血塗られた戦車道   作:多治見国繁

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サブタイトル、思い浮かばなかったので仮です。
お待たせしました。みほ陣営のお話です。
生徒会側のお話も書かなくては…!


第84話 武器の調達なら闇にお任せです!

戦争の勝敗は戦略であったり補給であったり様々なもので決まる。その中でみほが重視したのは補給だ。戦略に関してはみほの方が数枚上手なので、そこまで重視はしていなかった。しかし、いくら有能な戦略家であっても武器と食料がなければ戦争はできないと考えたのである。食料は当面の間、水産科の養殖施設と農業科の農地から調達すれば良い。問題は武器である。武器は畑で採れるものではないのだ。金を払ってどこかから購入しなければならない。しかし、この日本において正規のルートで武器を購入するのは難しい。そもそも日本ではおおっぴらに武器など売られていない。では、どうするのか。やはり、闇市場なのである。イラクやシリアなどの紛争地ではAK-47、通称カラシニコフ銃やロケットランチャーが安く闇市場に出回り、過激派や武装グループの手に渡っている。みほは非合法なルートで武器を調達しようと、ある人物に電話をかけた。

 

「もしもし。西住です。お久しぶりです。五十嵐組長。お元気ですか?あの時はありがとうございました。」

 

「みほちゃん。久しぶりやなあ。突然電話してきてどないしたん?計画は上手ういってん?」

 

五十嵐と呼ばれたこの男。この人物は山岡組という暴力団の組長だ。山岡組はかなり有名で古くからある由緒正しい暴力団だ。度々ニュースなどで取り上げられる巨大組織である。それを率いるのがみほの電話相手五十嵐毅なのだ。実はみほが黒森峰から追放された後、大洗に着くまでの間の放浪の旅をしていた期間、みほは大阪にも立ち寄っていた。その時、夜中に1人で繁華街をうろつくみほを心配したのかそれとも強姦でもしてやろうと思ったのか、声をかけてきたのが五十嵐だ。五十嵐はみほを組の事務所に誘った。そして、みほの身の上話を聞いて、みほが描く壮大な暗黒の計画を聞いているうちにすっかり西住みほという人物に魅了されてしまい、みほが大阪に滞在している間は何度も面会して盃を交わした。そして、五十嵐はみほに協力することを誓った。

 

「はい。だいぶ上手くいってます。だけど、少し問題が…実は武器が足りないんです…」

 

みほは寂しそうな声を出す。すると電話の向こうから豪快な笑い声が聞こえてきた。

 

「わっはっはっはっは!そんなん心配せんといてや!ワイを誰や思てんのや?ワイはこれでも巨大な組を率いる親分やで?安うてええ武器売ってん奴を紹介してやるで。」

 

「ありがとうございます!助かります!」

 

みほは電話越しにニヤリと怪しげな笑みを浮かべる。

 

「そんなんお安いごようや。みほちゃんも頑張ってや。ほな、そいつにみほちゃんに連絡するように伝えとくさかい番号教えてもええでなあ?」

 

「もちろんです!色々ありがとうございます!ではよろしくお願いします!」

 

電話の向こうから「おう」と太い声が聞こえ電話は切れた。みほは電話を見つめながら満足そうに頷く。すると、目の前でその光景を見ていた梓が顔を引きつらせながら尋ねる。

 

「隊長…今の五十嵐って人って…」

 

「えへへ。きっと梓ちゃんもよく知ってると思うよ。よくニュースとか新聞で出てるからね。もっとも、表の人間ではないけどね。うふふふ。」

 

梓は息を飲んだ。梓は五十嵐という人物を知っていたのだ。実は梓の幼少期、梓の両親は訳あって闇金から借金をしていた。その闇金を経営していたのが山岡組である。それを取り立てに来ていたのが当時はまだ下っ端だった五十嵐だったのだ。梓の脳裏に幼少期に体験した五十嵐に恫喝されるのを耐えながら必死に土下座して返済の期日延長を乞う両親の姿を押入れの奥で震えながら見ていた記憶が蘇る。両親は必死に働いてとっくに借金は完済したが、今でもあの恐怖を忘れることはできないのだ。

 

「隊長…五十嵐と付き合うのはやめてください…お願いします…」

 

梓はカチカチと歯を鳴らし、肩も震わせ今にも泣きだしそうな顔をしてみほを見つめる。

 

「どうして?」

 

みほは不思議そうな顔をした。梓は震えながらポツリポツリと自身と家族の身に起こった不幸を話し始めた。

 

「私たち家族は訳あって昔、闇金から金を借りていました…その時、取り立てに来ていたのが…五十嵐だったんです…今では完済しましたが…あの時体験した恐怖はもう…だから御願いします…五十嵐との付き合いはやめてください…」

 

