機動戦士ガンダムSEED WILD   作:セイワ

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どうもセイワです。
前回の後書きにも書きましたがロボットとキャラクターの一部の設定を乗せます。
お気に入りは57、感想は12と好評をいただけてありがとうございます。
それでは、始まります。


番外編 ロボット&キャラクター(一部)説明 第5話まで

ロボット設定

カミジョウ勢力

XXX001 ビルトシュバイン

機体説明 “G兵器”の元になった機体の1種。そのスペックは開発した”G兵器”と同格の強さを誇っており、特に機動性と近接戦闘能力では“G兵器”を超えていて、その機動性は短時間ではあるが大気圏で空中戦闘が可能である。だが、その加速は殺人級でナチュナルがこの機体に乗った場合は下手したら死人が出るほどで、コーディネイターも操れるかどうか疑問である。“猪突猛進”の言葉通り、あまりの過敏な反応速度と大出力のデータが出たためこの機体の複製を断念するしかなく“G兵器”を開発する要因となった。

 だが、“ヘリオポリス”で“G兵器”の開発して完成を迎えた時にザフトによる強奪事件が発生。本機が封印していたコンテナが偶然にも居合わせたトウマ・カミジョウの手によって解除、そのまま彼の愛機として戦乱を駆け抜ける。その戦闘力は当時ザフトの主力であった“ジン”を右腕で殴り飛ばし戦闘不能にするなど、この機体に対抗するために奪取した“G兵器”をぶつけるほどの危険性をザフトに与えた。

 この機体を含めた3種の機体は謎が多く、その機体のパイロットのトウマやザフトのキラ・ヤマトは「この機体を作ったのは地球付近ではない」とコメントがある。事実、この機体の入っていたコンテナは宇宙に漂っており、それを大西洋連邦が回収したのである。またこの機体に乗っていたインデックスも記憶はなく、パイロットスーツを着ていたがこの機体を操ってはいなく、まるで人工睡眠の如く眠っていた。ちなみのこの時着ていたパイロットスーツは後にトウマが着るようになり、その加速を軽減することが分かり、その性能を十分に発揮できるようになった。

 また、この機体には固定武器は1つしかないが全身に“ハードポイント”があり、それらを使い携帯武器をストックしたり、大型武器を搭載したりと自由度が高い。この特性を参考に“ストライク”の“ストライカーパックシステム”を開発したとされている。ほかの2種も同じ機能があるが、この機体はそれよりも多くの“ハードポイント”がある。他にこの機体には対ビームコーティングを施されていて、それを元に“G兵器”のシールドに施されている。

 ビルトシュバインの名前はドイツ語で“野生の豚”と訳されるが、トウマは本機の特性を“猪”と言い、余談であるが豚は元々猪を家畜化したものであるためあながち間違いではない。

 

武装

サークル・ザンバー この機体に唯一装備している固定武器で左腕に装備している。リング状のビーム刃を発生させて斬撃を行う。またこの武器のあり得ない使い方としてシールドとして防ぐ事で、トウマはその事を利用して攻防一体の武器として使用している。この武器から“G兵器”のビームサーベルなどの近距離武器が開発された。

携帯武器

マシンガン “ジン”などが使用している重突撃銃を改造した武器でマガジンを2基装備している。これにより弾切れを少なくしている上、弾も元となった銃と同じものを使用しているために互換性が高い武器として使用している。

ショットガン “ディン”が使用している物を改造した武器でセミオートマチックとポンプアクションの切り替えが可能になった以外オリジナルと変わらない。

ビームソード ビームサーベルと同威力だが、発生する時間は短い分、バッテリーの使用量が少ないという特徴を持つ。トウマは2本を連結して使用したり、その形態で振りまわして射撃攻撃を防ぐなどあり得ない使い方をする。

アグニ 元々“ランチャーストライカー”に装備されていた武器を改造した武器で、最大の特徴は予備バッテリーが3基追加で装備することで3発限定だが外部のバッテリーを使わずに撃つことが可能となった。使用するときは“アークエンジェル”から射出し後部の両サイドのグリップを掴んで保持する。主に対艦武器として使用する。

その他、重突撃銃、重斬刀、“デュエル”用ビームライフルを装備している。

オプション武器

ショルダーバルカン “シグー”に使用しているバルカンをバックパックに取り付けた武装で、使用時に肩に担いで撃つ。主に牽制に使用している。

 

 

XXX002 ゲシュペンスト

機体説明 “ビルトシュバイン”と同じく“G兵器”の元になった機体の1種。そのスペックは他の2機とは劣るが機体のバランスがよく、この機体を量産化するとの発言もあったが、他の2種の扱いにくさも合わさってその機体もと言う事で見送られた不幸な機体である。だが、この機体を量産化を見送れた理由に“ブルーコスモス”が関わっていて、その理由は謎に包まれている。

