ダークブリングマスターの憂鬱(エリールート)   作:闘牙王

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第五十九話 「彼女たちの事情」

静寂。時計の音以外の何も聞こえない暗闇の中、モゾモゾと動く影がある。それは動きを止めるもまたしばらくすると動き出す。まるで芋虫のような有様。だがついに息が続かなくなったかのように顔をのぞかせる。そこには

 

 

(むー、どうしてこんなに寝れないのー!?)

 

 

寝たいのに眠れない、興奮して夜更かしする子供のように目だけは爛々としているリーシャ・バレンタインの不機嫌そうな顔があった。

 

時刻は午前二時過ぎ。普段のリーシャであればとっくに夢の中。朝になるまでは決して起きることのない快眠が一つの自慢だったにも関わらず、それが乱されてしまったことにリーシャはお冠。いや、それは副次的な理由に過ぎない。本当の理由はすぐ隣にいる存在のせい。

 

 

(それもこれも全部アキのせいなんだから! 何であんなに変なことばっかりするの!?)

 

 

アキが聞けばお前にだけは言われたくないと反論されること間違いなしの愚痴をこぼすリーシャ。だがこの場に限って言えばリーシャの言うことは正しい。リーシャ的には長い時間をかけたアキのエリー村招待作戦が成功し、浮かれて忘れかけてしまっていたがそれでもリーシャは十四歳の女の子。アキからすれば羞恥心も何もないと見られているがリーシャもアキという男の子を家に招くことに期待と不安、緊張は間違いなくあった。それを誤魔化す意味合い(半分以上は素)ではしゃいではいたのだが、違う意味でリーシャは呆気にとられてしまう。それは

 

 

(片付けしてないあたしも悪いけど……ううん、でもやっぱりおかしい! 下着まで畳んじゃうなんて……絶対変なんだから!)

 

 

自分の服、あろうことか下着に触られてしまったこと。もちろん片付けせず、部屋を散らかしてしまっていたリーシャにも非はあるだろうがそれとこれとは別問題。本当なら顔を真っ赤にして怒るべき所なのだが、片付けをしてくれたこと、着替えを用意してくれたこと、何よりもあまりにもそれが自然だとばかりに全く悪びれることもなく平然としているアキを前にしてリーシャは何も言えなくなってしまった。おかしいのは自分の方なのではないか、と。だがそんなリーシャをして唖然としてしまう出来事。

 

 

(一緒に寝ようだなんて……! 間違いない、やっぱりアキはクズさんなんだ!)

 

 

同衾のお誘い。村でもお子様だと言われてしまっているリーシャであってもそれがどういう意味であるかは分かるほどのえっちなお誘い。思えばリーシャには思い当たる節があった。それはエリーと呼ばれる女性の存在。ことある毎にアキが口にする恐らくはリーシャに似た女性。リーシャはそれが記憶をなくす前のアキの恋人か何かなのだと勘ぐっていた。それならばアキがこんなにも女の子と同棲することに手慣れていることにも納得がいく。きっとその女性にも下着を畳んだり、着替えを用意してあげていたのだろう、と。にも関わらず自分にも手を出そうとしている。そういった男性を何というか。女友達からそういった人のことをクズと呼ぶのだと偏った知識をリーシャは得ていた。ある意味間違ってはいないのだがそれはさておき。

 

 

(もしえっちなことしてきたら本気で怒っちゃうんだから!)

 

 

絶賛リーシャによってクズ認定されたアキが何かちょっかいをかけてくるなら怒ってやろう、そうリーシャは考えずっと身構えている。一緒に暮らそうと言い出したのは自らであり、責任は感じなくはないがやはりそれはそれこれはこれ。少し痛い目を見せてやらなければとリーシャは考えていた。しかし

 

待てど待てども一向にアキは動きを見せない。どころかまったく身動きしない。それがかれこれ三時間以上。いくらなんでもおかしい。リーシャは自分が起きていると気づいているからかと考えるもそれでもやはりあり得ない。

 

 

「アキ……?」

 

 

知らずか細い声でそう呟きながら上体を起こし、そーっとおそるおそるアキの方を覗き見る。そこには

 

幸せそうに寝息を立て、熟睡しているアキの寝顔があった。

 

 

「――――」

 

 

瞬間、リーシャは言葉を失ってしまう。生まれてこの方感じたこのない感情。目が点になったままそれでもリーシャはどこか機械的にもう一度アキの様子を伺う。もしかしたら見間違いかもしれない、と。だが何度見ても同じだった。熟睡だった。どっからどう見ても熟睡だった。スピー、スピーと本当に幸せそうに眠っている。

 

 

(え……? 嘘……? ほんとに寝ちゃってる……?)

