血塗られた戦車道   作:多治見国繁

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今回は30年後の話です。
今日、ガルパン最終章見てきました!とっても良かったです!
この作品にもいつかガルパン最終章出ててきたキャラを出してあげたいなって思います。


第93話 手紙

その日、私は名古屋駅に向かっていた。ある手紙をくれた相手に会うためだ。その手紙が届いたのは2回目の取材が終わった翌日のことだった。その手紙には、[角谷杏と冷泉麻子から例の事件について取材していることを聞いた。私が話せることがあればすべて話して協力したい。だから一度会わないか。]とあり、さらに翌日の朝6:00に東京を出発するのぞみ1号の切符が入っていた。差出人は一体誰だろうと思い封筒の裏を見たが差出人の名前も住所も書かれていない。私は謎の手紙に少し恐怖を感じたが、話したいことがあると言ってわざわざ新幹線の切符まで添付して送ってくれたのに行かないわけにはいかない。私は急いで旅の支度をした。そういえば今回の取材の別れ際に角谷杏からもしかして翌日に手紙が届くかもしれないと言われていたことを思い出した。角谷杏が言っていた手紙とはこのことだったのだ。私はなんとも協力的な取材対象者に感謝の念を込めて小さく手を合わせた。

翌朝、私はタクシーで東京駅まで向かい、のぞみ1号へ乗り込んで名古屋駅へと向かった。名古屋まで2時間半、新幹線での旅である。新幹線に乗るのは久しぶりなので少しわくわくしていた。やはり旅というものはいい。窓側の席だったので私はずっと窓の外を眺めていた。ものすごいスピードで外の景色が流れていく。しばらく外の景色を楽しんでいたが新横浜駅を過ぎた頃だろうか。前日に遅くまで起きていたせいか眠くなりいつの間にか意識を失っていた。目が覚めた頃にはすでに豊橋駅を通過してまもなく三河安城駅を通過するところだった。せっかく富士山の風景を楽しもうと思っていたがお預けになってしまった。私は自分の夜更かし癖を恨む。しかし、すぎたことは仕方がない。どうせ帰る時にも富士山は見える。富士山は帰りの楽しみにしておこう。そう考えているともうすぐ名古屋に着くというアナウンスが入った。私は降車の準備をして出口に向かう。名古屋に着くとホームに1人の女性が私の名前を書いたプラカードを持って立っていた。私はその女性に声をかける。

 

「あの……すみません。はじめまして。山田舞と申します。失礼ですが私にお手紙をくださったのはあなたですか?」

 

「ああ!貴女が山田さんか。角谷と麻子から話は聞いている。そうだ。私だ。私の名前はアンチョビ……いや、失礼安斎千代美だ。よろしく。アンチョビと気軽に呼んでくれ。」

 

「よろしくお願いします。」

 

安斎千代美と名乗った、髪を一つにまとめて清潔感溢れる白いシャツに可愛らしい十字型のネックレス、そして黒いスカートを身につけた優しげでありどこか頼もしさを醸し出す女性は握手とハグを求めてきた。私が応じると彼女は嬉しそうに笑った。

 

「ところで朝ごはんは食べたか?こんなところで立ち話もなんだし、もしまだならきしめんでも食べないか?名古屋駅に来たらきしめんを食べないと損だぞ。」

 

私はあの安斎千代美からきしめんなどという言葉が出たことに意外に思った。あの安斎千代美なら朝からイタリアンを勧めて来そうな気もする。何はともあれ朝食がまだだった私はお言葉に甘えることにした。

 

「実は今日寝坊してしまって朝食を食べる時間がなかったのでまだなんです。お言葉に甘えてもよろしいですか?」

 

「ああ、もちろんだ。それじゃあ、確かホームの4号車のところにあるきしめん屋が美味かったはず。えっと4号車だから、あっ!こっちだ!」

 

安斎千代美は子どものように目を輝かせて私の腕を引っ張る。

 

「ちょ……ちょっと安斎さん……歩くスピードが……」

 

私は安斎千代美に引きずられるような形になった。それでも安斎千代美は構わずどんどんスピードをあげて店に向かった。私は必死にスピードを合わせようとするが今日に限ってハイヒールを履いているのでなかなか早く歩けない。足を縺れさせながら私は安斎千代美の歩調に必死についていった。しばらく歩いてようやく安斎千代美は止まってくれた。私が息を切らしていると安斎千代美は頭を掻きながら苦笑いをつくる。

 

「すまない。いつもの癖でな……あと、私はアンチョビだ。アンチョビって呼んでくれ。さあ着いたぞ。ここだ。」

 

そう言うと安斎千代美は扉を開けて店内に入った。私もそれに倣う。安斎千代美は食券の券売機を指差しながらほくほく顔で言った。

 

