血塗られた戦車道   作:多治見国繁

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お待たせしました。久しぶりの生徒会陣営のお話です。


第86話 疎開

角谷杏は恐怖に震えていた。西住みほ率いる反乱軍は異常なほどに残虐である。今まで歴史上のどの軍隊よりも残虐かもしれない。どんな独裁者でもみほに勝る狂人はいないかもしれない。杏はそう考えていた。つい先日も、反乱軍は避難民が一時帰還していた市街地に突如襲い掛かり、人間狩りを行なった。命からがら逃げ延びた避難民の少女が言うには反乱軍は市街地の住居に次々と火を放って避難民たちをあぶり出し、火から逃れようと逃げ出してきた無抵抗で武器も持たぬ彼らを容赦なく笑顔で殺戮していったという。さらに、生き延びた人々も捕らえられどこかに連れていかれて行方不明らしい。あのみほのことだ。おそらく捕らえられた人々も残虐な処刑か苛酷な拷問にあっているのだろう。この人間狩りの話は放送部の報道により避難民たちの間で瞬く間に広がり、「カーリーの首飾り事件」と称された。事件名の由来はヒンドゥー教の血と殺戮を好む残虐な戦いの女神カーリー神の神話の一節にある殺した敵の首を切り取り首飾りにしたというエピソードを、あまりに残虐な西住みほの姿に重ねて、事件当日の報道担当だった各国の宗教に詳しい放送部員2年生三浦智香が名付けて報道したことにある。この報道は生徒会陣営と避難民を恐怖のどん底に叩き落とした。避難民の中には恐怖のあまりみほに捕まって惨殺されるくらいなら自ら死んだほうがマシだと叫び、自ら命を絶とうと屋上に向かおうとした者もいた。生徒会陣営は今回の戦争で一番の危機的状況に陥っていた。パニック状態というのは恐ろしいものだ。過去には死者が出たこともある。杏は必死に駆けずり回り、今死んだらそれこそみほの思う壺だ。犠牲になった者たちのためにも自分たちは生きてこの地獄から生還し、勝利しなくてはならないと演説して避難民を説得した。避難民たちはなんとか納得してくれたが、またいつパニック状態になるかわからない。杏たちにとって今の避難民たちはいつ暴徒と化してもおかしくない恐怖の対象だった。杏たち生徒会軍は常に安全装置が外れた暴発寸前の爆弾を突きつけられたような状態で反乱軍と戦うことを強いられた。杏は大洗女子で起こった問題はなるべく大洗女子でカタをつけたかった。だから、援軍や食料武器の援助は仕方ない、例外であるとしても、それ以外で他の学園艦を頼らない、世話にはならないと決めていた。これ以上借りを作りたくなかったのだ。杏はこれ以上借りを作るとみほの魔の手から学園艦を守り、勝利を得ることができたとしても、他の学園艦に借りがあることをつけ入られ、利用されるだけ利用されて搾取された挙句、自分がこの学園から追われる可能性を危惧したのである。杏は最初こそ援軍をありがたく思っていたが、他の学園艦が殺し合いである戦争に参加しているのは、何か裏があるのではないかと疑心暗鬼に陥り始めていた。しかし、このような事態になってしまってはそんなことはどうでもいい話だ。とにかくこの危機を脱することが第一だった。西住みほという悪魔の魔の手は確実に近づいている。すでに学園艦の三分の一はみほの手に落ち、学園艦の運行を担うコントロール室までも落ちた。実際この学園艦がどこに向かっているかさえも把握できていない。辛うじて北に向かっていることだけはわかっているが詳しい行き先は全くの不明だ。戦況は生徒会軍の圧倒的不利だ。このような状況では避難民の安全は保証できない。杏は止むを得ず避難民の疎開も視野に検討を始めることにした。杏は疎開についてを話し合おうと柚子とナオミを生徒会室に呼び出した。しばらくすると2人はやってきた。やはり今回、コントロール室喪失と人間狩りが響いたのだろう。暗く深刻そうな顔をしている。杏は2人を見ると努めて明るく接した。

 

「2人ともごめんね〜ちょっと相談があるんだ。」

 

「会長…あんなことがあったのに…どうしてそんなに明るく…」

 

柚子が相変わらず暗い顔をして杏に尋ねる。すると杏は悲しそうに笑いながら答えた。

 

「だからこそだよ。だからこそ明るくならないと…やっていられないんだよ…それに私まで暗い顔してたらみんなの士気も何もかも落ちちゃうからね。私はいつも笑ってるしかないんだよ。私は自由に泣くことさえ許されていないんだよ。」

 

杏がそういうとナオミが頷く。

 

「そうだ。それでいい。杏はそれでいい。そうやって笑って明るくして、みんなを安心させてやってくれ。それで、何か話があったんだろ?何だったんだ?」

 