 

 

その寝顔とあり得ない状況に一瞬放心しながらようやくリーシャは我に返る。だがリーシャはまだ現実が受け入れられないかのようにほぼ無意識に指でツンツンとアキをつつく。寝たふりをして自分をからかっているに違いない。そんな一縷の望み。しかしそれも空しくアキは微動だにせず安眠を続けている。ここに至ってようやくリーシャは悟る。

 

 

(もしかして、あたし……アキに全然女の子として見られてない――――!?)

 

 

自分が全くアキに女の子として見られていない、ということを。初めリーシャはアキが女の子と一緒に生活することに慣れている、自分にえっちなことをするために一緒に寝ようと言い出したのだと思っていた。そもそもそれが間違いだったのだと。アキからすればリーシャは子供扱い。そういう対象ではないということなのだと。

 

だが当然ならアキからすればそんなことはない。その証拠にエリーが記憶を取り戻した半年前は一緒に寝ることで不眠となり、苦肉の策として睡眠のDBまで使わざるを得なくなるほどまで追い詰められてしまったほど。だが悲しいかな、アキの高い順応性か、はたまたマザーの教育の賜物か。この半年、エリーによって羞恥心という名の常識をこれでもかと破壊されてしまったアキはついに女の子(エリー限定)と同衾しても全く動じないメンタルを獲得。

 

言うならば今の状況はその全くの逆。未来のエリーによって鍛え上げられたアキの素行によって今度は過去のリーシャが振り回される。アキが知らぬままある意味エリーの自業自得のスパイラルが完成してしまったのである。

 

 

「むー……」

 

 

だがそんなことなど知る由のないリーシャからすれば面白くないことこの上ない。リーシャからすれば年が近い男の子との同居というちょっとドギマギする生活のはずが、当のアキには何てことのない日常同然。決してえっちなことをしてほしいなんて思ってはいなかったが、それでもここまで完全に無視、子供扱いされるのは面白くない。ただでさえ村のみんなからお子様扱いされているリーシャにとっては尚のこと。

 

 

(よーし………だったら……!)

 

 

火が点いたリーシャはそのまま再び布団にも潜り込む。そのままゆっくりとアキへと肉薄。ほとんど体が密着するような体勢。知らずリーシャの頬は紅潮し、動悸が激しくなる。緊張によって息を飲む。それでも自らの名誉のために。意を決したリーシャはそのままついに

 

両手を使ってアキの体をくすぐり始めた。

 

 

(ふふっ、これならいくらアキでも寝てられないでしょ!)

 

 

興奮した様子でリーシャはそのまま容赦なくアキをくすぐり続ける。そこで色仕掛けに行かない辺りがリーシャがリーシャである、お子様である所以。いつのまにか目的が完全にアキをどうやって起こすかにすり替わってしまっていることにすら気づけない。しかしながら

 

 

(え……? 何でアキ、全然起きないの?)

 

 

そんなリーシャの渾身のくすぐりによってもアキには全く通用しない。もはや寝たふり云々のレベルを超えた悪戯をしているのにアキは反応すらしない。もしかしたら起きているのに必死に我慢して寝たふりをしているのでは。

 

 

(っ!? アキがその気ならあたしだって本気でやっちゃうんだから!!)

 

 

ついに堪忍袋の尾が切れたのか、リーシャは布団から抜け出しアキに馬乗りになる。端から見ればリーシャがアキを襲っているとしか思えないはしたなさ。しかしそんな羞恥心はとっくにリーシャの中では振り切ってしまっている。

 

 

そのままリーシャはぺちぺちとアキの頬を叩く。反応なし

両手で頬を叩く。反応なし。

両手で頬を引っ張る。反応なし。

鼻をつまむ。反応なし。

両耳を引っ張る。反応なし。

 

 

(何で!? 何で全然アキ起きないの!? こんなにしてるのにどうして……!?)

 

 

もはや可愛い悪戯の域を超えているにも関わらずアキは全く起きるそぶりを見せない。どころかより深い眠りに落ちているのではないかという間抜けな寝顔っぷり。もはや当初の目的も何も見失ってしまったリーシャは肩で息をしながら途方に暮れるしかない。何が何だか分からない。困惑するしかない状況。だがリーシャは知らなかった。今この瞬間、自分と同じぐらい困惑している少女がいることを。

 

 

『……っ!? ど、どうしてエリーお姉ちゃんがお兄ちゃんにこんなことしてるの……!?』

 

 

それはアキの胸元にいるラストフィジックス。ラストフィジックスはただただ困惑しあわあわするしかない。当たり前だ。自らの主の思い人であり、仲が良いはずのリーシャが夜中に主人に襲いかかってきているのだから。もっとも命に危険があるようなレベルではないものの、ラストフィジックスには状況が理解できない。純粋無垢であるが故にリーシャの機敏が未だラストフィジックスの理解には及んでいない。とりあえず危機をアキに伝えようとするもまだ発言禁止の命令が解かれていないことに気づき、迷った挙げ句マザーに助けを求めるもマザーも主従揃って熟睡中。完全なデッドロック状態。故にラストフィジックスができるのは一つだけ。自らの力によって主を守ること。結果、冗談抜きに物理的には決して起きることがない護身が完成。今のアキを起こせるのは非物理の攻撃のみ。

 

 

(もう何なのよ……アキのバカ――――!!)