“ヘリオポリス襲撃事件”ではこの機体は3体全部保管されていて、発見時すべてがここに置いていたが、トウマによって封印がとかれたが、OSが未完成だったために稼働したのは“アルテミス”に向かう時の戦闘だった。

 この機体はバランスが良く“ジン”と同レベルの戦闘力を持っているがパイロットの腕では“G兵器”と互角に戦うことも可能である。その為、1号機にはミコト・ミサカが、2号機にはクロコ・シライは、3号機にはデュオ・マックスウェルが搭乗し、初陣では“G兵器”を連携して作戦の時間稼ぎに貢献した。

 この機体も“ハードポイント”が搭載されているために色々な武器を搭載可能である。

 名前の由来はドイツ語で“幽霊”や“亡霊”である。

 

武装

ジェット・マグナム 左手甲に装備されている格闘用武器。3本の“プラズマ・ステーク”に電撃を纏って、パイルバンカーの如く撃ちだす武装で、殴ると同時に打ち出すのが主な攻撃法である。また、この武器は取り外しが可能である。

携帯武器

ニュートロンビーム 中性子の名を冠する携帯ビーム兵器で“ニュートロン・ジャマー”の発生している中でも発射できるため名前は単なるハッタリだと思われる。この武器を分析して“G兵器”のビームライフルが開発された。

ブーステッド・ライフル スナイパーライフルを改造したロングバレルタイプのレールガン。長距離用で元となった武器の欠点である攻撃力を強化していて、セミオート、フルオート、3点バーストでの射撃が可能となっている。

メタルサイズ 重斬刀を加工して作った大鎌で“フェイズ・シフト装甲”には効果が薄いがその切断力は“ジン”を切り裂くほどの切れ味を持っている。

スプリットミサイル バックパックに搭載されているミサイルコンテナに内蔵している中距離ミサイル。ミサイルコンテナを射出後、コンテナを展開して内部のミサイルが発射する。

その他、マシンガン、ショットガン、ビームソードを装備している。

 

 

XXX003 シュッツバルト

機体説明 先の2種と同じく“G兵器”の元になった機体の1種。スペックは他の2種よりも装甲の厚い事と強力なビーム兵器による遠距離兵器を搭載した支援機である。だが、接近戦武器がない事と装甲の厚さによる運動性の低下が指摘されて“G兵器”を開発することになった。だが、そのコンセプトは“バスター”に引き継がれる。

 この機体も“ヘリオポリス”に運ばれていて、他の2種同様、トウマの手によって封印がとかれたが、“ゲシュペンスト”と同様にOSが未完成で実践は“ゲシュペンスト”と同じく“アルテミス”に向かう戦闘である。搭乗者のヒイロ・ユイの操縦テクニックでその鈍重なイメージの機体をぶち殺すが如く高機動戦に展開した。

 この機体も“ハードポイント”があるが、ほかの2種とは少ないが携帯武器を搭載する事は可能である。

 名前の意味は他の2種同様ドイツ語で“防風林”や“保安林”である。

 

武装

バルカン砲 頭部に装備された機関砲。砲口は頭の頬にあたる部分に位置する。この武装は“G兵器”に搭載した“イーゲルシュテルン”の元になった。

3連マシンキャノン 両手甲に3基ずつ装備された実弾機関砲。主にバルカン砲と同じく牽制用として使用している。

ツイン・ビームカノン 両肩の大口径ビーム砲で本機の主力武器である。この武器から“アグニ”や“スキュラ”などの大出力のビーム兵器が開発した。

その他、“デュエル”用のビームライフルを装備している。

 

 

ザフト

ジンハイマニューバ・トロンベ

機体解説 通常の“ジンハイマニューバ”を改造したカスタム機。その速度は“ビルトシュバイン”に迫り、さらに“ディバイン・クルセイダーズ”のエルザム・V・ブランシュタインが搭乗することで同格までの性能をたたきだした。

 トロンベとはドイツ語で“竜巻”で機体の色も合わさり、“黒き竜巻”と呼ばれている。

 

 

 

キャラクター設定

カミジョウ勢力

トウマ・カミジョウ

 この小説の主人公。原作の“とある魔術の禁書目録”での主人公の一角を務めている。

 なぜ漢字ではなくカタカナ表示なのかというと、彼が幼いころ、ある事件に巻き込まれてしまいそのショックで記憶や肉親を失ってしまった。その時、名前だけは覚えていたが漢字が判らないために現在の名前になっている。