杏は嬉しそうに笑うと屈託のない笑顔でニッコリと笑った。

 

「ありがとう。実は、その避難民のことなんだけど、これ以上ここに置いておくのは危険な気がする。いつ不満が爆発してもおかしくない状況だよ。だから、疎開させたい。すごく図々しいけど、サンダースでしばらく面倒を見てもらうことはできないかな?もちろん全てとは言わない。とりあえず、精神異常をきたし始めている一部の人たちだけだけど、どうかな?もちろん無理にとは言わないけど。」

 

ナオミは目を瞑りどうすべきか考えているといった様子だった。ずっと思案していたがしばらくするとパッと目を見開いた。

 

「確かに今の避難民たちの様子を見ていると確かに危険が大きい。わかった。ケイに話しておく。」

 

「すまない。苦労かけるね。」

 

「気にするな。自分1人で抱え込むな。私たちでも誰でもいいから人を頼れ。」

 

ナオミはそう言って笑った。杏は助けてくれるということは裏があるのだろうなどと疑心暗鬼になった自分を恥じた。自分はなんて愚かだろうと思った。ナオミたちサンダースの生徒たちは真剣に自分たちを助けてくれようとしているのにそんな気持ちになって申し訳なく思った。杏は頭を下げて言葉を紡ぐ。

 

「ありがとう。本当にありがとう。助かるよ。」

 

「それでだ。とりあえず、ケイに話を通しておく。まあ、あのケイのことだからほぼ100%の確率で引き取ってもらえるだろう。しかし、こちらも全員を引き取るというわけにはいかない。住む場所の問題もあるからな。だからさっき、杏が言ったみたいに重症者を優先で受け入れたい。しかし、重症かどうかは私たちが見てもわからない。だから、サンダース大学医学部の先生に来てもらうことになるだろう。たから、少し時間がかかる。そこらへんは了承してくれ。」

 

「うん。わかった。」

 

「了解です。」

 

杏と柚子は口々に同意した。なるべく早く引き取ってもらえると助かるが頼む以上我儘は言えない。話し合いはそこで終わりとなった。ナオミはサンダースの生徒たちのもとへと戻るために生徒会室を出ていった。杏は何気なしに頬杖をつきながらナオミが出ていった扉を見つめると、心配そうな顔をしている柚子に声をかけた。

 

「小山〜避難しているみんなに疎開の説明会を開くから準備して〜」

 

杏は柚子に疎開の説明会を開くための準備をするように指示をだした。すると柚子は心配そうに杏を見ながら口を開いた。

 

「大丈夫でしょうか…全員行けないってなるともしかして不満が出るのでは…?」

 

「だいじょぶ、だいじょぶ。批判は私がかぶるから。小山は安心して準備をして。」

 

杏はいつものようにニカッと笑いながら飄々として答える。すると、柚子は怒気をはらんだ声で杏に訴える。

 

「そういうことじゃないんです!そういうことじゃ…私心配なんです。このままでは会長が壊れてしまいそうで怖いんです!何もかも背負いこんで…さっきもナオミさん言ってたじゃないですか…もっと私たちを頼ってください。自分で何もかも背負いこまないで…それとも私たちでは頼りないとでもいうつもりですか?今回の疎開は全て私の責任でやります。よろしいですよね?」

 

杏はハッとした。自分のせいで柚子をここまで苦しめていたことに気がついていなかったのだ。

 

「小山…そこまで私を…わかった。小山に全て任せるよ。期待している。」

 

柚子の顔はようやく明るくなった。杏は満足そうに頷く。柚子は早速仕事に取り掛かった。杏がちらりと柚子の顔を見ると柚子は晴れやかな顔をしていた。杏はくるくると椅子を回した。そして、後ろを向いて窓際に行き、みほの支配地の方角を見つめる。もともと本拠としていた西地区以外の支配地はほとんど全てが焼き払われ、跡形もなくなっていた。杏は拳を強く握りしめ独り言を呟く。

 

「西住ちゃん…どこからでもかかっておいでよ。私は絶対に西住ちゃんを許さない…殺されてあんなに惨めな姿にされた河嶋の仇、何も罪がないのに訳がわからないまま殺されたみんなの仇は絶対に取る!絶対に!私たちは絶対に負けない!正義は必ず勝つ!」

 

声がいつの間にか大きくなって独り言から叫びに変わっていった。柚子が驚いてこちらを見ている。

 

「会長。大丈夫ですか?」

 

「あはは。聞こえてた?ごめん。大丈夫。」

 

「あんなに大声出せば嫌でも聞こえますよ。でも、会長の気持ちはよくわかります。私だって許せない。こんな残虐なこと許されていいはずがない。西住さんにはしっかりと罰を受けてもらわないといけません。確かに、私たちは弱くて脆い。でも、私たちの心は強いはずです。」

