石田とは以前から知り合いという設定です。
詳しくは次に人物設定で書きたいと思っております。
一護とルキアは登校していた。
「ったく、うちに来るんなら前もって言えよな。つーかなんで押し入れなんだよ。」
「さすがに普通に泊まらせていただく訳にはいかん。」
どんな遠慮だよと突っ込みたいところである。
そんなやり取りをしているうちに学校へとついた。
「ではな。」
「あぁ。」
2人は教室でそれぞれ別れて席に着く。
そして自分の席で話をしていた一護のもとに誰かが走り寄ってきた。
「黒崎!どういうことだ!」
「はっ!?」
いきなり、バンッ!と机を叩いて一護に訴えたのは成績が優秀なことで有名な石田雨竜だった。なんとなく予想はしていたのか、こんなところでは話すことも話せないため、一護は連れ出すことにした。
「はぁ。とりあえず屋上でも行くぞ。」
「わかった。」
「んで、何が文句あるんだ。」
「何で死神になったんだ。君ならある程度の虚なら追い払えるだろう。」
「いや、無理だ。」
「なっ!どうしてだ!」
「俺は昔霊圧を暴走させた。その時に軽く封印をかけられてるんだ。」
「封印…。」
「あぁ、お前にあったのはその封印をかけられた後だったな。」
僕とあう直前ということはもうずいぶんと昔にかけられているということだ。
「この封印かけたの竜玄さんだからな。」
「なにっ!」
「お袋が目の前で死んじまったショックで力が漏れ出ちまってよ。俺の周辺一帯が半分荒れ地になっちまってたぜ。」
(確かに僕は黒崎が父と会って何をしているのか何て、聞こうとも考えようとも思わなかった。)
石田は唖然とする。当時は小学生のはずだ。それなのに力が漏れ出ただけで荒れ地になってしまうなど、コントロールできなければ害にしかならないと言っていいだろう。おそらく幼かったが故に、滅却師の力を持っていることのみを教えられ、力が暴走したことは伏せられたのだろう。
「だが黒崎、お前は滅却師でもあるのだろう。それなのに死神としてやっていくのか?」
「どちらか決めなきゃダメな訳がないだろ。それに、片方を選ぶってことは片方を助けちゃダメって言ってるように聞こえるぞ。」
幼い頃、石田は師匠である祖父を死神に見殺しにされている。それ以来、死神にあまり良い感情を持ってはいない。
「ぐっ、別に、そういうわけでは…。」
「ならいいだろ。手ぇ出したくないなら、黙って見とけ。」
「はぁ。わかったよ。」
一護はこうなるとてこでも動かない。
「それと封印のことで竜玄さんと話したいことがあるんだけど、伝えといてくれねえか?」
「あぁ、構わないよ。時間がとれそうな日がわかったら連絡するよ。」
「おう。」
じゃあな。と言って手を振りながら一護は屋上を後にする。
ここからどう繋げていくか難しいです。
がんばります。