみると、そこには高さ7cm程度の青色をした箱型の物体と小さな鍵があった。蓋を開くと、中には赤いボタンと鍵穴がある。

 

「これは?」

 

「そいつは私の命綱さ、鍵を差し込んで捻ってから押せばボカンと私の頭が吹き飛ぶよー」

 

「……どういうことですかね?」

 

「頭に仕込んだ爆弾が起爆するってこと。私を不適格だと感じたら躊躇なくそのスイッチ押してぶっ殺せってことだよー」

 

率直に言って、意味がわからない。アンドロマリウスはそう思った。自分を容易に殺せる手段を用意して、それを起動させる装置を他人へと、何の躊躇いもなく渡すなど正気の沙汰ではない。

 

彼の背を、一筋の冷たい汗が伝う。

 

「なぜ、私にこれを……」

 

「君が職務に忠実で好ましいと思ったから」

 

「そんな理由で……?」

 

「君が職務に忠実だということは、須らく悪性は排除されるとういうことだ。それは私にとって喜ばしいことであり歓迎すべきことでもある」

 

彼女の口調が変わった。普段の脳天気な風ではない、年齢相応の経験を積んだ老獪なる女がそこにはいた。寒気を覚える雰囲気を纏っていたが、アンドロマリウスは表情一つ変えない。彼も彼女と同等の地位にいる男であり、それ相応の修羅場をくぐってきたのだから。

 

「いいかい、私は同胞を認めてるし王女を尊いと思っているし、陛下を尊敬してる。何より、私はこの国を愛してるんだ。それを汚すことだけは私には許せない」

 

彼女は国家への奉仕者であり、その理念を曲げたことは一度とてなかった。彼女は自身が実力ある人物であると把握しているし、それ相応の仕事をこなせる力量があると自負している。だが、彼女は既に60歳近くであり本来であれば一線をそろそろ退くことも視野に入れる頃だ。

 

「私は緩く楽しくが信条だけど、国家に対する利益は妥協しちゃいない。国家に不利益を齎すのは罪深いことで、許しがたい反逆だからね。本音を言えば、さっさと私は降りたいんだよ。こんな老害がいつまでも七十二臣の席にふんぞり返ってるんじゃなく、若く国家の利益に寄与する者に就いて貰いたい」

 

「普段の不真面目な言動は、それが理由ですか」

 

「そうさ。私は、私を切り崩せる奴をずっと待ってる。力はあるけど不真面目なやつより、より力があって真面目なヤツのほうが支持されるし好ましい」

 

全ては国家の利益のために。彼女を突き動かしているのはそれであり、彼女が仕事に勤しむのもそのためだ。

 

「まーそんなわけで。私が本当に救いようのない老害になったら、遠慮なくぶっ殺してちょうだいよ」

 

口調がいつもの調子が戻っていた。

 

「……はぁ。承知しましたよ、貴女は確かに陛下が選ぶだけのお人だ」

 

「あ、爆弾のことについては陛下にも通達してあるから遠慮なくやっていいよー」

 

彼女の言葉に、背を向けたまま手を一度振って返事した彼は、そのまま雑踏の中に消えていった。

 

「嬉しいねぇ、国家のために滅私できるやつがいるってのは。この国はまだまだ安泰だが、後世に続くようにしないと」

 

――若い奴らのためにも、もうちょっと頑張らないといけないね。

 

グシオンは彼の背中が消えるまで見送ると、再び職場に向けて歩き出した。




ダイスによるステータス
武勇:30 魔力:20 統率:97
政治:86 財力:30 天運:41
年齢:58
素質:凡人により補正なし
七十二臣:序列十一柱グシオン(管制塔所属)

各好感度ダイス
バルバトス:75(付き合いの長い友人)
ゼパル:91(結果的にだが命をかけて国を守ったのが好感触か)
ソロモン:58(付き従うに十分な王様)
例の彼:28(補正+30により58、これからに期待)

時間軸:魔剣物語AM、あるいは平行世界

人物背景:賢老七十二臣の一人にして『管制塔』バルバトスの同期であり友人。奔放な性格で緩く楽しくが信条の女性。既に還暦近いが、それを感じさせない若い姿、というか見た目はちんちくりんで絶壁の幼い少女同然である。敵意を持つ相手を友好的な意識に反転させる特殊能力を持つ。その本性は、国家に対する絶対的な奉仕者であり、普段の不真面目さもとっとと若くて有能なやつに自分を蹴落としてほしいから。

おまけ
オルガマリー王女の女子力(きっと剪定事象)
衣:22 食:17 住:17

衣:自分で着替えぐらいはできる程度。基本はお付きの侍女にやらせてるようだ。
食:かろうじておにぎりができる程度。大半が失敗するしアレンジが加わって悲惨になる。
住:なんとか寝る場所が確保できる程度。放置すると魔境と化すので片付け係は必須。

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