 

杏は大きく首を縦に振った。そして、柚子を窓際に呼び寄せるとみほが支配する地域を指差した。

 

「小山。見えるか?あの大軍とあの焼け野原を。あんなに大勢の生徒が西住ちゃんに騙されてあんなことをしてしまった。あの子たちがこの地獄を作った。確かに西住ちゃんに騙された子たちがやったことは許されることではない。でも、私たちの敵はあの子たちじゃない。あの子たちを裏で操る西住ちゃんだ。だから、決してあの子たちを恨んではいけない。あの子たちが西住ちゃんに異議を唱えたらどうなると思う?人間狩りと称して罪のない一般市民を大量虐殺することなんてなんとも思わない西住ちゃんのことだ。あの子たちは殺される。きっと西住ちゃんに取って自分以外の人間は価値のない存在なんだろう。あの子たちも本当は心の底から人間狩りや虐殺なんてやりたくなかったはずだよ。あくまで私の説だけど本当はやりたくないのにあの子たちは強制されたと思ってる。生きるためにね。あの子たちも被害者なんだ。それだけはわかってほしい。したがって、我々の任務はこれ以上の西住ちゃんの侵略行為を止めること、そして西住ちゃんが支配する地域、人間の解放。そして西住ちゃんの逮捕だ。私はこの3つを達成するための作戦をナオミと相談して立てる。だから、疎開に関する事務作業を全て小山1人に任せることになってしまうかもしれない。悪いけど頼むね。」

 

「わかっています。」

 

やはり長年親友として付き合ってきただけのことはある。柚子は杏の言いたいことを理解して笑顔で頷いてくれた。納得してくれたようだ。杏はホッとして椅子に腰掛けた。杏はその日、同じく生徒会軍の兵士を集めて柚子に話したこととほぼ同じ内容の訓示を行なった。生徒会軍の兵士の中には生ぬるい、虐殺に参加したものは全て皆殺しにすべきだという意見も出たがそれではみほと同じような思考になってしまう。自分たちは人道的であるべきだと説得した。なんとか皆の意見を合致させて杏が提唱した方針で戦争を戦っていくことにした。反乱軍はいつ戦闘を開始するかわからない。杏は臨戦体制を常に取るようにと指示を出した。しかし、蓋を開けてみると予想外の出来事が起こった。苛烈だった反乱軍の侵攻が「カーリーの首飾り事件」以降ぱったりと止んだのだ。みほが支配する地域と生徒会が守っている地域との間でちょっとした小競り合いのような散発的な戦いはあったが組織的な戦闘は全く行われなかった。それどころか一発も銃弾が飛んでこない日もあった。そう。みほは全く何もしなかったのだ。杏はこの突然の休戦が一体何を示しているのか理解しかねていた。たまに、知波単の輸送機が飛んできて着陸することはあったもののそれ以外では全く動きがなかったのである。何か嫌な予感がする。みほが一体何を企んでいるのか怖くて仕方なかった。杏は反乱軍の中で一体何が起きているのか知りたくて交信室に向かった。交信室はもし、コントロール室の交信機が壊れたときのために利用するはずのものである。まさかこんな事態で使用することになるとは思っても見なかった。杏が交信室に向かうとコントロール室を奪われたとき、勤務から外れていたためみほの魔の手から逃れることができた船舶科の1年生と2年生の生徒が2人いた。杏はその2人に頼みみほに奪われたコントロール室に無線で連絡を取ってみた。

 

『誰か聞こえる?聞こえたら返事して。』

 

するとヘッドセットの向こうから小さな声で応答があった。

 

『はい。聞こえます。もしかして…会長…?』

 

『うん!うん!そうだよ!みんな無事?』

 

『はい。みんな無事です。』

 

『そっか。よかった。必ずそっちのコントロール室は取り返す。それまで頑張って!今どこ向かってるの?』

 

『ありがとうございます。頑張ります。今は、岩手県沖を航行中です。とにかく北に行けっていう指示で…』

 

その時である。突然怒号が聞こえてきた。

 

『おい!そこ!コソコソ何やってるんだ!?』

 

『え?いえ…別に…』

 

『貴様!勝手に外部に連絡を取っていたな!?勝手に連絡を取ってはならないとあれだけ厳命しておいたにもかかわらず連絡を取るとは!命知らずな!そうかわかった!覚悟しておけ!』

 

『ぐはあ!やめ…て…ぐほっ!ぐはっ!おねが…ううう…ああ…』

 

杏はゾッとした。自分のせいで今交信した彼女は殺されるかもしれない。だが、みんなが見ている手前暗い顔を見せるわけにはいかない。杏は今起こった悲劇を隠すように飄々と答える。

 

「大丈夫だってさ。みんな無事みたい。なんかね今岩手県沖でただただ北に向かうように指示されてるらしいよ。」

 