泣きそうな顔の梓をみほはおもしろそうに眺めながら意地悪そうに笑う。

 

「えへへへ。いいこと聞いちゃった。思いがけず、梓ちゃんを脅すいい材料が手に入っちゃった。うふふふ。梓ちゃん。大丈夫だよ。今回は五十嵐組長は来ないから。安心して。でもね梓ちゃん。五十嵐組長は大事な裏社会の人間。そんな簡単に付き合いを止めることはできないよ。ごめんね。」

 

梓はみほの言葉にホッとするような落胆するようななんとも言えない顔をして黙り込んでしまった。みほはニコニコと満面の笑みで梓を見つめる。色々な感情が混ざり合った混沌とした空気が2人を包み込んだ。すると、その空気を引き裂くようにみほの携帯電話の着信音が鳴る。みほはちらりと携帯電話を見て電話に出た。

 

「はい。西住です。」

 

「あ、西住さんですか?私、中本と申します。五十嵐組長から紹介を受けたのですが、武器をご入用ということでよろしいですか?」

 

みほは少し驚いた。中本は闇市場の人間とは思えないほど丁寧な接客をしてくれたのだ。この世界の人間は当然ながら五十嵐のような荒っぽい者が多い。紳士のような対応に満足そうに微笑む。

 

「はい。武器が足りなくなってきて…」

 

「それなら、ぜひ私におまかせください!武器といっても多数ございますがどんな武器をいくつくらいご利用ですか?」

 

電話の向こうの中本の声は自信満々といった様子である。みほはクスクス笑いながら答える。

 

「うふふ。中本さん自信満々ですね。頼もしいです。えっと、カラシニコフを1万2000挺、ロケットランチャーRPG-26を3000門ほどください…ありますか…?」

 

電話の向こうの相手は驚きの声を上げる。

 

「これはまた…気前がいい…わかりました。両方ともイラク辺りから仕入れます。私は信用を第一に考えていますので現物が届いてそれをお届けしてからお金はいただくことにしています。また、紛争地から仕入れているものなので、若干性能が悪いものもあるかもしれませんが悪しからず。それではお届けは大体二週間ほど後になると思います。料金は大体カラシニコフが1億2000万円、ロケットランチャーRPG-26が2億1000万円ですが…お金の方は大丈夫ですか…?分割払いっていうのも…」

 

中本の心配そうな声が電話の向こう側から聞こえてくる。そんな中本の心配をよそにみほは涼しい顔をして答える。

 

「一括で大丈夫ですよ。お金はきちんと現ナマで用意しておきますから。それではよろしくお願いします。」

 

「そうですか。それなら安心です。それにしても、私もこの仕事やって長いですが、まさか女子高生を相手に商売するなんて思ってもみませんでした。一体こんなに多くの武器を何に使うんですか?足りないっていってましたよね?高校で武器を使う何かが…?それに、そんなに武器を変えるほどの大金をどうやって…?」

 

電話の向こう側で中本の怪訝そうな声が聞こえてくる。

 

「あれ?五十嵐組長から聞いてないですか?」

 

中本は聞いた覚えは全くないという。みほはため息をついて、注文した武器を何に使うのか、そして金はどうしたのかを懇切丁寧に説明した。

 

「五十嵐組長は適当なんだから…実は、私たち戦争してるんです。生徒会と私たち反乱軍で主要な学園艦を巻き込んだ世界大戦のような戦争を。私はある計画のためにここ大洗女子学園を占領して自分の思い通りに支配しようって思っているんです。開戦して今まで、私たちは快進撃を続けて生徒会を脅かし続けてはいるのですが…最近武器が全然足りなくなってきたので今回貴女に武器の調達をお願いしたんです。そして、金は全て人身売買の取引で手に入れたものですよ。この間10人ほどを出荷したんです。売春から臓器売買までなんでもして良いという契約でね。日本人の少女でしかも処女ということで高く売れました。1人30億円で買ってくれましたよ。なかなかいい取引ができました。」

 

みほの説明が終わると1秒ほど間を置いて中本が大笑いする声が聞こえてきた。

 

「あっはっはっは!そうですか!西住さんも悪い女だ!まさかそんな手に出るなんて!いやはや恐ろしい人だ。いや、人ではないのかな?悪魔とでも形容するべきでしょうか?今まで私は暴力団や紛争地の過激派の人たちに武器を売ってきましたがそれに匹敵するほどです。まさか女子高生の貴女のその可愛らしい口ぶりからそんな言葉が出てくるなんて思ってもみませんでしたよ。」

 