「私のおすすめはかき揚げきしめんだ。ここのかき揚げはいつも揚げたてで美味しいぞ!」

 

「それじゃあそのおすすめをいただきます。」

 

私が券売機にお金を入れようと財布を取り出すと安斎千代美は笑いながら首を振る。

 

「ダメだダメだ。お客さんは座っていてくれ。ここは私が払うから。」

 

「そんな……悪いですよ……」

 

「遠慮するな!わざわざ遠くの東京から名古屋にまで出てきてくれたんだから是非、奢らせてくれ。」

 

私は恐縮しながらもせっかくの好意を固辞するのも失礼になると考えお言葉に甘えることにした。安斎千代美は満足そうに笑いながら頷く。安斎千代美は食券を購入して、従業員の女性に手渡すと30秒もしないうちにきしめんが出てきた。私はあまりのスピードに驚嘆の声をあげる。

 

「早いですね!もう完成ですか!」

 

「駅だからね。客の顔を見た瞬間に茹で始めているんだよ。乗り換え待ちに食べる人たちもいるからこのくらいのスピードじゃないと。ちなみに名古屋駅のきしめんは途中下車してでも食べたいって言われているくらい美味いぞ。さあ、伸びる前に食べてくれ。」

 

「はい。いただきます。」

 

きしめんつゆの香りと、香ばしく揚がったかき揚げの香りが食欲をそそる。揚げたてのかき揚げは、エビがゴロゴロ入っていてサクサクの食感がたまらない。カツオだしの、名古屋独特の濃いめのつゆと一緒に食べても絶品のおいしさだ。きしめんの麺は平たく、始めた食べた私はなかなか掴めなくて戸惑ったが、もちもちで食べごたえがあり、つゆとの相性がぴったりの麺だった。私はあまりの美味しさに舌鼓を打った。安斎千代美は私の幸せそうな顔を見ると嬉しそうに笑った。

 

「そうだ。これが料理の力だ。料理は人を幸せにするものなんだ。」

 

安斎千代美は何かを確認するようにそう言った。

「あ〜美味しかったです!ごちそうさまでした!」

 

「だろう?食べてよかっただろ?」

 

安斎千代美は自分が作ったかのような得意顔をしている。私はなぜだか安斎千代美の得意顔がおもしろくなってクスリと笑った。

 

「はい。天ぷらはサクサクですし、麺はモチモチしていてとても美味しかったです。初対面の私に奢っていただきありがとうございました。それで、早速取材をしたいのですがまさかここでするわけにもいかないですし、どうしましょう。」

 

すると安斎千代美は胸を張り、私に任せろとでも言わんばかりの表情をしながら肩を組む。

 

「大丈夫だ。車を待たせているから着いてきてくれ。」

 

安斎千代美は席を立ち店の従業員に向かってごちそうさまと言うと再び私の腕を引いて歩き始めた。

 

「あの、安斎さん。早く歩かないでくださいね。私、今日ハイヒールなんです。ダッシュできませんから。」

 

「アンチョビ!何度もアンチョビだって言ってるだろう。」

 

「ごめんなさい。わざとじゃないんです。私も癖で……」

 

「私も偉そうなことを言える立場じゃないがお互い気をつけよう。」

 

私たちはなんだかおもしろくなって互いに笑いあった。なんだか安斎千代美……いや、アンチョビとの仲がぐっと近づいたような気がした。 私たちは改札から出て名古屋駅の待ち合わせ場所として金時計の次に有名な銀時計を横目にその側の出口から外に出た。すると一台の高級外車が止まっていて側に男性が立っていた。こちらに気がつくと男性はこうべを垂れる。

 

「社長。お疲れ様です。お待ちしておりました。」

 

「ああ。お疲れ様。会社まで頼むよ。」

 

「はい。わかりました。」

 

男性はそう言うと私の方をむきなおり、私に優しげな微笑みを浮かべながら頭を下げる。

 

「山田様ですね。社長から伺っております。さあ車にお乗りください。」

 

私はおどおどしながら頭を下げると戸惑いながら車に乗り込む。

 

「し、失礼します。」

 

緊張している私を見てアンチョビは面白そうに笑う。

 

「あははは。驚かせてしまったようだな。山田さんはイタリアンレストランアンカルって知ってるか?」

 

「はい。あの全国チェーンの、もちろん知ってますよ。安くて美味しくてさらに食材も安心安全でピザとパスタは食べ放題、いいですよね。それがどうしましたか?」

 

イタリアレストランアンカルはすごく安い割には使っている食材にはこだわっているという店だ。私のお気に入りの店だった。アンチョビは少し照れながら言った。

 

「実は、そこの創業者兼社長、私なんだよね。」

 

「え!?」

 

私は思わぬ告白に驚きの声をあげた。

 