 

 

一人で悪戦苦闘し、シンクレアの無駄遣いを行いながらリーシャは声にならない叫びを上げる。そのまま降参し、再び布団に入るもアキが気になり寝付けず、結局リーシャは生まれて初めて完徹を経験することになるのだった――――

 

 

 

 

『っ!? 今何か凄まじい愛の波動を感じたわ! こんな遠くまで届かせるなんて……やっぱりこの世は愛なのね、愛!』

 

 

毒電波でも受信したかのように一人で興奮している怪しい魔石。バルドル。幻聴なのか第六感なのか。アキがいれば間違いなく頭がおかしいだけだと突っ込まれるであろう状況でバルドルは一人で騒いでいる。もっとも一人だろうが何だろうが騒ぐのは変わらないのだが。

 

 

『そうと分かればいつまでもこんなことしてるわけには行かないわ! あたしもちゃちゃっと仕事を終わらせてラブコメに参加しなくちゃ!』

 

 

変なスイッチが入ったかのように紫の光を放ちながらバルドルは城の中を飛び回る。言わずもがなアキが造り出した魔王城(仮)今その内装は他ならぬバルドルの不始末によって無残な廃墟と化していた。その修繕がバルドルに課せられた使命という名のお仕置き。バルドルはそれが終わるまで絶対に戻ってくるなとアキに厳命されている。理由は山ほどあったが一番がエリー村に滞在する初日にバルドルがいれば煩わしかったため。恋愛脳であるバルドルがいればどうなるか、アキからすれば火を見るよりも明らかだったための措置。そうとは知らず初めて主から命令された喜びもありバルドルは一層奮起している。ポジティブさの塊のような存在。だが

 

 

『あらぁ? 誰かと思ったら調停者様じゃない。ちょっと見ない間に建築者に鞍替えしたのかしらぁ?』

 

 

それとは明らかに対極に位置するような負の気配を纏った存在が姿を見せる。常人であればその気配に当てられただけで震えてしまいかねない存在感。

 

 

『え? 誰かと思えばヴァンパイアじゃない! 久しぶりねー、何? ようやく引きこもり生活から脱出してきたってこと?』

 

 

きゃー! とまるで道端で知り合いに会った女子高生のようなノリでバルドルはヴァンパイアへと擦り寄っていく。ウザさの塊のような所作。それを感じ取っているのか、それとも完全に無視しているのか。ヴァンパイアはいつも通りどこか冷めた視線を向けている。もっともそれは相手がバルドルでなくとも変わらないのだが、肝心のバルドルは全くそれに気づいていない。

 

 

『相変わらず鬱陶しいわねぇ、バルドル。私ははただ上が雑音で騒がしいから様子を見に来ただけよ。それで? 今度は何をやらかしたわけ?』

『っ!? な、何もやらかしてなんかないわよ!? これはあれよ……そう! アキから命じられた仕事をこなしてるだけよ? 全く、アキにも困ったもんよねー、あたしが頼りになるからって無理難題ばっかり押しつけてくるんだから!』

 

 

かー辛いわーっとばかりに息をするように虚を吐く自称調停者。ラストフィジックスですら騙せそうにない醜態っぷり。無論、ヴァンパイアは言わずもがな。もはや様式美と言ってもいいやり取り。

 

 

『それはご愁傷様。でもその様子を見るにおままごとは順調ってわけねぇ?』

『? おままごと? ヴァンパイア、貴方おままごとがしたかったの? ならラストフィジックスに頼めば喜んで遊んでくれると思うわよ? 流石にあたしはちょっと……』

『……本当に話が通じない奴ねぇ。あの供物との主従ごっこの話よ』

『何だ、そのこと? まあヘタレなところもあるけど今のところは上手くやってるんじゃないかしら? マザーとも一心同体って感じだし♪ あ、変な意味じゃないわよ? 本当にマザーを愛しているのはこのあ』

『それでぇ? そのみんなが大好きダークブリングマスター様は今どこにいるわけ? 気配を感じないけど』

『アキならきっと今はエリーのところよ? 昨日そんな話してたし』

『エリー……ああ、あの魔道精霊力の小娘のことね』

『そうそう! ああ、早くあたしも合流したいわ! きっとさっきの愛の波動も二人なのよ! あたしも乗り遅れないようにしなくちゃ!』

 

 