「えへへへ。悪魔…ですか。よく言われます。あながち間違いではないかもしれないですよ。私は、人間が苦しみながら死んでいく姿や残虐な処刑、それに縁のある人があさましく殺し合い憎み合う姿、罪のない人たちの虐殺、人間狩り、捕虜虐待といったありとあらゆる残虐行為が大好きですからね。今まで私はそれらの残虐な行為を繰り返してきました。でも、こういう残虐行為をしているとなぜか愉悦を感じるんです。嗜虐的とでもいうんでしょうか。もしかして、私は貴女が今までに付き合ってきた人間たちに匹敵するどころか大きく超越してしまっているかもしれないですね。うふふふ。」

 

みほは嬉々として躊躇うこともなく自分が犯してきた罪を語った。みほの告白を聞いて、中本は呻く。

 

「恐ろしい…本物の悪魔だ…貴女は私が出会った人間たちの中で最も恐ろしい…」

 

「ふふふ…そうでしょうね。私でも時々考えますよ。なぜ、私はこんな風になってしまったのか。そして、いつも再確認するんです。西住みほという人間の中に悪魔を生み出させたのは西住流だって。思えば、私はもともとこんな性格ではなかったのに…ってね…私はこの恨みと憎しみを晴らすためにこの戦争をいや、これから先も起こるであろう戦いを戦っているんです。会長たちや大洗女子の子たちには悪いですが、犠牲になってもらいます。計画のための踏み台になってもらいます。私は、もう誰にも裏切られたくない。だから、黒森峰から西住流という悪を滅したら次の段階に移るつもりです。私が欲しいものは全てです。中本さん。この武器さえあればあのしぶとい会長たちを降伏に追い込むことができるんです。この戦争の勝敗は貴女にかかっているといっても過言ではない。期待しています。」

 

中本はしばらくの沈黙の後、一言「はい。」と呻いた。言いたくて言ったというよりも言わされたといった方が当てはまるだろう。みほは満足そうに微笑むと「よろしくお願いします。」と言って電話を切った。みほは大量の武器を手に入れられる公算がつきホッとしたのか、ため息をつきながら椅子に腰掛けると大きく伸びをした。

 

「梓ちゃん。商談、なんとかまとまったよ。」

 

「おめでとうございます。良かったですね。」

 

梓が優しく笑みを浮かべた。みほは梓の微笑みをじっと無表情で見つめていた。梓は不思議そうな顔をして首を傾げている。梓の可愛らしい仕草を見ていたら少しからかってやろうとでも思ったのか、みほはいたずらっ子のような笑みを浮かべて、梓を手招きで呼び寄せると梓の耳元で囁く。

 

「それでね…梓ちゃん…実は、残念なお知らせがあるんだ…覚悟して聞いてね…?実はね…五十嵐組長も来るんだって。ここ大洗女子に。」

 

みほの言葉を聞いた途端、梓は青い顔をして恐怖でガタガタと震え始める。

 

「隊長!嘘…嘘ですよね…?五十嵐がここに来るなんて…やっとあの恐怖を忘れそうになっていたところだったのに…う…うう…うわああ!」

 

みほは梓の身体をそっと抱きしめた。梓の身体が小刻みに震えて、心臓が激しく脈打っている。みほは梓を抱きしめたまま愛おしそうに見つめると耳元で囁く。

 

「梓ちゃん…ごめんね…でも、もう借金完済したんだよね?きっと大丈夫…」

 

「そういうことではないんです…そういうことでは…隊長は何もわかっていない!あの恐怖は味わった者しかわかりませんよ!」

 

梓は半狂乱になりながら叫びまくる。耳元で叫ぶのでうるさくて仕方ない。そろそろ種明かししようと梓の頰を片手で持つ。

 

「梓ちゃん。落ち着いてよく聞いてね。実はね今まで言ったことは嘘だよ。」

 

「嘘…?それじゃあ、五十嵐が来ることは…ない…?」

 

「うん!」

 

みほは笑顔で頷く。梓は涙目になりながらみほに抗議した。

 

「隊長!酷いです…!いくらなんでも人の心を弄びすぎですよ!貴女と言う人は!隊長は人の心をなんだと思っているんですか!」

 

するとみほは大きくため息をつきながら平然と言い放つ。

 

「ふふふ…道具だよ。梓ちゃん…いつも言ってるでしょ?私にとって私以外の人間は単なる道具に過ぎないって。何度言ったらわかるのかな?」

 

「ですが…」

 

梓は口を噤んでしまった。梓は全て分かっている。みほを否定することは自らの身の破滅に直結しかねないのだ。みほはそこに付け入った。

 