 その時にマルキオ導師に出会い彼の元で色々な事を教えてもらい、物語は始まる5年前にジャンク屋になると言って彼が許可したために彼の元から旅立ち、たびたび彼の元に帰り世間話(おもに自身の不幸話)をしている。

 そんな彼の元には一癖や二癖のある人物が集まりだして、彼の不幸も合わさり騒がしくも楽しい生活を送っていた。また、彼はそのカリスマ性に目をつけて大西洋連邦やザフトがスカフトをしてきたが、彼らの裏事情を知るとそれを辞退し中立を保っているオーブにその身を寄せている。

 彼の戦闘力は本人曰く「1人2人なら倒せるが集団なら逃げる」強さだが、実際の所は軍隊100人なら素手で殴り勝つほどで、身体能力も数100mから落下してもピンピンしている、殺人級の速度に耐えるなど常識外の能力を持っている事から彼は何か特別な遺伝子操作を受けたのかと推測されている。

 基本的に自身の経験から厄介な事に首を突っ込まないが、関わってしまった以上とことん最後まで面倒を見て事件を解決するため、その面倒見の良さが彼の長所である。

 自他共に認める“不幸”は彼の代名詞で厄介事に巻き込まれるのが大概彼の運の悪さだが、彼はその事を逆に誇りとしていて「他人が不幸になり、悲しみに泣くぐらいだったら自分が不幸になる」と言いきりぐらいである。

 “ヘリオポリス”でザフトによる襲撃事件に不幸にも巻き込まれた彼はそこで“ビルトシュバイン”を見つける。何故か彼の右手に触れた時に何かが壊された感触と封印が解かれたのは謎だがそれが彼の戦いへと導くのだが彼は後悔しない、何故なら彼がこの機体とある機体を乗ることでこのバカげた戦争を終結に導いた英雄になるのだから。

 

ヒイロ・ユイ

 この小説の副主人公格。原作の“新機動戦記ガンダムW”の主人公の一角を務める。

 彼の性格をいうなら、彼の仲間曰く「無口で無愛想で無鉄砲」の一言に尽きる。普段から無口で、表情を変えずに淡々と仕事をこなし、そして突然無茶をするからトウマの頭痛の種の1つになっている。だが彼の場合はその理由があるためにそれを批判する事はできない。

 その理由は彼の幼い頃にある。

 彼は幼い頃から一人で生きていて、生きる為に賞金稼ぎとして裏稼業をしていた。その仕事は人殺しはもちろん、基地爆破、モビルスーツ強奪、挙句の果てにはテロ活動と血で血を洗う仕事をやっていた。だが、そんな彼に転機が訪れる。住処にしていた壊れた船にトウマがジャンク屋初めての仕事として入ってきた。彼はトウマを排除するために戦闘を仕掛けるが、トウマの超人離れした運動性で三日三晩戦い続け、トウマの説教と彼の鉄拳によって敗北した。その時、自身に名前がなかったのでトウマにより「俺が初めて会った奴」からヒイロ・ユイという名前をもらい、彼の初めての仲間になった。

 その為、トウマのボディガードをやっている傍ら、裏稼業から足を洗ったのだがその依頼は途切れなく、金不足の時は暗殺や基地爆破などをやっている、その時はトウマも仕方ないとばかりに許可している。

 戦闘力はトウマクラス(つまり化け物)で、その大半は暗殺やテロ活動で鍛えたので群を抜いている。またモビルスーツの腕は一流で“シュッツバルト”を高機動戦で戦う事が出来るのは彼の腕のおかげでもある。

 今現在の状況を「トウマは親でそれ以外は家族」と言いきりながらも、彼らの幸せを邪魔する輩はこの手で始末する覚悟も持ち合わせてる。彼もまた英雄の1人として戦場を駆ける。

 

デュオ・マックスウェル

 この小説の副主人公格。原作の“新機動戦記ガンダムW”の主人公の一角を務める。

 カミジョウ勢力の初期のメンバーの中で数少ない常識人の1人でトウマと同じかそれ以上の不幸を味わう人物。

 彼もまた幼い頃、過酷な過去を持つ人物で、幼い頃に子供だけのグループで彼以外病気で失い、「マックスウェル教会の悲劇」のただ1人の生存者で数々の別れを経験したのである。

 その為に彼は自分の事を「死神」と自称するようになり彼の関わる人物が死んでしまうジンクスを生んでしまった。だが、彼にもまた転機が訪れ、物語の3年前にトウマとヒイロの乗る船だと知らずに密航してしまい捕まってしまう。その時にトウマに何かシンパシーが感じたのか無し崩れに彼の仲間になった。