「安くて美味しくて安心安全って言ってくれて嬉しいよ。私が目指していたことだからな。実は、大学を卒業したあと、普通に就職したんだけどなんだか物足りなくてな。結局2年程度でやめてしまったんだ。それで新しい夢を見つけてな、調理師の専門学校を通って、卒業後にイタリアに修行したり多くのホテルで修行して10年前に故郷の愛知県豊田市に第1号店をオープンしたんだ。そしたら意外と盛況で2年後には第2号店を名古屋市にオープン、そのあとはとんとん拍子でな。気がついたら全国展開ってオチだ。だが、この成功は私の功績ではない。むしろ私は大したことはやっていないんだ。お客様と従業員のみんなそして私に色々アドバイスをくれた麻子と角谷のおかげだ。お客様のお褒めの言葉で私たちのモチベーションは上がるしお叱りの言葉で至らない点に気がつくことができる。角谷は私に経営のノウハウを教えてくれたし、麻子は大学に店を出すといいってアドバイスをくれた。そして何より従業員のみんなだ。本当によく働いてくれてる。この成功はみんなのおかげなんだよ。みんなの手柄なんだ。」

 

アンチョビは今まで仲間たちと歩んだ会社の歴史を楽しそうに語った。アンチョビの顔は輝いている。しかし、アンチョビは決して驕らない。むしろ、自分より従業員のおかげだという。私はアンチョビに尊敬の念を抱いた。なんて爽やかで謙虚な人であろうか。こういう人だから成功するのだと確信した。

 

「アンチョビさん。本当に謙虚な方ですね。アンチョビさんみたいな方だから成功できるんだと思います。」

 

「あははは。ありがとう。でも、私には致命的なことが一つあるんだ。」

 

「致命的なこと?」

 

今まで話を聞いている限りでは致命的なところなど見当たらない。むしろ素晴らしいところばかりだ。何が致命的というのだろうか。私が不思議そうな顔をしているとアンチョビは苦笑いしながら少し間をおいて口を開いた。

 

「金が嫌いなんだ。」

 

「え!?」

 

おおよそ社長の口から出る言葉とは思えないものだった。社長というものは金に貪欲でなければならない。一体どういう理屈なのだろうますます困惑した顔をしているとアンチョビはその真相を話し始めた。

 

「30年前の出来事がトラウマになったな。私は30年前、人身売買の光景を無理矢理見させられた。その人身売買で……売られたのは……アンツィオの生徒だったんだ……私の大切な仲間たちが次々と売られて金が積み上げられていく。売られて連れて行かれるときに見た、あの子たちのあの怯えた顔は瞼に焼き付いてもう一生忘れることはない。」

 

30年前の戦争はアンチョビの心にも深い傷をつくった。この戦争はアンチョビの人生の暗い影を落としたのだろう。

 

「そんなことが……」

 

私はそれだけしか言えずに呻いた。アンチョビは遠い空を見つめて何かを祈っている。あの30年前に想いを馳せているのだろうか。私はその様子を静かな気持ちで見守った。

アンチョビは祈りを終えると私の瞳をじっと見つめて私の手を握って真剣な眼差しで言った。

 

「会って欲しい人物がいるんだ。30年前、アンツィオ高校で何が起きていたのか知って欲しい。アンツィオ高校の惨劇を知らせて欲しい。」

 

私が黙って頷くと車は止まった。アンチョビは私を見ると安心したように笑った。

 

「ありがとう。さあ着いたぞ。私の会社だ。会って欲しい人はここにいる。行こう。」

 

「はい。」

 

私はアンチョビにエスコートされて車から降りると私の目の前には立派なビルが建っていた。このビル全てがアンチョビの会社だそうだ。私は今日何度目かもわからない驚きの声をあげた。アンチョビはそのまま私をエスコートして建物の中を案内してくれた。一通り案内が終わるとアンチョビは最後に私を会議室の前に連れてきた。アンチョビが扉を開けると扉の向こうには4人の女性が座っておしゃべりをしていた。4人は私たちの存在に気がつかない。

 

「ただいま。みんな。」

 

「あ、ドゥーチェ!おかえりなさい!」

 

皆口々にそう言うとアンチョビの周りに集まって来た。アンチョビは楽しそうに笑うと一つ咳払いをしてアンチョビの後ろに立っていた私を皆に紹介した。

 

「みんな!この間話した山田さんがみんなのために来てくれた。失礼がないようにしてくれ。」

 

「「はい!」」

 

アンチョビは4人の元気のいい返事に満足そうに頷くとにっこり笑う。

 

「それじゃあ、みんなそれぞれ自己紹介してくれ。」

 

「初めまして。カルパッチョと申します。今日はわざわざ名古屋までありがとうございます。」

 

「山田舞です。初めまして。本日は取材を受けていただきありがとうございます。」

 

アンチョビは私にカルパッチョについて紹介してくれた。

 

