血塗られた戦車道   作:多治見国繁

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30年後のお話とみほ陣営のお話です。


第66話 生物兵器

次の朝、私が目を覚ますとまだ秋山優花里と澤梓は眠っていた。時計を確認すると、もう朝の7時だ。記者の朝は早いのだ。もうすっかり眠気も吹っ飛んだ。今日はいつもよりも2時間も寝坊してしまった。私は2人を起こさないように、慎重に朝の支度を始めた。歯を磨いて顔を洗い、そして着替える。一通りの準備を終えるとようやく、秋山優花里が目を覚ました。

 

「秋山さんおはようございます。すみません。起こしてしまいましたか?」

 

「おはようございます。そんなことはありませんよ。あれ?澤殿、まだ寝ておられたのですか。澤殿、澤殿、朝ですよ。起きてください。」

 

秋山優花里はまだ眠っている澤梓の身体を揺らす。澤梓は眠たそうな声を出して寝返りを打ちながら反応した。

 

「ん…うーん…まだ眠いです。もう少し…」

 

「もう!冷泉殿みたいなこと言わないでくださいよ。さあ!起きてください!」

 

秋山優花里は意地悪そうに笑いながら澤梓の身体にかかっている掛け布団を引き剥がした。

 

「ああ!何するんですか!もうちょっと寝かせてくださいよお!」

 

「ダメです!今日もたくさん話すことがあるんですから!明日になってしまいますよ!時間は有限なんですから!」

 

「わかりました…わかりましたよ…それじゃああと5分だけ…」

 

「澤殿…いつからこんなに寝坊助なってしまったのですか…高校生の頃は真面目だったのに…」

 

秋山優花里は苦笑いしながら澤梓の身体を無理やり起こした。澤梓は観念したようだ。眠たそうに目をこすりながら呻いた。

 

「うう…まだ眠いよ…」

 

仕方ないことだ。結局昨夜眠りについたのは2時を過ぎていた。そして現時間は7時30分つまり睡眠時間は6時間以下だ。慣れていない人にとっては辛いだろう。

 

「ようやく起きましたか。澤殿おはようございます。さあ、早く顔洗って着替えてください。」

 

澤梓は眠たまなこをこすりながら準備を始めた。澤梓は若干ふらつきながら準備をしている。私は心配になってしまった。

 

「澤さん?大丈夫ですか?辛いならゆっくりでもいいですからね?」

 

「いえ、大丈夫です。寝不足なだけですから。」

 

「昨日は夜遅くまですみませんでした。今日も朝はやくから無理させてしまって申し訳ありません。」

 

「いえ、大丈夫ですよ。さあ、朝ごはんを食べに行きましょう。」

 

澤梓はすっかり準備が終わったようだ。朝食会場に向かおうと私と秋山優花里を促した。秋山優花里は苦笑いをする。

 

「澤殿の準備が完了するのを待っていたのですが…まあ、いいです。それじゃあ、行きましょうか。」

 

私たち3人が部屋の外に出ると、元生徒会の角谷杏と小山柚子が待っていた。

 

「3人とも遅いよ〜」

 

「ごめんなさい。会長。澤殿がなかなか起きなくて。」

 

「あはは。澤ちゃん。冷泉ちゃんじゃないんだから。」

 

澤梓は恥ずかしそうに顔を少し赤く染めて、頭を掻く。

 

「どうしても眠たくて…つい…」

 

「あはは。仕方ないよね。昨日寝るの2時過ぎだったもんね。私もまだ眠いもん。実を言うと私も小山に叩き起こされて…身体がフラフラするよ。」

 

角谷杏はもうすぐ朝ごはんというのに相変わらず干し芋を食べながら苦笑いして頭を掻く。私は申し訳ない気持ちになった。彼女たちに負担をかけていると思うとなおのことだ。

 

「皆さん。無理をかけてしまい、本当に申し訳ありません。」

 

「あははは。謝らないでよ。私たちは感謝こそすれ決して迷惑だとか思ってないから。」

 

「そう言ってくれると少しは気が楽になります。皆さんに辛い記憶を語ってもらうとなるとなんだか申し訳なくて…」

 

「まあ、確かに辛い記憶だけどさ。やっぱり伝えるべきことは伝えなきゃいけないから。記者さんがあの時のことを記事や本にするなら喜んであの日の記憶を語るよ。さあ、こんなところで喋ってても仕方ないからご飯行こうか。」

 

「ありがとうございます。皆さんの記憶は必ず世の中に伝えます。」

 

私は4人に一礼すると、一緒に朝食会場に向かって歩き始めた。朝食はホテルの朝食らしくビュッフェ形式の朝食だった。好きなものを好きなだけ取れる。私はお腹がぺこぺこだったので大盛り取ってきたら澤梓は目を丸くした。