より一層邪な動機でやる気を溢れさせているバルドル。それとは対照的に何かを思案しているヴァンパイア。もしアキがこの場にいたのなら妖しい笑みを浮かべている吸血鬼の姿が見えたに違いない。

 

 

『何? また悪巧み? 貴方も好きよねー、担い手を陥れる癖、まだ直ってないの?』

『余計なお世話よ。これは私の趣味。あんたの愛云々と同じよ。とやかく言われる筋合いはないわぁ』

『まあ個人の趣味だしそれはいいんだけど、それにしてもアキのことこんなに聞いてくるなんて、ようやく貴方もこっちに加わる気になったの?』

『まさか。私はあんたやラストほど自分を安売りする気は毛頭ないわぁ』

『や、安売りって……!? 勘違いしないで! あたしはまだアキに極みは許してないんだから! でもラストったら凄いのよ!? みんなの前で情熱的な』

『吐き気がするような話は止めて頂戴。あんたいつから色欲を司るようになったわけ?』

 

 

ヴァンパイアは心底侮蔑の視線を向けながらバルドルを遮る。どうしてこんなのがシンクレアを統べるシンクレアなのか。致命的に生まれを間違えたと言わざるを得ない。

 

 

『相変わらず毒舌なんだからー。マザーとは違う意味でドSよねー、貴方。でも貴方といいアナスタシスといい身持ちが固いわよね。この分じゃアキも苦労しそう』

『身持ち云々は私には関係ないけど……アナスタシスはそうでもないわぁ。遠からずあの供物に絆されるでしょうねぇ』

『? アナスタシスが? 言っちゃなんだけど貴方よりもずっと身持ちは固そうだけど………』

『根本的な問題よ。あの優等生はラストフィジックスの次にはレイヴに近い在り方なんだから。本人は認めはしないでしょうけど』

 

 

フフフ、とまるで予言するかのようにヴァンパイアは宣言する。それはヴァンパイアだからこそ持てる観察眼。シンクレアの中で誰よりも人間を理解し、故に人間を嫌悪している矛盾した魔石の本性。

 

 

『流石はヴァンパイアね。まだまだあたしも愛が足りないわねー……あれ? ってことは結局貴方は最後まで参加しないつもりなの?』

『当然よ。結果が分かり切ってるのにそんなことする意味なんてないわぁ……少なくとも、この時代にいる間はね』

『まあそれもそうかもね。マザーも言ってたけど何したって結果は変わらないわけだし』

 

 

珍しくあくまでも中立の立場からバルドルはそう呟く。そう、結果は決して変わらない。王国戦争の結末も。大破壊も。シンクレアとレイヴが五つに分かれることも。それを覆すことはできない。唯一の例外が時空操作だがアキはその選択はしないだろうとバルドルは見ていた。行ったところでさらに強力なエンドレスを生み出すだけ。本末転倒。アキだけではない、シンクレアである自分たちがどう動こうとも歴史の流れは変わらない。変わるとすればそれは

 

 

『だとしたら、愉しめるのは過程だけってこと。ずっと傍観者のままなのも退屈だし……そうねぇ? 癪ではあるけど、供物と契約を結ぶのも悪くないかもねぇ?』

 

 

結果に至る過程だけ。奇しくもマザーが口にしていたアキがこの時代に来た意味。それを看破した上でヴァンパイアは呟く。契約という名のシンクレアと人間の間で交わされる契りを。調停者であるバルドルは瞬時にその意味を悟る。シンクレアにとって絶対である強制(ギアス)。契約である以上、互いが互いに何かを差し出すことになる。ヴァンパイアが差し出す物は何か。それは当然決まっている。アキへの協力。シンクレアの力の提供。全てのシンクレアを一つにする必要がある以上、アキにとっては避けては通れない喉から手が出るほど欲しい約定。なら逆に、ヴァンパイアは何を欲するのか。

 

 

『何それ!? それってもしかして愛人契約みたいなもの!? いいわねいいわね! すっごくあたし好み! それでいつ!? いつ契約するの!?』

『あんたは本当にブレないわねぇ……まだ当分先よ? 内容はいくつか考えてるけどまだ時期尚早だしねぇ……一応黙っておいてもらえると助かるわぁ。焦らすのは私の趣味だしねぇ』

『任せて! あたし絶対に約束は守るんだから!』

 

 

契約という自分の領分の内容に加えて、形はどうあれ自分たちと一緒に行動する気にヴァンパイアがなってくれたとバルドルは有頂天に。対してヴァンパイアは吸血鬼に相応しい妖艶な笑みを浮かべている。バルドルが口を滑らせようがしまいが結果は変わらない。

 

 

――――結果ではなく過程を。

 

 

後にアキたちは知る。その言葉の意味を。それが一体何をもたらすのかを――――

 

 


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