「カルパッチョは昔からの戦車道の仲間でもあり後輩でもありこの会社の副社長だ。とても信頼している。」

 

カルパッチョは優しく笑うと恥ずかしそうに会釈した。私は他の3人とも握手を交わしながら挨拶をする。彼女たちはそれぞれアマレット、ジェラート、パネトーネと名乗った。アンチョビは私たちが挨拶を終えたことを確認すると改めて私に彼女たちの正体を紹介した。

 

「カルパッチョたちは、30年前のあの日、爆撃の下にいた。彼女たちの叫びを聞いてあげてくれ。」

 

私は早速ボイスレコーダーと取材ノートを手にした。カルパッチョは紙に数字の羅列を書いて私に手渡した。紙には2585と書かれていた。

 

「2585、何の数字だかわかりますか?」

 

私は無言で首を横に振る。しばらくの沈黙の後、カルパッチョは地を這うような低い怒気を孕んだ声で私に告げた。

 

「アンツィオ高校の学園艦に当時在住していた生徒、教員、市民の中で戦争で亡くなられた方の中で犠牲者名簿に載せられている方、全員の数です。これでもお名前が判明している方だけなので実際はもっと多いはずですが、空襲で艦橋がやられたので生徒会室も全て焼けてしまって住民票の記録がなくなり、調査をしたくてもできなくなってしまったんです。ですから、今でも証言や遺品などでお名前が判明し次第載せています。死因もまちまちです。爆弾でやられた人、生きたまま解剖された人、人体実験のモルモットにされた人、大量虐殺でガス室で殺された人、銃殺された人沢山います。あの戦争は悲惨でした。初めから悲惨でした。突然なんの前触れもなく空襲され、その後の学園艦は目も当てられない有様でした。多くの生徒が避難する間も無く空襲に巻き込まれ亡くなったんです。遺体安置所になった高校の体育館には次々とご遺体が運ばれてきましたがそれは悲惨な光景でした。綺麗なご遺体もありましたがその方は不謹慎ですがまだ運が良かったかもしれません。ご遺体の中には顔が潰れてしまった人、さらに悲惨なのは部分遺体しかなかった方々で腕だけの人、脚だけの人、そしてそれさえもなくて骨や歯だけになってしまった人も大勢いました。ペパロニも……顎の骨しか……」

 

カルパッチョは小さな写真たてを鞄の中から取り出すとそれを抱きしめて泣きさけんだ。アンチョビはカルパッチョを落ち着かせようと背中をさするが、当のアンチョビも同じく涙を流している。他の元生徒たちも同調して結局アンツィオ高校の元生徒5名全員が泣いた。彼女たちの頭にはあの時の辛い記憶と悲劇が起こる前の楽しかった日々の思い出が一気に蘇り走馬灯のように頭を駆け巡っているのだろう。今は5人だけにしてあげたほうが良さそうだ。私はアンチョビに廊下に出ているので落ち着いたら再び呼んでほしいという旨を伝えた。アンチョビは頷く。私が廊下に出た途端扉の向こう側からさらに大きな声で泣き叫ぶ声が聞こえてきた。私は廊下にあった椅子に俯きながら腰掛ける。本当にこの取材を続けていいのだろうか。取材対象者に辛い記憶を蘇らせ、このような状態にさせてまで行うべき取材なのだろうか。私は自問自答を繰り返していた。そんなことをしていると1時間が経った。扉が開き目を泣き腫らし、しゃくりあげながらアンチョビが出て来た。

 

「すまなかった……もう気が済んだ……入ってくれ……」

 

中に入ると皆しゃくりあげながら泣いていた。

 

「すみません……どうしても我慢できなくて……涙が止まらなくなって……ペパロニは戦車道の仲間で私の高校時代の親友でもありましたから……ペパロニは、私が殺してしまったようなものなんです……私があんなことを言わなければペパロニは校舎に戻ることもなかった……私のせいなんです……」

 

カルパッチョはそういうと拳を握りしめて自分の太腿に何度も叩きつけた。

 

「カルパッチョ、あれはおまえのせいじゃない。おまえは悪くない。おまえが罪を感じる必要はないよ。それよりも、おまえはペパロニのことを伝えていくことが一番大事なことなんだと思うよ。」

 

カルパッチョは下を向きながら何度も頷く。そして、私の目をまっすぐ見つめて自身が体験したあの悲劇を話し始めた。

 

「あの日のこと、全てお話しします。どうかペパロニのこと、犠牲になったアンツィオ高校の生徒たちのこと伝えてください。お願いします。私はこれくらいのことしかできませんが、記者である貴女ならたくさんの人にこの悲劇を伝えることができるはずですから……ドゥーチェと秋山さんたちが忽然と姿を消してしまってからしばらく経ったあの日。あの日は空が真っ青で雲ひとつないとても綺麗な日でした……」

 

つづく


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