 以来、ヒイロとコンビを組むことが多く彼の暴走を抑えるブレーキ役として、また暴走に振り回される役として活躍、また多くの武器や装備を開発したのも彼である。

 そんな過去を感じさせないお気楽な性格をしているが、そんな彼もトウマ並みの不幸の持ち主で過去にヒイロが自身の機体の部品をデュオの機体から無断で使用したり、ミコトに自身の機体を無断で使用し半壊させたり、クロコにミコトの盗撮用のカメラを脅されて作りそれがばれてクロコのお仕置きの巻き添えを食らうなど貧乏くじを引かされて、トウマに慰められて大声で叫んでうっぷんを晴らしているのがお約束となっている。

 またインデックスが着る事になるシスター服は、彼が昔の教会からの形見の1つとして持っていたものである。

 そんな彼も自身のあだ名である「死神」が戦場を駆け抜けて英雄の1人として愚かな者たちを地獄に送り込む。

 

ミコト・ミサカ

 この小説のヒロインにして副主人公格。原作の“とある魔術の禁書目録”のヒロインの一角にしてそのスピンオフの“とある科学の超電磁砲”の主人公を務める。

 彼女とトウマの出会いは1年前、とある空域で遭難していた船をトウマ達が見つけた。だが、中は全滅で生き残っていた彼女含む4人は酸欠により記憶喪失に陥ってしまった。

 彼女たちの扱いにトウマは途方に暮れていたのだが、結局面倒をみる事になった。

 彼女はとにかく喧嘩を売られたら買う方で、第1話でモビルスーツを売る原因を作ってしまった元凶でもある。だが、作中で語られるようにモビルスーツの腕は凄く、“ゲシュペンスト”を初めて乗ったのに使いこなしている(そう言ったらクロコとデュオも同じだと思うのだが、デュオはメカニックの感で操縦していて、クロコは間違った愛の力により操縦している)。

 また面倒見がよく、カズイの愚痴に対してトウマの指示でもあったのだが脅しでも取れる反論を言って黙らせたが、その後に飲み物を置く優しさもある。以外にもかわいい物や小学生が着るような服を好むらしく、彼らにかわいそうな眼を向けられることが多い。

 電撃戦が得意中の得意技でその名を「電撃姫」と呼ばれている。また蹴り技も得意でトウマクラスに劣るが十分威力がある。彼女もまた戦争を終焉に導いた英雄の1人として戦場を駆け巡る。

 

クロコ・シライ

 この小説のサブヒロイン。原作の“とある魔術の禁書目録”や“とある科学の超電磁砲”で登場している。

 彼女もミコトと共に記憶喪失になった……のだが、ミコトの事をお姉さまと呼び、ことごとく変態行動をとるのでそれが記憶を失って暴走したのか、はたまた素なのかは分からない。しかし、彼女の露払いと自称をする如く彼女のあだなす者たちを叩き伏せる2面性を持っている。

 白か黒かと聞かれたらどちらもある彼女はお姉さまと共に戦場を駆け巡る。

 

カザリ・ウイハル

 この小説の主要人物。原作の“とある魔術の禁書目録”や“とある科学の超電磁砲”で登場している。

 彼女もミコト達と同じく記憶喪失になっている。またデュオと同じく常識人で呆れながらも彼らの馬鹿騒ぎを楽しんでいる。

 彼女はハッカーとして有能でOSの調製やそのファイアーフォールの作成を1人でやってのけ、特にファイアーウォールはやり過ぎだとトウマが突っ込むほどの防御力を誇る。

 前の船ではオペレーターをやっていたのだが、今現在はサポートとして整備員として働いている。

 

ルイコ・サテン

 この小説の主要人物。原作の“とある科学の超電磁砲”の主力人物でもある。

 彼女も先の3人同様記憶喪失である。だが、それを感じさせない明るさを持っているのだが、他人の女子のスカートをめくるという行動を起こし主にウイハルがその被害に遭っている。

 前の船ではドライバーを担当していたのだが、今現在はウイハルと同様の仕事をしている。

 

インデックス

 この小説のキーパーソン。原作の“とある魔術の禁書目録”のヒロインの1人として登場している。

 “ビルトシュバイン”のコクピットに乗っていた少女であるが、記憶はなく、ただ覚えていたのは自身の名前であった。トウマの予想では宇宙人ではないのではないかと予想しているが……?

 今現在は配給係として働いている彼女の正体はこの物語のキーとなるかもしれない?




いかがだったでしょうか?
一部で書かなかった所は後に書きたいと思います。
皆様の感想を待っています。それではまた……

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