3話 彗星再び
今俺は、宮水神社の
なぜここにいるのかと言うと三葉に口噛み酒の回収を任されたからだ。
俺はここで、これからの
仕方無かったのだ。もう一度入れ替わりたいと言う気持ちが大きかったのだ。
2013/9/21 6:30
瀧side
「ここはどこ?」
周りを見てみる
「ここは三葉の家だ!」
「ってことはまた入れ替わってる!?」
「やった!成功したんだ!」
???じゃあ今三葉は東京か
…………………………
………………
…………
……
…
え?待って待ってこの和風の部屋これは三葉の部屋これは間違いないんだけど、何かおかしい2021年で入れ替わったら普通3年前だから2018年に来るはず。それなのにこの部屋、家が残ってるってことは……10/4より昔に来たってことか!
「やばいやばいよこれは」
四葉「何がやばいんやさ?お姉ちゃん、ご・は・ん!はよ来ない!」
「ちょっと四葉!今日って西暦何年何月何日だっけ?」
四葉「お姉ちゃん大丈夫?今日は2013/10/4やさ!」
同日 8:00
さやちん「おーい三葉ー」
「あ!さやちんおっはよ〜」
さやちん「今日は、おかしい三葉なんね」
「さやちん話があるんだけど」
さやちん「?」
「テッシーこっち来てー」
「話って言うのは俺、三葉じゃないから」
テッシー「そう言うことか。異次元からの接続に応答してしまい記憶喪失になり…」
さやちん「はいはい。テッシーは黙ってて。ストレス溜まってるんやない?」
「テッシー、さやちん真剣に聞いて!本当だから」
さやちん テッシー「「本当なの?」」
「本当。だから手伝って!」
この後
テッシーはオカルト要素で食いつき協力してくれることに、さやちんは、何もなかったら、屋台でいろいろ奢るということでテッシーと2人で、買収した。
そして廃部した部室で作戦会議
「それで、彗星が落ちる中心は、宮水神社境内そして、作戦はこう。まず、テッシーが会社から含水爆弾を盗む。私はカタワレ時に御神体に行く。そして…」
テッシー「ちょっと待て、なんでカタワレ時にお前はいないんやさ?」
「テッシー安心してこれは3回目だから、信じて!」
テッシー「お、おう」
「それで、そのあと私が、役場から周波数をパクってくる」
テッシー「ほう、電波ジャックしてさやちんに避難放送させると、」
「わかってるじゃんww」
さやちん「私が放送!?どこから?」
テッシー、三葉「「放送室」」
というわけで担当が決まった。
「それで避難場所は、糸守高校。被害範囲外、町内ゆういつの半壊範囲、そして1500人が、自衛隊到着までの一晩分の食料が、ある給食室」
「そして俺が、町長を、カタワレ時までに説得、内容は、避難指示をだして。だと失敗するけど、彗星が割れたら避難指示をだしてなら全員助かる。」
さやちん「でもそれだと避難が間に合わないんじゃ?」
「それは大丈夫。彗星が割れるのが6:40くらい、10/4のカタワレ時が5:58〜だから、そして糸守町落下が、8:42。全然間に合う」
「俺が三葉の中にいるのは、カタワレ時までそのあとは自分の体になる。だから、6:30くらいに三葉とここにくるからさやちんは、先生たちに見つかる。そしてテッシーは会社の人たちに、だからとにかく逃げて、ここにいて、6:00には、町長も異変に気がつくから、あの人昔は考古学者だったし」
テッシー「わかった、なら全員助ける。」
さやちん「私も」
これで作戦会議は終わり。
同日 14:00
糸守町役場
(とにかく町長のところへ!)
町長「どうした。三葉。そんなに慌てて、みっともない。胸を張って歩け!」
「そんなこと言ってないで!今日彗星が割れたら、糸守高校に避難指示をだして!」
町長「わかった。だが、今日彗星が割れなかったら、高山市内の病院に診察に行くからな!私も一度は割れるかもしれないと思ったからな」
「ありがとう。」
同日 14:00
勅使河原建設
(確かこの辺に)
テッシー「あった!」
テッシー「全部もらおうw」
同日 14:00
作戦会議室
さやちん「えーっとここに落ちるからここが壊れてここは…わかんない!」
スマホを取り出し、三葉に
「もしもしーっ!」
『何さやちん』
「避難場所が高校、中心は境内、カタワレ時に三葉はいない。あってる?」
『あってるよ。そうだ周波数が、放送室行けばわかるけど、FW556,FM246 メモしといて』
「わかったじゃあね」
同日 17:00
作戦会議室
「じゃあ私は御神体行くから、」
テッシー「30分後にな!」
さやちん「本当に行くの?」
「三葉に合わないと消防団が動かないの」
「じゃあね」
同日17:55 瀧in三葉 SIDE
「三葉ー!」
三葉in瀧「瀧くんどこ?いるのー?」
「俺はここにいる。もう直ぐカタワレ時で2013年に戻れるから!」
17:58
チャリン(組紐の鈴の音)
元に戻る。 瀧 SIDE
「三葉!」
三葉「瀧くん!」
会えた!夢じゃなかったんだ。やっぱり本当だったんだ!