 

「記者さん、ずいぶんたくさん食べるんですね。」

 

「あはは。ちょっといつもよりお腹が空いちゃって。それより、あれを見てください。秋山さん、私よりも大盛りですよ。さらにもう一皿とるみたいです。」

 

「あはは。まあ、秋山さんは今でも筋トレとかしているらしいので、エネルギーをたくさん必要とするらしく、たくさん食べるみたいですよ。」

 

「なるほど。そういうことですか。」

 

秋山優花里が戻ってきた。クスクスと笑っている私たちを見て秋山優花里は不思議そうに首をかしげた。

 

「どうしたんですか?何かありましたか?」

 

「なんでもありませんよ。」

 

「そうですか。いただきます。」

 

秋山優花里は美味しそうに朝食を頬張り、ペロリと2皿を平らげた。私たち5人は朝食を全て食べ終わって会議室に入る。

 

「えっと、それで昨日はどこまでお話ししましたっけ?」

 

澤梓が私に尋ねてきた。私は取材ノートをめくり、どこまで話してもらったか確かめる。

 

「えっと、確か昨日は澤さんのお話で、西住さんがデスゲームを開催して、それでそのゲームに参加した川谷空さんが利き手の指を全て捥がれたうえに、倒れたというところまでお話ししていただました。」

 

「ああ、あそこまでですか。それじゃあ、そのあとの話をしましょうか。あれは空さんが倒れた後のことです。ゲームはしばらく中断されました。あの後、また新しい動きがあったのです。」

 

澤梓は再び辛い記憶を語り始めた。

 

*******

 

デスゲームは空が倒れたおかげでしばらく中断されることになった。みほは、梓に空をベッドに寝かせるように指示を出した。みほは寝かされた空の頰を撫でながら優しく微笑む。

 

「えへへ。空ちゃん。ゆっくり休んでね。梓ちゃん。ちょっと、小梅さんを呼んできてくれないかな?」

 

「了解です。」

 

澤梓は収容所内の別の場所にいる小梅を呼びに行った。梓と小梅は5分ほどで戻ってきた。

 

「みほさん。お呼びですか。」

 

「小梅さんごめんね。この子たちが逃げ出さないように見張っててくれないかな?私たちちょっと出かけてくるから。」

 

「わかりました。任せてください。」

 

「それじゃあ、よろしくね。梓ちゃん行こうか。」

 

「え?私もですか?わかりました。」

 

みほと梓は収容所の真ん中を堂々と歩きながら拠点に向かった。収容者たちの恨めしそうな顔と目が痛い。梓は収容者たちに復讐など何かされたりしないかと不安になりながら歩いた。梓がちらりとみほの方を見ると、みほはそんなことはどこ吹く風といった具合にニコニコと微笑みながら小銃を手に持って歩いた。収容所の外に出るとみほは大きく伸びをしながら笑った。

 

「あ〜!面白かった!空さんの苦痛に歪む姿を見るのは至福の時だったなあ!今度は目が覚めた時が楽しみ!傷口に塩を塗ったうえにさらに唐辛子までプレゼントしてあげたから更に痛みで苦痛に歪むもっと可愛い顔を見せてくれるはず。今からゾクゾクしてきちゃった。」

 

みほは、艶めかしい笑顔を見せて頰を赤く染めてくねくねと身体をくねらせながら喘ぐ。梓はニコリとみほに微笑んだ。

 

「さてと、今から麻子さんと優花里さんを呼びに行くからね。ちょっと寄り道するけどいいよね?」

 

「はい。もちろんです。」

 

みほと梓はコントロール室がある棟の前の広場に向かった。コントロール室がある棟の前の広場には戦車隊が駐屯していた。みほはその中からⅣ号戦車を見つけると駆け寄る。皆、特に生徒会軍からの攻撃もなくすることもなく暇なので戦車の外に出ていた。

 

「あれ?みぽりんじゃん!どうしたの?」

 

「あ、沙織さん!優花里さんと麻子さんいる?」

 

「いるよ!ゆかりん!麻子!」

 

「あ、西住殿!どうされたんですか?」

 

「に、西住さん…どうした…?」

 

麻子は少したじろいだ。麻子の顔は少しだけ引きつっている。みほは麻子の様子を見て手招きをしながら微笑む。

 

 

「うん、ちょっとね。2人ともちょっと来てくれないかな?」

 

「はい。ちょっと待っててください。」

 

「わかった。すぐ行く。」

 

みほと優花里と梓と麻子は拠点に向かって歩き始めた。

 

「優花里さん。何か異常はない?」

 

「はい。特に異常はありません。なぜか生徒会軍からの攻撃もなければこちらから攻撃することもありませんから。」

 