すると奥で何か仕事をしていた2年生の生徒がばさりと書類を落とす音が聞こえてきた。杏が突然の音に驚いて振り向くと、2年生の生徒はガタガタと震えながら言った。

 

「それ、まずくないですか…実は私たちが勤務していたとき、北海道あたりにプラウダの学園艦があったんです。もしかして西住みほの狙いはプラウダと合流することでは…?もし、西住みほがプラウダと合流したら…」

 

「西住ちゃんは、強大な軍事力を背景に一気に私たちを潰しにかかる…と…」

 

2年生の生徒は躊躇いながら首を縦に振った。すると側にいた1年生の生徒があまりの恐怖に泣き始めた。

 

「会長…西住みほさんって残虐なんですよね…私聞きました…西住さんは人を殺しても笑ってるって。人を殺すことを楽しみにして生きているような悪魔だって…しかも殺し方も普通じゃなくて、最も苦しい方法で殺すって。会長!私は死にたくない!殺されたくない!お願いします!私たちを守ってください!」

 

杏はどう声をかければいいのかわからなかった。杏は唇を噛み締め、呻くように言葉を紡いだ。

 

「今はなんとも言えない。それが本当なのかさえ。とにかく本当のことがわかるまで落ち着いて行動してほしい。それと、このことはまだ誰にも言わないで。私から話す。わかってくれたなら黙って1度だけ頷いて。」

 

2人は恐ろしさに涙を流しながら頷いた。杏は消え入りそうな小さな声でごめんねと呟くと生徒会室に戻っていった。生徒会室に戻るや否や柚子が声をかける。

 

「会長。何かあったんですか?」

 

「うん…」

 

「何があったんですか?話してください。」

 

「もしかして…プラウダが…プラウダが…西住ちゃん側についたかもしれない…今までプラウダは態度を保留にしていたが…私は…どうすればいい…?もういっそのこと、ここを明け渡したほうが…いいのかな…」

 

杏の頰に涙が伝う。止めようとしてもどんどん溢れてきて止まらない。柚子は杏を後ろから抱きしめると優しく声をかけた。

 

「良いんですよ。いつも背負ってばっかりだと疲れちゃいますもんね。泣いてください。たくさん泣いてください。私が受け止めますから。確かにプラウダがあちらにつくとなると厳しい戦いになります。でも、我々にはまだ黒森峰がいます。さらに朗報です。今、サンダースから連絡があってアンツィオが食料の支援をしたいとブルースカイ高校の飛行機でサンダースを訪れたからそちらに連れていっても良いかと連絡がありました。私たちの味方はまだたくさんいます。私たちは1人じゃないんです。希望を持ちましょう。」

 

杏は全身の力がすっと脱けていくような感覚になった。杏は柚子に抱きついて思いっきり泣いた。3時間は泣いた。杏の目は泣きすぎて真っ赤になった。でも、杏の心は晴れやかだった。心に溜まっていた汚れを全て吐き出したのだ。そうだ。自分たちは1人ではない。まだやれることはたくさんある。そう思った。杏は小山に抱きついたまま礼を言う。

 

「小山。ありがとう。おかげで少しはすっきりしたよ。小山のおかげだ。それにまだやれることはたくさんあるな。弱気になってたらダメだって改めて気がつかされたよ。確かに、黒森峰がまだきてないね。私たちは北に全速力で向かって向こうは追いかけてきている。だからきっと追いつくことができなくて到着が遅れているだけだよ。それにしてもアンツィオが助けてくれるなんてね。しかも食料を助けてくれるなんて助かるよ。贅沢言えないけどいつもまずい非常食だから美味しい暖かい料理が食べたいって思ってた時期だったんだよね。こりゃあ、避難民のみんな喜ぶよ!それじゃあ疎開は少しだけ遅らせよう。アンツィオの料理を食べさせてから疎開させよう。」

 

「会長が元気になってくれてよかったです。私たちは決して1人じゃないんです。味方は探せばまだたくさんいるんです。希望は捨てないでください。きっと避難している人たちも大喜びしますよ!」

 

杏と柚子は互いに見つめあって笑った。その笑みは本当に嬉しそうな笑みだった。黒森峰からの援軍も嬉しいが何よりも我慢を強いられている避難民の喜ぶ顔が早く見たかった。早く美味しい食事をお腹いっぱい食べさせてあげたかった。しかし、現実は氷よりも冷たいのだ。杏たちは何も知らなかった。黒森峰は西住家の圧力でとっくの昔に援軍の派遣を取りやめ、決して来ることはないということもアンツィオのアンチョビはみほに誘拐され、みほの企みに利用されていることも、何も知らなかったのだ。杏たちはこのときまだ本当の地獄(・・・・・)をその身で味わうことになる未来など知る由もなかった。

 

つづく


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