「三葉悪いけど、作戦会議室に戻るよ。」
三葉「ダメだよ。ここを出たら また記憶が」
「大丈夫、これがあるから、はい」
組紐を三葉に渡す。
三葉「組紐?」
「それの端を持ってて。このまま出れば大丈夫。俺は、このまま2013年から生活だけど」
世界の修復機能だ。それを越えられるのが組紐だ。だけどそれをすると、2人の昔に揃えられるから俺は、3年やり直しなのだ。
18:30
作戦会議室 (瀧SIDE)
三葉「テッシー〜、さやちん〜」
テッシー「三葉か?狐つきではないな」
さやちん「三葉ー」
テッシー「それでお前が、狐か」
「テッシー狐ってやめてくれ。俺は立花瀧だ。」
テッシー「おう瀧か、よろしくな!」
三葉「じゃあ私は、お父さんのところに行く。避難指示をだしてくれなかったら困るから。」
「わかった。じゃあ、必ず糸守高校で」
テッシー「それでだ。そろそろ町長も気づきはじめるんだろ?お前が考えた作戦なら。」
「ああそろそろだ。俺はこれが終わったら東京に帰るから、その時の理由を考えたんだけど、どう考えても怒られるから三葉を含めたこの4人は、友達で飛騨に家があるから岐阜に遊びに来たついででその後災害…いや後にする」
18:39
テッシー「割れとる…!」
さやちん「ああ、ああ、マジで割れてるよ……!!」
「これから避難だ。」
「さやちんは、家族と高校へ!テッシーは俺と一緒に来て」
テッシー「避難指示だろ。俺がやるから、お前は四葉ちゃん達迎えに行け!」
「わかった。頼むよ。」
18:50
三葉宅
ガチャリ
「四葉ちゃん!」
四葉「あ、……誰?」
「今はいいから!さやちんは避難してる。テッシーも避難指示をだしてる。」
四葉「なんで?」
「空!彗星が割れたの!町長が避難指示をだしてる。おばあちゃんは?」
四葉「おばあちゃん!避難やさ!」
「おばあちゃん背中、早く。後1時間半で落ちるから」
ガチャリ
俊樹「お義母さん!君は誰だい?」
「瀧です。三葉の友達です。」
「避難させるために来ました。」
俊樹「そうか。四葉!お前は、瀧と三葉と高校へ走れ!」
四葉「おばあちゃんは?!」
俊樹「私のバイクがある。直ぐに行くから先に行きなさい。」
三葉「…」
19:40
通学路
テッシー「瀧、三葉!」
さやちん「三葉〜」
「高校へ走って!」
三葉「全員助かるよね?」
「俺のプランだ。狂うと思う?」
三葉「思わない!」
四葉(完全に存在忘れられてるわぁ)
20:28
役場の人「町長1500人+1人全員います!」
俊樹「よしそれじゃあ、呼びかけを」
役場の人「避難ありがとうございます。この後宮水神社境内にティアマト彗星が落下します。皆さんは校舎から離れ座っていてください。予想落下時刻は20:42です。ただいまは20:34です。落下時刻になったら目を瞑り身をかがめてください。被害範囲は糸守湖南全域全壊、北半壊です。」
20:42
彗星落下
役場の人「身をかがめてください!」
ぐっ
町の人たち「助かった!」「生きてる!」「うちが……まだローンもあるのにぃ!」「よかった。」「この後どうすればいいの?」
テッシー「三葉!瀧!さやちん!四葉ちゃん!」
「あ 俺生きてるぞー」
三葉「無事〜」
さやちん「死んだ?生きてる?生きてる!」
四葉「生きてます。お父さんが話あるって瀧さんも一緒に」
俊樹「三葉、すまなかった。お前の言ったことを信じられなくて」
三葉「私に謝らんで瀧くんに謝って、これを予言したのは瀧くんだから」
俊樹「すまなかった」
俊樹「克彦くん、早耶香ちゃん。いつも三葉と仲良くしてくれてありがとう。」
10/5
糸守高校
俺たち5人は一夜過ごし今日自衛隊で高山市に移動となった。
あとがき
3話終了です。
彗星が落下し終わったので終了タイミングとしてはあってるけど完結しない終わり方って結構難しい
それで、今回は長めです。彗星は大事なところなので、ゆっくり1ヶ月かけて書きました。これからは、5日に1本、2本くらいで、1500字くらいで書きます。
次回予告
瀧は、三葉と高山で、何をするのか!瀧は東京に帰るのか?お楽しみに!