「そっか。わかった。ありがとう。」

 

少し歩くと、拠点についた。久しぶりの拠点だ。重たい錆びついた扉を開き、長い廊下を歩いて会議室にたどり着く。会議室には4つの椅子と長い机が置いてあった。

 

「さあ、みんな座って。」

 

「それで。一体何の用だ?」

 

「うん。ちょっと待っててね。」

 

そういうとみほは、自分の執務室に戻り、3本の試験管を持って来た。

 

「その試験管はなんだ?」

 

麻子は訝しいげな顔をしてその試験管を見ている。試験管の中には透明な水が入っていた。

 

「えへへへ。何だと思う?」

 

「もったいぶらずに言ってくれ。」

 

「もう。仕方ないな。わかったよ。左からコレラ菌、赤痢菌、サルモネラ菌だよ。それぞれ患者の排泄物や嘔吐物から採取してきた。麻子さんにはこの3つの細菌を培養して欲しいんだ。」

 

みほはニコニコ微笑んでいる。麻子はゴクリと苦い生唾を飲み込みながらみほに尋ねた。

 

「一体、何のために…?」

 

みほは何のためらいもなくさらりと答える。

 

「生物兵器だよ。麻子さんに新しく生物兵器を開発して欲しいんだ。」

 

「そんな…生物兵器なんて私には無理だ…やりたくない…」

 

「へえ〜私に逆らう気なのかな?おばあちゃんがどうなってもいいの?そういえば、おばあちゃん病院に入院してるんだよね?しのごの言ってると、もしかしたら麻子さんのおばあちゃんの病院食の中にこの中の細菌をうっかり手が滑って入れちゃうかもしれないなあ。」

 

みほは試験管を持ち蓋を開けて傾けるそぶりを見せながら意地悪そうに笑う。

 

「おばあ…おばあには手を出さないでくれ…お願いだ…」

 

麻子は拳を握りながら苦しそうな悔しそうな表情をするとみほは麻子の小さな身体を抱き寄せながら麻子の耳元で囁いた。

 

「私に逆らうということはそういうことだよ。死にたくないなら素直に言うこと聞いた方がいいと思うけどなあ。麻子さん頭いいからよくわかってるよね?私は頭がいい子は大好きだけど、頭が悪い子は嫌いだよ?どういう意味かわかるよね?」

 

麻子の身体はプルプル震えていた。それは梓や優花里から見てもよくわかった。みほは怖くて震えている麻子を全身に感じ、黒い笑顔でますます強く麻子を抱きしめた。やがて観念したのだろうか。麻子は消え入りそうな小さな声で呻いた。

 

「くっ…わかった…やる…」

 

「うふふふ。ありがとう。麻子さんの怖がる顔、本当に可愛いね。食べちゃいたいよ。」

 

みほは、右手で麻子の頰を撫でながら耳元で囁いた。麻子は身体を強張らせる。麻子の様子を見たみほは黒い悪戯心を擽られた。みほは麻子を虐めたくなった。みほは麻子の身体を抱きしめたまま弄んだのだ。みほは麻子の頭からお尻までをそっと撫でる。麻子は思わず変な声を出してしまった。

 

「ひやっ!西住さん…いったい何を…」

 

みほは麻子のお尻をいやらしい手つきで揉んだ。みほは麻子の柔らかいお尻の感触を確認すると満足そう微笑みながら呟いた。

 

「うふふふ。麻子さんのお尻柔らかい。可愛いなあ。」

 

「やめてくれ…そんなところ触らないで…いやあ…」

 

みほはその後も執拗に麻子のお尻を触り続けた。麻子の制服のスカートを捲り上げ、ショーツの上から触り、さらにそれでは足りないと言わんばかりにショーツを脱がされて触られた。麻子は真っ赤に顔を上気させた。普通なら人に見せないところを晒していると思うと恥ずかしくてたまらない。

 

「うふふふ。麻子さん。今日はこれくらいで許してあげるけど、今度もし私に逆らうそぶりを少しでも見せたらもっと酷い目にあわせるからね?」

 

「わかった…逆らわない…逆らわないから…」

 

「うふふふ。よかった…分かればいいんだよ。それじゃあ、菌の培養よろしくね。」

 

みほが麻子を解放すると麻子はへなへなと座り込んでしまった。

 

「冷泉殿!」

 

「優花里さん!」

 

優花里が、麻子のそばに駆け寄ろうとする。しかし、みほはそれを首を横に振りながら制した。優花里はハッとした顔をして下を向き席についた。

 

「わかりました…」

 

みほは満足そうに頷き、麻子を研究室に連れていった。3つの菌の培養を始めるためだ。しばらくするとみほが戻ってきた。その顔はご機嫌といった様子で本当に嬉しそうに笑っている。