「梓ちゃん。出て行きたいなら出て行ってもいいんだよ?だけど、命の保証はないけどね…もし、出て行ったらどうしてあげようかな…?泣き喚く梓ちゃんを縄で縛って梓ちゃんの身体を思いっきり心ゆくままに辱めて…そして梓ちゃんの身体を八つ裂きにして…ふふふ…ああ…ゾクゾクしてくる…そして、最後は肉の塊になった梓ちゃんの身体を晒す…とっても楽しそうだよね…?さあ、梓ちゃん?梓ちゃんはそんな姿になってまでも私を否定できる勇気があるのかな?出て行く勇気があるのかな?まあ無理だろうね。梓ちゃんは弱いから。梓ちゃんは私に恐怖を感じている。そして梓ちゃんは私抜きには生きていけない。梓ちゃんは私に支配されてこのままずっと私のそばで暮らしていくんだよ。ふふふ…」

 

みほは梓の身体を抱きしめながら静かに笑い続ける。梓は諦めたような小さな声で呻いた。

 

「分かってます…分かってますよ…私はここから逃げられない…隊長と生きて行くしか道がないってことくらい…」

 

「偉いね。梓ちゃんは本当にいい子だね。私のそばにさえいてくれれば私は貴女を守ってあげられる。お願いだからどこにもいかないで。私も梓ちゃんを手にはかけたくない。忠誠を誓った梓ちゃんを傷つけたくないの。だから…ね…?」

 

みほは悲哀に満ちた顔をする。みほの言っていることは矛盾している。みほは梓を騙そうとしていることくらい冷静に考えればすぐにわかることだ。しかし、追い込まれた梓は気がつくことはない。ただみほに言われるがまま頷くしかなかった。

 

「わかりました。もうこの話はおしまいにしましょう。それで、これからどうするんですか?武器は手に入ったから生物兵器を散布してその後はプラウダの到着を待つばかりってとこですか?」

 

するとみほは首を横に振る。

 

「ううん。まだだよ。まだ足りない。ううん。武器調達はここからが本番だよ。」

 

「え…?」

 

梓は目を剥いた。これだけの武器を集めておいてまだ足りないとはどういう意味なのか全くわからなかった。するとみほは梓に書類を手渡した。その書類には防衛省と防衛装備庁のホームページを印刷したものだった。梓はみほが何を言いたいのかさっぱりわからない。困惑する梓をみほはおもしろそうに眺める。

 

「わからない?」

 

「え…ええ…さっぱり…」

 

「えへへへ。じゃあ教えてあげる。防衛装備品って知ってる?自衛隊の人たちが使っている武器のことをそう呼ぶんだけど、そういう武器って結構新しかったり当然性能よかったりするよね?」

 

「はい…当然そうなるでしょうね…」

 

「それでね、防衛装備品を少しだけ譲ってもらえないかなって思ってね…」

 

梓は思わず手渡された書類を落としてしまった。書類がバサバサと床に落ちる。

 

「そ、そんなことができるんですか!?一個人が国家に介入するってことですよね!?そんなことって…」

 

「うふふふ。できるよ。私ならね。私ならできる。森田朋雄防衛大臣は私に絶対に逆らえない。ううん。防衛装備庁長官も福安総理も今の内閣は私には逆らえないよ。それどころかこの日本の政治家はみんな私の言いなりだもの。そんな人たちを動かすことなんて簡単だよ。私の指先一つで職を失う可能性があるからみんな必死だよ。まさかみんな女子高生にひれ伏すことになろうとは思わなかっただろうね。それにね、前の内閣を崩壊させる要因となった献金問題、あれのリストを検察庁に持ち込んだ匿名の人物ってのも私なんだよ。梓ちゃんもきっと見たことあるよね?ずいぶん大きなニュースになったから。だから今まで政治家たちに献金していた財界の重鎮たちも私には戦々恐々してるし、国際社会の中だってアメリカ、中国、ロシアの3カ国も私には逆らえない。国を転覆させられるかもしれない重要な秘密を私が握っているから私に常に喉元に刀を突きつけられているようなものだからね。えへへへ。どう?これなら絶対に譲ってもらえるでしょ?」

 

みほの話を聞いているうちに梓は目の前が暗くなるのを感じた。嫌な汗が背中や額から溢れ出て、吐き気のようなものを催す。そしてやっとの思いで言葉を紡いだ。

 

「隊長…貴女は一体何者なんですか…?私は貴女が怖くて仕方ない…貴女は一体どこまで何を知っているんですか…?日本のみならず海外の政府も動かせるほどの力って…とても信じられません…」

 

梓の問いにみほの口が答えようと動く。梓はその瞬間全ての音が失われたような感覚に陥った。

 

「さあ?どこまでだろうね。私は一体何者なんだろうね。うふふふ。信じられないなら貴女自身の目で確かめるといいと思うよ。でもね。余計な詮索はやめた方がいい。知りすぎてはいけない。殺されるよ。私についておいで。教えられることはいつか全て教えてあげるから。澤梓ちゃん。」

 

みほはニッコリと屈託のない満面の笑顔を浮かべて梓を見つめていた。

 

つづく

 


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