 

「えへへへ。生物兵器。楽しみだなあ。」

 

「あの…西住殿、この生物兵器はどのように使うつもりですか?」

 

「えっとねえ、アンツィオに手伝ってもらおうかなって思っててね。アンツィオは最近新しい戦車を買ったらしいの。それでね、かなりお金がないらしいんだ。だから、お金儲けさせてあげようかなって思ってね。」

 

「それって…どういうことですか…?」

 

「生徒会軍の人たちにアンツィオの料理を食べさせるの。それでねその料理にさっきの細菌で汚染させるの。アンツィオとしては料理の代金でお金儲けができる。私たちとしては、生徒会軍の子たちを食中毒にして戦力を削ぐことができる。ウィンウィンの関係だよね。うふふふ。」

 

「しかし、西住殿。そのためにはアンツィオの協力が不可欠なのでは?こんなことやってくれるでしょうか…」

 

「うふふふ。そこで優花里さんの出番だよ。優花里さんは夜中にこっそり知波単の輸送機でアンツィオの学園艦に上陸して。そして、アンツィオのアンチョビさんを誘拐してきて。そのあとは私が脅して無理やりにでもやらせるから。」

 

「また、誘拐ですか…?」

 

「うん。そうだよ。川島さんと一緒に行ってきてね。やれないとは言わせないよ?もし断ったらどうなるかわかってるよね?」

 

「うう…わかってます。」

 

「うん。よかった。それじゃあお願いね。よろしく。」

 

「わかりました…でも、どうやって生徒会の陣営にアンツィオの人たちを送り込むのですか。生徒会の人たちはアンツィオを受け入れるでしょうか。警戒されそうな気が…」

 

「生徒会は今喉から手が出るほど支援が欲しいはずだから、おそらくアンツィオの申し出は受け入れる。心配いらないと思うよ。まあ、最悪何か言われたとしても風の噂で私との戦争で大変らしいと聞いた。お金は取るけど食事を振る舞うっていう適当な理由でなんとかなるはず。しのごの言わずによろしくね。あまりしつこい子は私嫌いだからね。私は優花里さんを殺したくないから。素直にいうこと聞いて。」

 

「わかりました…」

 

みほは満足そうに微笑みながら頷くと、執務室に戻った。そして、みほは執務室の引き出しの中の金庫の中から新たな機密書類[最終計画書]という書類を手にニヤリと怪しく笑った。この計画書は[全学園艦傀儡化計画及び全学園艦軍事制圧計画]が作成されたあと、みほが最終的に何を目指すかを計画し作成されたものだった。そこには恐ろしいことが記述されていた。その最終計画書の第一段階が傀儡化または軍事制圧した後の学園艦の自治権の拡充、そして第ニ段階が軍事力とみほが握っている現政権の一大スキャンダルで日本政府に圧力をかけ、脅迫し文科省から学園艦運営を完全に切り離し完全自治の確立、そして、第三段階つまり最終目標が日本国からの完全切り離し、つまりは一つの国家としての独立だった。今回の生物兵器開発はその強大な軍事力の前提となるものだった。みほはすでに「NBC兵器」のうちCの化学兵器は保持している。みほは今回の生徒会に対する生物兵器による攻撃が成功したらBも保持することになる。みほは、Nを持つことができない代わりにBとCの強化に踏み切ろうとしていた。そのため、もっと強力でもっと致死率の高い新たな生物兵器を作り出すことを目標にしていた。強力な軍事力のためにさらなる軍事力増大を求めたのである。そう思っていた矢先みほにとって朗報が入った。この戦争をチャンスと見たのか超大国の軍事会社がみほの支援を申し出てきている。しかも、「試作品」の無期限無償貸し出しだ。恐らく、みほの機嫌をとっておいてみほがこのまま戦争を続けるのならば、兵器を継続的に買わせて格好の金づるにしようと考えたのだろう。人間とはあさましいものだ。こんな残虐行為をしても金が生まれそうなところによってくる。まさに金の亡者だ。武器商人というのは裏社会の事情にも明るいと聞く。きっとこの戦争についても裏社会から聞いたのであろう。みほは思わぬ朗報に笑みを浮かべた。そして、使うだけ使って安い値段で武器を買い叩いてやろうと考えていた。搾り取るだけ搾り取り、使えなくなったら捨てる。これがみほのやり方である。さらにこれで新たな脅し材料ができた。超大国の企業がみほを支援していたと知られては国際的に非難を浴びることになり超大国の立場はないだろう。これで超大国は簡単にはみほに手を出せなくなった。日本政府もみほに政権をひっくり返すことができるほどのスキャンダルを握られている。もはやみほに手出しできる者はこの世の中に存在しなくなっていた

 

つづく


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